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国指定・建造物

大泉寺(だいせんじ) 観音堂・附肘木(ひじき)1個

大清水 大 泉 寺/観音堂
寺院 大泉寺は、日本海を見おろす海抜200メートルの山上にあって、僧泰澄(たいちょう)の創立とつたえる真言宗の名刹(めいさつ)である。
 源義家の社参以来、歴代武将の尊崇を受けた。戦国時代には越後守護上杉房能、越後国主上杉謙信、景勝等が参詣し武運の長久を祈っている。
 観音堂は永禄2年(1559)5月21日落雷により堂宇を焼失、直ちに再建に着手し翌3年に再建された。また、昭和25年春国費400万円をもって修築に着手し、26年10月復元した。
 平成17年には茅葺屋根の葺き替えを行って、お堂は歴史の香りを楽しむにはもってこいの静かな環境の中で、旧態を保ち、観光客や参詣者を親しく迎えています。(国指定年月:明治39年4月)
肘木 解体中の肘木に「永六仁年(永禄2年)」の墨書きが発見され、観音堂とあわせて肘木も国指定にされている。
堂は、けた行3間、はり間4間、一重屋根寄棟(よせむね)づくり、茅葺(かやぶき)の禅宗様建築で簡素な構造であるが、虹梁(こうりょう)、大瓶束(だいへいづか)、拳鼻(けんばな)などの絵様や曲線などに再興時以前の時代形式や手法がみとめられる。
堂(構造物)における肘木の取り付け位置は、関連文化財の「飯綱社」の写真を参照ください。関連文化財と案内地図:
 木喰上人木額 飯綱社 仁王門 案内地図

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2006/1/20 UP 作成: NET・陽だまり  連絡はメールでどうぞ