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柏崎市 平成の出来事

平成15年(2003年)

 
資料:柏崎情報(柏崎日報社発行)
編纂:NET・陽だまり
月 日 記       事
1月1日 北朝鮮から帰郷し、25年ぶりに故郷で正月を迎えた蓮池薫さん、妻祐木子さんは1日、祐木子さんの実家近くの市内平井、白山神社に初詣をし、北朝鮮に残してきた子供の早期帰国を願った。
1月4日 大晦日の夜から1日未明にかけて、柏崎地方の神社、寺などは2年参りや初詣の人たちで賑わった。
1月5日 市消防団は市民会館で初めての合同出初式を行い、団員や関係者など約600人が出席した。
1月6日 市と柏崎商工会議所による恒例の新年賀詞交換会が市民プラザで開かれ、市内各界の代表等550人余りが出席、新春を祝った。原発トラブル隠しや拉致問題などで柏崎が揺れる中、西川市長は諸課題克服への決意を述べた。
1月6日 西川市長は年頭の記者会見を行い、2003年度当初予算編成の見通しを述べた。原発償却資産の固定資産税減に加え、固定資産税、市民税減などで苦しい中、360億円台を確保したいと述べた。
1月6日 平山知事は年頭記者会見で、トラブル隠しに伴う点検などで止まっている東電柏崎刈羽原発の運転再開について、判定委員会設置も検討していることを表明。
1月8日 民間信用調査機関の帝国データバンクによると、昨年の柏崎刈羽の企業整理倒産(負債額1,000万円以上)は14件、負債総額は19億3,600万円で、件数は前年より10件、負債額は40億8,400万円減だった。過去5年では件数、負債額とも最少。
1月8日 市内軽井川出身の日本語学者で筑波大学学長の北原保雄氏が編集した「明鏡国語辞典」が、このほど大修館書店から出版。
1月9日 市内鵜川で伝わる国指定の重要無形民俗文化財・綾子舞が今春、米国シアトル桜祭り・日本文化祭に出演することが決まった。ニコルス・グレッグ・シアトル市長ら同祭実行委員会の招待によるもので、現地では公演とワークショップが予定されている。一昨年秋の豪シドニーでの公演は同時多発テロで中止になり、今回が初めての海外公演となる。
1月9日 東電柏崎刈羽原発の武黒所長は年頭の記者会見で、シュラウドのひび割れをはじめ一連のトラブル隠しで停止している号機について、地域の理解を得て順次運転再開できるようにしたいとの考えを表明。
1月9日 北朝鮮から帰郷した拉致被害者の蓮池薫さん(45)が、市民プラザで柏崎地域国際化協会主催のハングル初級講座の講師を始めた。講座は2月末まで7回予定されている。
1月10日 柏崎署管内では昨年1年間に416件の人身交通事故が発生し、10人が死亡、508人が負傷。前年に比べ72件、死者1人負傷者88人のトリプル減となり、過去10年の平均を下回った。
1月11日 民間信用調査機関の帝国データバンクのまとめによると、柏崎市刈羽郡の本社企業で売上高が5億円以上の企業は84社で前期より1社増え、2期連続で増えた。10億円以上は53社で2社増えた。
1月11日 平山知事が市民プラザで新春講演を行い、拉致、原発、県財政などの課題に取り組む考えを述べた。講演会は、柏崎市刈羽郡4市町村と出雲崎町の行政や議会、産業団体などで構成する柏崎刈羽地域振興促進協議会が開催し、約170人が出席。
1月14日 市内若葉町、柏崎情報開発センタービル内で、市内に本社があるソフト会社3社で作る柏崎市情報化関連業務受託共同企業体(ksuコンソーシアム)が市の行政情報システムの運用を請け負うことになるデータセンターが稼動を始めた。本格運用は4月から。
1月14日 北朝鮮から帰郷した拉致被害者の蓮池薫さん(45)、妻の祐木子さん(46)は、社会復帰への勉強として市役所の仕事を体験研修するのを前に、市内の公共施設の見学を始めた。
1月14日 第4回柏崎刈羽地域任意合併協議会が市民プラザで開催。今回も行政制度の調整方針案が議題となり、地域審議会の設置、ゴミの分別・収集・公共下水道・農業集落配水の使用料などについて協議した。
1月14日 東電の勝俣恒久社長が新年の挨拶のため県・市・刈羽村を訪れ、トラブル隠しの点検などで停止している柏崎刈羽原発の運転再開のため、国と同社が地元に説明をして理解を得て行く考えを表明。
1月16日 市教育委員会は、市内の小中学校に今春新しく入学する児童生徒の見込み数を7日現在でまとめた。今のところ小中合わせて前年期より8人多い1,678人入学式までの間に変動も予想され、特に中学校の場合は今春、市内で県立柏崎翔洋中等教育学校が開校することから、例年以上に流動的。
1月16日 柏崎市出身で、自由党九州比例の衆議院議員・藤島正行氏が県庁で記者会見し、次期衆院選で本県2区から立候補することを正式に表明。無所属での出馬となる。
1月16日 風の丘・柏崎コレクションビレッジ内の痴娯の家、黒船館、藍民芸館に親しんでもらおうと「まちかどコレクション」と名づけ市民プラザや街角に”出前”の展示コーナーを開設。
1月17日 柏崎常盤高校は今年、創立100周年を迎えたことから、記念事業実行委員会を立ち上げ、このほど本格的な募金活動に入った。募金目標は5,550万円。記念事業としては、10月25日に同校体育館で予定されている記念式典のほか、記念祝賀会や記念講演、記念誌の発行、トレーニング機器などの購入、環境整備、記念品を計画している。
1月18日 市は、15日で国が締め切った「構造改革特区」の2次提案募集に「新エネルギー・環境」「海洋空間活性化」「知的障害児福祉」の3特区を提案。今後関係省庁の検討状況を見て、可能性があれば新年度に正式申請したいとしている。
1月18日 市内学園ゾーン内で整備される仮称・環境共生公園に建設が予定されている新県立美術館構想に市民の声を反映したいと、市民有志による「『わたしたちの美術館』を考える会」が発足。約60人が集り美術館のあるべき姿について意見を交わした。
1月20日 市立図書館・ソフィアセンターが館内の蔵書点検を行い、このほど所蔵状況をまとめた。集計では図書や郷土資料、AV資料を合わせた総数は前年同比1.05%増の24万点近くに上った。
1月21日 にいがたデジコングランプリ2002のホームページ部門で、市立大州小学校長・中山博迪さん(55)の作品「ふぉとめもりー」が優秀賞に選ばれた。表彰式は23日新潟市で。
1月21日 経産省原子力安全・保安院は東電柏崎刈羽原発3号機で見つかったシュラウドのひび割れについて、修理をしなくても安全との評価結果を総合資源エネルギー調査会の健全性評価委員会に報告。これに対し西川市長は22日、地元反原発3団体との話し合いの中で、国はもっと慎重に対処して欲しいと表明。
1月22日 柏崎刈羽地域任意合併協議会の議会議員に関する小委員会の第2回委員会が市役所会議室で開かれた。意見交換の末に「次回委員会までに、柏崎市への編入合併に軸足を置いた議論を各議会で進めて行く」という方向を確認。
1月23日 東電原発2号機で2001年1月に行われたシュラウドの自主点検で、米ゼネラル・エレクトリック社がひびを見落としていた問題について、同原発はGE社に対して賠償請求を行うことをGE社の部長に対して伝えた。
1月23日 柏崎小前の市道1−11号線の道路拡幅工事がこのほど終了。予定より早期に工事が終了し、今後工事検査を実施して2月初めに正式な供用開始としたい考え。
1月23日 柏崎総合高校の3年生が取り組んだマガモ農法による経営安定化の研究が、このほど上越市で行われた学校農業クラブ・プロジェクト発表県大会の農業経営部門で最優勝に選ばれた。
1月24日 市町村合併の議論が行われる中、「小国」の地名と、中世の時代にこの地を支配していた「小国氏」の名を後世に伝えたいと記念碑建立に向けた募金活動が小国文化フォーラムの人たちの手で進められている。
1月25日 県立中高一貫校の入学者選考検査が、県内3校で一斉に行われた。このうち、市内北園町で柏商校舎の一部を使って、今春開校する柏崎翔洋中等教育学校の初の選考検査には、141人の小学生が臨んだ。
1月25日 市内青海川、柏崎コレクションビレッジ地内の「風の丘風力発電所」の愛称募集をしていた協同組合ニューエネルギーリサーチは、愛称を「ぶんぶんカゼラ」と決定し、市との共催で表彰式・記念講演会を市民プラザで開いた。「ぶんぶんカゼラ」は、最優秀賞を受賞した米山小4年・山田集策君の「カゼラ」に優秀賞の「ぶんぶん」を組み合わせたもの。
1月25日 バスケットボールのスーパーリーグ、日本リーグ、女子のワールドリーグの柏崎大会がこの日から2日間にわたって市総合体育館で開かれた。2日合わせて約4,200人が詰め掛け、スピードとパワー溢れるプレーに声援を送った。
1月27日 柏崎公共職業安定所のまとめによると、12月の管内有効求人倍率は0.54倍で前月より0.04ポイント改善し、8ケ月連続で増加が続いている。有効求人数は17ケ月ぶりに前年同月を上回った。
1月27日 ナトリウム漏れの事故を起した福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」に対し住民が国の設置許可処分の無効を求めた裁判で、名古屋高裁金沢支部は請求を棄却した一審判決を取り消し、許可処分を無効とする判決を言い渡した。東電柏崎刈羽原発でも1号機の設置許可処分の取り消しを求める行政訴訟の控訴審が行われており、「もんじゅ」の判決は、柏崎刈羽の住民闘争にも追い風になりそうだ。
1月27日 東電の原発トラブル隠しの再発防止策として、原発の安全運転確保のため今年度中の設立を目指している「地域の会」(仮称)の第2回準備会が市役所で開催。準備会は、柏崎市、刈羽村、西山町商工会、エネルギー労組、反原発などの15団体で構成。今回は市が会の目的などの試案を示し、各委員が概ねこれを了承した。
1月29日 日経新聞社と日経産業消費研究所が全国675市・東京23区を対象に、行政運営の確信度合いや行政サービス水準を探る2002年度調査を行った。柏崎市は住民本意の自治体行政実現への仕組みづくりの推進、市民参加・電子行政などへの取り組みから、「行政革新度(総合)」上位100市ランキング中、18位の評価を受けた。中でも、「図書館サービス部門」ではソフィアセンターが総合ランキングで2位となった。
1月29日 新潟産業大学の川村裕子教授(46)が昨年配本を終えた雑誌「週刊日本の古典を見る」(世界文化社)のシリーズで第18、19巻の「蜻蛉日記」を監修、執筆し、話題を呼んでいる。
1月29日 市の「絵本の読み語り講座」が市健康管理センターではじまった。子育て支援事業の一環になるもので、約30人が熱心に受講。講師は元大学講師の山田いくさん。
1月29日 市は今年度第3回の市廃棄物減量等推進委員会を市役所で開催。同審議会は、家庭ごみ収集の有料化の具体的な実施時期・料金・方法などをめぐって西川市長から諮問を受けており、2004年度から「粗大ごみ」、07年度から「可燃・不燃ゴミ」の有料化を目指したいとする答申をまとめた。
1月30日 午前11時40分過ぎ、柏崎市、西山町、刈羽村、の全域と高柳町、長岡市、三島出雲崎町の一部地域の計約82,500戸が停電。東北電力新潟支店によると、市内剣の同社刈羽変電所で事故が発生したためとのこと。市内では午後零時半過ぎ、他の地域でも午後1時過ぎまでに全て復旧。このところの強い冬型の気圧配置のため、柏崎地方は前日に続き強風と雪で交通機関が乱れた。
1月31日 今春の第75回選抜高校野球大会に出場する34校を決める選考委員会が大阪市で開かれ、21世紀枠2校のうち1校に、全国9候補校の中から柏高が選ばれた。柏崎からの甲子園出場は初めて。3時、選考委員会から白井校長が電話を受け、授業終了後放送で出場決定が流されると、全校内から歓声が沸き起こった。大会は3月22日から11日間行われる。
2月1日 今春の第75回選抜高校野球大会への出場を決めた柏崎高校野球部を支援するため、市民ぐるみの組織「柏崎高校野球部を甲子園に送る会」が発足。設立総会は関係者約40人を集めて同校で開かれ、会長には同校野球部OBの松村保雄・柏崎商工会議所会頭を選任。
2月3日 西川市長は定例記者会見で、市が法定外目的税として創設を目指している東電柏崎刈羽原発の使用済み核燃料保管に対する課税について、場合によっては「見切り発車」も覚悟で市議会2月定例会に条例案を提出したいとの意欲を表明。
2月3日 県教委は2003年度公立高校推薦選抜の志願状況を発表。柏崎地区は5校9学科(コース)で平均志願倍率が1.02倍となり、前年を0.03ポイント下回った。柏崎地区は推薦定員計328人に対し、335人が志願。面接試験は10日。内定通知は14日。
2月3日 『「私たちの美術館」を考える会』が市内学園ゾーン内の仮称・環境共生公園に建設が予定されている県立美術館構想をめぐり、西川市長に5項目の質問状を提出。
2月4日 建設位置をめぐって市議会などで議論が続いていた柏崎農協の「米麦品質向上物流合理化貯蔵施設」=3000トン・5万俵相当規模=について、農協は条件整備に時間がかかるとの理由から、市内平井にあるカントリーエレベーター敷地内を建設予定地として県へ申請手続きなどを急ぐことにした。 農協では田尻工業団地のコマツ所有地を候補にあげ、市議会の理解を求めていたが、市議会内から「工業団地に一次産業の倉庫は不適当」との批判が出ていたもの。
2月4日 東電原発を立地にしている柏崎刈羽と福島県の6市町村の首長や議会議長が刈羽村の生涯学習センター「ラピカ」で意見交換会を開き、国と東電に原発の安全管理徹底と、トラブル隠しなどに伴う点検結果の十分な説明を求める声明を発表。
2月4日 地域振興整備公団は、市が市内軽井川の学園ゾーン内に整備を計画している産業団地・柏崎フロンティアパーク(柏崎産業集積活性化事業用地)を公団事業として採択。2006年度の分譲・賃貸開始を目指す。
2月5日 東電柏崎刈羽原発の安全性をチェックする「県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」の第1回定例会が、市内荒浜一の柏崎原子力広報センターで発足式をかねて行われた。
2月6日 柏崎市・刈羽郡4町村と出雲崎町の首長による柏崎刈羽地域市町村長サミットが柏崎商工会議所で開かれ、市町村合併の在り方について勉強した。
2月7日 市内上方地内の北陸自動車道上方高架橋下に、多数のテレビやビデオデッキなどが不法投棄されているのを、巡回中のパトロール員が発見。通報を受けた市、柏崎警察署は現地を確認し、悪質な事例として厳しい対応を検討中。
2月7日 市は、首都圏と柏崎市内の合わせて3会場を専用回線でつなぎ、首都圏在住の市内出身者らとの交流事業「柏崎のつどい」を実施。東京表参道の新潟館ネスパスから西川市長の挨拶、鵜川の綾子舞会館から綾子舞ライブの画像、音声のやり取りがあった。この催しは光ファイバーによる高度情報インフラの運用開始を記念して行われたもの。
2月8日 柏崎市と高柳町がまとめた降積雪観測地点(計10箇所)の1月降雪量によると、柏崎は近年の平均、高柳は少な目の降り方という結果を示した。
2月9日 北朝鮮による拉致被害者全員の救出を訴える「拉致問題を考える柏崎集会」が、市民会館大ホールで開かれ、約2,000人を集めた。
2月11日 「柏崎高校野球部を甲子園に送る会」は、エネルギーホールで約180人の関係者を集めて発足総会を開き、募金や応援態勢などの運営方針を決めた。総会に続いて「甲子園で勝つためには何が必要か」と題して、柴山勲・県高野連理事長が講演。
2月12日 新潟産業大学の施設整備資金の一部が不正に流用された事件で、柏崎署と県警捜査2課は、業務上横領の罪に問われた同大学会計課元職員・関矢淳被告(39)=三島越路町浦=を送検。横領総額は約11億4,000万円に上り、同被告は事実関係を認めている。
2月12日 県は、2003年度当初予算案を発表。一般会計は1兆2,847億9,000万円で、02年度当初予算に対し155億3,000万円、1.2%の減額。柏崎関係では新県立美術館の計画調査費として200万円を計上。
2月13日 東電柏崎刈羽原発は、1号機でトラブル隠しに伴い実施している原子炉冷却材再循環系配管の点検で、新たに20箇所の溶接継ぎ手にひびが見つかったと発表。既に確認しているものと合わせてひびは、24箇所となった。
2月13日 東電原発トラブル隠しを受けて、住民の立場から再発防止を図るための「地域の会」(仮称)の第3回準備会が夜、市役所で開かれ、原発推進・容認と反対の団体を含む各委員が設立に合意。柏崎刈羽原発を監視し提言することを具体的に掲げており、メンバーの拡充や名称再検討などを経て、3月末にも発足させる。
2月15日 4月4日の県議選告示を皮切りに始まる柏崎・刈羽の統一地方選まで、後2ケ月足らずになった。県議選の柏崎市区、刈羽郡区のほか、高柳町長選と、柏崎市、高柳町、刈羽村、西山町の市町村議選が予定されており、既に前哨戦も活発。今年の選挙は、柏崎・刈羽地域での市町村合併や、東電柏崎刈羽原発のトラブル隠しと運転再開問題など、大きな課題への選択・対応を迫られる戦いとなる。
2月15日 柏崎の新県立美術館構想に市民の声を反映したいと、市民有志で作る「私たちの美術館」を考える会が、夜市民プラザで西川市長らとの懇談会を開いた。同会から出された公開質問状をもとに市長が説明を行い、「幅広い意味での地域振興にもつながる」と述べた。
2月17日 柏崎地域広域事務組合の2003年度当初予算案がまとまり、20日召集の議会定例会に提案される。一般会計と3特別会計を合わせた総額は36億7,926万円。前年度当初より率で24.7%、額で12億520万円いずれも下回った。
2月17日 北朝鮮から帰国して4ケ月が過ぎた拉致被害者の蓮池薫さん(45)が、市の臨時職員として初出勤した。妻の祐木子さん(46)は18日から元気館で各種介助の補助、市内保育院で保育実習などを行う。
2月17日 市議会2月定例会に上程される今年度関係の議案が議会に送付。一般会計補正予算案は6,499万5,000円の追加で、これにより一般会計の今年度総額は379億1,808万7,000円となる。
2月18日 市の住民基本台帳によると、2002年1年間の出生数は746人で、前年より2人増。しかし800人台だった5年前に比べ、80人少なく、近年の少子化傾向が続いた。
2月19日 西川市長は市の2003年度当初予算案を発表。一般会計の総額は375億円で、02年度当初額(369億4,000万円)と比べて1.05%の伸びとなった。近年の厳しい財政状況の中で前年度比プラスは4年ぶり。学園ゾーン事業の本格化や原発財源である長期発展対策交付金の増などが総額を押し上げた。特別会計・企業会計を合わせた予算総額は726億4,502万8,000円。0.2%のマイナスにとどまり、ほぼ前年並み。予算案は24日開会する市議会2月定例会に提案される。
2月20日 家族一人ひとりが農業経営に参画し、給与や休日など就業条件についても取り決めて行く2002年度「家族経営協定」の調印式がこのほどホテル登久満で行われ、柏崎市と小国町の5家族が新しい時代の農業経営に気持ちを新たにした。
2月20日 市は今年度第4回の市介護保険運営協議会を市役所大会議室で開き、次期介護保険料などを盛り込んだ第2期介護保険事業計画案を示した。第1号被保険者(65歳以上)の保険料は、基金の取り崩しで月額平均2.967円になるとして、委員の了承を得た。
2月20日 新潟工科大学の大学院工学研究科修士課程で研究を続けた70歳の院生・吉田晃さんが、2年間の総まとめとして修士論文の発表を行った。吉田さんは浜松市の「ニチエー吉田」の社長。40年余り続けてきた独自の工法を学問的に裏付けたいと2年前入学し、浜松と柏崎の間を往復しながら研究を続けた。
2月23日 新新潟県立美術館構想の促進を目指し、市民有志の「県立美術館を実現する会」が、市民プラザで「実現する集い」を開いた。120人余りが集り、美術館の建設が強く要望された。
2月24日 市が法定外目的税として創設を目指している東電柏崎刈羽原発の使用済み核燃料への課税について、西川市長はその条例案を27日の市議会2月定例会本会議に提出することを議会に説明し、議案を送付した。プールに保管されている使用済み核燃料の重量1キロにつき480円を課税したいとしており、創設された場合、5年間で約30億円の税収を見込む。
2月24日 刈羽村は、歳入、歳出をそれぞれ46億3,000万円とする新年度一般会計当初予算案などの額を村議会運営委員会に示した。六つの特別会計を合わせた総額は前年度比0.2%減の62億3,810万円となる見通し。
2月25日 市内西港町の市道1−1号線地下で、市公共下水道柳橋安政汚水幹線の管路更正工事が進められている。生活汚水から発生した硫化水素ガスにより腐食した鉄筋コンクリート管の補強で、下水管路のリニューアルは1981年の下水道供用開始以来、今回が初めて。
2月25日 東電柏崎刈羽原発は6号機の第5回定期検査で実施してきたシュラウドの点検が同日で終わったと発表。
2月26日 柏崎地域振興事務所など県の地域機関が策定を進めてきた「柏崎地域振興計画」がこのほどまとまった。「住むなら、ふるさと『柏崎刈羽』で!安心・快適・活力で地域に魅力を」を基本理念に、3つの戦略テーマと事業の目的を掲げており、県の2003年度予算案にも計画実現に向けた予算措置がされている。
2月27日 西川市長は市議会2月定例会本会議で2003年度市政方針演説を行い、今後の財源確保のため東電柏崎刈羽原発に対する使用済み核燃料税の創設に議会の理解と同意を強く訴えた。また、次年度以降の予算編成に向けて経常費削減の作業に早急に取り組む考えを表明。
2月27日 東電柏崎刈羽原発は、1−3号機の原子炉冷却材再循環系配管のひびについて追加調査を行うと発表。期間は未定だが、運転再開が遅れる可能性が出てきた。
2月28日 1997年のナホトカ号重油流出災害で、柏崎市を含む9府県・96自治体による補償請求訴訟がこのほど最終合意。市は請求額の88.21%に当たる約1億1,500万円を受け取り、近く弁護士委託料を支払い、県交付金を返納する。補償金はこれまでも分割で市に入っており、27日の市議会で可決された今年度一般会計補正予算に最後の受け取り分を計上。
2月28日 東電は柏崎刈羽と福島第一・第二の原発総点検を終え、国に最終報告書を提出するとともに、桝本晃章副社長が県・市・刈羽村に総点検結果を説明した。また地元への説明として、「市議会、村議会で説明の場を設けて欲しい」と要請。
3月1日 市議会2月定例会の一般質問の通告が締め切られ、今年度最多の13人が質問に立つことになった。議員にとっては、4月の改選を前に任期最後の一般質問。東電柏崎刈羽原発の損傷や運転再開問題、柏崎に建設が予定されている新県立美術館問題などについて、西川市長の考えを質す。
3月3日 柏崎・刈羽地域任意合併協議会の第7回会合が午後、市民プラザで行われた。行政制度・住民サービスの調整案づくりは今回で全てが協議対象に上がり合併方式は「柏崎市への編入合併」、新市の名称は「柏崎市」という幹事会の提案を了承。次回は4月8日。
3月4日 市議会2月定例会の本会議が開かれ、新年度一般会計当初予算案に対する質疑を行い、同議案を担当常任委員会に付託した。
3月4日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(45)が4月から、市内藤橋、新潟工科大学で朝鮮語の非常勤講師として採用されることが決定。市内軽井川、新潟産業大学も6日の教授会で薫さんの同講師採用を正式に決定する。
3月6日 市議会2月定例会の本会議で一般質問が行われ、午前の飯恊ー紀氏(社会クラブ)への答弁で西川市長は、電力会社でつくる電気事業連合会が原発使用済み核燃料の敷地内長期保管を条件に、同燃料への課税を受け入れるとしたことに対し、「長期保管は前提にしていない」と強い不快感を表明。半面、電事連の新税容認方針には関心を示し、東電との交渉進展への期待も見せた。
3月6日 この日午前の市議会一般質問で梅沢明氏(市民クラブ)が柏崎の建設が計画されている新県立美術館のスケジュールを質問。西川市長は「県議会で新年度調査費が議決されたら、美術館のあり方や運営のいついて具体的な検討に入り、9月頃に基本計画を策定したい。2006年春のオープンを目指して、県に協力して行きたい」と述べた。
3月6日 市は、4月1日付定期人事異動の課長級以上をこの日、課長代理級以下を7日内示した。広域事務組合を含めた異動規模は267人で、機構改革を実施した前年度の403人を大幅に下回った。
3月7日 柏高野球部は市役所を訪れ、西川市長から「はつらつとプレーをして欲しい」と激励を受けた。
3月8日 市内南鯖石地区の田島簡易水道を上水道に統合する事業が完了し、竣工祝賀会が田島活性化センターで行われた。地域の人や、市、施行企業の関係者ら約80人が出席し、待望の上下水道給水を喜んだ。
3月8日 高柳町岡田、県立柏崎総合高校(前柏農)高柳分校の閉校記念式典と最後の卒業証書授与式が同校体育館で行われた。地域や学校関係者約200人が参列し、55年の歩みを振り返り、卒業生10人の前途を祝った。
3月10日 第75回選抜高校野球大会に出場する柏高で、全校応援練習が、同校大体育館で応援団とブラスバンドを交えて初めて行われた。本番では市内の総合、柏商、常盤の各高校と市内吹奏楽団から応援を得て80人編成となる。
3月10日 刈羽村議会の3月定例会は2日目の本会議で、品田村長が新年度の施政方針演説を行い、施政方針への質問に対し、市町村合併問題について、「法定協議会への移行に際し、6月議会か臨時会で明確に方向性を示す」との考えを示した。
3月11日 県内公立高校の2003年度一般選抜入試が各校で行われた。柏崎刈羽の5校(分校を含む)では推薦合格の内定者285人を除く675人の募集枠に対し、志願者約700人が挑戦。
3月11日 東電は柏崎刈羽原発のシュラウドと再循環系配管のひび割れについて、ひびの除去や配管交換の補修を行うという基本的な考え方を発表。運転再開に向けた国の健全性評価が前日まとまったことを受けたもので、地元議会・住民に点検結果とともに説明し、理解を得たいとしている。
3月13日 東電原発の武黒一郎所長は定例記者会見で、同原発点検結果や補修方針についての住民説明会を26日に刈羽村、27日に柏崎市で開くことを発表。刈羽は生涯学習センター「ラピカ」で、柏崎は産業文化会館が会場。
3月14日 柏崎商工会議所は会員事業所を対象に実施した「春季賃金改定に関する意識調査」の結果をこのほどまとめた。対象となった175社のうち、104社から回答を得た。それによると今春の賃金改定は「0%(賃上げなし)」と予想する回答が62.5%と過半数を占めた。相変わらず不況の影響が続いていることを示す結果となった。
3月14日 東電原発のトラブル隠しを受けて、経産省原子力安全・保安院と東電は、7基のうち6基が停止中の柏崎刈羽原発の点検結果などについて、刈羽村議会の全員協議会で説明会を開いた。保安院は、ひびは補修しなくても5年間は運転可能と評価している。
3月15日 甲子園球場で開かれる第75回記念選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバーホールで行われ、出場34校の対戦相手が決まった。21世紀枠で初出場の柏高は初日の22日、第一試合で同じく初出場の斑鳩=奈良=と対戦することになった。試合開始は午前10時20分の予定。
3月15日 里創プランの「いいねっか」イベントが市民プラザで始まった。訪れた人は会場に用意されたデジカメ、パソコン、プリンタなどを使い、自分のお気に入りの店や人物などのイメージ作りに取り組んだ。
3月15日 柏崎刈羽・子供環境シンポジウム−広げよう!省エネ・省資源の輪ー」が、刈羽村のラピカ文化ホールで開かれた。柏崎刈羽の小・中学校から約250人が参加。各校で取り組んだ活動報告が行われ、環境問題に関心を高めた。
3月16日 市町村合併について住民の声を聞く高柳町の集落懇談会が塩沢集落を皮切りにスタート。住民は行政連絡員など地域自治の成り行きに強い関心を示し、同町が編入される柏崎市の住民サービス内容を問う声も多かった。
3月18日 新潟産業大学元職員の業務上横領事件をきっかけに母校の方向を考えたいと、卒業を控えた新潟産業大学の4年生11人がこのほど、5カ月がかりでゼミの研究論文「新潟産業大学再生プログラム」を発刊。共同論文を出したのは、経営戦略をテーマとする経済学部吉村ゼミナールの12期生。
3月18日 市議会2月定例会の総務常任委員会は2日目の審査を行い、焦点の使用済み核燃料税案を賛成多数で原案通り可決。20日に開かれる会期最終日の本会議で可決成立の見通し。
3月20日 市議会2月定例会は会期最終会の本会議を開き、2003年度当初予算案10件をいずれも原案通り可決。総額375億円の一般会計予算案は、市民クラブ、整風会、朋友会公明党の4会派が賛成、社会クラブ、共産党と無所属議員が反対した。同予算案に対しては整風会が、柏崎ショッピングモールの方向づけなどを求める付帯決議を提案し、賛成多数で可決。引き続き使用済み核燃料税条例案や「市民参加の町づくり基本条例」案など他議案の採決に入った。
3月20日 東電柏崎刈羽原発は、定期検査中の4号機で再循環系配管の溶接継ぎ手にひびが見つかったと発表。1〜3号機では確認しているが、4号機では初めて。
3月21日 市町村合併をテーマにした西山町と同町議会による集落懇談会が、坂田集落を皮切りに始まった。懇談会は5月3日まで40会場で開催。
3月21日 市内藤橋、新潟工科大学の第5回卒業式と大学院工学研究科第3回修了式が学内講堂で行われ、工学部4学科の227人の卒業生と大学院の修了生11人が就職に、進学にと巣立っていった。
3月23日 東電柏崎刈羽原発のトラブル隠しに伴う点検結果、再発防止策などをめぐり、経産省原子力・安全保安院は、刈羽村生涯学習センター「ラピカ」で住民説明会を開き、約170人が参加。シュラウドにひびを残したまま運転を認める説明に対し、不信の声があがった。
3月25日 県教育委員会は、県内小・中学校の教職員異動を発表。柏崎関係では9カ校の校長、11カ校の教頭が交代。異動規模は校長、教頭、一般教職員を合わせて延べ263人になり、前年より16人少ない。刈羽郡関係では、延べ94人の異動が行われ、郡内小・中学校のうち、5校長、5教頭が代る。
3月25日 20日に閉会した市議会2月定例会で使用済み核燃料税条例が可決されたのを受けて、西川市長は納税者となる東電の本店を訪れて、2003年度中の新税導入に向けて4月上旬頃から本格的な交渉を開始したいと申し入れた。
3月26日 市教育委員会と学校保健会柏崎支部が、2002年度の市内児童生徒の体格や健康状態の結果などを集計表にまとめた。ほぼ全学年で身長、体重が国平均を上回り、すくすく成長していることが分かった。ただ、肥満が前年度より増加するなど、生活習慣病予防の指導強化が課題になった。
3月26日 任期満了に伴い、4月27日投票が行われる柏崎市議選(定数30)の立候補予定者説明会が、市役所で開かれた。
3月26日 東京電力はこの日夜、柏崎刈羽原発のトラブル隠しに伴う点検結果などについて、初の住民説明会を刈羽村生涯学習センター「ラピカ」で開いた。説明会には村民ら約230人が参加、ひび対応に質疑が相次いだ。
3月27日 東電柏崎刈羽原発のトラブル隠しをめぐる柏崎市に対する同社の住民説明会がこの日の夜、産業文化会館で開かれた。これで、経産省原子力安全・保安院と東電による議会・住民への説明会は柏崎市と刈羽村で一巡し、今後は機器のひび割れが無かったとする6号機の運転再開に焦点が移る。
3月28日 4月4日の県議選告示まで1週間となった。市町村合併を控えた中で、県内統一地方選のトップを切る戦いだが、柏崎市区(定数2)では、現職2氏以外に立候補の動きは無く、1979年以来24年ぶりに無投票の公算が強くなった。刈羽郡区(定数1)は現職と新人による一騎打ちの見通しだ。投票は同13日。
3月29日 東電の一連の原発トラブル隠しなどを受けて、柏崎刈羽原発7号機が未明、点検のため運転を停止した。これで同原発は全号機が停止する事態となった。
3月31日 中高一貫の県立柏崎翔洋中等教育学校の入学式が4月4日、同校体育館で行われる。1期生は81人。同校は市内北園町の柏商校舎の一部を使って開校するもので、教室などの改修工事を先ほど終えた。校章や校歌、制服なども新しく整い、学校の歴史の第一歩を踏み出す。
4月1日 市内の事業所などで、新入社員・職員が希望と期待に胸を膨らませ、新たな職場での第一歩を踏み出した。このうち、社会福祉法人・柏崎刈羽福祉事業協会は市内北園町、特別養護老人ホーム「しおかぜ荘」で職員の辞令交付式を行った。辞令交付を受けたのは新採用53人、同協会内の昇任、異動28人の合計81人。
4月1日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(45)、祐木子さん(46)は職員として西川市長から辞令交付を受けた。
4月1日 総務省郵政事業庁が本日から日本郵政公社に変わり、柏崎郵便局でも発足式が行われた。建物上の看板が新しい公社のロゴマークとなり、窓口職員の制服も変更。
4月2日 市教育委員会は市立小中学校の3学期制を改め、新たに2学期制の導入を図るため、2003年度に3中学校を推進協力校に指定した。04年度も更に協力校を拡大して試行を続け、05年度に全面実施したい考え。
4月3日 市はこのほど、市内製造業の動向をまとめた2002年工業統計調査の速報を発表。製造品出荷額などは17.1%減の1,734億3,848万円で5年連続の減少。過去10年で下げ幅は2番目に大きく、出荷額などは初めて2,000億円を下回った。
4月4日 県議会議員選挙が、県内統一地方選のトップを切って告示された。柏崎市区(定数2)では、前議長で6期目を目指す自民党現職・東山英機氏(58)と現副議長で5期目を狙う同・西川勉氏(76)が順に立候補を届け出た。他に立候補の動きはなく、午後5時の締め切りで両氏の無投票当選が決まった。刈羽郡区(定数1)は、全刈羽村議で無所属新人・吉田大介氏(37)、自民党県連幹事長で7選に挑む同党現職・三富佳一氏(64)の順で届出を済ませ、予想通り一騎打ちとなる見込みだ。投票は13日。
4月4日 市内北園町、県立柏崎翔洋中等教育学校の第1回入学式が同校体育館で行われた。中高一貫で6年制の教育を行う中等教育学校として、県内の公立では2校目、全国では3校目の開校。新入生81人が希望に胸を膨らませて、新しい学校生活の第一歩を踏み出した。
4月7日 西川市長は定例記者会見で、柏崎刈羽地域の市町村合併について市主催の住民説明会を5月の連休明けから6月初めにかけて、市内14箇所で開くことを明らかにした。合併の住民説明会は昨年に続いて2回目。また、東電柏崎刈羽原発の運転再開問題について、西川市長は6号機の再開前に原子力安全保安院長など国の責任者が直接「安全宣言」をすることを要請して行く考えを表明。
4月7日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(45)は、市内軽井川の新潟産業大学で朝鮮語の非常勤講師として「異文化コミュニケーション」の初講義を行った。市内藤橋の新潟工科大学でも11日から朝鮮語の非常勤講師を務める。
4月8日 「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法」に基づく柏崎市・刈羽村と周辺の11市町村の振興計画がこのほど、首相を議長とする原子力立地会議で決定。国の補助率かさ上げなど特別措置が認められた事業は、17事業となった。適用は今年度から2010年度までの8年間。
4月8日 第8回柏崎刈羽地域任意合併協議会が市民プラザで開かれた。刈羽村が金額で突出している基金の取り扱いは、たたき台的な案が首長・幹事会の検討で示され、今後村の議論の推移を見守ることになった。
4月10日 柏崎刈羽産米の評価アップと有利販売を目指し、柏崎農協の「米麦品質向上物流合理化貯蔵施設」(米のラック式低温倉庫)の建設工事安全祈願祭が、今秋の完成に期待を込めて市内平井のカントリーエレベーター敷地内で行われた。
4月10日 東電柏崎刈羽原発の武黒一郎所長は定例記者会見で、6号機の定期検査の終盤となる原子炉格納容器漏洩率検査を14日に行うことを明らかにした。
4月10日 1872(明治5年)年開業の日本最初の鉄道ターミナルを復元した「鉄道歴史展示室・旧新橋停車場」が、JR新橋駅前の旧駅舎跡地にオープンした。復元された線路には日本石油加工(現・新日本石油加工)柏崎工場に保管されていた双頭レールを敷設。日本鉄道史の貴重な財産として保存展示して行くことになった。
4月11日 13日投開票の県議選刈羽郡区(定数1)は終盤を終え、前刈羽村議で無所属新人の吉田大介(37)と、自民党県連幹事長で7選に挑む同党現職の三富佳一氏(64)が熱い戦いを繰り広げている。県政の重鎮・三富氏が6期24年の実績と手腕を訴えて支持固めを図り、プルサーマル住民投票運動や原発交付金施設の工事問題を追求した吉田氏が追う構図。
4月13日 この日投開票が行われた県議選刈羽郡区(定数1)は、元議長で自民党県連幹事長、同党現職・三富佳一氏(64)が前回得票数を大きく減らしながらも手堅く支持をまとめて8,317票を獲得、前刈羽村議で無所属新人の吉田大介氏(37)を2.170票差で退け、7回目の当選を果たした。
4月14日 東電柏崎刈羽原発6号機で、経産省原子力安全・保安院の立会いのもと原子炉格納容器漏洩率検査が行われた。この時の漏洩率は0.101%で、設計値0.4%、管理値0.36%を共に下回った。
4月14日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(45)、祐木子さん(46)は、24年ぶりに帰国して半年になる15日を前に市民会館第一会議室で会見を行い、子供の帰国問題について「日朝間で北朝鮮が望む解決への早道にもなる」として早期実現を強く求めた。日本政府には「もう1歩踏み込んで積極的に対策して欲しい。小細工をせず、ストレートに要求してほしい」と求めた。
4月16日 県総合政策部はこのほど、県商業統計調査の速報を発表した。柏崎市は卸売業と小売業の合計で3年前と比べ、売り場面積が0.6%増えた以外は事業所、従業者数、年間販売額ともそれぞれ8.4%、5.0%、8.1%減った。
4月17日 防災機能を兼ね備えた地域住民憩いの公園として、市が1999年度から市内松波3地区で整備を進めてきた都市計画公園「松波フレンドパーク」が完成し、29日に開園式が行われる。大勢の住民がワークショップ形式でイメージを膨らませ、隣接のデイサービスセンターとの一体感や防災備蓄倉庫など多くのアイディアが盛り込まれた。
4月17日 市内の各方面で組織する長編アニメーション映画「良寛」の上映推進委員会の第2回会合が産業文化会館会議室で開催。アニメは県内各地で上映が予定され、柏崎は7月の開催を目指す。このアニメは3年前から企画が練られ、全国良寛会や県内のPTA関係者が中心になって、上映運動を進めてきたもの。
4月18日 東電柏崎刈羽原発のトラブル隠しを受けて、地元住民の立場から再発防止を図ることを目的にした「柏崎刈羽原子力発電所の透明性を確保する地域の会」の予備会議が夜市民プラザで開かれ、連休明けの5月中旬までに発会式を兼ねた第1回定例会を開くことを決めた。
4月19日 社会福祉法人・柏崎刈羽福祉事業協会が昨年春から市内原町の旧西中通中跡地で建設工事を進めていた特別養護老人ホーム・なごみ荘がほぼ完成。利用者のプライバシーを尊重し、柏崎刈羽では初めて施設内を少人数のグループに分けて介護するユニットケアを取り入れ、家庭的な雰囲気で過ごせるようにしつらえた。25日に竣工式。同日午後から3日間、一般公開する。事業開始は5月1日から。
4月20日 柏崎市議会議員選挙(定数30)が告示され、予想の32人が立候補を届け出た。受付はこの日午後5時までだが、正午現在、ほかに出馬の動きは無く、定数2人超過の戦いは確実。各候補とも早速街宣を開始し、27日の投票をめざして1週間の選挙戦がスタートした。
4月22日 統一地方選の最後となる高柳町長選挙、高柳町、刈羽村、西山町の議会議員選挙が告示され、高柳町長選には無所属現職で4選を目指す樋口昭一郎氏が早々に届出を済ませた。同日5時に立候補の受付が締め切られ、高柳町長選は無所属現職の樋口昭一郎氏(74)の届出しかなく、同氏の無投票4選が決定した。
4月22日 米国シアトルで開かれた桜祭り・日本文化祭に出演した市内鵜川、国指定重要無形民俗文化財・綾子舞保存振興会らの1行が帰国した。初めての海外公演で、伝承500年の歴史ある古典芸能を披露し、国際親善の大役を果たした。
4月23日 東京電力の桝本晃章副社長らは県・市・刈羽村を訪ね、柏崎刈羽原発6号機の定期検査の結果を報告し、運転再開を要請した。トラブル隠しに伴う点検や定検で全号機が停止している同原発で、再開要請は6号機が最初。地元側は国の安全宣言を待って平山知事・西川市長・品田村長が三者会談を開き、再開を容認する考えだ。
4月25日 統一地方選の後半戦として20日に告示された柏崎市議選と、22日告示された刈羽村村議選が、共に27日の投開票に向けて最終盤に入った。市議選(定員30)は、現職26人・新人6人の32人が立候補。定数2人超過の戦いを展開中。
4月25日 経産省原子力・安全保安院の佐々木宜彦院長は県や柏崎市、刈羽村を訪れ、東京電力が3首長に運転再開を要請した柏崎刈羽原発6号機について、「安全な運転に支障がないことを国として確認した」と述べ、事実上の安全宣言を出した。
4月27日 統一地方選の後半戦となった柏崎市議会議員選挙(定員30)と刈羽村村議会議員選挙(同16)の投開票が行われ、定数を2人超える32人で争った市議選は、無所属新人・飯塚寿之氏(43)が3,152票を獲得し、見事トップで初当選を果たした。無所属現職の北岡逸人氏(35)と阿部博氏(53)が涙を飲み、新人は6人全員が当選した。投票率は74.03%で、前回を2.65ポイント下回り、低落傾向に歯止めはかからなかった。
4月30日 27日行われた柏崎市議選(定数30)は、投票者が5万637人、有効票が5万89票で、4年前の前回市議選と比べてそれぞれ2,016人、2,087票少なかった。32人の立候補者のうち現職26人は、前回より票を伸ばした候補がわずか5人に留まり、21人が減票だった。
5月1日 労働者の祭典「メーデー」のこの日、連合柏崎地協主催の第74回柏崎地区メーデー集会が市民会館大ホールで開かれた。加盟労組の組合員を中心に約1,200人が参加。
5月2日 4月の選挙で当選した改選市議の初顔合わせとなる議員懇談会が市役所で開かれた。任期は1日から始まっており、当面は会派構成や、20日の臨時議会で行われる正副議長選などの人事が焦点。
5月2日 文具販売の老舗である「竹源」(市内東本町一)は、長岡市の弁護士2 人の連名で廃業を告知する張り紙を出した。負債総額など詳しい事は不明。近く債権者会議が開かれる見通し。東本町商店街の人たちも中核商店の閉店にショックを隠せない様子。ショッピングモールの再建計画に及ぼす影響も心配される。
5月3日 「はたち」の門出を祝う新成人フェステバルが憲法記念日のこの日、市総合体育館で行われた。爽やかな5月の日差しを浴びながら、約730人の新成人が新調のスーツや和服などでドレスアップして集り、華やいだ雰囲気。新成人たちは今年から加わった式典、アトラクションなどで人生の節目を確認しあった。
5月6日 県統計課はこのほど、2000年度の県内市町村民所得をまとめた。柏崎市の一人当たり所得は前年度に比べ3.5%増の304万9,000円で、県内111町村中11位。刈羽村は9.9%増の355万2,000円となり、県内3位。
5月7日 東電柏崎刈羽原発6号機の運転再開可否を判断するため、平山知事、西川市長、品田刈羽村村長の三者会談が午前、県庁で行われ、3首長は国の安全宣言、東電の検査報告などから運転再開を認める判断を下した。知事はこの判断を経産省と東電に電話で伝えるとし、これを受けて東電は同日夕刻6号機の原子炉を再起動した。
5月7日 北朝鮮による拉致問題の全面解決を求める国民大集会が、東京千代田区の東京国際フォーラムで開かれ、柏崎市の拉致被害者、蓮池薫さん(45)、祐木子さん(47)ら5人の被害者が昨年10月の帰国後、初めて東京で揃った。蓮池さん夫妻、福井県の地村さん夫妻は子供達の早期帰国を、曽我ひとみさん(43)は行方不明の母親の消息確認を訴えた。
5月8日 自民党県議団は改選後の県議会議長に柏崎市区選出の西川勉氏(76)を推す方針を固めた。副議長は西頸城郡区の天井貞氏(64)。
5月8日 4月の改選を受けて、新しい市議会の会派届出が正午で締め切られ、前期より1会派多い7会派に29人が所属した。一人はどの会派にも入らなかった。最大会派は、保守系の旧整風会と旧朋友会が合併した整友会の8人。また、新人議員6人のうち5人が新会派・柏崎のみらい(略称みらい)を結成。
5月9日 天皇、皇后両陛下が地方事情視察のため、6月11日から13日まで本県を訪問されることが、県行幸啓本部などから発表された。日程の中には、今年伝承500年を迎えた柏崎市の国指定重要無形民俗文化財・綾子舞を13日市内新道の南中で鑑賞される日程も組み込まれている。
5月12日 県教委はこのほど、2004年度の公立高校推薦、一般選抜の入試方法を発表。調査書と学力検査の比重は調査書重視の「7対3」、学力検査重視の「3対7」が加わり、スポーツ・芸能に秀でた生徒の「特別推薦枠」などが盛り込まれた。
5月12日 東電柏崎刈羽原発のトラブル隠しを受け、地元住民の立場で再発防止を図るための組織「柏崎刈羽原子力発電所の透明性を確保する地域の会」が、柏崎商工会議所で第1回定例会を開催。同原発6号機の運転再開に厳しい意見が出るなど、多難な滑り出しとなった。
5月14日 柏崎市など5市町村でつくる柏崎地域土地開発公社の今年度事業計画によると、公共用地の取得・造成は予定額が計4億3,854万円で、国道8号バイパス用地の代行取得が盛り込まれなかったことから前年度の約36%に縮小。15日には2002年度決算理事会が開かれる。
5月14日 西川市長は産業文化会館で開かれた講演会で挨拶し、来年11月に行われる次期市長選に言及したが、自らが出馬するかどうかの態度は明言しなかった。西川市長は、飯塚前市長が病気で辞任したことに伴う1992年の市長選で初当選し、現在3期目。総会には支部役員ら約500人が出席。
5月14日 市内東本町1、柏崎ふるさと人物館に、亡くなった母親が若い頃に学んだ足跡をたどり、北海道から兄妹がそれぞれ家族と共に訪れた。二人の母親は苦労の末、柏崎の旧宮川産婆学校で学んだもので、開設者である故宮川文平氏の資料の前に目頭を熱くした。
5月15日 柏崎公共職業安定所のまとめによると、今春の管内高校卒業者の就職率は99.4%で前年同期より1.1ポイント改善した。管内就職率は65.4%で前年より5.1ポイント増。
5月15日 国指定の重要無形民俗文化財・綾子舞の伝承学習発会式が、市立南中で行われた。6月には天皇、皇后両陛下の視察、秋には伝承500年祭が予定され、綾子舞にとって大きな節目になるだけに、参加の児童生徒、指導者らは張り切って、練習に入った。
5月19日 県統計課がまとめた2002年県人口移動調査結果によると、柏崎市の人口は前年より502人減り、3年連続で県内111市町村で最も減少人数が多かった。前年と同じく、仕事や住宅などの理由による大幅な転出超過が要因。
5月19日 県議会は、改選後の臨時会を開き、正副議長選で、議長に柏崎市区選出の西川勉氏(76)=自民=、副議長に西頸城郡区の天井貞氏(64)=同=を選んだ。西川氏は正式に第81代議長に就任し、父・故弥平治氏が1951年から議長を2期務めて以来、親子2代で県庁の頂点に立った。
5月20日 4月の改選を受けた市議会臨時会が開かれ、正副議長選の結果、議長に整友会の今井元紀氏(59)、副議長に市民クラブの霜田彰氏(55)を選出。ともに初。今井氏は中立的立場をとりたいとして、同日付で、会派を離脱し、無所属になった。正副議長はこれまで、慣例により2年交代。
5月20日 市は、市議会6月定例会に上程を予定している「柏崎市ペット葬祭施設の設置等に関する条例」案をめぐり、市議会との意見交換会を市民会館会議室で開いた。条例案には焼却炉の構造基準が示されると共に、施設の使用禁止命令に違反した業者には全国ではじめて罰金を科すことなどが盛り込まれた。この種の条例は県内でははじめて。
5月21日 柏崎日報の発行部数が3万号に達した。1900(明治33)年5月10日、日刊「柏崎新聞」として創刊され、06(同39)年に「柏崎日報」と改題。その後も地域の政治、経済、社会の動きを読者に報道し続けて、103年の歴史を重ねてきた。今後も地域の情報源となることが期待される。
5月22日 市は、東電柏崎刈羽原発からの新たな財源として今年度内の創設を目指している使用済み核燃料税について、総務大臣の同意を得るため、早ければ来週にも総務省に協議書提出の手続きをとることになった。国側はおおむね3ヶ月以内に判断を示すとされている。
5月22日 刈羽村は、村議会市町村合併調査特別委員会で、村が4月に行った合併等についての村民意向調査の集計結果を報告。2005年3月末までの合併特例法の期限内で合併すべきと答えた世帯は全回答の14.1%、10年以内としたのは10.6%で、品田村長は「合併気運は小さい」と印象を述べた。
5月23日 市は環境に優しい社会を目指し、環境月間初日の6月1日、「クリーンデー柏崎」の活動を町内会の協力などで実施する。参加状況をこのほどまとめたところ、実施する予定の町内は全市の約98%に当たる250で、25,000人近くが参加する見込み。
5月23日 「2003かしわざき風の陣」が海上自衛隊護衛艦「あぶくま」などの入港歓迎式典とウインドサーフィン大会「IMCOワールドウイーク・イン柏崎」の開会式で開幕。風と海の自然に親しむこの催しは10周年を迎え、25日までの3日間、港町海浜公園と柏崎港の2会場を中心に賑やかに繰り広げられる。
5月26日 第9回柏崎・刈羽地域任意合併協議会が市民プラザで開かれた。任意協は今回が最後となったことから、法定合併協議会に今後移行するための手続きを確認した。法定協への参加は事前に参加自治体の組み合わせを決め、同じ日に各議会の議決を得ることとし、西川市長は「6月10日前後に首長が集り、意思を確認したい」との日程を明らかにした。
5月26日 市内学園ゾーン内で整備される仮称・環境共生公園に県が建設を予定している県立美術館構想をめぐり、市が初めて市民向けの説明会を、夜柏崎エネルギーホールで開いた。説明に続き、会場と意見交換を行い、西川市長は「市民の声を集約し、事業推進を」と述べた。会場には約130人が参加し、熱心に耳を傾けた。
5月26日 7月にスペイン・バルセロナで開催される第10回世界水泳選手権2003の水球日本代表、日体大3年・小林浩司選手(柏工卒)が帰郷し、市役所に西川市長を表敬訪問した。
5月27日 西川市長は総務省を訪れ、市が東電柏崎刈羽原発からの新たな財源として創設を目指している使用済み核燃料税の協議書を提出した。片山総務大臣の同意を得るための手続きで、総務省は課税要件を審議し、約3ケ月以内に判断する。東電の同意はまだ得られていないが、市長はこの新税への自信を表明し、できれば今年度後半の10月からの適用を目標に作業を進めたいとした。
5月29日 市社会福祉協議会が、市内東条で建設工事を進めてきた北条デイサービスセンターがこのほど完成。利用開始は6月10日。在宅介護支援センター、ホームヘルパーステーションを併用し、在宅サービスの有機的な連携を図る。
5月30日 刈羽村議会の市町村合併調査特別委員会が開かれ、柏崎刈羽地域の法定合併協議会に向けた対応について意見を交換した。ほぼ委員全員から「合併は時期尚早」という意見が出され、品田村長は「合併に向かう力は弱いという認識をもっている」との見解を表明。
5月30日 新潟産業大学の施設整備資金流用の罪に問われた元同大職員・関矢淳(40)被告の第3回公判が開かれ、検察側は同被告に懲役8年を求刑。
5月30日 柏崎周辺地区国営土地改良事業推進協議会の第16回通常総会が柏崎ベルナールで開かれ、今年度予定していた栃ケ原ダムのコンクリート打設が1年延期になることが報告された。
5月30日 東電は夜、柏崎刈羽原発の点検状況などをめぐる住民説明会を柏崎エネルギーホールで開いた。7号機再開が6月に予定される中で、約170人が参加。東電側の「安全性に問題はない」という説明に、会場からは市民の同意なしに再開したことへの厳しい声があがった。
6月1日 環境月間初日のこの日、市の呼び掛けで各町内が「クリーンデー柏崎」の活動に取り組み、たくさんの人たちが空き缶拾いや下水溝の清掃、草刈などに精を出した。可燃・不燃ゴミ合わせて約44トンを回収。
6月1日 サントリーカップ第34回全国ママさんバレーボール大会の県予選が、新潟市北地区スポーツセンターで行われ、柏崎のクラブチーム・KVAが初優勝し、本大会出場を決めた。
6月1日 東電柏崎刈羽原発のトラブル隠しを受けて、先月発足した地元住民による監視組織「柏崎刈羽原子力発電所の透明性を確保する地域の会」が、同原発を始めて視察。被爆を防ぐため厳重な防護服姿で入り、担当者の説明を聞きながら、現場作業の様子を確認。2日も引き続き視察をする。
6月5日 柏崎商工会議所はこのほど、今年の夏季一時金(ボーナス)に関する意識調査の結果をまとめた。全体的に景気の低迷で一時金の下降シフトに歯止めがかかっていない状況。
6月5日 東電が、同社柏崎刈羽原発に隣接する高柳町、小国町、西山町に総額7億円の寄付を行っていたことが判明。この寄付は、1997年に刈羽郡町村会が要望し、2月に東電が最終的に受け入れを回答したもの。
6月6日 東電柏崎刈羽原発のトラブル隠しをめぐり、平沼赳夫経済産業相が柏崎市・刈羽村を訪れ、まず市議会の全員協議会に出席し、国の原子力安全規制の責任者としてトラブル隠しを陳謝した。夜も同省原子力安全・保安院が市内で開く住民説明会に出席する。
6月8日 新潟港に9日朝入港する予定だった朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の貨客船「万景峰92」号は、北朝鮮の元山港からの出港を見合わせたことが分かった。知らせは同日夕方、拉致被害者家族と支援の会が新潟市で開いた入港反対の集会でも報告された。
6月9日 東電は、経済産業省原子量安全・保安院が6日に事実上の安全宣言をした柏崎刈羽原発7号機について、地元自治体に原子炉再起動の了解を申し入れた。これに先立ち、西川市長は市議会本会議で7号機の運転再開には異存がないとの考えを改めて表明。
6月10日 刈羽村の市町村合併調査特別委員会は、柏崎刈羽地域の法定合併協議会に村として参加しないことを全員一致で決め、品田村長に報告。
6月10日 県高校総体のなぎなた競技が刈羽村ラピカで行われ、団体の部で常盤高校が優勝し、インターハイ出場を決めた。
6月11日 柏崎刈羽地域の市町村合併についての首長会議が市役所で行われ、刈羽村を除く柏崎市・高柳町、西山町の3市長で法定合併協議会を設置する議案を各議会に提出することを決めた。同一議決日は今月27日の予定。可決されれば、7月1日にも法定協を設置する。
6月12日 東電柏崎刈羽原発4号機で、ひびを補修した再循環系配管の溶接検査が行われた。
6月12日 天皇、皇后両陛下が11日から来県され、日程最終日のこの日、柏崎市を訪問された。時折小雨に見舞われたものの、沿道にはたくさんの市民らが「日の丸」の小旗を振って出迎えた。午前10時過ぎ、国指定重要無形民俗文化財・綾子舞の伝承学習に取り組む南中に到着。両陛下は綾子舞を熱心に鑑賞され、その後、昼食会場の市役所に向かわれた。
6月13日 地方事情視察のためご来県された天皇、皇后両陛下は、柏崎市で国指定重要無形民俗文化財・綾子舞を堪能された後、市役所で昼食をとられ、午後2時過ぎ3日間の視察日程を終えられ、大勢の市民に見送られながら帰京の途につかれた。
6月13日 夜市民プラザで開かれた東電柏崎刈羽原発の点検・補修状況についての説明会で、東電の勝俣恒久社長はトラブル隠しについて住民に謝罪した。
6月15日 エンマ市は、初日の14日は土曜と重なって約10万人、15日の日曜は約9万300人の人出で賑わった。市露天管理委員会のまとめによると、露天の出店数は昨年より27店少ない556店。このうち、植木は48店で昨年より4店減った。
6月16日 県埋蔵文化財調査事業団は、国道8号柏崎バイパス建設にかかる市内東原町地内、東原町遺跡の発掘調査で、備蓄銭を大量に納めた壺が出土したことを報道関係者に発表。同遺跡は遺構や遺物から、主に鎌倉時代の後期から戦国時代にかけての中世の集落跡と推定される。
6月16日 県議会は、東電柏崎刈羽原発のトラブル隠しや点検・補修状況について連合委員会を開き、この中で平山知事は、点検停止中の7号機の運転再開を容認する意向を表明。
6月17日 市議会6月定例会・建設企業常任委員会で、東電から市への寄付により、学園ゾーンに設置が計画されている仮称・環境共生公園の基本設計について、学園まちづくり事業推進室が中間報告。それによると04、05年度で工事。06年春大型連休前にオープンの見込み。
6月17日 市役所1階ロビーで、市民が自由に使用、体験できるインターネットサービスが本格的に始まった。閲覧用パソコン3台を設置、1台はハローワーク求人情報に接続。
6月18日 県柏崎土木事務所はこのほど、高柳町石黒地内、国道353号「石黒バイパス」(上石黒−居谷間)のルート概要を地域住民に説明。石黒バイパスは延長2,540メートル、車道幅員6メートル。冬季の危険を避けるため、2本のトンネルを掘削し、橋も2本かける。総事業費は80〜90億円と推定。
6月18日 東電は、柏崎刈羽原発7号機の原子炉を約3ケ月ぶりに起動。7号機は3月末から点検を続けてきたが、平山知事が18日に運転再開容認を国と東電に連絡。同社は即日起動に踏み切った。
6月19日 鵜川改修事業促進対策協議会、鯖石川別山川下流改修促進規制同盟会の各2003年度総会と合同総決起集会が柏崎ベルナールで行われ、鵜川治水ダム本体工事や河川改修の促進に決意を込めた。
6月19日 東電柏崎刈羽原発の点検・補修状況と安全性を巡り、経済産業省原子力安全・保安院の住民説明会が夜産業文化会館で開かれた。約200人が参加。前半は佐々木院長が各号機の状況を説明し、後半は質疑応答が行われた。
6月23日 市議会6月定例会は本会議で、総額1億871万3,000円の今年度一般会計補正予算案や、ペット葬祭施設の設置等に関する条例制定案など15議案をいずれも原案通り可決、また人事2件に同意した。意見書は3件を可決、3件否決、請願は1件を採決、3件を不採決とした。
6月23日 東電柏崎刈羽原発と経済産業省原子力安全・保安院は午前、定期点検中の同原発4号機の原子炉格納容器漏えい率検査を開始。通常6時間で測定するものを、24時間にわたりデータを測定し、保安院の検査官二人が確認する。
6月24日 日米教育委員会のフルブライト・メモリアル基金による米国教育者招へい事業の参加者が、柏崎市役所を訪れた。
6月24日 西川市長は夜、東電柏崎刈羽原発の点検・補修をめぐって産業文化会館で開かれた同社住民説明会後に会見し、原子力安全・保安院を経済産業省から独立させることを早急に国に要請する考えを表明。
6月26日 7月4日から3日間、イタリア・パトバァ市で開催されるロボカップ2003世界大会に出場する柏工3年・今泉峻生(たかお)君、同・田村昌寛君の二人が、同校の赤川勝矢校長、引率する田中秀和教諭と共に市役所を表敬訪問し、西川市長から激励を受けた。
6月27日 柏崎市、西山町、高柳町の3市町村による「柏崎刈羽地域合併協議会」の設置議案と、同協議会の負担金を計上した補正予算案が午前、柏崎市と高柳町の議会で、いずれも賛成多数で可決された。同日午後には西山町議会でも提案・採決の予定。3市町村全てで可決されると、7月1日付で同協議会が発足。4日にも県知事に報告し、初会合を10日午後1時半から市民プラザで開く。
6月27日 県身体障害者体育大会第6地区大会が、市総合体育館で開かれ、3市3郡から約600人が集まった。今年は41回目。結果は長岡市が優勝し、刈羽郡が3位、柏崎市は4位だった。
6月30日 市は2004年度から実施を検討している粗大ごみの有料化に向け、市内各地区別の説明・意見拝聴会をこのほど開始。7月22日まで52会場で行っていく。
7月1日 帆船「海星」柏崎港に入港。中浜埠頭でセレモニーが行われ、小学生の太鼓演奏が海の雄姿を出迎え、船上ではセールトレーニングなどの体験プログラムが早速行われた。
7月2日 東京電力(桝本副社長ら)は市・村と県に柏崎刈羽原発4号機の運転再開を申し入れた。ひびが確認された1〜5号機のなかで最初の再開要請となった。
7月2日 鵜川水系の河川整備計画策定に流域住民・関係者の意見を聞く第1回流域協議会が県総合庁舎大会議室で行われ、河川沿線町内会長らが今年5月に策定された「鵜川水系河川整備方針」と「鵜川水系河川整備計画(案)」について質疑と意見交換をした。
7月3日 東京電力柏崎刈羽原発4号機の運転再開問題を巡り、市議会安全協議会で経済産業省原子力安全・保安院と東電による説明が行われた。「規制当局としては起動スタンバイまでの安全確認は終了している」とし、平沼経済産業相が近く4号機の安全確認状況と他号機への取り組みの決意を市議会に説明に来ると述べた。
7月4日 柏崎市の西川市長と樋口・高柳町長、三富・西山町長は4日県庁に平山知事を訪ね、1日付で柏崎刈羽合併協議会(法定協議会)を設置した届け出を行い、県の重点支援地域への指定を申請した。
7月4日 上越新幹線直行特急(ミニ新幹線)早期実現期成同盟会(会長・平山県知事)の2003年度総会が4日、新潟市のハミングプラザで開かれ、羽越本線新幹線直通促進新潟地区期成同盟会など県北と連携していくことを強調した。
7月6日 市内12の海水浴場の合同海開きを兼ねた安全祈願祭が、柏崎観光産業振興協会の主催でみなとまち海浜公園を会場にて行われた。
7月7日 花火総額5,100万円に。ぎおん柏崎まつり実行委員会がこのほど、海の柏崎の大花火大会の協賛金をまとめた。今年は各方面の協力で前年よりも約300万円上回り、総額で5,100万円余りが寄せられた。
7月8日 県立美術館、平山知事が住民と意見交換。平山知事と住民が地域の課題について意見を交換する「知事とふるさとを考える集い」が8日市民プラザで行われた。柏崎に建設が計画されている新潟県立美術館や柏崎港の活性化などをテーマに10人が発言。
7月8日 汚水処理施設の整備率、柏崎市87%で県内34位。公共下水道普及率は65.8%で県内24位であるが、これに農業集落排水事業、合併処理浄化水槽を加えた汚水処理施設の整備率は87.2%で34位となった。
7月9日 柏崎原発4号機、経産相が安全宣言。東京電力柏崎刈羽原発で設備にひびがあった号機のうち最初の運転再開を目指す4号機について、平沼経済産業相が9日、市議会と刈羽村議会の全員協議会で「運転しても安全上問題がないことを確認させていただいた。」と述べ、、国の原子力行政の責任者として安全宣言をした。
7月10日 女性監禁事件、最高裁判決1審を支持。2審の東京高裁で11年の判決を受けた佐藤宣行被告(40)の上告審判決が最高裁第1小法廷で行われた。深沢裁判長は2審の原判決を破棄し、1審(新潟地裁)の判決、懲役14年の量刑を相当として、被告人の控訴を棄却した。
7月10日 法定合併協が初会合。柏崎市と高柳町、西山町でつくる柏崎刈羽地域合併協議会の第1回会合が市民プラザで開かれた。3市町は合併特例法の期限である2005年3月を目指し、次回8月から月1回のペースで実質審議に入る。
7月12日 水しぶき上げ海アピール。今年で4回目を迎えた「柏崎マリーンスポーツフェスタ2003」が12日からみなとまち海浜公園で開幕した。13日まで。
7月14日 「再開容認」県に伝える。西川市長と品田刈羽村長は14日、県労働部長らと会談し、東京電力柏崎刈羽原発4号機の運転再開を容認する意向を伝えた。
7月14日 原木輸入がゼロに。柏崎港の2002年取扱貨物量の輸・移入貨物の総量は395,493トン。長年、柏崎港の主要輸入品だった原木は運搬システムの変更から取扱量ゼロに。一方、中国からのコークス輸入が12,286トンと前年より5,208トン増加した。
7月16日 点検記録を再調査。東京電力柏崎刈羽原発4号機の運転再開をめぐり、県・市・刈羽村は16日、再循環系配管の未点検個所として議論となっている継ぎ手部など16ケ所の過去5年間の点検記録を再調査した。調査は夕方終了し、県産業労働副部長は「データにすべて目を通してチェックした結果、検査は適正に行われており、ひびを疑わせるデータも見当たらなかった」と述べた。
7月16日 2学期制拡大目指す。市内小中学校の学期制検討委員会の第1回会合を開いた。2学期制導入に向けて、今年4月から中学校3ヵ校を推進協力校に指定し、施行を開始した。
7月18日 新潟産大資金流用事件。業務上横領の罪に問われた元同大学職員・関矢淳被告の判決公判が新潟地裁長岡支部で行われ、懲役6年の実刑判決が言い渡された。
7月19日 2海水浴場で夏の臨時交番。海水浴シーズンを迎え、柏崎署は19日から8月17日までの約1ヶ月間、管内の石地、鯨波の2海水浴場に臨時交番を設置し、水難事故や交通事故、盗難の防止など警戒にあたる。
7月19日 柏商最後の夏終わる。昨年に引き続き柏商との合同チームで出場した柏崎総合高校は19日、上越市営球場の2回戦で破れ短い夏が終わった。来年3月で閉校となる柏崎商業高校にとっては最後の試合となった。
7月22日 柏崎原発4号機、運転再開へ。知事と市長は22日午前、東京で経産相と会談し、東京電力柏崎刈羽原発4号機の運転再開容認を報告した。「安心対策」として原子力安全・保安院の経産省からの分離・独立検討を含めた安全規制強化などを要請した。
7月23日 市内農業集落排水事業、計画地域の整備が完了し、最終の谷根地区で23日通水式が行われ、待望の供用を開始した。
7月24日 ぎおん柏崎祭開幕!年間最大の市民イベント「ぎおん柏崎祭」が24日開幕した。
7月25日 柏崎港祭が柏崎港中央埠頭を主会場に行われ、海上安全祈願祭と共に様々なイベントを行った。
7月26日 海の花火に酔いしれる。ぎおん柏崎祭閉幕。3日間の人出27万3,500人、近年最多だった昨年を4,000人下回った。
7月27日 柏崎地方、梅雨明け。雨量少なめ、涼しい7月。新潟地方気象台は27日、新潟県を含む北陸地方が梅雨明けしたと見られると発表した。平年より5日、昨年より4日遅い。
7月28日 新県立美術館、基本計画案、「参加・体験型」に。県は柏崎学園ゾーン内で計画中の仮称・環境共生公園に建設を計画している新県立美術館の基本計画案を28日新潟市で開いた新美術館基本計画検討委員会に示した。
7月29日 柏崎に蒸気機関車走る。JR東日本新潟支社が29日、信越線の長岡―柏崎―直江津間に蒸気機関車C57−180を走らせた。同区間では今年の鉄道記念日前日の10月13日に、蒸気機関車による記念イベント列車の計画をしており、このための試運転。蒸気機関車の汽笛が鳴り響いたのは実に34年ぶり。
7月30日 帰国10ヶ月、苦しい胸中語る。蓮池さん夫妻は北朝鮮に拉致されて満25年になる31日を前にして会見し、拉致された当時の状況を始めて自ら語った。
7月31日 高松宮杯第44回全日本実業団ハンドボール選手権大会は31日、市総合体育館で開会式を行い、4日間の熱戦が始まった。
8月1日 最高路線価、5年連続下落。新潟税務署署は1日相続税や贈与税の算定基準とされる2003年分の県内路線価を発表した。柏崎署管内の最高路線価は市内駅前2の1平方メートル当たり15万5千円(前年17万5千円)。変動率は11.4%のマイナスで5年連続の下落。
8月1日 東電柏崎刈羽原発からの新たな財源として市が創設を検討している使用済み核燃料税について、東電は1日、課税に合意することを市に伝えた。
8月2日 蓮池さん夫妻、子供の消息に安堵と憤り。政府の拉致被害者・支援室は夫妻宅に室員を派遣し、NGO「レインボーブリッジ」から託された子供の手紙と写真を手渡した。北朝鮮から帰国以来、子供の消息が伝えられたのは初めて。
8月3日 市内谷根の真言宗・慈眼寺(五十嵐精峰住職)で3日、歴代住職の墓から発見された石室の調査報告会が行われ、檀家の人たちは江戸時代の埋葬の様子などに思いをめぐらせた。
8月6日 合併問題、地域組織など意見交換。柏崎地域の合併協議会に参加した西山町と高柳町の初の議員懇談会が6日、西山町役場で行われ、地域組織などテーマに意見を交換した。
8月7日 綾子舞、500年祭に向け2回目実行委。9月14日・市民会館、15日・女谷「綾子舞会館」前芝生広場の2会場での開催を巡り、熱の入った話し合いを進めた。
8月8日 65歳以上2万人超える。市が今年3月末現在で調べた調査結果がこのほどまとまった。。これによると、市内の65歳以上の高齢者人口は初めて2万人を超え、住民基本台帳による高齢化率は23.6%になった。前年比0.5ポイント上昇し高齢社会が更に進んでいることが分かった。
8月9日 普通交付税、柏崎市は大幅増に。総務省は地方自治体への今年度普通交付税配分額をこのほど決めた。柏崎市は12億7,334億円で東電柏崎刈羽原発からの固定資産税収入が減ったため、前年度を82.0%上回った。
8月9日 台風10号北陸地方通過。
8月10日 市内海水浴場に“真夏日”。台風一過の快晴に恵まれ、本格的な夏の日差しが降り注いだ10日、市内海水浴場はこの夏最高の4万5千人の人出でにぎわった。市内の海水浴場はこの夏、雨模様の天候や肌寒い気温などに悩まされてきた。
8月11日 「花市」迎えお盆へ、家族連れらが繰り出す。柏崎にお盆の訪れを告げる伝統の「花市」が11日夕方から夜にかけて、西本町1の通りで行われた。
8月12日 第2回柏崎刈羽地域合併協議会が12日、市民プラザで開かれた。議会議員の定数・任期について法定協議会でどのように協議を進めるかが取り上げられ、小委員会を設置することではほぼ委員の意見が一致した。
8月14日 原子力安全・保安院はIAEA(国際原子力機関)の運転管理評価チームが派遣されることが決まったと発表した。柏崎刈羽原発は来年秋ごろ受け入れて、運転管理状況や安全の状況が調査される。
8月18日 市内学園ゾーン内で計画中の仮称・環境共生公園に県が建設を計画している新県立美術館の予定地視察と、同館構想を語る会が18日行われた。
8月19日 国内トップ選手、今年も柏崎に。柏崎アクアパークの50メートルプールで、日本水泳会のトップを輩出しているセントラルスポーツ(本社・東京都中央区)が今年も全日本級合宿を19日から繰り広げている。
8月20日 東電柏崎刈羽原発は20日、第7回定期検査を続けてきた4号機が同日午後3時半、経済産業省の総合負荷性能検査に合格して営業運転を再開した。
8月21日 駐車台数は前年比6割。市観光レクリエーション振興公社が海水浴シーズンに管理する番神から鯨波に至る有料駐車場の入り込み台数が、昨年比62.1%と振るわなかったことが分かった。
8月22日 31年ぶり死者ゼロ。今夏の柏崎署管内海水浴場で海水浴中の水死事故は発生しておらず、1972年以来31年ぶりの死者ゼロを記録した。(23日鯨波海水浴場で水死事故発生)
8月23日 「2003ジェットスポーツ全日本選手権シリーズ第4戦柏崎大会」が24日にかけてみなとまち海浜公園とその沖合いで開催された。
8月25日 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)システムが 、柏崎市役所でも25日から稼動した。この日は混乱なく、スムーズに初日のスタートを切った。
8月26日 省エネビジョン策定へ。市は地域省エネルギービジョンの策定を目指し、26日、市役所大会議室で第1回の委員会を開いた。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の100%補助を受けて作業を進めるもの。
8月27日 土合新田が「閉村式」。集落を発展的に解消し、来年1月1日に市内下大新田(世帯数60戸)に編入を予定している土合新田(世帯数21戸)の“閉村式”が27日、西中通東部集会場で行われた。
8月29日 「8.29過ちを忘れない日」。トラブル隠し発覚から1年、信頼回復を目指し、東電柏崎刈羽原発は臨時所員集会を開き、再発防止と信頼回復への決意を新たにした。
8月30日 情報化、柏崎は全国6位。「日経パソコン」が行った「e都市ランキング2003」で、柏崎市が総合で全国6位にランキングされた。1位は東京三鷹市。
8月31日 協力し合い熱演の舞台。市教育委員会が31日、産文文化ホールで、小・中学生演劇教室の発表会を開いた。今年から新たに中学生対象の教室も加わった。
9月1日 小国町「11月住民投票」を提案。長岡地域との合併可否を問い。
9月3日 県内企業売上高、上位100社に市内4社。県内では売上50億円以上の企業が前年度より16社少ない296社で14年ぶりに300社を下回り、景気低迷を反映した。
9月5日 9月市議会が開会。今年度補正予算案や、粗大ゴミ有料化のための条例改正案などを委員会に付託した。
9月6日 低温・雨続きはっきり。アメダスで見る今夏の柏崎。今年7月の最高気温平均値は24.8度、8月は27.3度で7月は平年より2.2度、8月は2.1度低く、8月の降水量は昨年の2.7倍、日照時間は58,2%で全国と同様に低温・日照不足・雨続きの夏だった。
9月8日 国との議論は平行線、地元側「一元化」求める。原子力の安全規制体制をテーマにしたシンポジュームが県・市・刈羽村・西山町の主催により開かれた。
9月9日 柏崎原発、今年初の核燃料輸送。反対派210人が抗議行動。
9月9日 柏崎刈羽原発、4基が再循環系配管の追加点検へ。東京電力はまだ運転を再開していない原発4基で、地元自治体の要請を受け入れて再循環系配管の追加点検を行うことを発表した。
9月11日 元気はつらつ、500人出席。市は11日、80歳を迎えた人たちをお祝いする第2次成人式を産文会館で開いた。昨年よりも90人増え、約500人が出席して記録を塗り替えた。
9月12日 市内海水浴場の入り込み、冷夏直撃で4割減、50万8千人にとどまる。
9月15日 敬老の日。市内長者番付、110歳の北村さんがトップ。96歳以上は128人、圧倒的に女性が多い。
9月15日 綾子舞、伝承500年祭、小中学生も交じり熱演舞台。今年は米シアトル公演、天皇皇后陛下によるご鑑賞など記念すべき歴史をつづり、節目の年に彩りを添えた。
9月17日 日朝首脳会談から1年。「話し合い解決、結果を」、拉致被害者、蓮池薫さん会見。
9月18日 使用済み核燃料税創設。総務省は18日、柏崎市が東京電力柏崎刈羽原発から新たな財源として創設の協議書を提出していた使用済み核燃料税に同意した。
9月19日 県立美術館、建設撤回へ。9月定例市議会最終日、19日の本会議で県立美術館構想を巡って市民団体から「基本構想を白紙撤回し、代替案の検討を求める」とした請願を15対14で可決採択した。平山知事はこの採択結果を受けて柏崎での美術館建設を撤回する考えを改めて示した。
9月21日 感動と共に「定演」に幕。来春の閉校が予定されている柏商の吹奏楽部が21日、市民会館大ホールで最後の定期演奏会「柏商の夕べ」を開いた。
9月22日 柏高野球部たたえモニュメント建立。柏崎ライオンズクラブは市内本町1のフォンジェストリート棟のもみの木広場に,今春の選抜高校野球大会に出場した柏高野球部をたたえ、「夢ありがとう」と刻んだモニュメントの除幕を行った。
9月26日 コメ作況指数「やや不良の95」。北陸農政局新潟統計・情報センターは9月15日現在の水稲作柄概況を発表した。柏崎刈羽地方は「やや不良の95」であった。
9月28日 市母子寡婦福祉会が28日産文会館ホールで50周年記念式典を開いた。これまでの歩みを振り返り、会員達が力を合わせることを誓い合った。
9月29日 女子高生刺され重症。交際相手の産業大学1年生、稲垣和哉容疑者を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
9月30日 柏崎観光産業振興協会と米・グアム準州政府との友好の調印式が30日午後5時からグアムに同じ名称がある「恋人岬」で行われた。グアムからはジョアン・カマチョ州知事夫人が臨んだ。
9月30日 体長2.8m、重さ200kgの大型カジキが柏崎沖で釣り上げられた。
10月1日 コシヒカリ1等67%。9月末現在の柏崎刈羽産米、前年より13ポイント、アップ。
10月1日 障害者の生活支援。障害をもつ人達の地域での生活を応援しようと、生活支援センター「ふくし・ぱーとなー」が市内東本町1のフォンジェ1階に開所した。
10月4日 今年上期の柏崎地方は工場の新規立地はなかった。
10月5日 第56回県縦断郡市対抗駅伝大会は最終日の5日、長岡ー新潟間の8区間を行い、出場29チームの中、柏崎は8位に終わる。
10月6日 第4回柏崎刈羽地域合併協議会が6日、市民プラザで開かれ、事務局より特例債事業案が示された。
10月8日 日経BP調査、柏崎市が全国トップ。全国の地方自治体のホームページの中で、柏崎市が最も使い勝手がよいことが「自治体サイト・ユーザビリティ調査2003」で明らかになった。
10月9日 柏崎刈羽原発3号機、配管追加点検でひびが見つかる。年内運転再開は困難に。
10月10日 市展開幕。市内最大規模の美術展として親しまれる第47回市美術展覧会が10日からソフィアセンターで始まった。
10月10日 3中学で前期終業式。今年度から2学期制を導入した私立中学校3校で10日、前期終業式が行われた。3学期制から、年間を二つの学期に分ける2学期制の導入に向けて、今年4月から一中、鏡が沖中、五中を推進協力校に指定し、施行を実施している。
10月11日 大きなブナ林夢見て、270人が参加。柏崎地域植樹祭。第2回柏崎地域植樹祭が、市内長鳥のエコグリーン柏崎夏渡で行われた。
10月13日 34年ぶりの蒸気機関車楽しむ。JR信越線の長岡−柏崎−直江津間に13日蒸気機関車のC57が牽引する快速「SLえちご日本海」号が一往復運転された。
10月14日 柏崎刈羽原発、圧力抑制室のプール内に工具など異物発見。東京電力は14日柏崎刈羽原発1号機の圧力抑制室の底部に長さ約30センチ、太さ約10センチの電動グラインダーが沈んでいることが確認されたと発表した。ほかにも小さな異物が1,2,7号機で見つかっている。
10月16日 拉致問題「進展なく・・・」、細田官房副長官と中山参与、蓮池さん宅を訪ね陳謝。
10月18日 新設校へ期待込め、県立柏崎翔洋中等教育学校が開校記念式を開いた。
10月19日 秋晴れ大にぎわい。市内比角地区コミュニティ運営協議会は地区内の路上を歩行者天国にして比角ストリートフェスティバルを行った。
10月22日 安全でおいしいコメを、柏崎農協が市内平井に建設した「柏崎ライスターミナル」の竣工式が22日同施設で行われた。
10月22日 歴史の縁、末永く交流を。柏崎と歴史の縁で結ばれる三重県桑名市から22日、水谷市長をはじめとする一行が來柏した。
10月23日 柏崎最大の環状集落。国道8号柏崎バイパス事業にかかる剣野B遺跡と東原町遺跡で進められていた発掘調査の概要が報道関係者に公開された。剣野Bからは柏崎平野で最大規模の縄文時代の環状集落が確認された。
10月25日 創立百周年を迎えた県立柏崎常盤高校の記念式典が、同校体育館で行われた。
10月26日 鯖石ロードレース340人参加。第29回鯖石ロードレースが市内加納、中鯖石コミュニティセンター周辺のコースで行われた。
10月27日 選挙人名簿登録者、柏崎市は452人減。市選管が衆院選登録日の27日現在でまとめた選挙人名簿登録者数は男33,664人・女35,637人であった。
10月28日 第43回衆院選が公示され、本県2区では無所属前・藤島正之氏、自民前・近藤基彦氏、民主元・坂上富男氏、共産新・米山洋子氏、無所属新・西川攻氏の5人が立候補し、相次いで柏崎・刈羽地域で第一声を上げ、舌戦を開始した。
10月29日 常盤高校が一学級減。県教委は2004年度の公立高校募集計画と選抜要項を発表した。柏崎地区では常盤高校が一学級減となる。
10月31日 柏崎刈羽原発1,3号機で行われた再循環系配管の追加点検について県・市・刈羽村の担当者が31日点検に問題がなかったかどうかの記録確認を行った。
11月4日 合併期日は2案を検討。第5回柏崎刈羽地域合併協議会が4日、市民プラザで開かれ未調整項目では合併の期日として2005年の1月1日か3月31日の2案が浮上していることが報告された。
11月5日 上越新幹線直行特急早期実現同盟会のミニ新幹線講演会が産文会館で開かれた。東京・武蔵野市の土屋市長が都会と地方との共生システム作りを強調した。
11月9日 雨にも負けず健脚競う。第1回柏崎マラソンが9日、市陸上競技場発着の公認柏崎マラソンコースで行われ、全国各地から集まった千人のランナーが健脚を競った。
11月10日 第43回衆院選挙開票結果。本県2区では自民前・近藤基彦氏が当選。
11月11日 柏崎原発、IAEAが事前説明。国際原子力機関(IAEA)の運転安全調査団を来年受け入れる東京電力柏崎刈羽原発で11日から、その事前準備会が始まり、初日はIAEA職員による概要説明が行われた。
11月13日 当局出席者減らす。柏崎では市議会本会議には原則として課長以上全員が出席してきた。しかし、毎回これだけの多人数が必要でないことから、議会側での協議も経て縮小に踏み切ることになった。
11月14日 柏崎ICなどETC運用開始。北陸自動車道の米山、柏崎、西山の3料金所で14日正午から有料道路自動料金収受システム(ETC)サービスの運用を開始した。
11月16日 第1回柏崎子供囲碁大会。囲碁の愛好者を裾野から増やそうと、日本棋院柏崎支部主催の第1回柏崎子供囲碁大会が小学生、中学生が参加して、市民プラザで開かれた。
11月18日 伝承学習の小・中学生が発表。国指定の重要無形民俗文化財・綾子舞の伝承学習発表会が市立南中で開かれた。
11月19日 2学期制施行を04年度拡大。市教育委員会は19日、2学期制の検討委員会を開き、市内の中学校全校、小学校5校を2004年度から2学期制に拡大施行を実施したいとの方針案を示した。
11月21日 産大が大学院新設。文部科学省の大学設置・学校法人審議会は21日来春開設を申請していた新潟産業大学の大学院新設を答申で認めた。
11月23日 米山が雪化粧、例年より少し遅く。「勤労感謝の日」の朝、白く雪化粧した米山、黒姫山の姿が市街地から望まれた。
11月25日 「国が前面に」改めて要求。第4回全国原子力発電所立地議会サミットが東京都内のホテルで開かれ、テーマとなった安全・安心・共生について国が前面に出て説明することをサミット宣言で改めて要求した。
11月27日 ごみ減量化、地道に努力を。買い物で暮らしを変えようなどと呼びかけた「ごみ半減県民運動柏崎・刈羽地域大会」が27日産文で開かれ約250人が集まった。
11月28日 市職員給与の引き下げ可決。市議会臨時会が28日開かれ、市職員給与引き下げなどの条例を原案通り可決した。これら条例改正は、経済不況や官民給与格差是正を理由とした人事院勧告による国家公務員の給与引き下げに伴うもの。
11月30日 小国町は長岡と合併へ。小国町では長岡地域任意合併協議会を構成する市町村と合併することの可否を問う住民投票が行われ、即日開票の結果、賛成が上回った。
12月2日 拉致問題の早期解決を安倍幹事長らに要望。柏崎、小浜、真野の首長。
12月2日 選挙人名簿登録者数、柏崎は6万9,281人。県選挙管理委員会は2日、県内選挙人名簿登録者数を定時登録日(2日)現在で発表した。柏崎市は男3万3,657人、女3万5,642人。
12月3日 通行の市民戸惑う。市民プラザ前と盛来軒前の交差点で3日から実施された3サイクル歩車分離式信号に対し、通行の市民が戸惑い見せる。
12月5日 金融機関の貸し出し姿勢、「厳しい」が「緩やか」を上回る。商議所調査に事業所回答。
12月8日 今冬初雪。市街地で朝、うっすら降雪。
12月9日 第二中学校は現地改築、柏崎翔洋中等教育学校の学園ゾーンの建設実現困難。市議会12月定例会の一般質問で市長が答弁。
12月10日 新潟工科大就職内定率69%で伸び悩み。県内求人が横ばい。
12月11日 財団法人の国際化協会、新たな船出を祝う。柏崎地域国際化協会が「SEA YOUTH 雷音」で11日、90名の出席者のもと財団法人の設立式を行った。
12月13日 二中現地改築、市説明に「早期着工を」。地元建設準備委員会が了承。
12月15日 蓮池さんらに子供のビデオ、NGOが政府支援室通じ届ける。薫さん「安心したがもどかしい」。
12月20日 柏崎墓園で新墓地抽選会が行われた。募集枠に対して申し込み数が上回り、会場は緊張感に包まれた。
12月21日 新道の鵜川神社、「よい年に・・・・」新年への期待込め大ケヤキにしめ縄奉納。
12月22日 五番街・六丁目の共通愛称が「本町ぴっから通り」と決まる。
12月24日 地域医療充実に期待。北条診療所、待望の改築終わり、24日より診療開始。
12月25日 曾地高速バス停に駐車場完成。市と刈羽村が共同で事業を進めた。
12月28日 「なごみ橋」架橋始まる。県が鯖石川改修に関連して架け替えを進めている県道黒部柏崎線「豊田橋」は名前を「なごみ橋」に変更される。
UP 2004/1/30

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