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柏崎の民謡         三階節      を紹介します

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 柏崎の三大民謡といえば、「三階節」「米山甚句」「柏崎おけさ」があります。特に三階節は一世をふうびした流行歌手である小唄勝太郎の美声によって日本中に広まりました。

 また、その優雅な踊りは、盆踊りは勿論のこと、宴会などでも盛んに踊られています。 現在では、単なる盆踊りにとどまることなく、柏崎の観光資源としても不可欠な存在となっています。


 お盆がくると「民謡三階節」の曲にのせて夜ごと太鼓の音が響き、大勢の人達が盆踊りを楽しんでいます。この三階節の起源については、諸説がありますが、『柏崎文庫』によれば、承応の頃(1652年頃)柏崎の専福寺に法談の上手な僧侶がいて、「出家さ、出さと恋をする・・・」と歌われたのが原歌といわれ、このひとが広めたと伝えられています。
 また、『越左民謡管見』には、文政の頃、江戸吉原の流行歌「ヤッショメ節」が柏崎へ移入され、郷土化して三階節になったといわれ、一つの文句を三度繰り返して自由自在に歌うのでそのように名付けられたと書かれています。

    

その後、『新集柏崎三階節』が刊行され、歌詞の中に柏崎、刈羽地方の名所、名物、行事を名文句300種で歌い上げ、三階節の名を上げるとともに、柏崎の民謡としての地位を確かなものにしました。 とにもかくにも、長い年月をかけて育て上げてきた実績から柏崎が「三階節」の本場として、現在では公認されています。


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