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語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ (1)
■2章■ 料理に関すること
お袋の味は、ずっと語り継いで行かなくては・・・。ちょっとした心掛けで、調理が簡単にできたり、美味しい一品ができます。
▲ 肉、魚介類 ▼
- 魚は、目よりもエラで選ぶ。
- 魚は、皮と肉の間に一番栄養がある。
- 煮魚、焼魚の身を食べたあと、魚の頭に熱湯をかけて吸うとよい。おいしく滋養に富んでいるので、これを医者ごろし(医者不要の意)と言う。
- 魚のあらを大根、人参、里芋等と煮て食べるとよい。
- 小鰯を煮る時に、梅干を1個入れると、骨が軟らかくなる。
- 小魚を佃煮にする時、酢を少し入れると早く骨が軟らかくなる。
- 鰯や秋の魚の佃煮は、1回茹でてから氷水の中に入れると、身がしまってきれいに仕上がる。再び煮る時は酢を入れると骨まで軟らかくなる。
- 鰯は、塩と糠で漬けて塩から鰯(糠鰯)をつくる。冬に焼いたり、大根おろしと煮たりする。
- 秋の夕方にとれるドウコイワシ(7〜8cm)は、頭を取って唐傘の骨に刺して焼き、春からのだし(ヤキボシ)にするとよい。
- 魚を揚げる時、三枚におろしたあと酢を振りかけ20分〜30分おいてから揚げると、生臭味のないフライになる。
- ぶりと大根を煮るときは、ふたをしないで煮ると生ぐさくならない。
- 鮎を水にいれ、生きたまま凍らすと、味が落ちないで保存できる。
- 魚の干物は、風の日に干す(太陽の強い日は油焼けを起こす)。
- 甘えびの頭は、ひげと目玉をとって、唐揚げやお吸物にする。
- カキフライはワインで下煮するとふっくらと揚がる。
- 蛤、鯛の潮汁は水から煮る。
- お刺身の残りやすし種は、醤油、酒、しょうがのしぼり汁に20〜30分つけ込み、汁から取り出したら天ぷら粉をつけて天ぷらにするとよい。
- 「左ヒラメに右カレイ」目を上の方にしておくと左右にわかれ、見分けがつく。
- 5月のカキは、産卵期で毒があるので、食べてはいけない。
- レバーの臭みが気になる場合、通常の臭み抜きをしたあと醤油、ニンニク、唐辛子をまぜ、この中にレバーを1日ほどつけておくとよい。
- すき焼きをするとき、肉の隣に糸こんにゃくを入れると肉が固くなるので、離して入れるようにする。
以上 柏崎市老人クラブ連合会 編集・発行 「語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ」1999/3/31より << 前頁へ | 次頁へ >>
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2006/4/18 UP 作成: NET・陽だまり
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