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語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ (1)
■6章■ ことわざ、いいつたえ
あげ始めると、数え切れないほどあることわざやいいつたえ。ここでは、日常の生活でよく使われるものをまとめました。
▲ 妊娠、出産、子育てに関することわざやいいつたえ ▼
(広く世間にいいならわしてきた警句や風刺の文句)
- 一姫二太郎
(子どもを産む順序。女の子は育てやすいので、最初に女の子を産むといいということ。または、男の子を望んでいた人への慰めにも使う。)
- 小さく産んで大きく育てろ
(未熟児を産んだ人に対する励ましの言葉。)
- 泣く子は育つ
(子どもが大きな声で泣くのは元気な証拠。)
- よく寝る子は育つ
(よく寝る子どもは、丈夫に育つ。)
- 這えば立て、立てば歩めの親心
(子どもが這うと立つことを願い、立つとあるくことを望む親心。)
- 氏より育ち
(子どもの成長は、家柄や血筋ではなく育った環境が大切ということ。)
- 母子共に健康にという願い
- 出産後7日目のおもちゃ。
- 出産後21日目のおびやあけ。赤飯やおはぎを作り、近所、親せきに配る。
- 出産後100日目のお食い初め。お祝いに赤ちゃんにお膳を作り、食べさせる。
- 赤ちゃんの産湯に使った水は、木陰の陽の当たらない所へ穴を掘って捨て、むしろをかぶせて20〜21日おく。産婦は21日経たないと、風呂にはいってはいけない。
- 産婦は、21日経たないとお勝手に出てはいけない
(コウジン様のばちがあたる、産後の肥立ち。)
- 1才の誕生日には1升瓶(嫁の実家で用意)をかつがせる。
- よな姫さんに行って信心すれば子供がさずかる。
- よな姫さん詣りをしたとき、短かいローソクをもらって来るとお産が短時間ですむ。
- だんご、ぼたもちの様に丸いものを食べるとすぐまた子が出来る。
- めいげつ(仕事せずに休む日)は、子持ちうれしや乳飲ます。
以上 柏崎市老人クラブ連合会 編集・発行 「語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ」1999/3/31より << 前頁へ | 次頁へ >>
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2006/4/18 UP 作成: NET・陽だまり
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