陽だまりホーム | 柏崎の情報「陽だまり」 | 写真情報 | かしわざき風の陣2007
かしわざき風の陣は今年が14回目。
3回までは柏崎市の主催で、4回以降はかしわざき風の陣実行委員会の主催で開かれている。
かしわざき風の陣になる以前に平成2年から有志が集まり、3年間海の柏崎らしいマリンスポーツ「ウインドサーフィン」の競技大会を開き、市民参加型のイベントも併せてて開催されていた。平成5年にはミストラルクラス級世界大会が誘致され、市民参加型のイベントは「シーサイドウインドフェスティバル」となり、翌年から「かしわざき風の陣」に引き継がれた。
今年の風の陣は生憎の天候で人出が大幅に少なく、1日目1万人、2日目4万5千人合計5万5千人(昨年の半数)と柏崎日報に掲載されていた。
会場は海岸で風が強く、時折雨がぱらつく。競技には風が必要だが、シーサイドフェスティバルを楽しむには有り難くない。
バザールはえんま市並みの混雑。
雨雲が低く米山は姿を見せない。
外国人も出店していて、トルコなどの軽食を食べることが出来る。
昨年からウインドサーフィンに替わってカイト(凧)に引かせるカイトボーディングの競技が行われる。
写真右下に見えるボードを履いた人が見える。
腰に巻いたハーネスと上のカイトが数本の糸で結ばれ、手に持つコントロールバーで糸を操作する。
色とりどりのカイトは薄いナイロンなどの生地で、骨組みのチューブに空気を入れるとしっかりした形になる。
競技の参加者は国内トップレベルの選手で、ハワイから1人招待されている。
カイトが風をはらむとかなりなスピ−ドが出る。
波乗りや海上を走るだけでなく空中高く飛んだり、宙返りも出来て映画のスパイダーマンのような体験が出来るという。
ウインドサーフィンは遠く沖の方で競技をしていて、何をやっているのか判らなかったが、これは海岸近い海で空高くカイトを上げているので、陸にいてもよく判る。
今年は柏崎青年会議所が50周年記念事業として「サンド・クラフト・フェスティバル」を共催した。
浜辺にある砂で遊んだことがあるが、これは本格的な芸術。
作る人、見る人、新しい柏崎の海の楽しみ方になるかも知れない。
チームで製作中
こちらが完成した「藻掻き」
水で湿らせても砂像を維持していくために、牛乳が主成分の水溶性の凝固剤を噴霧器で吹き付け乾燥させると、コンクリートのように固められる。
長時間風雨に曝されると溶けて自然に還るそうだ。(Webで調べました。)
見る人を「素晴らしい!!」と圧倒する。ポセイドン(海神)像
製作は芸大卒の彫刻家 保阪俊彦氏。
ギリシャ神話に出てくるポセイドンは、「馬との関わりが深く、競馬の守護神としても崇められた。」とウィキペディア・フリー百科事典にある。
この砂像には馬が3頭、馬車の上にポセイドンが三叉の矛(トライデント)を持って立つ。筋肉の動きまで感じられるような彫刻。
サンド・クラフト体験コーナー
底を切り抜いたポリバケツを伏せて、砂と水を入れかき回すことを繰り返して一杯まで詰め、バケツの周囲をたたいて隙間を作りバケツを取り外すと、砂の塊が出来る。
後はこて等で自由に彫刻をする。
会場にはいろいろな表情のモアイ像のような砂像が並んだ。
この柏崎青年会議所の50周年記念事業「サンド・クラフト・フェスティバル」は、5月1日から現地で準備が始められていて、新潟工科大学の学生も参加していた。