柏崎の七大収集家 |
■柏崎の収集マニアたち
不思議と柏崎には収集家と呼ばれる人が多い。「中村文庫」を当館に寄贈した中村藤八氏、絵ハガキを収集し小竹コレクションとして当館に寄贈した小竹忠三郎氏、開国・文明開化の頃の資料を集めた吉田正太郎氏、郷土玩具・民芸品を集めた岩下庄司氏、古銭を収集した内山松次郎氏、古人の書簡や古本の収集した桑山太一氏、漆器蒔絵類の収集家平田誠次郎氏、大黒様の収集家曽田市蔵氏、なんでもありの収集家石黒敬七氏、等々…。これらの資料は、当館や柏崎コレクションロードで見ることができる。
【参考文献:図解にいがた歴史散歩 柏崎刈羽】
「・・・この収集マニア七人のサムライというのは、文明開化物を集めた吉田正太郎、玩具を集めた岩下庄司、古銭収集家内山松次郎、絵ハガキの収集家小竹忠三郎、 古人の書簡や古本の収集家桑山太市、漆器蒔絵類の収集家平田誠次郎、大黒の収集家曾田市蔵の七人である。
それにもう一人、 柏崎出身の石黒敬七の写真機やパイプ、時計などの「石黒コレクション」が今度柏崎へ里帰りして、陳列されたことによって、 収集マニア八人衆ということになる。・・・」
書 名 | 項 目 | 編著者 | 発行社 | 発行年 | 分類・記号 |
柏崎市史資料集(近現代3上) | 柏崎市史編さん委員会 | 柏崎市史編さん室 | S60 | 224 Kシヘ | |
日出造膝栗毛 | 蒐集マニアの町、柏崎(p.83〜100) | 近藤日出造 | 文芸春秋新社 | S29 | 950 コン |
オール読物(昭和28年8月号) | 蒐集マニアの町、柏崎(内容は同上) | 近藤日出造 | 文芸春秋 | 〔S28〕 | 282 コン |
週刊朝日(昭和30年11月6日号抜粋) | 柏崎蒐集狂の町 | 門田勲 | 朝日新聞社 | 〔S30〕 | 282 カト |
柏崎日報(昭和52年新年特別号) | 痴娯の家−天下の奇観・郷土玩具の宝庫(p.3〜8) | 〔S52〕 | |||
柏崎日報(昭和54年新年特別号) | 両館長大いに語る−日本玩具館「痴娯の家」岩下鼎さん、「黒船館ギャラリー」吉田直太さん(p.36〜39) | 〔S54〕 | |||
黒船館出品目録(昭和9年11月) | 「彼理文庫」出品目録 | 黒船館 | 〔S9〕 | 700 クロ | |
開国百年ペルリ祭展覧会出品目録(昭和28年7月) | 柏崎市 | 柏崎市 | 〔S28〕 | 700 K | |
とんちん館−石黒旦那ユーモアコレクション | 柏崎市観光公社 | 柏崎市観光公社 | S62 | 700 Kカン | |
越後タイムス(昭和44年1月から5回連載) | 父を語る−絵葉書コレクションのことども | 〔S44〕 | 289 オタ | ||
小竹コレクション絵葉書(新潟県分5200枚) | |||||
柏崎文人山脈 | 黒船館での押印 吉田正太郎(その1) 余戯ではない天才肌 吉田正太郎(その2) 「縹亭余技帖」のこと 吉田正太郎(その3) | 岡村浩 | 岡村浩 | H12 | 700-オカ |
人が真ん中(柏崎振興ガイド41P) | 柏崎市 | 柏崎市 | H8 | 318.2-Kキカ | |
がらくた美術 | 石黒敬七コレクション保存会 | 大陸書房 | S50 | 700-イシ | |
石黒コレクション集 | 古代ペルシャ木時計 | 石黒敬七 | 日商PRセンター | 700-イシ | |
黒船文庫百鮎展 | 吉田正太郎氏鬼集 | 吉田正太郎 | 新潟日日新聞社 | S16 | 700-ヨシ |
写された幕末 | 石黒敬七コレクション | 石黒敬七 | H8 | 200-イシ | |
ふるさと見てある記 | ふるさとミニ探訪記18P、40P | 東京電力柏崎刈羽原子力発電所 | 東京電力柏崎刈羽原子力発電所 | H2 | 292-トウ |
コレクションロード 黒船館 同一庵藍民芸館 痴娯の家 木村茶道美術館