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ふるさとを歩く

旗持山へ登る

よく晴れた5月の連休に「旗持山」へ登った。米山地区の人に尋ねたら「まだ草刈をしていないのだが…」と言っていたが、それほど草は大きくなっていなかった。地図には「城山」となっていて上輪地区からの登り道があることになっているが、地元の人は「登った道を戻るしかない。」と言っていた。同じ電車で降りた人は米山登山口へ向かった。
登山口
JR信越線よねやま駅から国道8号線を柏崎方面へ700メートル位歩くと、右側に米山登山口の大平集落へ行く道路がある。
更に20メートル位進んだところにある国道側にガードレールの付いた細い急な石段が旗持山登山口。
近くに白い案内板がある。
標高366m、距離1,800m、上り60分、下り40分

山道
道は「よく整備されている」とは言えないが、それほど険しくはない。
急な坂と平坦な道で落ち葉の上を歩くことが多い。立ち木が倒れ道をふさいでいるところがあった。
途中の低いところに水の流れがあり泥濘っているところがあった。
杉林
手入れされた杉林と雑木林の中を登る。
道の脇が崖になっているところがあるが、雑木が生えているので不安感はない。
ところどころにロープの張ってあるところがある。
山菜取りの人か荷物を杉木に縛ってあった。山菜の宝庫?
見晴らし場
「頂上まであと20分」というところに見晴らし場がある。海が目の下に広がる。
腰掛けられるような木が横たわっているが、足元は崖。この木は安全のために置かれたものらしい。
見える集落は上輪地区
頂上の祠
頂上は2段の平らな広場になっている。米山地区老人クラブなどが植樹など整備している。
木製の仏像を安置している祠があった。
祠の前の箱の中にあった登山者が記帳するノートに登山口を記入するところがあり、上輪口から登ってきた人が書いてある。
上輪へ下りる道を探して北側にロープが張ってある急斜面を下りてみたが、落葉が多く道らしいものは見つからなかった。
上輪地区からの登り口は8号線「森のゴリラ」から登られるそうです。
ギフチョウギフチョウ2
頂上の広場にはワラビがたくさん生えており、ギフチョウらしい蝶が飛び回っていた。
この山はカタクリ やエンレイソウ、コシノバイモ、シュンラン、マンサクなど咲く花の山でもあり、早春から雪の降るまで楽しめる山だと言います。
北の展望
頂上からの展望は素晴らしい。
地名から城があった山か?狼煙場だったのか?
柏崎市史年表には天正6年(1578年)10月7日「村上国清、北条高広の府中入りを聞き、遠藤・富所・上野・林部の4氏に旗持山の備えを固めさせる」とある。上杉謙信死後の御館の乱に関係があるらしい。
自動車道
米山
米山地区
登ってきた米山地区。
右の山は聖ヶ鼻。
頂上に灯台が見える。
よねやま駅から
午前9時頃電車を降りのんびり登って11時前には頂上に着く。
途中や頂上にはトイレはない。登り口には駐車場はない。
よねやま駅のホームから望むと、左側が336mの旗持山。
右が993mの米山。
聖ヶ鼻
駅のホームから海岸を見ることが出来る。
写真は聖ヶ鼻。
駅で電車を待っていたら、札所巡りで大清水の観音様(大泉寺)へ行ってきたという新潟市のグループに出会った。
次は大泉寺へ行こうか?それとも海岸を歩こうか?
(2004/5/30 UP)

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作成 柏崎市立図書館内 NET・陽だまり
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