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31 クチベニガイ

 クチベニガイ科に属し、房総半島以南、九州、朝鮮半島、中国大陸沿岸に分布しており、潮間帯から水深約40mの砂底に浅く潜って生息しています。
 内面は白色で周縁が口紅をぬったように紫紅色をしています。殻長は約2.5cmで、殻はきわめて厚く、よくふくらんでいます。
 柏崎・刈羽地方では普通に採集することができますが、2枚合わさったものは見つけることが難しいです。近縁種のクチベニデガイも当地方では見られますが、殻は前種に比べて小型でふくらみは弱いです。

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