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33 アオイガイ

 アオイガイ科に属し、別名カイダコともいい雌が卵を保育するために、螺旋状の貝殻を分泌します。これをアオイガイと呼び、本種は気侯の影響により何年かに一度の割合で漂着します。
 この貝が大量に漂着する年は、暖冬であるといわれ、過去の記録では1966年(昭和41年)番神から東の輪にかけて、また1985年(昭和60年)12月より翌1986年1月には高浜海岸に於いて大量に採集されました。
 全世界の熱帯、温帯海域に分布しており貝殻は27cmにもなります。柏崎地方では近縁種のタコブネ(フネダコ)も稀に採集されます。

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