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語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ (2)
■2章■ 遊 び
読んでいると、昔の遊びがひとつひと
つ鮮明によみがえってきて、これらの遊
びの灯を消してはいけないのでは…。と
ても楽しく懐かしい気持ちになれます。
▲ 共通の遊び ▼
- 陣取り
- 二組に分かれてそれぞれの陣を取り合う
- けんけんおに
- 片手で片足を持ち、片足飛びで相手をつかまえる。
- 国取り
- 地面に四角を描き自分の隅を決め、角に
拇指をつけて他の四指を開いて円を描き、
国を広げる。国が決まったら、ジャンケ
ンで取りたい国に小石を指ではじいて入
れ、そこから自分の国まではじき返えし
て石の動いた範囲をとる。
- 丸とび(ケンケンとび)
- 地面に円を連ねて描き、小石を出発点か
ら投げ入れ、片足とびで円の中を進む。
円が二つ横に並んでいる所は、両足をつ
いてよい。最後の所でくるりと向きをか
え、途中で石を拾って元にもどる。石を
次々と円に投げ入れ、同様にして続ける。
石が入らなかったり、線をふんだりしたら、次の人に移る
- なわとび(わらべうた参照)
- 長なわとび(集団)
二人の持ち手が、縄の両端をそれぞれ
持ち、大きく回す
・一列になって一人づつ縄をとんで出る。
・先頭から順に入り、全員入ったら順に
出る。
・一番と二番がとびながらジャンケンを
し、負けた人は出て、次の人が入る。
- 短なわとび(個人)
- 一人で、二重まわし、三重まわし、綾と
び一人がとんでいる中にもう一人入って
一緒にとぶ。
- 一寸とび(ゴムとび)
- 足首 ひざ もも 腰 脇下 肩 頭
天上と次々に高くなるゴムをとび越す
- 下駄かくし
- 鬼はみんなのかくした下駄をさがす。
- おにごっこ
- つかみ鬼
助け鬼
手つなぎ鬼
- かくれんぼ(かくれ鬼)
- 馬とび
- 手を膝の辺において前屈して馬をつくり、
端の人から順にとびこし、とびおわった
ら馬になる。
- 馬のり
- 数人で連なって馬になり、乗り手は順に
飛び乗る。落ちたり、乗れない人は馬に
なる。先頭の人は乗り手になる。
- 棒たおし(砂取り)
- 砂の山の上に棒を立て、順番に棒を倒さ
ないようにして、砂を自分の方にかき取
る。棒を倒したら負け。
- 棒将棋
- 砂の上に四角の将棋盤を描き、長い棒と
短かい棒で、はさみ将棋をする。
- 笹舟
- 笹の葉で小舟を作って流す。
- 草笛
- 草(椿)の葉で笛を作る。
- 落し穴
- 地面に穴を掘り木切れや草等でおおいか
くす。
- はりせんべい
- 糸のついた針でせんべいを突き糸を引い
て持ち上げたらもらえる。
- ぶらんこ
- 縄を大きな木の枝にかけて作った。
- 日光写真
- 数あて
- 握っていた石がいくつか当てる。
- 一筆書き
- ジャンケン
- 狐 両手頭上で耳の形 鉄砲に負け
鉄砲 銃を構え打つしぐさ 旦那に負け
旦那 両手腰に威張った形 狐に負け
- 鉄棒
- 泳ぎ(川 海)
- 肝だめし
- 木登り
- ひしの実とり
- スキー
- そり遊び
- 下駄スケート
- 雪だるま作り
- 雪合戦
- 下駄占い
- 片方の下駄をほうり上げて落ちた時、表
なら晴、裏なら雨、横は曇り
- 糸まき車
- ミシン糸の糸巻、輪ゴム、マッチ棒で車
を作り速さを競う
- ブンブンボタン
- ボタンの穴に紐を通し、両端を持って回
し、ねじれたら両手を横に開く
- カルタ取り
- すごろく
- 家族合わせ
- 缶けり
- 缶下駄 空缶の底に穴を開け紐を通す
- きんのきとり
- ちがやの若芽をとって食べたり遊んだり
する。
- 雪玉割り
- 木の実とり
- 桑の実 野いちご ぐみ 栗 山ぶどう
山ぼうしの実 どんぐり
- にらめっこ
- かごめかごめ(わらべうた参照)
- 影踏み
- かけっこ
- だまし舟
- おしくらまんじゅう
- あぶりだし
- 絵かき遊び
-
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まるちゃんが | 棚から落ちて コブ出して | 包帯巻いて | べろ出して やかん! |
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ミミズが三匹 おったとさ | 卵が三つあったとさ | 雨がザアザア 降ってきて | あられがポツポツ 降ってきた | あっという間に たこ入道! |
- 上がり目、下がり目
- 目尻に指を当て、上下横に動かす
上がり目 下がり目 くるっとまわって
猫の目
- エベスダイコク
- ジャンケンで勝った人から順に、手の甲
を上にして重ねる。一番負けた人が床面
を握りこぶしで回しながらこすり「エペ
スダイコクスットントン」と言って重ね
た手をたたく。たたかれないように素早
く手を引く。
- あぶりだし
- 野菜や果物の汁で絵や字を書き、乾いた
ら火にあぶると浮き出る。
- ちゃちゃりこ
- 全員輪になってすわり、鬼を一人決める。
にぎった手の中に入る大きさのもの(紙
を丸めたものやコインなど)を一個用意
し、他の人にわからないように次々に回
す。歌い終りに全員こぶしを作って腕組
みをする。鬼は誰が持っているか当てる。
当たったら交代するが当たらなければ鬼
を続ける。
歌、ちゃちゃりこ ちゃちゃりこ
おっちゃかちゃのちゃ
一日働いて 一銭五厘もうけ
(歌は地方によって違う)
以上 柏崎市老人クラブ連合会 編集・発行 「語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ」2003/7/31より <<前頁へ | 次頁へ>>
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2006/4/18 UP 作成: NET・陽だまり
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