遍澄は良寛さんを五合庵に残して、 托鉢に出かけます。 遍澄は良寛さんと自分の糧(かて)を求めて、 村々を歩きました。 村の人たちは、良寛さんと遍澄の人柄を よく知り尽くしているので、 快く応じてくれるようになりました。