柏崎観光協会では平成15年から「ブルー&グリーンツーリズム」(海と山の同時体験ツアー)に取り組んでいる。平成17年の夏には関東地域の多くの子供たちに海、山の体験を楽しんでもらった。新たに冬の魅力も多くの方に知ってもらうために2月2日に「冬の柏崎体験ツアー」が企画された。 NET・陽だまりから私たち3人が参加し、ふるさとの冬の楽しさを満喫してきました。 新しいメニューを増やすためのアンケートに応えツアーの感想も記しました。
市内から30分くらいバスに乗って着いた鵜川地区女谷の雪は人の背を超える深さ、その中を ’かんじき’をはいて20分ほどブナの林を歩きました。 | 少し雪の降る中を小鳥の声を聞いたり,木の実やサルノコシカケを見つけたり楽しい雪山の散歩でした。ゴールのアズマヤでは青竹で作ったコップでお酒をいただき心に残る雪体験でした。注:展望台の二階部分で一階は雪に埋まっている。 |
お昼は地元の食材のお漬物、草もちのお汁粉、雑煮、山菜料理など食べきれないほどのご馳走にお腹がパンパンになるほどいただきました。 | 焼きおにぎりも作っていただきました。くるみ味噌をつけていただきました。 |
ミステリーツア−で(時間調整?)青海川駅に行きました。 「さけのふるさと館」の脇を通って駅に向かう途中で見上げた橋の大きさにあらためてびっくりしました。 | 日本で「最も海に近いJRの駅」なのでよくドラマなどの撮影スポットになるそうです。TVドラマ「高校教師」(1993年1月〜3月、TBS系)の最終回のロケに使われ、真田広之が ホームに下り立ちました。 |
午後は原酒造様へ、蔵を廻ってその歴史や先人の苦労話を聞いた後は秘蔵酒「もろはく」他自慢のお酒の試飲、皆様ニコニコで芳醇な香りのお酒についつい手が出ます。ちなみに「もろはく」は日中国交回復の宴会で(田中首相)使われたお酒です。 | 平成17年11月8日、関東信越国税局の酒類鑑評会で原酒造の「越の誉大吟醸」が最優秀賞を受賞しました。 原酒造の最優秀は1814年の創業以来、初の快挙だそうです。 |
番神堂ではこのお堂を守っておられる妙行寺の御前様からご講話を頂き、ユーモラスな語り口で番神堂の歴史を教えていただきました。御厨子のご開帳もしていただきました。 日蓮上人着岸の地の見える裏の丘には上人さまの像が建立されておりました。 | 番神堂の前庭からは柏崎西埠頭をはじめ柏崎市が一望できる 絶景が広がっています。お天気が良いと佐渡も弥彦山も眺められます。 番神堂の桜は柏崎で一番早く咲くことで知られています。 |
最後は港の小屋で温かい甘酒を頂いた後、遊漁船に乗り荒海を体験いたしました。 遊漁船にのる時は必ずつけるというライフジャケットも初体験でした。 | 港の中は波も穏やかでしたが一度外洋に出ますと港の中と打って変わって波が荒く、船が波頭の上にのり上がったり下がったりとまるで遊園地の乗り物に乗っているような感じでした。体を伸ばしたり縮めたりしながら波のリズムをつかまえるのに精一杯で寒さも忘れておりました。 |
冬の柏崎の楽しさを、おいしい物を県外のお客様にも知ていただきたいと思いました。そして柏崎の人も楽しんでほしいと思いました。
阿部悦子、山田あや子、内山弥生