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語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ (2)
柏崎に伝わる「昔話・伝説」が今や忘れ去られようとしています。おじいさんおばあさん、両親から子へ孫へ、 そのまた次の代へと語り継いでいきたいお話です。 祖先の温かい思いが伝わってくるように思います。
八坂神社のお祭りは昔はきゅうり祭りとも言い、氏子は、きゅうりを供え、祭礼が終わるまで、きゅうりを食べなかったと言われている。
昔は、八坂神社と住吉神社と柏崎神社のお祭りが御輿を出して互いに競い合い、けんかまでするさわぎであった。ある時、八坂神社の御輿が追いかけられ、危うい所を、
きゅうり畑に逃げ込みかくれて助かったそうだ。それ以来、感謝をこめて、きゅうりを供えるようになったそうだ。
又、八坂神社の紋は、きゅうりを輪切りにした切り口の形をしている。
八坂神社は京都祇園の八坂神社と同じ流れなので、祇園祭りと言われている。
柏崎まつりと一体となって、祇園柏崎祭りとなり、今は柏崎祭りとして県内外に知られるようになった。
きゅうり祭りの名は消えても、今でも氏子の人々は、きゅうりをお供えするそうだ。
以上 柏崎市老人クラブ連合会 編集・発行 「語り継ごう柏崎の知恵ぶくろ」2003/7/31より <<前頁へ | 次頁へ>>
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2006/4/18 UP 作成: NET・陽だまり