陽だまりホームページ | 柏崎の情報「陽だまり」 | 生活文化 | 語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ(2)目次 | 4章 伝説・昔話 |
語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ (2)
柏崎に伝わる「昔話・伝説」が今や忘れ去られようとしています。おじいさんおばあさん、両親から子へ孫へ、 そのまた次の代へと語り継いでいきたいお話です。 祖先の温かい思いが伝わってくるように思います。
極楽寺に立派な曼陀羅がある。
曼陀羅は、お釈迦さまの涅槃絵図のことである。極楽寺の曼陀羅は、尼僧の単瑞さんの作で、金糸銀糸で織られたもので、他のものと違って、猫が描かれている。
単瑞さんが刺繍をしている時、猫がきて邪魔をした。追っても追っても毎日くるので、ある日「お前もこの中に入りたいのかえ」と言うと「ニャーン」と言ったので、織り込んでやったということだ。
他にはない珍しいもので、寺宝として大切にされ、毎年秋の彼岸に、虫干しを兼ねて一般に公開されている。
以上 柏崎市老人クラブ連合会 編集・発行 「語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ」2003/7/31より <<前頁へ | 次頁へ>>
陽だまりホームページ | 柏崎の情報「陽だまり」 | 生活文化 | 語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ(2)目次 | 4章 伝説・昔話 |
2006/4/18 UP 作成: NET・陽だまり