体の弱った良寛さんの代わりに 遠くまで托鉢に出掛けました。 越後平野は広く、特に冬の日は、 一面雪で覆われるので 道はどこにあるのかわかりません。 道端の「はさぎ」を目当てに とぼとぼと歩き続けたことでしょう。 その苦労が偲(しの)ばれます。