番神さん
番神堂(ばんじんどう) 所在地:柏崎市番神2−10−42
妙行寺境外仏堂番神堂
妙行寺境外仏堂番神堂

 日蓮宗妙行寺(柏崎市西本町1丁目)に属し、文永11年(1274年)、佐渡からの赦免の折、日蓮上人が三十番神を勧請(かんじょう:神や仏の霊を移して祭ること)したと伝えられる。明治4年10月の下宿(しもじゅく:現在の柏崎市番神町)大火で類焼、同6年から再建に着手し、同11年4月17日竣工した。
 民謡の三階節に"番神堂がよく出来た・・・新町宗吉大手柄"とある。
 権現造り(ごんげんづくり:本殿と拝殿とのあいだに「石の間(相の間)」を設けたのが特徴)で棟梁には4代目の篠田宗吉、石工は小林群鳳(ぐんぽう)、彫刻は出雲崎の原篤三郎・脇野町の池山甚太郎・直江津の彫富(ちょうとみ)で、飾り金具は大久保歌代佐次兵衛の鋳造である。柏崎市指定有形文化財。
「柏崎市の文化財」より


書 名 項 目 編著者 発行者 発行年 分類・記号
柏崎番神堂物語   貌倉日勝   S56 180 シン
番神堂縁起     番神堂   180 ハン
番神町125年の沿革の姿   近藤善弥   S63 224 コン
柏崎の文化財 市指定建造物番神堂一棟 市指定史跡日蓮着岸の地   柏崎市教育委員会 S57 700 Kキヨ
こどものための柏崎物語(続) 海の劇、番神さん 笹川芳三著 柏崎日報社 S38 224 ササ 2
柏崎歳時記 いるか番神詣り、番神堂万巻会、日蓮劇 山田良平 越後タイムス社 S51 910 ヤマ
柏崎のいしぶみ 後藤泰之丞碑、慰霊碑、日蓮上人着岸碑、海水浴記念碑、五十嵐与助翁像、関四郎太碑、たらい舟の碑、柏崎築港記念碑、慈光碑、竹内鬼外句碑 山田良平 柏崎中央公民館図書刊行会 S45 224 ヤマ
柏崎郷土史話 佐渡情話後日物語り 宮川嫩葉 柏崎郷土資料刊行会 S53 224 ミヤ
海の柏崎よもやま話 番神港は釣りの根拠地、番神堂と番神岬、柏崎海水浴の発祥、荒海の日蓮野外劇、番神太鼓の港まつり、悲恋情話のたらい舟、おべん藤吉ものがたり、諏訪祭りに踊る、番神堂の銀杏の大木は守り神、イルカの番神まいり 前川政三郎 番神ロッジ S53 224 マエ
佐渡越後日蓮聖人霊跡案内−礎稿   中村吉秋 柏崎市観光室 S27 180 ナカ
番神堂とその防災保全について     新潟県建築士会柏崎支部 S60 180 Nケン
にいがた歴史散歩 図解−柏崎刈羽 番神堂由来記   新潟日報事業社 S59 200 Nニツ
越佐文学散歩(下) 与謝野晶子歌碑 伊狩章〔共〕 野島出版 S50 900 イカ
柏崎市伝説集 おべん藤吉ものがたり   柏崎市教育委員会 S47 388 Kキヨ
柏崎のむかしばなし おべんかわいや 深田信四郎 柏崎青年会議所 S57 388 フカ
柏崎伝説集(388 クワ)、越佐の伝説(388 コヤ)、新潟県県民百科事典(野島出版 (030 ノシ)、新潟県大百科事典(新潟日報事業社 030 Nニツ)           
神林栄二氏寄贈写真-11 番神さん 神林栄二     740 カン 11
新潟歴史紀行-13(20P)     新潟日報事業社 H7 200 新ニツ 13
ふるさと見てある記(4P) ふるさとミニ探訪記   東京電力柏崎刈羽原子力発電所 H2 292 トウ
柏崎文人山脈 名勝番神堂界隈 岡村浩 岡村浩 H12 700 オカ



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