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かしわざき風の陣2007 2007/5/19,20

かしわざき風の陣は今年が14回目。

3回までは柏崎市の主催で、4回以降はかしわざき風の陣実行委員会の主催で開かれている。

かしわざき風の陣になる以前に平成2年から有志が集まり、3年間海の柏崎らしいマリンスポーツ「ウインドサーフィン」の競技大会を開き、市民参加型のイベントも併せてて開催されていた。平成5年にはミストラルクラス級世界大会が誘致され、市民参加型のイベントは「シーサイドウインドフェスティバル」となり、翌年から「かしわざき風の陣」に引き継がれた。

風の陣の看板

今年の風の陣は生憎の天候で人出が大幅に少なく、1日目1万人、2日目4万5千人合計5万5千人(昨年の半数)と柏崎日報に掲載されていた。

会場は海岸で風が強く、時折雨がぱらつく。競技には風が必要だが、シーサイドフェスティバルを楽しむには有り難くない。

バザール

バザールはえんま市並みの混雑。

雨雲が低く米山は姿を見せない。

外国人も出店していて、トルコなどの軽食を食べることが出来る。

カイトボーディング

昨年からウインドサーフィンに替わってカイト(凧)に引かせるカイトボーディングの競技が行われる。

写真右下に見えるボードを履いた人が見える。

腰に巻いたハーネスと上のカイトが数本の糸で結ばれ、手に持つコントロールバーで糸を操作する。

色とりどりのカイトは薄いナイロンなどの生地で、骨組みのチューブに空気を入れるとしっかりした形になる。

競技の参加者は国内トップレベルの選手で、ハワイから1人招待されている。

カイトボーディング

カイトが風をはらむとかなりなスピ−ドが出る。

波乗りや海上を走るだけでなく空中高く飛んだり、宙返りも出来て映画のスパイダーマンのような体験が出来るという。

ウインドサーフィンは遠く沖の方で競技をしていて、何をやっているのか判らなかったが、これは海岸近い海で空高くカイトを上げているので、陸にいてもよく判る。

サンドクラフト

今年は柏崎青年会議所が50周年記念事業として「サンド・クラフト・フェスティバル」を共催した。

浜辺にある砂で遊んだことがあるが、これは本格的な芸術。

作る人、見る人、新しい柏崎の海の楽しみ方になるかも知れない。

作成中の藻掻き

チームで製作中

完成した藻掻き

こちらが完成した「藻掻き」

水で湿らせても砂像を維持していくために、牛乳が主成分の水溶性の凝固剤を噴霧器で吹き付け乾燥させると、コンクリートのように固められる。

長時間風雨に曝されると溶けて自然に還るそうだ。(Webで調べました。)

ポセイドン像

見る人を「素晴らしい!!」と圧倒する。ポセイドン(海神)像

製作は芸大卒の彫刻家 保阪俊彦氏。

ギリシャ神話に出てくるポセイドンは、「馬との関わりが深く、競馬の守護神としても崇められた。」とウィキペディア・フリー百科事典にある。

この砂像には馬が3頭、馬車の上にポセイドンが三叉の矛(トライデント)を持って立つ。筋肉の動きまで感じられるような彫刻。

サンドクラフト体験コーナー

サンド・クラフト体験コーナー

底を切り抜いたポリバケツを伏せて、砂と水を入れかき回すことを繰り返して一杯まで詰め、バケツの周囲をたたいて隙間を作りバケツを取り外すと、砂の塊が出来る。

後はこて等で自由に彫刻をする。

会場にはいろいろな表情のモアイ像のような砂像が並んだ。

この柏崎青年会議所の50周年記念事業「サンド・クラフト・フェスティバル」は、5月1日から現地で準備が始められていて、新潟工科大学の学生も参加していた。

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2007/5/23 UP NET・陽だまり 写真撮影:吉田高志 海津昌弘 楢崎優子 作成:小竹 進  連絡はここをクリック