イタボガキ科の二枚貝で、サハリン以南、日本・朝鮮・中国・および太平洋熱帯部に分布し、内湾のやや塩分の低い潮間帯の岩礁に固着しています。 固着生活のため殻の形は一定しませんが、殻長8p、殻高35p、殻幅10pにも達します。岩などに固着するのは左殻で、右殻はふくらみが弱く、殻表には成長脈によるあらいしわができます。殻表はふつう黄白色の地に紫褐色の放射帯があります。
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