terrshell_8.jpg8 コオオベソマイマイ


 変わった名前のカタツムリですが、貝殻の腹側中央にヘソ穴が広く大きく開いているのでこのような名前がついています。
 また、貝殻の表面には短い毛が生えていて、よく見ればなんともユーモラスな格好に見えます。
 県内の分布は大変限られていて、個体数も少ないが、赤坂山公園内ではなんとこれが沢山生息しているのです。公園内のカタツムリの内でもこの種が一番個体数が多く、赤坂山公園の大きな特徴の一つといえます。
 落ち葉の下に潜んでいるのですが、普段は人目につき難く雨が降ったり湿度が高かったりすると、落ち葉の表面に出てきて這い回りますので見つけることができます。
 大切に保護したい種の一つです。

赤坂山公園の陸産貝類 NDEX へ戻る
次のページへ