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2004工業メッセ 2004/10/8,9 

 柏崎工業会が全国に向けてその力を示そうと企画した「柏崎工業メッセ2004」が10月8・9日市内のみなとまち海浜公園で開かれた。この催しは今年が初めてであるが是非成功させ来年以降に繋げたいものと関係者一同期待していた。
 夕日のドームの特設会場には、機械・金属・産業・生活関連など50社、2団体、5機関が製品、部品、加工技術、ソフト開発などを展示した。 これを見ると柏崎の産業の発展状況が一目でわかる。
歓迎アーチ 市内西港町のみなとまち海浜公園に会場の入り口を示す歓迎アーチが聳える。
8日午前10時この前で開会のセレモニーが行われた。山田一誠・大会委員長が開会を宣言、大会会長の松村商工会議所会頭が「柏崎は石油工業に始まり、新しい産業分野でも活躍している、柏崎の工業の発展にご尽力を」とよびかけ、西川市長は「メッセ終了後、子供たちも含めて広がる波及効果こそ財産だ」と述べた。
会場入り口 歓迎アーチを潜ると夕日のドーム特設会場の入り口が見える。
前日の超大型台風22号の影響も少なく晴れ上がり多くの入場者が期待出来そうだ。
会場案内図 入り口の脇にドーム会場内の配置を示す案内図が設置してあった、これを見ると何処に何があるかがわかる。
総合受付 入り口を入るとそこに総合受付があり、入場者の受付及び案内をやっている。入場料は無料である。
会場内風景 8日は天気もよく、出足は好調であった。一般来場者には5日の朝刊折込チラシの抽選券でプレゼントもある。
一部では早速商談も始まる。
青年工業クラブ 今回の企画の中心となって動いた柏崎青年工業クラブのブーツ。
日頃からお互いに連絡を取り合い切磋琢磨して自らの会社の発展はもとより、柏崎の工業のレベルアップにつとめている。
今回の工業、メッセの開催もこのグループの活躍が大きかったと思う。
ハグルマクラブ ハグルマクラブのブーツ。
新潟県立柏崎工業高校の卒業生で機械工業界の青年社長でつくられたクラブであり、既に40年の歴史を持つ。
お互いの技術、特徴を生かし技術の向上に励み、柏崎地域の工業界の活性化に向け努力している。
創風システム 株式会社創風システムのブーツとお客と談笑する石塚社長。「kisnet」というプロバイダーを経営、柏崎地域のIT普及に努めている。
「健康オンデマンド・ネットワーク」として、健康チェックを希望者にしていた。
酒井鉄工所 酒井鉄工所は柏崎では老舗の会社である。常に新しい技術に挑戦して今日の会社を齎している。
硬い金属製品の展示が多い中で、ブースの中に赤い魚の紙風船がつるしてあった。
「どうぞ!」と紙風船を渡された。
「これを作っているのですか?」
「紙風船を作る機械を作っています。」
「なるほど…機械で貼れるのだ」
リケン リケンは柏崎最大の工場である。
ピストンリングと鋳物関係が主力だが、他に新製品にも力を入れている。それらが効果を挙げ経営に寄与しているという。
他に大企業や関連会社なども参加して最新の技術を披露していた、日立製作所、東芝、東電、新潟富士ゼロックス、等。
シルバー精工ミシン・編み機・タイプライター…と言うイメージのシルバー精工のブースでは、ミネラル還元水素水の試飲が出来る。
イオン水のようにアルカリイオン水ではなく、分解しないで中性の水で捨て水が無く、高い抗酸化力で活性酸素を消去すると言う。
その他空気清浄機・サイクロン掃除機・オゾン脱臭器・シュレッダー・自動紙折り機・拡大プリンターなどが展示されている。
拡大プリンターはA4の印刷物をイメージスキャナーで読み込みA0判に拡大できると言うもの。部品から全て自社製造出来ると説明に胸を張る。
柏崎工業高校工業高校のブースでは学生服の学生が説明していた。
エネルギーがテーマのようで、太陽電池・燃料電池・木炭アルミ電池で模型の車を走らせていた。
柏崎工業高校2木炭を食塩水(電解溶液)に浸したキッチンペーパーを巻き、その上にアルミ箔を巻いた電池が木炭アルミ電池。
新潟県高校生産業フェアで木炭アルミ電池自動車競技大会が行われると言う。
ステージ発表 会場内にこのようなステージを設け企業や大学等の技術や研究などを発表した、初日8日は日立製作所、新潟ゼロックス、新潟工科大学が発表した。
野外風景 のぼり
ドームの外でも、企業や商店が展示と販売を行っていた。 バックには霊峰米山がクッキリと姿を見せていた。

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 2004/10/10 UP 2004/10/23 修正
写真撮影・作成: NET・陽だまり 間瀬 一郎・小竹 進
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