陽だまりホームページ | 柏崎の情報「陽だまり」 |生活文化| 語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ(1)目次 | 2章 料理に関すること
語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ (1)
■2章■ 料理に関すること
お袋の味は、ずっと語り継いで行かなくては・・・。ちょっとした心掛けで、調理が簡単にできたり、美味しい一品ができます。
▲ お台所でのワンポイントアドバイス ▼
- 冷凍フライのパンク防止には、溶き卵とパン粉をつけ足すとよい。
- 天ぷらの衣は、魚介類は薄く野菜は濃いめに。
- お吸い物に食卓塩を使うと白くにごるのでよくない。
- そばをゆでるとき、煮立ったら水をさすとこしが強くなる(びっくり水)。
- みりんの煮切りを作る時、急ぐ時は火をつけてもやす。
- 酢のものをつくる時、事前に材料をサッと酢で洗う(酢洗い)と出来上がりの味がよくなる。酢を材料に振りかけるだけでツヤが増して味もなじむ。
- こんにゃくは包丁を嫌うので、手でちぎると良い。
- もずくは人間の手を嫌うので、水洗いするときは菜箸を使う。
- 番茶に醤油をたらすと香ばしくなる。
- 餅を保存するには、カラシを酒で練って皿に入れ、その上にざるをかぶせた中に入れておく。
- 穀類の中にニンニクや唐辛子を入れておくと虫がつかない。
- 食物の腐りやすい夏などは、食べ物に梅酢を少し振りかけると自然の新鮮さが保てる。
- 甘酒のたねを作る時に塩を少し入れると、6時間位で甘くしつこい程のたねが出来る。うすめても、かすは残らない。
- 次のような食べ合わせは古くから要注意とされています。
*椎茸とほうれん草(中毒)
*小豆飯とふぐ(中毒)
*鮒と芥子菜(痔)
*そばと田螺(腹痛)
*生梅と黒砂糖(中毒)
*西瓜と天ぷら(腹痛)
*松茸とあさり(腹痛)
*ゴボウと鮎(腹痛)
*うづらと茸(中毒)
*枇杷と小豆(腹痛)
*にらと蜂蜜(癪を起す)
*ふぐと夏菜(中毒)
*馬と山芋(虫がわく)
*豚肉と田螺(毛が抜ける)
*蟹と柿(中毒)
*そばとナツメ(腹痛)
*もろこしと田螺(下痢)
*鰻と梅干(中毒)
*胡瓜とコンニャク(腹痛)
*蟹と氷水(下痢)
*筍と黒砂糖(腹痛)
以上 柏崎市老人クラブ連合会 編集・発行 「語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ」1999/3/31より << 前頁へ | 次頁へ >>
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2006/4/18 UP 作成: NET・陽だまり
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