越後宇佐美氏の居城。 守護上杉龍命丸(三代房方)の附家老として応安元年（1368)入城した神徳(宇佐美)祐益（すけます）の築城以来宇佐美定秀、孝忠、定満(定行)らが在城した。
平城で本丸、二の丸(東曲輪)、三の丸(金曲輪（かなぐるわ）)からなり、本丸跡に県立総合高等学校が建っている。
上杉氏の忠臣として孝忠、定満が長尾為景(謙信の父)に抗したが落城し、その後城主となった琵琶嶋弥七郎も御館（おたて）の乱(1578)で滅ぼされ、天正12年(1584)桐沢具繁（ともしげ）の居城となった。
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越後宇佐美氏の居城。 以上 柏崎市教育委員会 編集・発行 「柏崎市の文化財」1982/2/15 より
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