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語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ (2)
■1章■ わらべうた
かつて、三世代同居が普通だった頃は、祖母から母、母から子へと歌い継がれてきた"わらべうた"。私達の代で忘れ去ることなく、次の代の子どもたちにも引き継いでいきたいです。
▲ 手遊びうた ▼
- 一かけ二かけ三かけて 四かけて五かけて橋かけて 橋のらんかん腰かけて(手を腰に)
- はるか向こうを眺むれば 十七・八の姉さんが 花と線香を手に持って もしもし姉さんどこ行くの 私は九州鹿児島の西郷隆盛娘です 明治維新の戦いで(明治十年その年に) 切腹なされた父親の(鉄砲に打たれし父上の) お墓参りにまいります
- お墓の前で手を合わせ 南無阿弥陀仏と拝みます (なんまんだーぶつジャンケンポン)
- 西郷さんの魂はふわりふわりとジャンケンポン
- ※( )の中のように歌ったころもある。
- まりつき歌にも使う
- せっせっせ
- うちのおんたけさんは(コンペトさんは)おしゃれで困ります 困ります
- だいどこ仕事(さわぎ、そうじ)に涙がポーロポロ ポーロポロ こぼした涙を袂で拭きましょ 拭きましょ
- 拭いた袂(着物)をきれいに洗いましょ
- 洗った袂(着物)をきれいに(棹に)干しましょ
- 干した着物をきれいにたたみましょ たたみましょ
- たたんだ袂を(着物)たんすにしまいましょ しまいましょ
- しまった袂(着物)をねずみがガーリガリ ガーリガリ
- かじった袂を(着物)をボロ屋に売りましょ(質屋に入れましょう) 売りましょ
- 売ったお金でおそばをつーる つる つーる つる
- まずは一貫借りもおした
以上 柏崎市老人クラブ連合会 編集・発行 「語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ」2003/7/31より <<前頁へ | 次頁へ>>
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2006/4/18 UP 作成: NET・陽だまり
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