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7 ツメタガイ

 砂浜の海岸に堅牢なカタツムリ状で茶褐色の巻貝を見ます。タマガイ科のツメタガイです。殻の腹面は白く、臍孔は大きく開いています。
 殻口は大きく殻径の約半分を占める程の大きさで、薄くて半透明で半月状の茶色な蓋を付けています。臍孔の入口に臍盤という突起が平たく付いていて、この中央に細い溝状の筋があり、これを上下に分割しています。
 砂底に砂茶碗と呼ばれる卵嚢を生みつけます。砂質の海底を潜行して二枚貝を捕え殻に孔をあけて食べます。

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