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30 コタマガイ

マルスダレカイ科に属し、殻の形や模様などアサリによく似ていますが、はるかに大きくなり、殻長約8cmにもなります。また、アサリより殻が厚く殻のふくらみは弱く、アサリとは水管も違います。北海道南部から九州、朝鮮半島岸、中国大陸沿岸に分布しています。
 殻表には、白色あるいは網代模様や3本の放射色帯をもっています。食用にもなり、市場で”ひら貝”とか”あさはま”として売っています。
 水深約50mくらいまでの砂底に生息しており、柏崎地方では普通に見られます。この仲間では、オキアサリ、ヒメアサリ、アサリなどが採集できます。

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