遍澄法師は画号を琢山、芝田、翠蔭と言いました。 最晩年では、芳林とも言っていました。 この絵は「春江晩景」で、 遍澄法師の人となりをよく表れている 絵だといわれています。 まじめで丁寧で、いかにも出家らしい 落ちつきのある絵です。 島崎(生地)の遍澄生家の脇を流れる萩川(島崎川)畔の晩景で 当時の景観が見えるようです。