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29 カバザクラガイ

ニッコウガイ科に属し、一般にはサクラガイと呼ばれています。房総半島、能登半島以南、九州、台湾に分布しており、殻長は約2cmで殻は、非常に簿くすぐ壊れてしまいます。
 昔から花のように美しいことから、歌などにも詠まれています。日本各地の内湾の水深5〜30mくらいの細砂の中にすんでいます。
 外敵や潮の流れから身を守ため、砂に潜って生活をしていますがツメタガイなどに捕食されることも多い。貝殻に直径1mmくらいの穴のあいたものが見られますが、ツメタガイが溶かして空けたものです。
 柏崎海岸や荒浜海岸の砂浜で採集することができます。海からのプレゼントを探してみて下さい。この仲間では、サクラガイ、モモノハナガイ、オオモモノハナガイなどが見られます。

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