昭和三十五年八月六日、 遍澄和尚の隠れた美徳を後々の人々に伝えようと、 島崎の人々の協力をえて、墓碑と頌徳(しょうとく)碑を 妙徳寺境内に建てました。 碑には とかまもて刈り払ふべき人もなし むくし茂れる しきしまのみち この歌は 乱れた日本の世の中を雑草(ざっそう)にたとえて、 それを刈り取る人がいないので この国は見苦しく荒れ果ててしまっている。 と遍澄和尚が嘆き悲しんでいます。
とかまもて刈り払ふべき人もなし むくし茂れる しきしまのみち
この歌は 乱れた日本の世の中を雑草(ざっそう)にたとえて、 それを刈り取る人がいないので この国は見苦しく荒れ果ててしまっている。 と遍澄和尚が嘆き悲しんでいます。