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市指定・史跡
貞心尼の墓
常盤台5ー1 洞雲寺
良寛(1758〜1831)晩年の弟子貞心尼の墓。
長岡藩士の娘として寛政十年(1798)に出生、二十三歳の時柏崎で仏門に入る。
文政九年(1826)二十九歳の時良寛を知り、和歌を通じてこまやかな師弟の交誼(こうぎ)を続けた。
遺稿に、『もしほぐさ』・『蓮(はちす)の露(つゆ)』・『焼野の一草』がある。
洞雲寺住職泰禅の得度(とくど)を受けたゆかりで、弟子の尼僧が同寺に葬った。
碑面に辞世の歌が刻まれている。
『くるににてかえるに似たりおきつなみ立居は風の吹くにまかせて』
以上 柏崎市教育委員会 編集・発行 「柏崎市の文化財」1982/2/15 より
日付 2002/12/1 UP 作成:柏崎市 NET・陽だまり
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