月 日 |
記 事 |
1月 4日 |
市と柏崎商工会議所主催の新年賀詞交換会が市民プラザで開かれ、市内各界の代表の代表ら500人余りが出席、2002年の幕開けを祝った。その中で西川市長は、「役所の変革」「懸案事項の解決」「ミニ新幹線の実現」「次期産業の育成」の4つの目標を強調した。 |
1月 4日 |
西川市長は市役所で定例記者会見を行い、市内宝町の小松エスト柏崎工場跡地の活用方法について、市内枇杷島小学校の移転・改築を考えていることを表明。エスト跡地は約6万平方メートル、これに対し必要な小学校用地は約2万5,000平方メートルとされる。残りの跡地の利用については今後勘案して行く方針。 |
1月 6日 |
第21回北信越ミニバスケットボール大会が3日間石川県松任総合運動公園体育館で行われ、男子の槙原ファイターズが優勝、3月行われる全国大会に出場する。 |
1月 7日 |
刈羽村は「ラピカ」の設計工事をめぐり、国から返還を命じられていた原発交付金の利子8,001万6,838円を東北経済産業局に納付した。昨年12月25日に返還した交付金とあわせて返還総額は3億4,049万720円となった。 |
1月 7日 |
市教育委員会は、市内小・中学校に今春新しく入学する児童・生徒の見込み数をまとめた。今のところ小・中あわせて前年同期より110人余り減の1,670人となっている。 |
1月 7日 |
市はこのほど2000年度普通会計決算を貸借対照表中心にまとめた冊子「もう一つの決算書」を作成。2000年度の資産合計は1,389億円、負債約395億円、正味資産は約994億円となった。正味資産率は81.7%。この比率が大きいほど時代への負担が少なく健全であるといわれる。 |
1月 8日 |
市ガス水道課では、市内の井戸や湧き水で緊急災害時に利用できるものの調査を行い、このほど結果を発表。申込のあった41ヶ所のうち、調査の趣旨に合った31個所について実施した結果、水質、湧水量、利便性の3点のから上輪、川内、細越などの10箇所の水源を適切と判断した。 |
1月10日 |
東電原発の武黒一郎所長は年頭の記者会見を行い、原発の安全運転と、プルサーマル計画について理解活動を続けて実施に向けて前進してゆく決意を強調。 |
1月11日 |
民間信用調査機関の帝国データバンクのまとめによると、柏崎刈羽の本社企業で売上が5億円以上の会社は、83社で前期より1社増えた反面、10億円以上は51社で3社減った。 |
1月12日 |
柏崎市出身で東京大学大学院理学系研究科の小林孝嘉教授(57)の研究チームが、世界で最も短い時間光るレーザーで、視覚に関わるたんぱく質に似た分子の構造変化を刻々捉えることに成功し、このほど英科学誌「ネイチャー」に発表。小林さんは市内東本町二の出身で、柏高14回卒。 |
1月13日 |
協同組合ニューエネルギーリサーチが市内青海川の「風の丘・柏崎コレクションビレッジ」地内に建設工事を進めている風力発電機(出力48ワット)が、タワーに3枚のブレードの取り付けを終えて、56メートルの白い塔となって風の丘に姿を表わした。 |
1月15日 |
県がこのほどまとめた2000年国勢調査の基本集計結果によると、柏崎市の一世帯当りの人数は2.85人で県内20市で少ない方から3番目、一世帯当りの住宅延べ面積は127.1平方メートルで同じく少ない方から6番目であることが分かった。 |
1月15日 |
柏崎地域ニューにいがた里創プラン推進協議会などが、自宅や職場などに眠っている写真を募集している。スライド、ビデオ、テープなども募集。寄せられた写真などの一部は、3月16・17日に予定されている柏崎刈羽グラフィティ展でも紹介される。 |
1月16日 |
市などが出資している第3セクターで、民事再生法による再建を目指す柏崎ショッピングモールの問題を検討している市議会対策協議会が市役所で開催。ショピングモール関係者、西川市長ら市幹部が出席、会社側の市への要望に対し、西川市長は年間3,500万〜4,000万円の支援を考えていることを表明。 |
1月17日 |
柏崎署管内では昨年1年間に488件の人身交通事故が発生。11人が死亡、596人が負傷。事故数では県内ワースト3に入った。 |
1月17日 |
刈羽村の「ラピカ」問題で、村議ら7人が元請共同企業6社と品田村長、加藤前村長らを相手取り総額約59億6,700万円の返還を求めた住民訴訟の第7回口頭弁論が新潟地裁で開催。 |
1月17日 |
新潟工科大学は4月からJR新潟駅南口発の高速通学バスを一日一往復運行。自宅通学を望む新潟市近郊の学生、保護者にとっては、負担軽減となりそうだ。 |
1月18日 |
市立図書館・ソフィアセンターが館内の蔵書点検を行い、このほどその結果をまとめた。集計では図書、郷土資料、AV資料など合わせた総数は23万点近くに上った。 |
1月19日 |
三条市の女性を誘拐・監禁した事件で略取・逮捕監禁致傷などの罪に問われている市内四谷一、佐藤宣行被告に対する判決が新潟地裁で言い渡される。犯罪史上前例が無いとされる長期監禁事件に、どのような司法判断が下されるか注目される。 |
1月21日 |
刈羽村の「ラピカ」問題で、村民らで構成する「ラピカ調査会」の7人は、返還金、調査費、源土運動場広場の補修費などを「原因者」の業者らに負担させるよう村長に勧告を求める、新たな住民監査請求を村監査委員に提出。 |
1月21日 |
市内軽井川の学園ゾーンに計画されている環境共生公園(仮称)に、県が県立美術館を建設する方針で市と協議を続けていることが分かった。公園オープン予定の2006年度と前後して開館を目指す。県立美術館は長岡と2003年に開館予定される新潟に次いで、三館目。 |
1月21日 |
柏崎技術開発振興協会、信濃川テクノポリス開発機構などは産学連携の一貫として四大学の研究者による連続ミニ講演を柏崎商工会議所大研修室で開催。上中越地区の製造業を中心とする30社余りの経営者、開発担当者が交流を深めた。 |
1月21日 |
市はこのほど、2002年度から実施する市障害者計画(福祉まちづくり推進計画)を策定。2004年度まで3年間の具体的目標値を設定し、その後の5年間の指針を第二次期間として設定。視覚的に分かりやすい工夫を凝らした。A4判134ページ。 |
1月22日 |
三条市の女性が小学4年から9年2ヶ月にわたって柏崎内に監禁されていた事件で、略取・監禁致傷などの罪に問われていた市内四谷一、無職・佐藤宣行被告(39)に対する判決公判が新潟地裁で行われ、裁判長は懲役14年(求刑15年)を言い渡した。 |
1月24日 |
西川市長が今年の新年賀詞交換会の挨拶の中で、市内に情報ネットを整備して行く考えを明らかにした。現在、NTT東日本が学校、公民館など116箇所を光ファイバーで結ぶ通信キャリア網を市に提案している一方、植木組、NECグループが自前の回線網でCATV(有線テレビ)事業を3セクタの形で立ち上げようと計画中。市はNTTの構想に大きな関心を示している。いずれにしても情報ネットは2002年度内に完成する見通し。 |
1月24日 |
三条市の女性の長期監禁事件で新潟地裁から22日に懲役14年の判決を受けた市内四谷一、無職・佐藤宣行被告が一審判決を不服として東京高裁に控訴した。これにより裁判は東京に移る。 |
1月26日 |
柏崎公共職業安定所のまとめによると、昨年12月の管内有効求人倍率は前月を0.08ポイント下回る0.36倍で五ヶ月連続の下落となり、1966年1月の集計以来、1999年4月と並ぶ過去最低の水準となった。 |
1月26日 |
県は4月1日から県内出先機関を見直し、地域とのより緊密な連携を図ってゆく。柏崎関係では柏崎財務事務所が「柏崎振興事務所」と「柏崎県税事務所」に分かれ、柏崎保健所と柏崎地域福祉センターが統合して、「柏崎健康福祉事務所」になる。 |
1月28日 |
市は今年度、病気の回復期にある子供を保育する病後児保育のニーズを対象にしたアンケート調査を行い、その結果をまとめた。これによると、「必要」「あれば安心」とする人が8割近くに達し、要望が強いことが分かった。 |
1月28日 |
柏崎学園ゾーン整備計画を議論している、市議会の学園まちづくり特別委員会が開かれた。市当局に現状説明に対し、委員会側から環境共生公園内に県立美術館を造ることの妥当性や整合性について質疑が集中。 |
1月29日 |
市議会の柏崎ショッピングモール問題対策協議会が市民会館会議室で開かれ、民事再生法による再建を目指しているショッピングモールへの市の支援策を巡って議論。議会側は市が当面資金援助をしても再建は困難ではないかという声が大勢をしめた。ショッピングモールは3月29日までに再生計画を作成することになっている。 |
1月29日 |
市は今年度第2回目の市廃棄物減量等推進審議会を市役所大会議室で開いた。この日各委員が活発な意見を交わした末、家庭ごみ収集を有料化する方向で審議会としての結論を出した。 |
1月30日 |
柏崎商工会議所で今月8日から10回シリーズの夜間講座として開かれた企業家養成の「創業塾」が終了。欠かさず出席した29人に全国統一の終了証明書が手渡された。 |
1月31日 |
柏崎公共職業安定所のまとめによると、今春卒業予定で就職希望の高校生の内定率は、72.8%で前年同期を1.8ポイント下回った。女子が70.1%、男子は75.4%だった。 |
2月 1日 |
金融機関が破綻した場合、預金者の預金保護額を1,000万円とするペイオフ制度が今年4月から実施されるのに伴い、市のペイオフ対策等連絡会議は公金預金の保護策として、普通預金への移し変えや起債との相殺契約に基づく基金運用など当面の対策を固めた。2月中に今年度の検討結果をまとめて、西川市長に報告する。 |
2月 1日 |
「まちの駅の設置などを通じて公益連携を目指している「関越地域連携協議会」は「SEA YOUTH 雷音」で首長懇談会を開き、2001年度の事業報告、02年度事業計画、予算を審議した。5月10日から3日間、長岡、柏崎の両市を会場に予定される「全国首長連携交流会」を主管することなども決めた。 |
2月 2日 |
市の基本台帳によると、二十一世紀最初の年になった2001年の1年間の出生数は744人で、前年より34人減った。男子388人、女子356人。 |
2月 4日 |
市内青海川、農林漁業資料館「とんちん館」が今月17日までで閉館になる。これまでの来館者数は88万人余りを数え、観光柏崎の一翼を担ってきたが、時代の趨勢とともに約20年にわたる歴史に終止符を打つ。 |
2月 4日 |
西川市長は定例記者会見で、市役所や市内公共施設を光ファイバーケーブルの高速通信網で結ぶ市地域情報化基盤ネットワークを今年10月から運用すると発表。市はかねてからIT(情報技術)のインフラ整備としてどういう手段が最適化検討してきたもので、最終的にNTTの光ファイバー網を選択した。また市長は、市の新年度当初予算にも触れ、一般会計の総額は370億円近くになることを明らかにした。 |
2月 5日 |
連合柏崎地協(74組合、約8,800人)は、今年の春季生活闘争に向けた単組代表者会議を産業文化会館で開催、雇用の安定と賃金水準の維持・向上に全力を挙げることを確認。 |
2月 5日 |
柏崎地域消防本部のまとめによると、昨年度管内の救急車出動で搬送人員がはじめて3,000人を超えた。前年より115人増え、3,029人。1日当たり約8.3人が救急車で運ばれたことになる。 |
2月 6日 |
柏崎の産業振興の方向を探る「二十一世紀柏崎産業構造戦略会議」の第5回会合が柏崎商工会議所で開かれた。柏崎信金が委託事業でまとめた「二十一世紀柏崎産業構造戦略プラン」の五つの重点事業についてテーマを絞って検討。 |
2月 7日 |
厳しい経済状況を反映して、賃金不払いや解雇などに関する昨年の労働相談が柏崎市労働基準監督署管内で403件と初めて400件を突破したことが同署のまとめで分かった。管内の相談件数は1999年が269件、2000年が339件。 |
2月 7日 |
市は、民事再生法の手続きが進められている第三セクター・柏崎ショッピングモールに、年間約3,600万円の支援を2002年度から最長5年間行う案を明らかにした。会社側は同社が運営する「フォンジェ」に大型衣料店誘致を目指す再構築案を示した。 |
2月 8日 |
柏崎刈羽地域農業推進研究会が柏崎エネルギホールで開かれ、認定農業者約150人が今後の経営改善について学んだ。山形大学農学部・楠本雅弘教授の基調講演の後、農業経営者代表等が熱心にデスカッションした。 |
2月 9日 |
柏崎港の2001年取扱貨物量が1971年の開港以来はじめて100万トンを越えたことが市の集計でわかった。直江津港で行われている火力発電所用地の埋め立て工事の石材移出入増加が大きな要因。 |
2月 9日 |
民間信用調査機関の東京商工会議所リサーチ新潟支店はこのほど、県内に本社を置く企業の年間売上高(2000・9−2001・8)ランキングをまとめた。20億円以上は1,012社で52社減り、柏崎刈羽は29社で2社減った。 |
2月12日 |
市社会福祉協議会はこのほど、地域福祉推進事業の一環として市内豊町の市総合福祉センターで開設している総合相談所の昨年1年間の利用件数をまとめた。専門相談と一般相談の合計では800件を超え、市民への定着振りを示した。 |
2月12日 |
柏崎ショッピングモールの問題を巡る市議会の対策協議会が開催。議員の中には市提案での支援止むなしとする意見がある一方、依然として強い懸念の声も多かった。 |
2月12日 |
市内栄町、伊藤 豊氏は肺炎のため入院先の柏崎中央病院で死去。故人は市内の高校で教鞭をとりながら多くの工芸作品を創作し、市内にも多くの作品を残している。日展参与など多くの分野で活躍した。 |
2月13日 |
市内橋場、ごみ処理施設・クリーンセンターかしわざきは、今年度から2カ年にわたってゴミの焼却に伴って発生するダイオキシン類を削減する為の工事を進めている。工事期間は最初の炉が今月初めから3
月30日、次いで5月10日から7月6日までの予定。 |
2月13日 |
市内南部の環境共生公園に設置の構想が明らかになっていた県立美術館について、この日発表された2002年度県当初予算で、検討委員会開催費74万5,000円が盛り込まれた。平山知事は記者会見で美術館構想について説明し、フランス印象派の画家、クロード・モネに因んだ庭を一体で整備すること、開館目標は2005年を目途にして検討したいと語った。 |
2月13日 |
協同組合ニューエネルギーリサーチが市内青海川、風の丘・柏崎コレクッションビレッジ地内に設置した風力発電機が電気系統の接続を終了、試験発電を開始。3月1日から終日運転の本発電に入る予定。 |
2月15日 |
市内橋場、ごみ処理施設「クリーンセンターかしわざき」がこのほど、昨年1年間の可燃ごみの搬入状況をまとめた。昨年の搬入量は前年より約2%、700トン余り減り、減少傾向が続いた。同センターでは収集への地域住民の協力の現れと見ており、更に一層の減量化への協力を呼びかけている。 |
2月16日 |
県はこのほど、2000年国勢調査の第2次基本集計のうち、本県の労働力状態と就業者の産業などを公表。柏崎市は総人口が減ったことに伴い、労働力人口は前回を下回ったほか、15歳以上の人口に占める労働力人口割合も低下。農業を中心とした第一次産業の就業者も大幅に減少。 |
2月16日 |
西山町の二田小の6年生20人が、脚本から作り上げた民話劇と伝承舞クラブの活動を、西山ふるさと館で披露し、約400人の観客から惜しみない拍手を浴びた。 |
2月16日 |
2001年の確定申告始まる。所得税、市・県民税の申告は3月15日まで。柏崎税務署では早めの申告と納税を呼びかけている。 |
2月18日 |
西川市長は環境共生公園(仮称)の県立美術館構想について、これまでの経過現段階での計画、考え方などについて文書を議会に提出。現段階でフランス印象派画家、クロード・モネに因んだ「モネの庭」(約2ヘクタール)を配置することや、2005年オープンを目指すことなどが明らかにされている。 |
2月19日 |
西川市長は2002年度当初予算案を発表。一般会計の総額は369億4,000万円で、2001年度当初額を8,000万円、0.2%下回った。原発固定資産税の減や地方交付税の伸び悩み、経常費の増大など厳しい財政情勢の中で、行政サービスの拡大に努めたとし、目的別予算額では前年度に引き続いて、民生費がトップを占めた。特別会計、企業会計を加えた全体予算は1.9%減の727億5,804万3,000円。予算案は27日、市議会定例会に提出される。 |
2月19日 |
西山町教育委員会は、同町坂田・新保地内の丘陵地で行われていた町道付け替え工事に伴う「坪之内遺跡」発掘調査で、弥生時代後期と見られる、長さ4.7センチで全国でも十指に入る大きさのヒスイの勾玉が出土したと発表。 |
2月20日 |
全国工業高等学校長協会が生徒の資格取得など意欲的な学習を促そうと今年度創設した「ジュニアマイスター顕彰制度」で、柏工電気科の3年生3人がこのほど同校としてはじめて認定を受けた。 |
2月20日 |
柏崎地域広域事務組合の定例会議が市議会議場で開かれ、総額48億8,446万円の2002年度当初予算など8件が原案通り可決。 |
2月20日 |
西山町の坪之内遺跡から発見されたヒスイの勾玉など3点の一般公開が西山ふるさと館で始まる。 |
2月21日 |
長引く経済不況による雇用情勢の悪化に対応して、市は今年7月から雇用創出のためのワークシアリング(労働の分かち合い)を導入する方針を固めた。当局は労組との協議を経た上で、予算措置を6月定例市議会に提出する予定。 |
2月21日 |
今春卒業予定で就職を希望する管内高校生の1月末内定率は78.9%で前年同期を3.7ポイント下回っていることが柏崎公共職業安定所のまとめで分かった。同所は学校を通じて未定者の職安来訪を呼び掛け、就職先確保に全力をあげている。 |
2月22日 |
市議会2月定例会召集。本会議で2001年度一般会計補正予算など関係13議案の提出を受けて担当常任委員会に付託。この補正予算により、今年度一般会計の総額は376億3,191万9,000円となる。 |
2月22日 |
第三セクター・柏崎ショッピングモールに対する市の資金支援の可否が焦点となっている中、市議会のショッピングモール対策協議会は2月定例会初日の本会議で、15回に及んだ議論の結果を報告。再建計画に疑問を表明しながらも、何らかの支援止むなしの結論に達したことを明らかにした。 |
2月25日 |
市は3月4日から戸籍事務の電算化を稼動させ、事務改善と行政サービスの向上を目指す。謄本はB4判、抄本はB5判から、いずれもA4判に書式は文章形式から箇条書きに変わる。 |
2月26日 |
市立図書館・ソフィアセンターがこのほど、2001年の年間利用状況をまとめた結果、入館者数は約64万人だったことが分かった。市民プラザのオープンが影響したせいか前年に比べ約5万5,000人の減となった。貸し出し点数は前年より約1万7,000点増え、約28万9,000点だった。 |
2月26日 |
東電原発1号機は定格出力運転中、再循環ポンプの軸封部の機能低下から注入水の微量の漏洩が続き、東電は監視を強めていると発表。 |
2月26日 |
第10回全国小学生作文コンクール「わたしたちのおまわりさん」の入賞・入選者がこのほど発表され、小学生高学年の部で高柳小四年・若山里奈さんの「おまわりさんから学んだこと」が最高賞の内閣総理大臣賞を受賞。 |
2月27日 |
西川市長は市議会2月定例会の本会議で2002年度施政方針演説を行った。「ハードからソフトへ」という時代認識に基づいて、369億4,000万円の一般会計をはじめとする同年度当初予算案編成に就いて述べ、さらに機構改革、行政改革など新時代に対応した行政システムへの取り組みを強調。、 |
2月27日 |
第三セクター・柏崎ショッピングモールを市が資金援助するための2002年度一般会計補正予算案が、市議会2月定例会本会議に追加提案された。 |
2月28日 |
県教委は2002年度公立高校一般選抜の最終志願状況を発表。柏崎地区では5校のうち、4校7学科で定員割れした。最終的な平均倍率は1.01倍で、変更前より0.01ポイント下がり、県平均の1.08倍を下回った。 |
3月 1日 |
市は新年度から行う組織・機構改革と併せ、市民サービスの向上と効率的な組織運営のために、部・課などの配置見直しを実施。4日から一部の課が新しい配置場所で業務を開始。現在の5部・32課4局・9室・118係を、5部・29課4局・9室・9班93係に再編。 |
3月 1日 |
市内軽井川、新潟産業大学で3年生を対象とした企業説明会が行われ、昨年より8社多い76社が参加。今春卒業予定者の内定率は90%を超え、就職課は一安心もつかの間、早くも来春の就職活動が始まった。 |
3月 4日 |
市はこの日から戸籍事務の電算化をスタート。電算化により、戸籍の作成や確認が速く正確に出来、発行の時間も短縮される。 |
3月 4日 |
東電原発は定格出力運転中の1号機で注入水の微量漏洩が続いている問題で、原子炉を手動停止し、軸封部を交換すると発表。 |
3月 5日 |
市内東部町内会長連絡協議会、第二中学校用地確保促進委員会の関係者が市役所を訪れ、二中の校舎移転・改築を巡り「常盤高校を県から譲り受け、二中として整備したい」とする市の方針に賛同し、早急な実現を求める陳情書を西川市長に手渡した。 |
3月 5日 |
枇杷島小移転新築促進委員会など3団体の関係者が市役所を訪れ、移転候補地として市内宝町の小松エスト柏崎工場跡地を検討したいとする市の方針に賛同する要望書を西川市長に手渡した。 |
3月 6日 |
市議会2月定例会の本会議で入沢徳明氏(市民クラブ)が柏崎地域の市町村合併問題を質したのに対し、西川市長は合併を進める場合は2002年度中に協議会立ち上げにこぎつける必要があるとの見通しを示した。 |
3月 7日 |
市は4月1日付定期人事異動の部課長級を7日に、柏崎市長代理級以下を8日にそれぞれ内示。広域事務組合を含めた異動は403人で、組織機構改革に伴い、例年を上回る大規模なものになった。 |
3月 8日 |
東電は原発3号機で使うウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の2回目の製造をフランス・コジェマ社メロックス工場で今月から開始したと発表。地元反原発3団体は直ちに製造中止するよう強く抗議。 |
3月10日 |
西山町議会は3月定例会初日の本会議で日曜議会を開き、町民ら20人が傍聴。東電が原発全号記念事業として柏崎市の学園ゾーンに寄付する環境共生公園について「柏崎だけの施設にしか見えない。町も単独で要請すべきだ。」と不満が出る。 |
3月11日 |
高柳町の2002年度当初予算案が同町定例議会に提出され、樋口町長の所信表明が行われた。一般会計予算案は23億9,800万円で、前年比2.5%の減。特別会計を合わせた総額は39億200万円となり、やはり前年比2.2%減。 |
3月12日 |
柏崎商工会議所がこのほどまとめた今年の「春季賃上げに関する意識調査」によると、「0%(賃上げなし)」の回答が昨年より20.3ポイント増加し、全体の57%を占めた。過去5年間で「0%」回答は45ポイントも増加しており、下方シフトの傾向が強まっている。 |
3月12日 |
刈羽村村議会は3月定例会本議会で歳入歳出それぞれ47億1,000万円とする新年度一般会計と6特別会計案が提出され、予算特別委員会に付託された。 |
3月13日 |
市医師会が市内栄町地内で建設工事を進めた会館が完成し、17日竣工式が行われる。歯科保健活動のより一層の充実が期待される。 |
3月13日 |
市議会2月定例会の厚生常任委員会においてショッピングセンター「フォンジェ」の子供遊戯施設・キッズマジックを市の子育て支援施設として位置づけた上での運営負担金2,880万円を巡って、議論を交わした。 |
3月14日 |
東電原発は定例記者会見で、冬季などに定格電気出力を超える発電を行う「定格熱出力一定運転」を2、5号機で先行実施する為、経済産業省原子力安全・保安院に提出する技術評価書作成や保安規定変更などの準備作業に入っていることを明らかにした。 |
3月14日 |
市議会2月定例会の総務企画常任委員会が開かれ、当局が経営難に陥っている鯨波の柏崎トルコ村の現況を報告。一昨年第三セクターの受け皿会社を設立する案が議会で否決された後も、何とか存続をという地元観光業界の声を受け再建を模索して来たが、きわめて見通しは厳しいという説明があった。 |
3月15日 |
市内の製造業6社などで作る福祉介護機器研究会は2年越しで開発に取り組んでいる「移乗式車椅子」の改良試作機のモニターショウを市内畔屋の特別養護老人ホーム「むつみ荘」で始めた。職員の協力、評価で更に改良を重ね、事業化を目指す。 |
3月17日 |
小国町議会3月定例会の一般質問が日曜議会として行われ、17人が市町村合併問題、学校週5日制、農業振興、都市との交流などで大橋町長の基本姿勢を質した。このうち合併問題で大橋町長がはじめて「小千谷市」を口にするなど、町の対応の難しさの町民の理解を求めた。 |
3月18日 |
東電原発のプルサーマル計画の住民投票から1周年となるのを機会に、反プルサーマル、反原発の全国集会が6月1、2日、市民会館、市民プラザで開かれることになった。地区労など地元反原発3団体が準備にあたり、最大で1,000人参加を目指し各地に呼びかける。 |
3月19日 |
東電は刈羽村との共生事業の検討案として、構内で新設を計画している焼却設備の廃熱を利用した温室栽培、農産品開発などの地域振興事業を村議会全員協議会で示した。この施設は放射線管理区域内で発生する靴、ヘルメット、シートなどの難燃物を燃やし熱を取り出すもの。 |
3月19日 |
市が3カ年継続で、市内東本町一の旧市立図書館でリニューアル工事を進めていた「柏崎ふるさと人物館」が完成し、24日関係者が集って竣工式を行う。一般公開は4月1日から。 |
3月19日 |
北朝鮮の日本人拉致疑惑で、1978年柏崎で行方不明になった蓮池薫さん、奥土祐木子さんの両親、父親ら8家族14人が、首相官邸で小泉純一郎首相と面会し、早期救出を訴えた。 |
3月22日 |
鯖石川河川改修に併せて新設工事を進めてきた松波地区と国道8号を結ぶ幹線市道11−130号線「平成大橋」「平成橋」と鯖石川改修記念公園が近く完成し、今月初めにかけて次々供用が開始される。 |
3月22日 |
「ラピカ」の不当な施工で原発交付金約3億4,000万円を国に返還した問題で、「ラピカ調査会」の村議らが返還金などを原因者に負担させるよう品田村長に勧告を求めていた住民監査請求に就いて、村監査委員は「責任割合を明確に出来なかった」とする監査結果を出した。 |
3月22日 |
市議会は2月定例会最終日の本会議で、ショッピングモールの経営を市が支援する為の2002年度一般会計補正予算案3,693万8,000円を原案通り可決。これを受けてショッピングモールは29日に再生計画を地裁長岡支部に提出する。 |
3月22日 |
市議会2月定例会は本会議で、総額369億4,000万円の一般会計をはじめとする2002年度当初予算や、ショッピングモール問題の責任から西川市長・安達助役の給与を半年間減額する条例一部改正する35議案を原案通り可決・承認。意見書1件可決、3件否決、請願3件不採択し、29日間の会期を終え閉会。。 |
3月24日 |
市が東本町一の旧市立図書館でリニューアル工事を進めてきた「柏崎ふるさと人物館」が完成し、多くの関係者が集って竣工式を行った。一般公開は4月1日から。 |
3月25日 |
県教育委員会は教職員異動を発表。柏崎関係では小中学校については校長、教頭、一般教職員を合わせて延べ279人になり、前年を若干上回った。刈羽郡関係では延べ98人の異動となった。 |
3月25日 |
国土交通省は土地取引の指標となる今年1月1日現在の公示地価を発表。柏崎では全9地点で地価が下がり、平均は前年に比べマイナス4.7%(前年同2.4%)と5年連続の下落。 |
3月26日 |
県は4月1日付人事異動を発表。柏崎市地域では、柏崎財務事務所が柏崎地域振興事務所と柏崎県税事務所に分かれ、柏崎保健所と柏崎地域福祉センターが統合して新たに柏崎健康福祉事務所となる。また柏崎刈羽放射線監視センターを柏崎に置く。 |
3月26日 |
経営危機に陥っている市内鯨波の「柏崎トルコ文化村」の債権を引き継いだ整理回収機構(RCC)は、市役所を訪れ窓口になっている市の棚橋収入役と譲渡価格の交渉を行った。 |
3月27日 |
東電は原発使用済み核燃料の2002年度輸送計画を発表。2002年度は228体の核燃料を青森県六ケ所村の日本原燃の受け入れ・貯蔵施設へ運び出す。 |
3月27日 |
国道8号線バイパス事業で、国土交通省長岡国道事務所による関係町内会などへの2002年度工事概要説明会がソフィアセンターで行われ、国道252号ー353号間は舗装や照明灯の設置を行って、今秋の供用開始を目指す。 |
3月28日 |
「ラピカ」問題で原発交付金の一部と加算金の約3億4,000万円を国に返還した問題で、刈羽村の品田村長は施工監理業者、元請企業体(JV)との補填交渉で返還金の全額を4社が連帯して負担することなどに合意したと村議会に説明。 |
3月28日 |
東電原発で放射能漏れ事故が発生した時に、国、県、地元市町村と関係機関が一体となって対策をとるための県柏崎刈羽原子力防災センターが市内三和町の県柏崎総合庁舎隣接地に完成し、報道機関に公開された。国の交付金約11億3,500万円で一昨年から建設が進められてきたもの。「ラピカ」の不当な施工で村が原発交付金を国に返還した問題で、村議会の臨時会は設計施工管理業者と元請企業体(JV)が連帯で村の返還金などを負担するとした和解案を、賛成10、反対5、退席1の賛成多数で可決。 |
3月28日 |
柏崎ショッピングモールは、この日予定していた新潟地裁長岡支部への再生計画案提出について、別除権(抵当権)者である日本政策投資銀行との間で返済期限の合意が得られていないとして、同支部に延期を申請、4月30日までの1ケ月間の延期が認められた。 |
3月30日 |
市教育委員会と、学校健康診断を担当している学校保健会柏崎支部が2001年度の児童生徒の体格や健康状態の結果などを集計表にまとめた。それによると、全学年で身長、体重、座高の体位の面では国平均を上回り、すくすく成長していることが分かった。 |
4月 1日 |
柏崎地域広域事務組合が2カ年継続で、市内長鳥地内で建設工事を進めた一般廃棄物最終処分場・エコグリーン柏崎夏渡が完成し、供用開始。10日には同所で関係者等が参列し竣工式を行う。13、14日には施設が一般公開される。 |
4月 2日 |
市が市内北条地区内で建設工事を進めてきた新北条保育園が完成し、4日開園・入園式が行われる。長鳥、広田、北条の3保育園を統合して、新たな歴史を刻むもので、新しい園舎は保育機能の充実を図った。通園バス2台を配置し、今のところ90人が入園を予定している。 |
4月 3日 |
柏崎総合高校の新設と柏商の生徒募集停止に伴い、柏商と旧柏農の野球部員が県高野連初の合同チーム「柏崎総合」として、春の北信越高校野球大会上越地区予選に出場する。両野球部は昨年春から出場の在り方について、県高野連に打診してきたもの。 |
4月 4日 |
市内青海川で市が1999年度から整備を進めてきた「柏崎さけのふるさと公園」が完成し、6日午前10時から現地で竣工式が行われる。式典に続いて春恒例の稚魚の放流式が行われる。公園は敷地面積約6,000平方メートル、サケの採卵室、孵化槽室、学習室などがある展示館、サケが遡上する人工河川、それを観察する施設など一連の施設が備わっている。総事業費約4億2,000万円。 |
4月 5日 |
県統計課はこのほど、1999年度の県内市町村民所得の概要をまとめた。柏崎市の一人当たり所得は、前年度に比べ0.2%増の306万4,000円となったが、県内112市町村中の順位は二つ下げて14位に留まった。 |
4月 5日 |
柏崎商工会議所が実施した今年2月の柏崎地域早期景気観測調査の結果は、全産業合計の業況DIが前月比10.4ポイント減のマイナス67.1となり、1999年4月の調査開始以来、最も厳しい数字となった。 |
4月 6日 |
市内青海川地内の「柏崎さけふるさと公園」の竣工式とサケ稚魚放流式が、同施設と谷根川護岸で行われ、大勢の市民や児童が参加して施設の完成を祝い、サケの旅立ちを見送った。 |
4月 6日 |
花冷えとなったこの日、市民憩いの赤坂山公園には大勢の家族連れやグループが訪れ、満開の桜の樹下で、楽しい花見を繰り広げた。 |
4月 8日 |
市内のボランティア団体「トライネット」が市の補助を受け、市内扇町地内で10日、心身障害児・者の日中活動支援の場「スペースあると」を開所する。運営主体のトライネットは2000年6月、心身障害をもつ子供達の母親の会「トライアングル」を母体に発足。現在会員数は百人余りを数える。 |
4月 9日 |
市内松波三の市立松浜中裏手から荒浜一地内まで、海岸線に沿って約4キロに及ぶ保健保安林の環境整備が終了し、「はまなすロード」という名でこのほど一般開放。 |
4月10日 |
市内若葉町、市立教育センターの教育研究部指導主事・田村学さん(39)の執筆による「いのちを育てる総合学習」全6巻がこのほど、童心社(本社・東京)から出版された。「いのち」をトータルテーマに、総合的な学習の実践例と学び方を絵本仕立てにまとめたもの。 |
4月10日 |
竹源社長・竹田満氏は病気療養中のところ、刈羽郡総合病院で死去。61歳。同氏は柏崎商店連合の役員として活躍しながら、和太鼓グループ・日本海太鼓の創設・育成に尽くし、「柏崎人物曼荼羅」などの著書も表わし、柏崎の文化面の発展に努力した。 |
4月11日 |
真島一男氏(自民)の死去に伴う参院新潟選挙区補欠選挙が告示。共産党公認の桑原加代子氏(54)、自民公認で公明、保守、推薦の塚田一郎氏(38)、無所属で民主、自由、社民、無所属の会推薦の黒岩宇洋氏(35)の新人三人が1議席を目指して立候補。 |
4月11日 |
大相撲地方巡業の柏崎場所が市総合体育館で行われた。21年ぶりの巡業には、親方、力士、協会関係者など、約300人の一行が参加。約2,850人の相撲ファンが早朝から詰めかけ、声援を送った。 |
4月12日 |
柏崎刈羽地方は今年、小雪と、高めに推移した気温、早い雪消えにより、農業用水の不足が心配されている。柏崎土地改良区など関係機関では、本格的な春耕を前に農家にチラシを配るなどして、賢明にPRを続けている。 |
4月12日 |
新潟中央銀行破綻の影響で経営難に陥っている市内鯨波の柏崎トルコ文化村の再建について、土地・建物を整理回収機構(RCC)から市が1億5,000万円で買収し、それを民間の新運営会社に貸し付けるという案を市議会に提示。 |
4月15日 |
スイスのバーゼルで26、27日に開かれるエネルギー問題の国際シンポジウムに、元「原発反対刈羽村を守る会」メンバーの武本和幸さんが招待され、東電原発のプルサーマル計画を巡り反対が多数を占めた昨年5月の住民投票について報告する。シンポジウムは核戦争防止を目指す医師等がつくる国際団体が開くもの。欧米と日本の10カ国約40人の研究者等が基調講演、報告、討議を行う。 |
4月15日 |
高柳町の「市町村合併を考える集落懇談会」が山中集落を皮切りに始まった。町では町内を12会場に分けて懇談会を開催する。 |
4月15日 |
刈羽村「ラピカ」の不当工事で村が原発交付金の一部を国に返還した問題で、村と監理、施工業者の4社が和解したことを受けて、品田村長は油田地区を皮切りに23日まで5カ所で村民への説明会を開始。 |
4月16日 |
市老人クラブ連合会が産業文化会館大ホールで今年度の評議委員会を開き、123単位クラブの代表が集って、活動方針や重点目標を決めた。 |
4月17日 |
市は、市内のコミュニティディホームの事業評価として、利用者の意識調査を行い、このほど結果をまとめた。利用者の多くが「よく笑うようになった」「コミデイが生き甲斐だ」と答え、利用していない人に比べ、医療費も安価な状況であることも分かった。 |
4月18日 |
小中学校で今年度から総合学習がスタートしたことから、県刈羽農業改良普及センターはこのほど、「農」を学習にどう取り入れ、活かしていくかをテーマにした冊子を作成し、学校など関係者に配布。テキストはA4版56ページ。 |
4月18日 |
長岡・柏崎・上越間のミニ新幹線実現へ技術的な課題は何かーについて上越新幹線直行特急早期実現期成同盟会が2001年度に行った基礎調査結果がまとまり、市民プラザで同盟会構成市町村長らへの説明会が開かれた。 |
4月19日 |
柏崎市など5市町村でつくる柏崎地域土地開発公社はこのほど、2002年度事業計画等を決定。公共用地の取得・造成事業は合わせて約12億2,115万円で、前年度より約2.8%縮小。 |
4月20日 |
設立15周年を迎えた市内若葉町、柏崎情報開発センターは昨秋からの改修工事をこのほど終えた。内外装を一新し、インターネットが自由に使えるコーナーを入り口ロビーに設けるなど、開放的なイメージをアッピールしている。7月20日に式典、講演会などの記念行事を行う。 |
4月21日 |
鯖石川河川改修で完成した平成大橋・平成橋・開運橋と改修記念公園の地元主催による竣工祝賀会が、同公園内記念モニュメント前で行われ、川の両岸の人たちが一緒になって新しい幹線道路とくつろぎの場の完成を祝った。 |
4月23日 |
市観光レクリエーション振興公社が25日から、市内青海川、農林漁業資料館を「こどもの時代館ー空想ひみつ基地」としてリニューアルオープンする。1960−70年代の子供たちが胸をときめかせたテレビや映画のキャラクター玩具がぎっしり展示され、ノスタルジーの世界へ誘う。 |
4月23日 |
市はこのほど、柏崎刈羽にゆかりの歴史上の人たちの歴史や業績などをまとめた「柏崎の先人たちー柏崎刈羽の人物誌」を出版。「柏崎ふるさと人物館」の開館を記念して刊行したもの。207人の先人たちを取り上げ、編集委員会と執筆者合わせて56人が担当した。 |
4月23日 |
第35回原産年次大会が22−24日、さいたま市の大宮ソニックで開かれ、2日目のパネル討論「大都市圏と原子力施設立地地域の課題」に参加した西川市長は原子力に対する国民の認識が十分でないと批判し、理解を図ってゆく必要性を訴えた。 |
4月24日 |
市教育委員会は、二十歳の門出を祝う新成人フェスティバルを憲法記念日の5月3日、市総合体育館で行う。市内では男性479人、女性409人で計888人が該当。 |
4月25日 |
学校完全五日制に伴い、西山町教育委員会は県補助と地元の文化・スポーツ団体の支援を得て、「西山町子供ウイークエンド事業」を5月から本格化させる。これに合わせ全戸に家庭教育の大切さを呼びかけるパンフレットを配布する。 |
4月25日 |
市内青海川、農林漁業資料館で「空想ひみつ基地ーこどもの時代館」がリニューアルオープン。管内には960−70年代のテレビや映画のキャラクター、ヒローが1万点以上並び、まるでおもちゃ箱のよう。 |
4月26日 |
柏崎刈羽地方は今年米の品質向上に向けて、田植え時期を遅らせる運動を展開中だが、このところ高い気温で苗が伸びすぎるなど、難しい管理が求められている。柏崎農協の専任営農指導スタッフが農家と“二人三脚”を組んで育苗指導を続けている。 |
4月26日 |
東京電力は柏崎刈羽原発7号機で放射性物質が漏れていた燃料集合体2体を特定。7号機は昨年7月、放射線監視モニター値が上がったため、今月9日からの第4回定期検査で燃料を調べていた。同原発での燃料漏れはこれで6回目。 |
4月27日 |
市は「環境にやさしい柏崎市の率先行動計画」を推進させる為、グリーン購入に関する基本方針を策定し、今年度から取り組みを開始。市が日常業務に使う物品について環境への負荷が少ない製品を購入しようというもの。基本方針は国が2001年度にグリーン購入法を定めたのに基づく。 |
4月28日 |
真島一男参院議員の死去に伴い、新人3人で争われた参院新潟選挙区補欠選挙の投開票が行われ、無所属の黒岩宇洋氏(35)=民主、自由、社民、無所属の会推薦=が54万票余りを獲得して、初当選を果たした。自民党公認の塚田一郎(38)=公明、保守推薦は約20万票の大差をつけられ、自民は議席を守ることが出来なかった。 |
5月 1日 |
労働者の祭典、第73回柏崎地区メーデーの集会が、連合柏崎地協の主催により市民会館大ホールで行われた。集会には加盟労組から1,200人が参加。来賓として西川市長も出席し、激励のメッセージを送った。 |
5月 2日 |
柏崎公共職業安定所のまとめによると、昨年1年間の1件5人以上の企業整理は30件、解雇人数は733人で、件数は平成に入って2番目、解雇人数は最悪の多さだった。有効求人倍率は0.46倍で、99年度の0.41倍に次ぐ低い水準だった。 |
5月 3日 |
「はたち」の門出を祝う新成人フェステバルが憲法記念日のこの日、市総合体育館で行われた。さわやかな五月晴れの中、765人(男性364人、女性401人)の新成人が新調のスーツや和服などでドレスアップして出席し、華やいだ雰囲気で溢れた。 |
5月 4日 |
5日は「こどもの日」市内の15歳未満の子供の人口は4月1日現在、1万2,314人。前年に比し334人減少したことが市の年齢別人口統計で分かった。 |
5月 7日 |
柏崎公共職業安定所と管内雇用促進協議会は来年春に大学、短大、専門学校などを卒業する学生と企業の合同就職面接会を産業文化会館で開催。参加企業は昨年と同じ24社、学生は昨年より36人少ない86人。 |
5月 7日 |
東電は原発2、5号機で定格熱出力一定運転を開始。この運転により110万キロワット級原発で年平均2%程度の出力上昇が見込まれている。 |
5月 7日 |
県統計課がまとめた2001年県人口移動調査結果によると、柏崎市は前年に比べて497人の人口減となり、2年連続で県内111市町村の中で最も減少数が多かった。これは大幅な転出超過によるもので、不況や、企業の撤退・規模縮小などの影響が依然として続いたためと見られる。 |
5月 9日 |
市内鯨波の柏崎トルコ文化村の再建問題で、西川市長は市が土地・建物を取得する為の今年度一般会計補正予算案を、今月下旬に市議会臨時会を開いて提案したい考えを表明。市の案では、トルコ文化村を整理回収機構(RCC)から市が1億5,000万円で買収し、新会社に貸し付け、新会社がトルコ文化と環境・新エネルギーをテーマとする市民公園とするもの。買収費は市税滞納を相殺して、約7,882万円となるといわれる。 |
5月10日 |
1945年の敗戦で大勢の犠牲者を出した旧満州開拓団の跡を訪ねる中国東北地区慰霊の旅が今年8月行われることになり、引揚者の一人である市内向陽町の牧口弘さん(67)が参加することになった。柏崎では三江省通河県の柏崎村開拓団を中心に約250人が死亡している。 |
5月11日 |
かしわざき男女共同参画プラン推進市民会議が昨年度、市内小・中学校を対象に児童・生徒の男女平等に関する実態調査を行い、その結果を報告書にまとめた。ジェンダーフリーの視点に立った教育推進を目指したもので、男女混合名簿を実施している学校は市内全校の約8割に達していることが分かった。 |
5月11日 |
市は環境にやさしい社会を目指し、環境月間中の6月2日、「クリーンデー柏崎」の活動を町内会の協力で実施する。実施する町内会は全市の約96%に当たる244で、子供から大人まで合わせて2万3,000人余りが参加する見込み。 |
5月13日 |
柏崎市安田出身の藤島正之衆議院議員(59)=自民党九州比例ブロック=は11日、市内で柏崎日報社の取材に応じ、次期衆院選で柏崎市・刈羽郡を含む本県2区から無所属で出馬したい意向を明らかにした。また12日に燕市で開かれた同党新潟県連役員総会でも同じ考えを表明。 |
5月13日 |
柏崎平野の農業用水不足解消を目指す国営柏崎周辺農業水利事業で、栃ケ原ダムの本体建設工事安全祈願祭が高柳町栃ケ原地内で行われ、柏崎土地改良区などの関係者が2006年度の完成に期待を込めた。 |
5月14日 |
市議会は議会運営委員会で、市内鯨波の柏崎トルコ文化村の土地・建物などを買収するための今年度一般会計補正予算案1億5,000万円を審議する臨時会を24日午前10時から開くことを賛成多数で決めた。 |
5月14日 |
東京電力は第4回定期検査中の原発7号機で、原子炉再循環ポンプの羽根に微小な傷が見つかったと発表。今後詳しい調査・点検を行うため、予備品と交換する。 |
5月15日 |
柏崎農協はこのほど、今年度を初年度とする中期3カ年経営計画をまとめた。将来に向かって夢と希望を持ち続けることの出来るJA作りを目標に掲げ、29日の通常総代会に提案され、審議される。 |
5月15日 |
児童生徒による自然体験活動の重要性が指摘される中、児童館の指導者の技術・知識を更に高めようという全国研修会が、高柳町の県立子供自然王国で行われている。全国の28施設から30人が参加。17日まで続く。 |
5月17日 |
社会福祉法人・柏崎刈羽福祉事業協会が市内原町地内の旧西中通中跡地で、仮称・西中通地区特別養護老人ホームの建設工事に着手する。利用者のプライバシーに配慮し、長期・短期入所の6割を個室化。22日に安全祈願祭を行い、来春の完成を目指す。 |
5月17日 |
市町村合併について、直接住民から話を聞く高柳町の集落懇談会が町内12会場での開催を終えた。 |
5月17日 |
日本画家・平松礼二氏の寄贈作品をもとに、環境共生公園内で計画される県立美術館構想を巡り、市議会社会クラブは群馬県中之条町でほぼ同じ計画が平松氏から提案され、住民の強い反対で計画中止になった経緯があるとの調査結果を発表。 |
5月18日 |
市交通安全母の会連合会が市民プラザで2002年度総会を開き、「交通安全は家庭から」を合言葉に、活動方針や事業計画、新役員を決めた。 |
5月18日 |
市小中学校PTA連合会が市内若葉町、市立教育センターで2002年度の評議会開催。 |
5月18日 |
市シルバー人材センターが市民会館大ホールで2002年度総会を開催。不況のため事業実績が目標を割り込む中で、仕事のほかボランティアなどにも力を入れ、活動を展開して行くことを決議。議案審議後、勝願寺住職の藤井赳麿氏の講演に耳を傾けた。 |
5月20日 |
厚生労働省が、働く若い人たちのメンタルヘルスなどの相談に対応し、6月から柏崎でも勤労青少年ホームでハートナビゲイション事業を実施する。場所は市民プラザの相談室。専門カウセラーが週1回相談に当たる。 |
5月22日 |
北鯖石東部地区の県営圃場整備事業によって市内初の1ヘクタール圃場を目指している畔屋地区でこのほど、初めての田植え作業が行われ、担い手の確保と営農の省力化に期待を高めた。 |
5月23日 |
国道8号柏崎バイパス事業促進協議会の2002年度総会が市民会館会議室で開催。事業を進める国土交通省長岡国道事務所の玉木所長は「今年10月に部分供用開始したい。」と挨拶。252号ー353号間は土盛り工事が既に終了し、柏崎高架橋では床板工事が仕上げの段階。高架橋部分は市内では初の凍結抑制舗装を採用。 |
5月23日 |
市は市庁舎第2分館で介護保険運営協議会を開き、次期介護保険事業計画の策定に向けて、先に行った実態調査の結果を報告。これによると、要介護認定者の半数以上が介護保険制度を理解し、7割近くが自宅で介護を望んでいることが判明。 |
5月24日 |
経営が行き詰まって休業中の柏崎トルコ文化村の再建に向け、市がその土地建物などを整理回収機構から取得する為の1億5,000万円の今年度一般会計補正予算案が市議会臨時会に提案され、議会はこれを賛成多数(賛成23、反対6)で原案通り可決。市は引き続き6月定例会に、取得議案と柏崎観光産業振興協会が中心になって設立する新運営会社に施設を貸し付ける議案を提出する。 |
5月25日 |
東電原発のプルサーマル計画受け入れの賛否を問う刈羽村の住民投票から今月27日で丸1年を迎える。品田村長は記者会見で、村民の合意がない限り実施を受け入れる意志の無いことを表明。今後の村民の民意の変化を注意深く見つめて行きたいと語る。 |
5月27日 |
「2002かしわざき風の陣」は24日から26日の開催期間中、晴天と程よい風に恵まれ、3日間の人出は昨年の10万7,000人を上回り、過去最高更新の12万3,000人を記録。中でも人気のフリーマーケットの出店数は前年比3割増の347を数え、潮風マラソンも1,000人規模に成長。 |
5月27日 |
プルサーマル受け入れ反対の住民投票から丸1年経ったこの日、品田村長はMOX燃料装荷について慎重な見方を示した。 |
5月28日 |
柏崎公共職業安定所のまとめによると、4月の管内有効求人倍率は0.33倍で3ケ月の下落となり、1966年1月の集計開始以来、最悪の数値となった。県平均は0.36倍で近年最低。 |
5月28日 |
経営の行き詰まりから休業中の柏崎トルコ文化村の土地・建物などを、市が整理回収機構(RCC)から取得する補正予算が市議会臨時会で可決されたことを受けて、柏崎観光産業振興会を中心とした有志が受け皿会社設立に向けて動き出した。 |
5月29日 |
市が子育て支援事業の一貫として市立保育園で開設している「子育て相談」の2001年度の利用状況がまとまった。相談件数は前年度(451件)に比べて約60件減ったものの、400件近い利用を数え、母親のサポート的存在として定着していることを示した。市の子供課では、今後も気軽に利用して欲しいと望んでいる。 |
5月29日 |
柏崎農協の第2回通常総会が市民会館大ホールで開かれ、今年度を初年度に業務内容・事業機能の大幅な改革を目指す中期3カ年経営計画や役員の追加選任など16議案全てを賛成多数で可決。 |
5月30日 |
東電は定例記者会見で、地元柏崎市・刈羽村の企業への資機材発注拡大の進め方を説明。地元発注の拡大は原発と地域の共生、資機材のコスト削減などを狙いに取り組む。 |
5月30日 |
原発7号機の再循環ポンプの羽根に微小な傷が見つかった問題で、東電は炉内の洗浄を行うため、当初7月7日までを予定していた定検を3週間程度延長すると発表。 |
5月31日 |
民間信用調査会社の帝国データバンクはこのほど、昨年の県内法人申告所得ランキングを発表。上位500社のうち、柏崎税務署管内の公示社数は15社で前年より2社減った。申告所得総額は56億6,930万8,000円で前年より5億5,099万9,000円(8.9%)減った。 |
6月 1日6> |
柏崎周辺地区国営土地改良推進協議会の第15回通常総会がホテル登久満で開かれた。栃ケ原ダム本体着工など水源を確保する事業が進展する中、圃場に水を供給する灌漑排水路など関連事業の着手を目指し、関係者が決意を新たにした。 |
6月 2日 |
プルサーマル中止を求める全国集会が1日から約1,200人が参加し開催。プルサーマル計画に対する刈羽村の住民投票1周年を機に、地元反原発団体や原水禁国民会議などが主催したもの。プルサーマル計画中止をはじめ再処理工場建設中止など9項目の集会宣言を採択。 |
6月 3日 |
県教委がこのほど、市立一中にLD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)などの児童生徒を対象にした情緒傷害通級指導教室を開設。関係者・保護者の長年の努力が実ったもので、県内では初めて。 |
6月 3日 |
柏崎刈羽の市町村長による6回目の市町村合併勉強会が市役所で開催。5首長がそれぞれの自治体の状況を説明した中で、合併に対する住民の関心度などに開きのあることが改めて明らかになった。 |
6月 4日 |
柏崎トルコ文化村の土地・建物などを市が整理回収機構(RCC)から取得する予算が市議会臨時会で可決されたことを受け、施設を市から借りて運営を行う会社「ケー・テイ・ブイ」の設立総会が柏崎商工会議所で行われた。社長には発起人代表の土田信吾氏を選任、他の8人の取締役と監査役二人も決まった。 |
6月 5日 |
柏崎警察署、柏崎地区交通安全協会は産業文化会館で無事故運転ペナントリレーの出発式を開き、参加する200事業所が無事故運転を誓った。ペナントリレーには、安全運転管理者を設置する柏崎刈羽444事業所のうち、車両台数や従業員数の多い200事業所が参加。25ブロックに分かれ、無事故運転を実施し2週間単位で9月20日までペナントをつないで行く。 |
6月 6日 |
柏崎刈羽の関係機関・団体がこのほど、子供の生活安全ネットワークを発足させた。児童生徒8人が犠牲になった大坂教育大付属池田小の構内児童殺傷事件から間もなく1年。子供たちが犯罪被害にあわないよう一層体制強化を図る狙いだ。 |
6月 7日 |
柏崎観光事業協同組合は、生ゴミを堆肥化するリサイクル処理事業を近く開始。現在そのプラントを開発中で、完成を待って早ければ7月初めからスタートさせる予定。 |
6月 8日 |
北条地区を対象にした市総合防災訓練が、北条中を会場に行われた。地域住民や防災関係者等約2,000人が参加して、防災への理解と意識を高め、連携の大切さを体験した。 |
6月10日 |
市議会6月定例会が開会し、初日の本会議で柏崎トルコ文化村の土地・建物などを市が1億5,000万円で取得する議案を賛成多数で原案通り可決。また総額7,670万300円を追加する今年度一般会計補正予算案など12議案と、請願3件を各担当常任委員会に付託、専決処分1件を承認。 |
6月11日 |
市議会6月定例会は本会議で一般質問が行われ、6人が質問に立った。午前中、戸田東氏が長岡ー柏崎ー上越間のミニ新幹線構想を取り上げ西川市長の決意を改めて質したのに対し、市長は2009年のニ巡目新潟国体を照準に実現に努力する考えを表明。 |
6月11日 |
6月市議会一般質問で西川市長は、市内宝町の小松エスト工場跡地を市が21億円で買収したい考えを表明。またNTTの光ファイバー網で市内の公共施設を結ぶ市地域情報化基盤ネットワークの運用開始が、予定より若干延び12月上旬になる見通しと説明。 |
6月11日 |
柏崎の代表的な年中行事として200年以上も伝統を誇る「えんま市」が14日から3日間、市内の東・西本町通りやニコニコ通りなどで行われる。 |
6月13日 |
東電原発7号機の定期検査で原子炉再循環ポンプの羽根に微小な傷が見つかった問題で、同社は傷つけた可能性が高いワイヤ4本を炉内から回収したことを発表。 |
6月14日 |
県は20日、新文化施設整備検討委員会の第一回会合を新潟市新光町の総合生協本部会館で開く。柏崎が候補地に挙がっている県立美術館構想を巡り、委員の意見を聞く。 |
6月14日 |
えんま市は初日の今日、夜一時強い雨に見舞われたものの、昨年より1万6,000人多い約6万1,000人で賑わった。 |
6月15日 |
市内の在宅介護支援センターの2001年度の利用状況がまとまった。相談件数は5箇所の合計で9,900件余り、延べでは1万4,000件を超えた。この中には、「介護保険」に関する相談が約3割を占めるなど同センターの果たす役割の大きさを伺わせた。 |
6月16日 |
えんま市は最終日のこの日、天候にも恵まれ、約8万人の人出で賑わった。市露天管理委員会によると、3日間の人出は24万7,280人で平成に入って2番目だった。 |
6月17日 |
柏崎商工会議所は、4月末から5月にかけて会員事業所を対象に行った「夏季一時金(ボーナス)に関する意識調査」の結果をこのほど報告書にまとめた。それによると、厳しい景況を反映して下方シフトが一段と進む見通しになった。 |
6月18日 |
任期満了に伴う西山町長選は、現職の三富利郎氏(69)以外に立候補の届出はなく、無投票で三富氏の再選が決定。 |
6月19日 |
高齢者の理想郷を目指して市内芋川で建設が進められている「シルバータウン・フィボナッチの森」は、昨年から待望の入居が始まり、現在の住民は4世帯・8人となった。このシルバータウンは、柏崎中央病院などを経営する医療法人・公仁会が主体になって、約20万平方メートルの里山に道路や宅地、公園、農園、簡易水道などを整備したもの。 |
6月20日 |
県高校再編計画で来年度柏崎市に県立の中等教育学校(中高一貫教育校)の開校が予定されていることを踏まえ、市教育委員会はこのほど、市としての諸準備を行うための仮称・県立柏崎中等教育学校対策室を設置。19日に、対策室の委員、事務局による第1回委員会をソフィアセンターで開き、市民や保護者への周知を目指し、出来れば夏休み中に市主催の説明会を開く方向で検討を進めることになった。 |
6月20日 |
市議会6月定例会は最終日の本会議を開き、総額7,670万3,000円の今年度一般会計補正予算案など14議案をいずれも原案通り可決。人事件1件同意。意見書2件可決、3件否決、請願1件採択、2件不採択し閉会。 |
6月20日 |
柏崎市が建設候補地に挙がっている新たな県立美術館構想を巡り、県は新潟市で新文化施設整備検討委員会の第1回会合を開催。美術館構想は日本画家・平松礼二氏から作品400点余りを寄贈する申し出を受けたことから、学園ゾーン内に整備する環境共生公園への設置が提案されたもので、全体的に県の構想案の方向で今後検討を深めることに決定。 |
6月24日 |
市はこのほど、今年度の市功労者として6分野15人を表彰することに決定。市制施行記念日の7月1日、柏崎ベルナールで表彰式を行う。 |
6月24日 |
市の市町村合併問題説明会が中央地区を皮切りにスタート。合併問題では住民への情報公開が不可欠とされ、市内10会場での説明会を計画した。中央地区では約40人の住民が参加し、西川市長は、「長い目で見ての効率化は必要。柏崎市は自分のことだけ考えればいいという立場にはない。」と説明。 |
6月25日 |
県はこのほど、2001年度中心市街地に関する県民意識・消費動向調査の結果を公表。柏崎市では前回の調査と比べて、商圏人口、購買人口とも減少したが、県内では5位。回答者の半数以上が、中心市街地の活性化を望んでいることが分かった。 |
6月25日 |
刈羽村の品田村長は東電原発のプルサーマル計画をめぐり近く開かれる知事、柏崎市長との3者会談について、「いきなりOKということはできない」と、昨年の住民投票から村内情勢は大きく変わっていないとの認識を示した。 |
6月25日 |
ぎおん柏崎まつり協賛会の一つ柏崎商工観光交流課は柏崎商工会議所に市内企業や団体の代表者を集めて、ぎおん柏崎大花火大会の有料観覧席の販売協力説明会を開いた。またぎおん柏崎まつり実行委員会は柏崎駅ホームに3尺玉花火の模型を飾り、早くも花火大会のPRを開始。 |
6月27日 |
市はこのほど、2001年度に実施した基本健康調査と、大腸など5種類のがん検診状況をまとめた。肺がん検診に喀痰を除いて、いずれの受診率も県平均を上回り、特に基本検診は65.4%で県内20市中のトップクラスを前年に引き続いて維持した。 |
6月27日 |
柏崎公共職業安定所のまとめによると、5月の管内有効求人倍率は0.34倍で、1966年1月の集計開始以来、最悪の数値となった前月より0.01ポイント改善したものの、依然として近年最低の水準だ。 |
6月27日 |
刈羽村議会の6月定例会は最終日の本会議で原発推進派が提案した「国のエネルギー政策に関する決議」を反対派を含む賛成15、反対1で可決。決議は昨年5月の住民投票を受けプルサーマル計画の実施が見送られてきた経過に触れ、村長が村民の意見聴取と適切な行政判断を行うことなど5項目を求めた。 |
6月28日 |
東電原発7号機で放射性物質が漏洩した燃料集合体2体を調べていた同社は、この集合体の中に糸状の異物が見つかったと発表。同機の再循環ポンプの羽根に傷がついたとき発見されたワイヤと同じものと見られ、ワイヤは定検時にさび落しに使ったワイヤブラシの毛が抜けたことなどが考えられるという。 |
6月28日 |
国土交通省が昨年度募集した土砂災害防止に関する作品コンクール・小学校絵画部門で、市内松浜中1年・三ツ木稔宗君の作品が国土交通事務次官賞と新潟県知事最優秀賞を受賞。三ツ木君は4年連続の全国表彰。 |
6月29日 |
市は7月1日から、市民課など6課で窓口サービスの時間延長を試行的に実施する。月曜と金曜は午後7時まで業務を延長するほか、従来閉庁日の土曜午前中も窓口対応する。試行期間は来年3月末まで。 |
7月1日 |
社民党脱原発プロジェクトチームの国会議員らが柏崎刈羽を訪れ、午前中、東電原発のプルサーマル計画を巡る刈羽村の住民投票で、反対が多数を占めた結果を尊重するよう品田村長に申し入れた。これに対し品田村長はMOX燃料健全性確認のため、製造したベルギーの工場を視察したい考えを明らかにした。 |
7月1日 |
公園が有力候補地に挙がっている新県立美術館構想をめぐり、西川市長は定例記者会見で、作品寄贈の申し出が構想のきっかけとなった日本画家・平山礼二氏の個展を今年度内に柏崎で開きたい意向を表明。 |
7月2日 |
市は、社会経済環境が大きく変化する中で、多様化・高度化する住民ニーズに対応し、市民活動とのパートナーシップを築くため、今年度新たに仮称・柏崎市NPOの育成と協働の推進市民会議を設置する。会合は月1回ペースで、年度内10回を予定。専門的知識を有するコーディネーターと委員約10人で構成する考え。 |
7月2日 |
海水浴シーズンの国道8号線の渋滞緩和を目指す渋滞対策検討会が市役所第2分館会議室で開かれ、携帯電話iモードによる交通・駐車場情報の充実など、今年の対応を話し合った。 |
7月4日 |
市内宝町の小松エスト跡地の取得問題をめぐり、市は市議会との意見交換会を市役所で開いた。西川市長は、21億円の予定価格取得の方法として、柏崎地域土地開発公社が市の公共用施設維持管理基金の貸付を受けて購入する案を示した。 |
7月5日 |
東京電力がプルサーマルを予定している原発3号機で8月から定期検査が始まるのを前に、平山知事、西川市長、品田・刈羽村村長は、村内情勢や今後の対応について県庁で話し合った。会談では品田村長が今月中にも各集落ではじめる懇談会の推移を見守るとして、今定検でプルサーマルを導入することを受け入れるかどうかということについて、この日の結論を見送った。 |
7月7日 |
市内に12ケ所ある海水浴場の合同海開きを兼ねた安全祈願祭が、柏崎観光産業振興協会の主催により、中央海岸・みなとまち海浜公園で行われた。 |
7月8日 |
県教育委員会は、高校再編成計画に基づき来年度柏崎市に開校を予定している県立の中高一貫教育校の開設準備室を今月から、柏崎商業高校内に設置し、業務を開始。これに併せ、新設校に相応しい校名を募集している。 |
7月9日 |
世界中を旅し、精力的な活動を続ける画家・安野光雅氏の作品を紹介する「安野光雅の世界展」が13日から、ソフィアセンターで開かれる。各国の愛唱歌の舞台を訪ね描いた作品などの原画をメーンに展示し、豊かな感性の世界へ誘う。 |
7月9日 |
東電原発の今年度最初の核燃料輸送が行われ、4号機の交換用新燃料14体がトラック12台で搬入された。これに対し地元反原発団体の労組員等約200人が抗議行動を繰り広げた。 |
7月9日 |
鵜川治水ダム本体着工と河川改修促進を求め、鵜川改修事業促進対策協議会と鯖石川別山川下流改修促進期成同盟会の合同総決起集会が産業文化会館で開かれ、同ダムの2003年度着工や、自然と調和した治水事業の推進を決議した。 |
7月11日 |
県教委はこのほど、3月に発表した中長期高校再編整備計画案をめぐる市町村、PTAなどへのアンケート結果をまとめた。統廃合などで高校数が減っても、学校の教育力は維持すべきだという回答が8割を超えた。 |
7月11日 |
東電はプルサーマル実施を計画している原発3号機の第7回定期検査計画書を、経産省原子力安全・保安院と県・市・刈羽村に提出した。定検は8月10日から46日間。MOX燃料装荷の可能性を含む燃料交換作業は8月下旬から9月上旬までの予定。 |
7月11日 |
上越新幹線直行特急(ミニ新幹線)早期実現期成同盟会の2002年度総会が新潟市のハミングプラザで開かれた。平山知事は挨拶で、21世紀の本県の拠点性を力説しながら、「長岡・柏崎・上越のミニ新幹線は必要」と述べ、関係機関、自治体が結束して実現に向けた運動をして行くことを強調。 |
7月11日 |
原発のプルサーマルに使うMOX燃料のデータ確認のためベルギーを訪れていた刈羽村の品田村長は、帰国後会見を行い、「データの信憑性を実感し燃料は信頼するに足る。」と述べた。15日にも村議会に報告し、16日には村内20集落の区長にプルサーマルをめぐる意見懇談会について協力を求める。 |
7月12日 |
市内若葉町、柏崎情報開発センターは、設立15周年記念式典と記念講演会をセンター内大ホールで開いた。式典には県外の取引先、入居企業関係者ら約200人が出席。 |
7月12日 |
県議会は6月定例会最終日の本会議で、正副議長選を行い、副議長に柏崎市区の西川 勉氏(75)を選出した。 |
7月13日 |
新潟中央銀行破綻の影響で経営が行き詰まった市内鯨波の柏崎トルコ文化村は、中央地区コミニテイセンターで債権者会議を開き、任意整理で同社を清算することを提案、出席者17人に異論はなく、原案通り決まる見通しになった。 |
7月15日 |
柏崎公共職業安定所はこのほど、2001年度の産業別・規模別新規求人状況をまとめた。それによると、前年と比べて小規模事業所で求人が大きく減少する一方、100人を越える大規模事業所では逆に増加していることが分かった。この傾向は今年度に入っても続いているという。 |
7月17日 |
市内椎谷地内で1989年度から工事が進められてきた高浜漁港海岸環境整備事業「椎谷海浜公園」が完成し、「海の日」の20日現地で竣工式が行われる。事業費は約7億2,000万円。 |
7月17日 |
第57回県美術展覧会柏崎展が市民プラザで開幕。7部門436点が展示。柏崎刈羽関係で37人の作品も含まれている。 |
7月18日 |
市町村合併をテーマにした市の地域懇談会が市内10会場で終了。延べ参加者は約500人。住民からは合併の是非についての、直接的な意見はなく過疎化への配慮や小国を柏崎圏に入れることを求める意見が多かった。 |
7月18日 |
市内鯨波の柏崎トルコ文化村が、ケイ・ティ・ブイにより8カ月ぶりに再オープンした。入場料は無料だが、各施設の利用料が100円から500円ほど必要。 |
7月19日 |
雪堀などが困難なお年寄り世帯に、住み慣れた高柳町内で暮らしてもらうための施設「高齢者用冬季共同住宅」の建設工事がこのほど、同町岡野町で始まった。完成は来年8月。鉄骨2階建て、延べ528平方メートル、総事業費は約1億7,000万円。 |
7月19日 |
北岡逸人市議は、柏崎が抱えるプルサーマル、新県立美術館、小松エスト跡地などの問題について独自に実施した市民アンケートの結果を公表。プルサーマル計画については、実施反対の回答が半数を超え、可否を住民投票で決めるべきとの回答が64%に上った。 |
7月20日 |
柏崎刈羽をはじめ、県内外46のよさこいチームが集った全国よさこいサイトin柏崎「どんGALA!祭り」が20・21日市内の駅前ふれあい広場などで行われた。両日の人出は約2万5,000人。炎天下、猛暑の中で繰り広げられたパワフルな踊りが観客の盛んな拍手を浴びた。 |
7月21日 |
170年前の木柱漂着を縁に柏崎市、高柳町が友好交流を続けている中国・四川省峨眉山市の行政関係者等が柏崎入りした。一行は12人、折からの「どんGALA!祭り」を見物したり、新潟産業大学や、市役所を表敬訪問。 |
7月23日 |
市内の比角地域よしやぶ川夢プラン推進委員会が、地域を流れる川の環境美化などを目指した「よしやぶ川再生プロジェクト」を立ち上げ、今年で5年。今年は全長200メートルにわたって、川沿いに花の苗を植え、近く稚魚の放流を計画した。秋には花をバックに音楽コンサートを予定し、地域の連帯感を一層高めたい考え。 |
7月23日 |
東電原発のプルサーマル計画をめぐり、反対が多数を占めた刈羽村の住民投票から1年以上が過ぎ、品田村長が村民の意見を聞く対話集会が、この日の夜村長の地元・上高町からスタートした。村内20集落で集会を重ね、村民の意志に変化があるかどうか判断したい考えだ。 |
7月23日 |
市、市教委が高校教育に関する懇談会を市役所分館会議室で開き、来年度柏崎市に開校が予定されている県立の中高一貫教育校などを巡って話し合いを行った。小・中・高校・大学の代表、PTA、教育委員ら約30人が出席。 |
7月24日 |
年間最大の市民イベント「ぎおん柏崎まつり」が開幕。初日午後には夏の強い陽射しを浴びながら、小・中学生らが元気一杯マーチングバンドパレードを行った。夜には民謡流しの踊り絵巻が繰り広げられ、前夜祭を華やかに飾った。 |
7月25日 |
港の活性化と海の安全を願う「柏崎港まつり」が柏崎港中央埠頭周辺で開かれ、大勢の人が多彩なイベントを楽しんだ。 |
7月25日 |
ぎおん柏崎まつり2日目、アイディアを凝らした山車と威勢の良さで呼び物の「たる仁和賀」が繰り出した。市中はパワフルな市民の熱気でむんむん、勇壮華麗な夏の夜のイベントを楽しんだ。 |
7月26日 |
ぎおん柏崎まつりのフィナーレを飾る海の大花火大会が中央海岸で行われ、1万発の花火が彩る光と音のショーに市内外21万人が酔いしれた。まつり実行委員会によると、24日〜26日の3日間の人出は、27万7,500人で近年最多とのこと。 |
7月26日 |
総務省は地方自治体への今年度普通交付税配分決定額を発表。柏崎市は6億9,972万円で前年度より0.6%減少した。刈羽村は12年連続不交付団体となった。 |
7月27日 |
第84回全国高校野球選手権新潟大会は新潟市営鳥屋野潟野球場で準決勝が行われ、柏工が強豪・新潟明訓を2−1で破り、1975年以来27年ぶりの決勝進出を決めた。 |
7月28日 |
第84回全国高校野球選手権新潟大会は新潟市営鳥屋野球場で柏工ー日本文理の決勝戦が行われた。柏工は、準決勝までを投げ勝ってきた主戦投手飯田が終盤に力尽き、日本文理の打線に捕まって3−9で涙をのんだ。1968年、75年に続く3度目の決勝進出だったが、悲願の甲子園出場はならなかった。 |
7月30日 |
市社会福祉協議会が今年度、市内東条地区で仮称・北条地区ディサービスセンターの建設工事を進める。関係者が参列し、現地で工事の安全祈願祭を行った。開所予定は来年7月。在宅介護支援センター、ホームヘルパーステーションを併設し、在宅サービスの有機的な連携を図る。 |
7月31日 |
市立博物館が2年近くをかけて、市民ボランティアと共同で調査・研究に取り組んだ報告書「柏崎の民家」がこのほど発刊。同館が一般市民と共同で報告書の作成作業に取り組んだのは初めて。市内鵜川、松波地区の15軒の協力を得て写真撮影を行い、家にまつわる話の聞き取りをした。 |
8月1日 |
今春、生徒募集を停止した柏崎商業高校は教育活動をめぐる初めての「地域の声を聞く会」を同校図書室で開いた。近隣町内会の住民などから閉校後の学校利用について質問が相次いだ。 |
8月1日 |
日中国交回復30周年を迎えた今年、西山町と友好提携を結ぶ中国江蘇省蘇州区から少年少女友好団の11人が来日、この日同町のふるさと館で地元小中学生との歓迎交流会が開かれた。 |
8月2日 |
新潟税務署は相続税、贈与税などの算出基準となる2002年分の県内路線価を発表。柏崎管内の変動率は10.3%のマイナスで4年連続の下落だった。 |
8月3日 |
市は国の方針に基づき、各種行政の基礎である住民基本台帳ネットワークシステムの第1次サービスを5日から稼動させる。今回の稼動では、市が保有している住民票情報のうち、本人確認の4情報(氏名・生年月日・性別・住所)と住民票コードなどを国・県へ提供するもので、これに伴い、今月上旬には住民票コードを全世帯に通知する。 |
8月3日 |
市町村合併をめぐる小国の集落懇談会が始まる。大橋町長は同町が置かれている複雑な状況の中で、住民が話し合った上でまとまって結論を出してゆきたいと理解を求めた。懇談会は31日まで町内33会場で行われる。 |
8月4日 |
プルサーマル計画の「住民投票を実現する会」が、西川市長との対話集会を市民会館会議室で開いた。西川市長が12日から訪欧でMOX製造工場を視察するのを前に、視察の目的などを質した。 |
8月6日 |
柏崎市が、総務省から求められた管理規定を作成せずに、住民基本台帳ネットワークを5日から起動させたとして、市議会の社会クラブと北岡逸人氏が市に対策要領作成を申し入れた。 |
8月7日 |
東電原発のプルサーマルをめぐる昨年の住民投票で反対が多数を占めた刈羽村で、品田村長が民意の変化を探るプルサーマル対話集会が、折り返し点の10個所目を迎える。6日まで9集落の参加者は225人。同日の集会後、村長は民意の判断について、「まだ分からない」と述べた。 |
8月8日 |
市町村合併について町民皆で話し合う高柳町の全町懇談会が、18日午後2時から町民総合センター体育館で開かれる。町はこの懇談会で合併に伴う課題や問題点を発掘・共有して方向を確認したいとしている。 |
8月8日 |
柏崎市が建設候補地に挙げられている新県立美術館構想の必要性を検討する「新文化施設整備検討委員会」の第2回会合が長岡市で開かれた。委員らは会合に先立ち、建設候補地である柏崎市内・学園ゾーン内の仮称・環境共生公園予定地を視察した後、協議を進めた。会では県の構想に異論は出ず、今後はこれを前提に美術館のあり方をめぐって、意見を交わすことになった。 |
8月9日 |
公設秘書給与の流用疑惑が問題となる中で、田中真紀子前外相は綿貫衆議院議長に議員の辞表を提出し、許可された。同氏の辞職に伴う衆院新潟5区の補欠選挙は、10月27日投票というスケジュールで行われる。 |
8月9日 |
昨年8月に民事再生法の適用を申請、再生計画案を今年4月に地裁長岡支部に提出していた第3セクター「柏崎ショッピングモール」の債権者集会が同支部で開かれ、計画案を出席者の賛成多数で可決。同支部は同日付で計画を認可した。 |
8月10日 |
創立45周年を迎えた柏崎青年会議所は公開例会「海のまちづくりシンポジューム」を産業文化会館で開催。県内の青年会議所メンバーも含め、約200人が熱心に聴講。 |
8月13日 |
柏崎刈羽地方の稲は今年、気象条件にも恵まれて生育し、品質の向上に期待が高まっている。極早生品種はお盆過ぎにも刈り取りを迎え、コシヒカリの収穫適期は9月中旬過ぎになる見通しだ。 |
8月14日 |
市が今年3月末現在で調べた老人現況調査の概要がまとまった。これによると、市内の65歳以上の高齢者人口は約1万9,900人を数え、住民基本台帳による高齢化率は23.1%になった。前年同期に比べ、人数で252人、高齢化率で0.4ポイントのそれぞれ増加を示し、高齢化が更に進んでいることが分かった。 |
8月15日 |
お盆の夜を情緒たっぷりに過ごしてもらう恒例の「ふるさとまつり」が14、15日の両夜、旧本町5〜7丁目間で開かれた。両夜合わせて約1万5,000人の人出。そぞろ歩きの人々はアーケード下に飾られた絵行灯をゆっくりと楽しんだ。 |
8月18日 |
高柳町は、市町村合併問題をめぐり、町としての今後の方向づけを探る全町懇談会を、町民総合センター体育館で開いた。樋口町長は柏崎圏域の任意協議会への参加を提案し、住民側もこれを了承した。 |
8月20日 |
市は、80歳を迎えた人たちをお祝いする第2次成人式を9月12日、産業文化会館で開くことになり、このほど該当者に案内状を送った。今年の該当者は662人で、これまでで3番目に多く、長寿社会を反映した。 |
8月20日 |
東電原発3号機のプルサーマルで使うウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の健全性問題をめぐり、ベルギーの同燃料製造会社などを視察調査した西川市長は記者会見で、今回の調査によって燃料についての懸念心配は払拭されたとの考えを表明。 |
8月20日 |
市内の学園ゾーン内、仮称・環境共生公園が建設予定地になっている新たな県立美術館の誘致に向け、市と市教委は27日、市民プラザで経過説明とシンポジュウムを行う。 |
8月21日 |
来春の県議選刈羽郡区(定数1)で刈羽村議で僧侶の吉田大介氏(36)が無所属で出馬する意向。 |
8月21日 |
地域素材を活かし、他産業との連携も視野に入れて農業・農村の新しい振興プランを探る柏崎市と高柳町共同の「新農村ビジネスによる地域活性化方策検討調査」の第1回委員会・ワーキンググループ合同会議が柏崎商工会議所で開催。委員18人、ワーキンググループ12人。 |
8月22日 |
日本最大の豪華客船「飛鳥」で柏崎港から行く飛鳥クルーズ2002・サハリンの旅は、スタッフを含め乗客420人を乗せて出発。飛鳥クルーズは6年目。 |
8月23日 |
東電原発は、プルサーマルを計画している3号機の定期検査で、原子炉内の隔壁であるシュラウドにひびが見つかったと発表。こうした事例は国内3例目で、「応力腐食割れ」が起きたと見られる。3号機の定検期間が延びるのは確実と見られる。また、プルサーマル計画の行方にも影響を及ぼすものと見られる。この事故に対し、地元反原発団体ではプルサーマル導入による危険性がいっそう高まったとして危惧の念を表明している。 |
8月24日 |
海面に爆音をとどろかせ、ジェットスポーツ全日本選手権のシリーズ第4選予選が朝からみなとまち海浜公園に面した会場で始まった。参加選手223人。A、級とB級に分かれ、それぞれスピードを競い合う。 |
8月26日 |
県水泳連盟が、2009年新潟国体の水球会場に決定した柏崎で、選手育成と競技普及の活動に取り組み始めた。24日までの5日間、柏高プールで柏崎刈羽の小中学生を対象にしたジュニア講習会を開いたほか、9月7、8日には水球のメッカであるスペインからナショナルチームの主力4選手を招いて講習会を行い、国体開催地での競技普及と共に気運を高める。 |
8月27日 |
柏崎商工会議所が実施した7月の柏崎地域早期景気観測調査の結果は、全産業合計の業況DIが前月比でわずかに0.3ポイント悪化してマイナス48.4となった。ここに来て回復傾向が止まる形となった。 |
8月27日 |
受け皿会社「ケイ・ティ・ブイ」が運営する新・柏崎トルコ文化村が、7月18日のオープンから1ケ月が経った。ケイ・ティ・ブイの経営により同村は新たな市民公園に生まれ変わることを目指している。 |
8月27日 |
市内学園ゾーン内、仮称・環境共生公園が建設予定地になっている新たな県立美術館構想をめぐり、市と市教育委員会などは夜市民プラザでシンポジウムを行った。市民等約250人が集る中で、4人のシンポジストが「よりよい美術館をめざして」をテーマに、それぞれの立場から意見を述べた。 |
8月28日 |
東電柏崎原発のプルサーマル計画に反対する地元の政党や市民団体でつくっている「住民投票を実現する会」が夜市民会館前広場で「やめようプルサーマル市民集会」を開催。約300人が集り、刈羽村の住民投票でプルサーマル反対が多数だった結果を尊重することや、知事・市長・村長の3者会談でプルサーマル受け入れを行わないことなどを決議し気勢をあげた。 |
8月29日 |
来春高校を卒業する就職希望者に対する県内の求人が低調なことから、県、新潟労働局はこのほど、早期求人を呼びかける要請文を企業、事業団体などに送った。柏崎公共職業安定所管内では、7月末で管内企業の求人が前年同月の3割減という厳しさだ。 |
8月29日 |
経済産業省原子力安全・保安院と東京電力は、柏崎刈羽、福島第一、同第二の3原発で1980年代後半から90年代にかけて、自主点検で機器損傷などのトラブルを見つけたにもかかわらず、作業記録に虚偽の記載をして隠すなどの不正が行われていた疑いがあると発表。柏崎刈羽では3基のシュラウドウドのひびやジェットポンプの磨耗などが今もそのままになっている可能性がある。この事態を重く受け止めて同社では柏崎刈羽3号機と福島第一3号機のプルサーマル計画の実施を見送る考えを明らかにした。 |
8月30日 |
東電柏崎刈羽原発で自主点検記録を虚偽記載して機器損傷のトラブルを隠していた疑いがある問題で、同社の二見常夫常務・立地地域本部長が県、市刈羽村を訪れ、今回の不正が東電と地元自治体との信頼関係を崩したとして陳謝した。経済産業省原子力安全・保安院は、事実関係の調査のため、週明けの2日からから、同原発の立ち入り検査を行うこととなった。 |
8月30日 |
小泉純一郎首相が9月7日に北朝鮮を訪問し、金正日総書記と首脳会談を行うことが、発表。県内の関係者の両親は首相の決断を歓迎する一方、「結果を見ないと評価できない」と期待と慎重さが入り混じった気持ちを述べていた。 |
9月2日 |
東電が原発の自主点検記録を虚偽記載して機器損傷などを隠した疑いがある問題を受け、同社は今月24日〜予定していた原発1号機の第13回定期検査を前倒しすることになり、3日に運転を止めて定期作業を開始する。 |
9月2日 |
西川市長は定例記者会見で、東電の原発点検記録虚偽記載の問題を取り上げ、3日に品田刈羽村長、県とともに国と東電本社を訪ねて申し入れを行うことを明らかにした。 |
9月2日 |
経済産業省原子力安全・保安院は午後から同社柏崎刈羽原発の立ち入り検査開始。検査は3日間の予定で、検査官9人が点検・保守の記録などを調べ実態を把握する。 |
9月2日 |
東電は原発点検記録虚偽記載の経営責任をとるとして、南直哉社長ら5人が辞任する人事を発表。 |
9月2日 |
柏崎刈羽の市町村合併問題をめぐる第9回首長勉強会が市役所で開催。任意合併協議会の設置に向けて、柏崎市、高柳町、西山町、刈羽村の4市町村が9月定例議会に予算を提案することを報告。席上小国の大橋町長は小国町としては態度保留を表明。 |
9月3日 |
東電が原発の点検記録を虚偽記載しトラブルを隠していた問題で、平山知事、西川市長、品田村長は上京し、国と東電に対し地元との信頼関係を大きく損なう事態だとして、全容解明を強く申し入れた。 |
9月3日 |
東電の榎本聡明副社長は、同社不正問題で疑惑の一つとなっている原発1号機のシュラウド(原子炉内隔壁)の傷を、同原発所長当時知っていたことを明らかにした。 |
9月4日 |
刈羽村村議会は東電の虚偽記載問題への対応を全員協議会で話し合い、今週初めにも臨時議会を開き、国・東電に抗議の決議を上げるため文案の調整に入った。 |
9月4日 |
東電原発点検記録虚偽記載問題で、経済産業省原子力安全・保安院は同社柏崎原発で3日間にわたる立ち入り検査を終了。保安院は今週末にも東電本社の立ち入り検査を行い、全容解明に当たる。 |
9月4日 |
市議会の原発反対会派である社会クラブは原発のプルサーマル計画中止を求める決議案を各議員に提示して賛同への働き掛けを始めた。議会では9月定例会初日の6日、本議会前の議会運営委員会で取り扱いを協議する。 |
9月5日 |
国道8号柏崎バイパス茨目ー城東間2.6キロの暫定2車線が10月28日に開通することが決まった。記念式典が午前10時半から国道252号との交差点で行われ、式典後に一般通行が可能となるが、時間は未定。開通に先立ち、26日には柏崎バイパス事業促進協議会主催の記念イベントが区間内で開かれる予定。 |
9月5日 |
県教委は2003年度の公立高校募集学級計画案を発表。柏崎では柏高、柏崎総合高校を各1学級減とし、県内3校目となる中高一貫校の仮称・柏崎中等教育学校を新設し、前期課程2学級を募集。 |
9月6日 |
東電が柏崎刈羽原発の自主点検記録を虚偽記載して、機器損傷のトラブルを隠していた問題で、市議会は9月定例会初日の本会議で、社会クラブから緊急提出された同原発のプルサーマル計画中止を求める決議案を賛成多数で決議した。 |
9月6日 |
東電の原発トラブル隠しを受けて、刈羽村議会は会派代表者会議で、プルサーマル事前了解の撤回を村長に求める決議案を臨時議会に提案することで合意。国への意見書、東電への申し入れ書を提出することも決めた。 |
9月6日 |
市議会9月定例会が開会し、初日の本会議で総額1億7,641万8,000円の今年度一般会計補正予算案など9議案と請願2件を担当常任委員会に付託。また、ガス事業会計・水道事業会計の各前年度決算承認議案を公企業決算特別委員会に付託、法人税還付の一般会計補正予算など専決処分2件を承認。 |
9月7日 |
東電原発で、使用済み核燃料228体が青森県六ヶ所村にある日本原燃受け入れ貯蔵施設へ向けて搬出された。同原発から使用済み核燃料搬出は、検査用の漏洩燃料を除けば、1985年の1号機運転開始以来初めて。地元反原発三団体、プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワークなどは夕方、市内宮川海岸近くで抗議集会を開いた。 |
9月7日 |
東電原発の進入路に近い刈羽村下高町地内で、北陸を地盤とする巨大スーパーセンターの進出計画が持ち上がっている。刈羽村商工会や村内には開発、雇用面で歓迎ムードが強い一方、柏崎商工会議所では地域経済に及ぼす影響が大きいとして危機感を強め、9日の常議員会で対応を協議する。 |
9月9日 |
武黒一郎・東電柏崎刈羽原発所長は、同原発1号機では1994年からの3回の定期検査でシュラウドにひびらしきものが見つかっていたにもかかわらず、国に「異常なし」と報告されていたことを発表。 |
9月10日 |
東電のトラブル隠しで県・市・刈羽村の対応が注目されているプルサーマル計画について、西川市長は市議会9月定例会・一般質問への答弁で「事前了解の効力は喪失した。東電に当面のプルサーマル計画実施見送りを申し入れるのが妥当」との考えを表明。この見解を持って、12日の平山知事、品田刈羽村長との三者会談に臨むことになる。 |
9月11日 |
東電の原発トラブル隠しを受けて、刈羽村議会は臨時会を開き、村が3年前に与えたプルサーマル計画の事前了解の撤回を品田村長に求める「東京電力の原発点検記録虚偽記載・隠ぺいに関する決議」案を全会一致で可決。 |
9月11日 |
市のまとめた今夏の海水浴客入り込み状況は、前年比7.9%減の85万420人となった。7月に台風の影響などで大きく落ち込み、8月に入ってからは前年並みに回復した。90万人を下回ったのは3年ぶりだ。 |
9月12日 |
東電原発のプルサーマル計画をめぐり、平山知事、西川市長、品田刈羽村長の三者会談が県庁で行われた。平山知事は「安全確保を最優先するという事前了解の大前提の信頼関係が損なわれた。事前了解は取り消すこととする」と述べ、1999年に県、市、村が与えたプルサーマル計画事前了解の撤回に合意したと発表。 |
9月12日 |
東電の武黒所長は定例記者会見で、点検記録虚偽記載によるトラブル隠しの対象になっている同原発の2、5号機を停止・点検して欲しいという地元の要請について、本社で対応を検討していると述べた。 |
9月12日 |
市は80歳を迎えた人たちをお祝いする第二次成人式を産業文化会館で開催。約420人が出席。会場には和やかさと元気な笑顔が溢れた。 |
9月13日 |
東電が原発の機器損傷などのトラブルを隠していた問題で、経済産業省原子力安全・保安院は暫定調査結果を公表。柏崎刈羽原発では、指定されていた4件の中に違反の可能性のあるものはなかったが、1号機シュラウドのひび割れは「自主保安のあり方として適切ではない」との所見を下した。2、5号機のジェットポンプなど3件は問題なしとした。 |
9月13日 |
15日の敬老の日を前に、市がまとめた市内の長者番付によると、95歳以上の高齢者は172人。前年に比べて19人増え、数字の上でも長者社会振りを明らかにした。同日西川市長が新百歳宅などをおとづれ、長寿を喜び合う。 |
9月14日 |
アメダスによると、柏崎の今年7月の日最高気温平均値は28.9度で、8月の平均値28.2度より高かった。7月は台風の相次ぐ接近でフェーン現象となり気温が上昇。7月前半の最高気温平均値は27.6度で、平年値の25.5度を大きく上回った。後半の最高気温平均値は30.1度で、これも平年値(28.5度)を上回っている。 |
9月15日 |
国指定の重要無形文化財「綾子舞」の現地公開が、市内鵜川の綾子舞会館前の芝生広場で行われた。伝承学習で取り組んだ中学生たちも舞台で熱演を繰り広げ、約1,300人が優雅な古典芸能を堪能した。 |
9月15日 |
敬老の日の今日、市内では西川市長らが新百歳の寺崎トラさん(長崎)、岡村スイさん(山室)を訪ね、「これからも長生きして下さいね。」と、お祝い状に添えて記念品を贈った。 |
9月17日 |
北朝鮮による日本人拉致で、北朝鮮の金正日総書記は小泉純一郎首相との初の日朝首脳会談で、「数十年の日本との敵対関係の中でおきた忌まわしい出来事。遺憾なことで率直にお詫びしたい。」と拉致の事実を認め、謝罪した。柏崎の蓮池薫さん、奥土祐木子さんら5人の生存と横田めぐみさんら8人の死亡、一人の行方不明が伝えられた。家族や支援団体は日本政府に対し、経過説明、責任追及、謝罪と補償を求めるなど反発を強めている。 |
9月17日 |
県教委は、柏崎市で来年度開校が予定されている中高1貫の県立柏崎中等教育学校の説明会を市民会館大ホールで開催。会場には保護者、学校・教育関係者、市民等約600人が集った。 |
9月17日 |
東電の原発自主点検記録虚偽記載などによるトラブル隠しで、同社は指摘された29件のうち不適切な点が認められたものは、16件であるとする社内調査結果を発表。柏崎刈羽原発では1号機でシュラウドの「ひびの兆候」を報告書に記載しなかった1件を挙げた。また、既に決まっている南直哉社長らの辞任のほか、35人の処分を発表。 |
9月18日 |
北朝鮮による日本人拉致で生存が伝えられた市内の蓮池薫さん(44)、奥土祐木子さん(46)の情報について、平壤で二人に会った外務省の梅本和義・駐英公使がこの日の夜家族らに説明。両親は本人確認に繋がる情報を歓迎しながらも、「直接あってみなければ分からない」と慎重な姿勢だ。 |
9月18日 |
東電の南社長は県、市、刈羽村を回って原発トラブル隠しを謝罪し、市では西川市長から原発3号機のプルサーマル計画に対する事前了解取り消し文書を受け取った。 |
9月19日 |
県は土地取引の目安となる基準地価を発表。柏崎市内では林地をのぞく15の継続調査地で平均変動率がマイナス4.7%と4年連続の下落となり、下げ幅は1.5ポイント拡大した。 |
9月19日 |
帝国データバンク新潟支店はこのほど、2001年度の県内企業売上ランキングを発表。柏崎では100億円以上の上位100社に前年度と同じブルボン、植木組、新潟富士ゼロックス、藤村ヒューム管の4社が入った。 |
9月19日 |
市は第2期介護保険事業計画をめぐる市議会との意見交換会をソフィアセンターで開き、介護サービスの利用見込み、次期介護保険料などを提案。市側では月額3,000円の案を提示。 |
9月20日 |
東電は原発1、2号機の自主点検・補修作業で新たなトラブル隠しが見つかったとして、2号機の運転を点検の為停止すると発表。 |
9月20日 |
北朝鮮による日本人拉致で、生存が伝えられた柏崎市の蓮池薫さん(44)、奥土祐木子さん(46)の家族が、県庁に平山知事を訪ね、日本政府が全拉致被害者の安否の事実確認と原状回復を一刻も早く行うよう求めることを要請。 |
9月20日 |
北朝鮮が日朝首脳会談で伝えた5人目の拉致生存者は、柏崎の男女と同じ1978年夏、佐渡真野町で母親と買い物に出かけたまま、二人で行方不明になった曽我ひとみさん(43)である可能性が高いことが判明。 |
9月20日 |
市議会9月定例会は、会期最終日の本会議を開き、総額1億8,480万2,000円の今年度一般会計補正予算案2件をはじめ、11議案をいずれも原案通り可決、その他前年度のガス事業会計・水道事業会計の各決算を認定、人事2件に同意した。議員発案の意見書は3件を可決、1件を否決。請願2件を採択。 |
9月21日 |
柏崎刈羽原発1号機、2号機で再循環系配管のひび割れの兆候が国へ報告されていなかった問題で、経産省原子力安全・保安院は原発の立ち入り検査を実施。明22日も実施する。保安院は関係資料の分析を進め、「出来るだけ早い時期に報告を取りまとめたい」との意向。 |
9月21日 |
柏崎ロータリークラブは創立50周年記念式典を産業文化会館で開催。これまでの歩みを振り返り、創立の原点に立ち、更に努力を重ねることを誓い合った。 |
9月24日 |
市は環境審議会の今年度第1回会合を市役所大2分館で開き、市環境基本計画の見直しをめぐって、委員の意見を聞いた。当局の説明では今回の見直しで、野焼きの禁止、家庭ごみの有料化などの項目を追加し、状況変化に適切に対応したいとした。 |
9月25日 |
市内藤橋、新潟工科大学は昨春開設した大学院工学研究科博士課程で、第1号となる工学博士の学位を台湾の社会人学生・施鑑修さん(43)に授与した。 |
9月26日 |
国道8号柏崎バイパス事業にかかる下沖北遺跡と、市道建設工事に伴う枇杷島城跡で進められていた発掘調査の概要が報道関係者に公開。下沖北遺跡からは県内でも出土例の少ない13世紀の居館跡が確認され、出土品から日本海での交流の様子も伺わせた。 |
9月27日 |
定期検査中の東電原発3号機のシュラウドにひびが見つかっている問題で、同社は超音波探傷検査によりさらに広範囲にひびがあることが分かったと発表。 |
9月27日 |
北朝鮮による日本人拉致で、北朝鮮で生存が伝えられた柏崎の蓮池薫さん(44)、奥土祐木子さん(46)の家族らは、首相官邸で小泉純一郎首相と面会し、本人確認と速やかな帰国の実現、事件の真相究明などを求めた。 |
9月29日 |
北朝鮮による日本人拉致で、生存情報が伝えられた柏崎の蓮池薫さんの45歳の誕生日にあたり、「横田めぐみさん等被拉致日本人救出新潟の会」は、市内土合の自宅を訪ね、両親を激励。 |
9月30日 |
来年度柏崎市に開校が予定される中高一貫の県立中等教育学校の設立が、開会中の県議会9月定例会に提案された。新校名を「県立柏崎翔洋中等教育学校」とする条例案で、今県議会での採決を経て11月1日の施行を目指す。 |
9月30日 |
市内軽井川、新潟産業大学は、今年3月まで会計課の資金運用担当だった元係長(39)が、1997年6月から今年7月に掛けて5年間にわたり、施設設備資金の一部約6億8,000万円を商品先物取引の損失の穴埋めに流用していたと発表。大学はこの職員を業務上横領の疑いで近く柏崎署に告訴する。資金面などから、来春設置を目指し準備を進めてきた大学院設置は最低2年、福祉、環境など新しい学部学科の構想も1年は遅れ、見直しを迫られる見通し。 |
10月1日 |
柏崎市、高柳町、刈羽村、西山町の4市町村による柏崎刈羽地域任意合併協議会が1日発足し、市民プラザで行われた初会合で、行政・議会代表、住民代表など32人の委員が協議会の性格や任務、行政制度・サービスの調整に向けた基本的な協議方針を確認するなど、次回からの本格審議に向けて認識の共有を図った。 |
10月1日 |
東電の原発トラブル隠しで同社の桝本晃章副社長は、県議会の連合委員会に参考人として出席し、柏崎刈羽原発3号機の燃料プールで保管しているプルサーマル用ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料は現状どおり保管させて欲しいと依頼、プルサーマルについて引き続き推進の姿勢を示した。 |
10月2日 |
北朝鮮による日本人拉致で生存情報が伝えられた柏崎の蓮池薫さん(45)、奥土祐木子さん(46)は、政府が平壤に派遣していた政府調査団の報告で本人とほぼ断定された。市内土合の蓮池さんの両親のもとに午後0時過ぎ、ファックスで調査報告書が送られ、蓮池さんの父親から市内土合の奥土さんの両親に電話で内容が伝えられた。 |
10月2日 |
市は「仮称・市民参加のまちづくり基本条例」策定審議会の第1回会合を市役所で開き、同条例の素案を委員に示した。同条例は本市の自治の枠組みを定め、市民の市政への参画と協議の仕組みを整えるもので、いわば市民の憲法。公募市民、市職員からなる勉強会でたたき台を策定し、庁内の関係課などが素案を検討した。 |
10月4日 |
東電の原発トラブル隠しで、県・市・刈羽村と経産省原子力安全・保安院は、原発1号機の立ち入り検査を行い、シュラウド(炉内隔壁)で指摘されたひび割れの兆候を確認。地元自治体の調査は、東電との安全協定に基づくもので、1983年の協定締結以来初めて。来週中をめどに2度目の調査を行う予定。 |
10月4日 |
市議会は東電の原発トラブル隠しをめぐる2回目の全員協議会を開き、経産省原子力安全・保安院から調査結果の説明を聴き質疑した。議員からは4、5号機などの停止を求める声があがったが、保安院側はその必要は無いと回答。 |
10月4日 |
第38回柏崎刈羽地区児童生徒科学研究発表会が、市内若葉町、市立教育センターで開催。柏崎刈羽地区小中学校から50テーマが参加、その中から優秀賞17点が選ばれた。 |
10月7日 |
新潟食糧事務所柏崎分室が9月20日現在でまとめた柏崎刈羽の2002年産米検査成績によると、コシヒカリの1等比率は51.1%で、昨年同期の66.2%を大幅に下回った。水稲うるち全体の1等は48.2%だが、新品種・こしいぶきは86.0%で健闘している。 |
10月7日 |
第46回市展の開幕に先立って、応募作品の審査が会場のソフィアセンターで行われた。この結果、356点が入選、このうち35点が入賞。会期は11日から15日までの5日間。審査員・運営委員・委嘱作家の作品と合わせ、439点が展示される。 |
10月8日 |
東電の原発トラブル隠しで、県・市・刈羽村は、柏崎刈羽原発で2回目の立ち入り検査をした。検査後シュラウドで新たにひびの兆候2箇所が見つかった |
10月9日 |
市は、ゴミの減量化・資源化を進めるため、今月から市内60店舗の協力を得て、店頭回収による廃乾電池のリサイクルをスタートさせた。 |
10月9日 |
北朝鮮による日本人拉致事件で、政府は北朝鮮で生存が確認された柏崎の蓮池薫さん(45)、奥土祐木子さん(46)ら5人の被害者が、15日に一時帰国することが決まったと発表。 |
10月10日 |
東電は定例記者会見で、1号機のシュラウドで見つかったひび割れの兆候4箇所のうち、表面の汚れをブラシで落としたところ3箇所が消え、1箇所が残ったと発表。今後、超音波探傷検査で、ひび割れかどうか調べる。 |
10月11日 |
第46回市展がソフィアセンターで始まった。澄み切った秋晴れに恵まれたこの日は、午前中から美術愛好家ら沢山の人たちが訪れ、力作の数々を楽しんだ。 |
10月12日 |
市は、昨年度から整備改修を進めてきた市内新道、史跡飯塚邸を20日から公開する。邸宅は市指定文化財「秋幸苑・行在(あんざい)所」であり、歴史民俗資料館として公開するため、3ヵ年継続で整備改修工事を行っている。すでに整備を終えた二つの蔵には調度品、民具など飯塚家で使った生活用具を展示する。同日はテープカットの後の10時半過ぎから入場できる。正式のオープンは来年4月から。 |
10月12日 |
二人の小、中学、高校時代の同級生でつくる「蓮池薫さん・奥土祐紀子さんと再会を目指す会」は、刈羽村で会合を開き、柏崎市の帰国支援連絡会議の担当者を含めて14人が集った。家族、本人への配慮から要望のない限りは特別な活動はせず、静かに見守る方針を決めた。 |
10月13日 |
幻想的な雰囲気で多くの人を魅了する高柳町の「狐の夜祭」が同町、栃ケ原、漆島の両集落で行われ、県内外から約3,500人が訪れて、祭りの気分を堪能した。 |
10月15日 |
北朝鮮による日本人拉致事件で、北朝鮮で生存が確認された柏崎の蓮池薫さん(45)、奥土祐木子さん(46)ら被害者5人が午後2時20分平壤から羽田空港に到着した政府チャーター機で帰国した。被害者家族連絡会ら約60人が出迎え、家族、親戚と24年ぶりに再会した。同夜は都内のホテルで中学時代からの仲間と夜遅くまで思い出話に花を咲かせた。柏崎入りは17日午後の予定で2週間近くの滞在になりそうだ。 |
10月16日 |
柏崎地域広域事務組合の議会定例会が、市議会場で開催。排ガス高度処理施設建設費の財源振替による本年度の斎場・ごみ処理事業特別会計補正予算など2件を原案通り可決。決算では、消防事務特別会計を賛成多数、一般会計を含む3会計を全会一致で認定。 |
10月17日 |
北朝鮮に拉致され24年ぶりに帰国した柏崎の蓮池薫さん(45)、奥土祐木子さん(46)が午後、上越新幹線で新潟市を経由し、柏崎に里帰りした。二人は市役所、実家で待ち受けた同級生や近所の人から、「かおる」「ゆきちゃん」と声を掛けられ、懐かしい笑顔と拍手で迎えられた。 |
10月18日 |
北朝鮮に拉致され24年ぶりに柏崎に里帰りした蓮池さん(45)は、午前市内の高齢者福祉施設にいる祖母キクイさん(91)を見舞い、24年ぶりの再会を果たした。またこの日は蓮池さんの自宅には、友人、知人の訪問、電話などが相次ぎ賑わった。 |
10月19日 |
帰郷3日目となったこの日の午前、奥土祐木子さん(46)が市内平井の自宅から土合の蓮池薫さん(45)の自宅をはじめて訪れ、同長崎にある蓮池家の菩提寺で一家と先祖の墓参りをした。夕方、薫さんは自宅で報道陣を前に約5分間にわたり、帰国の経緯について述べた。蓮池さんは「子供は親が日本人であることを知らない。ましてや、拉致されてきたことを知らない。」と話すなど、はじめて「拉致」に言及した。 |
10月20日 |
奥土祐木子さんの父親一男(75)さんは、蓮池薫さんと奥土家の墓参りした後、「早く日本に帰って来い」と永住帰国を勧めたところ、蓮池さんは「子供たちを説得しなければ。時間がかかる。」と答えたことを明らかにした。 |
10月20日 |
昭和天皇巡行の際の宿となり、市指定文化財「秋幸苑・行在所」で知られる市内新道、史跡・飯恣@が一般公開された。現当主から寄付を受けた市は昨年度から3カ年継続で整備改修を進めてきている。 |
10月21日 |
北朝鮮に拉致された蓮池薫さん(45)、奥土祐木子さん(46)は、二人が24年前拉致された日に待ち合わせた場所や立ち寄った喫茶店跡、拉致現場の市内中央海岸付近を家族とマイクロバスでたどり、薫さんは車内で兄の透さんに、襲われた時の状況を一部語った。 |
10月22日 |
三条市の女性監禁事件で、懲役14年の一審判決を受けている柏崎市四谷一、佐藤宣行被告(40)の控訴審初公判が東京高裁第8刑事部で行われた。弁護人が控訴趣意書の要旨を説明し、被告の意見書、被害女性の母親の調書を証拠採用して結審した。判決は12月10日に言い渡される。 |
10月22日 |
北朝鮮から一時帰国している蓮池薫さん(45)の兄透さん(47)は記者会見で、旅行中の赤倉温泉のホテルで中山恭子・内閣官房参与と電話で話をし、本人の意向に関係なく子供たちを帰国させるよう政府に求めたことを明らかにした。 |
10月22日 |
柏工の2年生193人がこの日から3日間、製造業を中心とした72事業所で就業体験のインターンシップを行っている。3年目の今年は受入先が増え、サービス業にも職種が広がった。 |
10月23日 |
北朝鮮に拉致され、一時帰国している蓮池薫さん(45)、奥土祐木子さん(46)の家族が滞在先の赤倉温泉で会見し、二人を北朝鮮に戻さず、子供たちを呼び戻すよう政府に訴えた。 |
10月24日 |
東電柏崎刈羽原発は1号機のシュラウドの点検状況を報道陣に説明。これまでの点検で、中間部リングと上部格子板台座の溶接部近くで新たなひび割れの兆候9ヶ所が水中カメラで確認されたと発表。今後この9箇所をブラッシングし、更に詳しく目視点検を行う予定。 |
10月24日 |
政府は北朝鮮に拉致され、一時帰国している蓮池薫さん(45)、奥土祐木子さん(46)ら5人を北朝鮮に戻さず、永住帰国を前提に滞在延長と北朝鮮に残した家族の安全、早期帰国を求めていく方針を発表。 |
10月25日 |
蓮池薫さん、奥土祐木子さんは、柏崎市役所に結婚届、二人の子供の出生届などを提出し受理され、西川市長から子供を含む新しい戸籍謄本など交付を受けた。また二人は市総合体育館で揃って記者会見に臨み、約30分にわたり拉致された後のことや現在の心境などについて述べた。日本政府が被害者5人の滞在期間を延長し、家族の早期帰国を求めると発表したことについて永住帰国をめぐる質問には答えず、「ノーコメントにしたい」と述べた。24年ぶりに帰郷、旧友との再会や友情に触れ、本当に帰って来てよかったと力をこめた。夜、小中学、高校の同級生約150人が二人を囲んで市内で合同同級会を開き、二人の結婚を祝った。 |
10月25日 |
東電は福島第一原発1号機の定期検査で、原子炉格納器の機密性データを偽装していたとして、同機の運転を止め検査すると発表。この報告を受けて経産省原子力安全・保安院は同日同機を1年間運転停止処分とすることにした。 |
10月28日 |
国道8号柏崎バイパス、茨目〜城東間2.6キロの開通式が行われた。前日からの暴風雨で会場を半田コミュニティセンターに移し、テープカットは中止するなど予定外の式典となったが、関係者らが早期の全線供用に期待を込め、事業の促進に決意を新たにした。同バイパスは同日午後3時に一般供用が開始された。 |
10月28日 |
拉致被害者5人の永住帰国を国が方針決定したことを受けて、市はこれまでの「蓮池さん・奥土さん帰国支援連絡会議」を「蓮池さんご一家帰国後生活支援対策会議」に改め、この会議の下に「帰国後生活支援班」と「日常外出・報道対応班」を設置。対策会議のトップは安達助役が勤め、原則として週2回会合を開く。 |
10月29日 |
北朝鮮に拉致され帰郷した、蓮池薫さん(45)、祐木子さん(46)の家族に夜、2年ぶりに再会した日朝国交正常化交渉初日の内容について、柏崎で拉致被害者支援をしている国の担当者が報告に訪れた。 |
10月29日 |
市と東京電力との意見交換会が市役所で行われ、同社は原発のトラブル隠しについて地域住民に謝罪説明をする意向を表明。方法として市と刈羽村の全戸を訪問することを検討。 |
10月30日 |
寒波の襲来により、妙高山や北海道・札幌から初間接や初雪の便りが届く中、この日の朝には、わずかに初雪をのせた米山と黒姫山の姿が市街地から見られた。 |
10月30日 |
クアラルンプールで2年ぶりに再会された日朝国交正常化交渉は、11月中に日朝安全保障協議を行うことで合意し、2日間の日程を終えた。北朝鮮側は、蓮池薫さん(45)、祐木子さん(46)ら拉致被害者5人が北朝鮮に残してきた家族の帰国日程の確定と核開発計画の即時放棄には応じず、次回交渉を11月末に行うよう提案してきた。 |
10月30日 |
県教委は2003年度の公立高校募集学級計画を発表。柏崎地区では、今年度1学級増だった柏高が普通コース1学級の減で6学級に、6学級でスタートした柏崎総合は1学級減で5学級となる。県立中高一貫校として2003年4月に開校する柏崎翔洋中等教育学校は80人の募集定員で入学者選抜要項を発表。 |
10月31日 |
柏崎商工会議所は刈羽村下高町にスーパーセンター進出の計画を持つ「みった」の開発担当者を招いて、計画の説明を受けた。柏崎商工会議所は、市内商店業界への影響が大きいとして同社の進出に反対しており、説明会には市の安達助役らも同席。 |
10月31日 |
経産省原子力安全・保安院は東電柏崎刈羽、福島第一、同第二の各原発で5日から特別な保安検査を実施すると発表。 |
11月1日 |
西川市長は午後、祐木子さんの実家である市内平井の奥土家を訪ね、薫さん・祐木子さん夫妻と会った。この中で市長は二人を激励し、将来市役所で補助的な仕事をすることを提案。これに対し二人は明確な発言はしなかったが、家族は感謝の気持ちを述べた。 |
11月1日 |
市は夕方、蓮池さん一家の「帰国後支援対策会議」の初会合として、帰国後生活支援班と日常外出報道対応班の合同会議を庁内で開き、薫さん・祐木子さん夫妻と、残してきた子供達の永住帰国に向けて準備態勢を確認した。 |
11月4日 |
北朝鮮から帰郷した蓮池薫さん、祐木子さん夫妻の永住帰国に向けた支援策について、西川市長は蓮池さんの父親秀量さん(75)、兄透さん(47)、祐木子さんの父親・奥土一男さん(75)と市役所で懇談した。市長は夫妻が日本の生活に慣れる手始めとしてパソコン操作の習得、体力維持のトレーニングを提案、家族からは健康診断の要望がでた。 |
11月5日 |
東電の原発トラブル隠しで、経産省原子力安全・保安院は柏崎刈羽、福島第一、第二の各原発で特別な保安検査に入った。 |
11月5日 |
安倍官房副長官と中山参与はこの日午後、市内土合の蓮池家を訪れ、薫さん、由紀子さん夫妻、家族らと1時間以上にわたって懇談。日朝国交正常化交渉の結果を報告し、子供達の帰国日程が確定しなかったことを報告した。 |
11月5日 |
北朝鮮に拉致され、先月帰国した蓮池薫さん(45)は、柏崎を訪れた安倍晋三・官房副長官らと会った後市役所で記者会見をし、北朝鮮に残る大学生の子供二人の早期帰国を希望する考えをはじめて表明。しかし、永住帰国のことなどは、子供に今までのことを話してから結論を出したいとした。 |
11月7日 |
民間信用調査機関の帝国データバンクによると、今年度上半期の県内企業整理倒産(負債額1,000万円以上)は141件、負債総額は464億1,400万円で、件数は前年同期より7件、負債総額は3億8,200万円減った。柏崎市刈羽郡では5件、11億4,300万円が計上された。 |
11月7日 |
柏崎刈羽原発は、トラブル隠しで点検停止中の2号機で、シュラウドにひびの兆候が見つかったと発表。同原発では、1号機と3号機でシュラウドのひびやその兆候が相次いで確認されているが、2号機では初めて。 |
11月7日 |
久しぶりに快晴、星空に恵まれたこの日の夜、市内緑町の日本庭園・松雲山荘には紅葉見物の家族連れやカメラマンら昼夜合わせて約2,000人が訪れ、晩秋の美を楽しんだ。 |
11月8日 |
北朝鮮から帰郷した蓮池薫さん(45)、妻祐木紀子さん(46)は、市内の病院で初めて一日人間ドックを受診し、ともに「特に悪い所は無い」との診断結果を受けた。 |
11月8日 |
国営土地改良事業・栃ケ原門出線付け替え工事で架橋が進められてきた「境大橋」の竣工式が、初雪の残る現地で行われ地元関係者が渡り初めを行った。 |
11月8日 |
砂丘短歌会の発行する歌集「砂丘」の11号で、同誌の発行責任者を努めたこともある市内剣野町の故・青木恪治さんを特集している。青木さんは今年2月、76歳で死去するまで砂丘短歌会の中心的存在の一人として活躍。 |
11月9日 |
東電原発で放射性物質放出事故が起きたことを想定した原子力防災訓練が柏崎市内などで行われた。今回はJCO臨界事故後に原子力防災体制を見直してから最初の訓練。見直しによる緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)として今春完成したばかりの県柏崎刈羽原子力防災センター(市内三和町)を初めて活用。関係39機関と一部地区の住民合わせて1,000人以上が参加した。 |
11月10日 |
第25回柏崎ロードレース大会が市営陸上競技場発着の柏崎マラソンコースで行われ、市内外から集ったランナー約700人が健脚を競った。天候が心配されたが、ハーフマラソンなど男女5種目で7つの大会新記録がマークされ、好記録ラッシュとなった。 |
11月11日 |
平山知事は、北朝鮮から帰郷した蓮池薫さん(45)、妻祐木子さん(46)を市内土合の蓮池家に訪ね、県の支援策を伝え、今後の要望などを直接聞いた。知事と蓮池夫妻の面談ははじめて。知事は14日にも内閣府などを訪れ、永住帰国に向けた支援策を国に要望することを明らかにした。 |
11月11日 |
東電の勝俣恒久新社長が、就任の挨拶のため南前社長らと柏崎刈羽原発立地点の柏崎市と刈羽村を訪れ、一連の原発トラブル隠しで失った信頼の回復に努める考えを強調。 |
11月11日 |
第2回柏崎・刈羽地域任意合併協議会が市民プラザで開催。今回から行政制度の調整方針について具体的な協議に入り、各自治体での取り組みが比較的類似しているものを中心に方針を決めた。 |
11月12日 |
北朝鮮に拉致され、柏崎に帰郷した蓮池薫さん(45)、祐木子さん(46)夫妻の激励に「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」の佐藤勝巳会長と小島晴則副会長が市内土合の蓮池家を訪問。 |
11月13日 |
市は、2003年度当初予算編成の作業を今月から開始した。原発固定資産税の減収が見込まれるなど引き続き厳しい財政状況の中で、第3次長期発展計画後期計画の施策を推進し、市町村合併を視野に入れた事業構築も考えて行く。 |
11月14日 |
北朝鮮に拉致され、柏崎に帰郷した蓮池薫さん(45)、祐木子さん(46)夫妻は4年ぶりの帰国から15日で一月になる。拉致被害者5人は家族の要望を受けた日本政府の方針で北朝鮮に戻らず、蓮池さん夫妻は大学生の長女(20)、長男(17)との日本での再会を待ちわびる日々。この日には国と地元2県3市町村の担当者による拉致被害者・家族支援の連絡会議が内閣府で開かれ、永住に向けた支援体制の検討が始まった。 |
11月14日 |
北朝鮮に拉致され、柏崎に帰郷した蓮池薫さん(45)、祐木子さん(46)は帰国から1カ月の会見に応じ、「家族には血のにじむような努力、苦労の24年間だったと痛切に感じた」と故郷での日々を振り返った。現在の心境について、「子供たちを1日も早く帰国させて、家族が再会するという願いを持って、日朝交渉を見守りたい」と述べた。 |
11月15日 |
市内で1972年に最初のコミュニテーセンターが産声をあげ、今年で30周年を迎えた。17日には市民プラザで25地区のコミュニテーセンターが主体となり、作品展や物産販売、シンポジウムなど記念のイベントを繰り広げる。 |
11月15日 |
東電は一連の原発トラブル隠しに伴い9月から進めている原発総点検の中間報告書を経産省原子力安全・保安院に提出。それによると、95年に5号機で制御棒動作不良で交換したが、国には報告しなかったことが判明。このほか書類誤記や不整合が19件あった。 |
11月16日 |
柏崎の鵜川ダム計画をめぐる第10回県級河川流域懇談会がこのほど、新潟市内で開かれた。鵜川に県が進めている鵜川ダムと、国による市野新田ダムの二つが計画されている問題で、懇談会は市野新田ダムの再評価を踏まえ「市野新田ダムの必要性を理解した」として議論を終結し、鵜川水系河川整備方針を了承した。 |
11月17日 |
北朝鮮に横田めぐみさん(当時13)が拉致されて15日で25年となり、拉致被害者の救出を目指す県民集会が新潟市で開かれた。ロビーに溢れるほどの人が詰め掛け、北朝鮮から帰郷した5人の家族の早期帰国、生存が確認されていない8人と未認定の人を含む拉致被害者全員の帰国、真相究明を求めるアピールを採択した。 |
11月17日 |
「21世紀のコミュニティ像を語る」をテーマにしたシンポジウムが市民プラザで開催。市内のコミュニティ作り30周年を記念したもので、同実行委員会が主催。会場には、コミュニティ、公民館関係者、一般市民ら約270人が集り、先進地の事例などを聞き、あるべき姿を語り合った。 |
11月18日 |
一連の原発トラブル隠しを地域住民に直接謝罪するため、東電は柏崎市、刈羽村での全戸訪問を開始した。市町村約3万1,000世帯を対象に、柏崎刈羽原発の武黒一郎所長以下約950人の職員が12月上旬まで集中的に取り組む。 |
11月18日 |
市議会運営委員会が開かれ、同定例会に結論を持ち越している議員定数条例制定を巡って調整の協議をした。しかし意見の一致に至らず、議員発案に向けて各会派でそれぞれ対応することになった。柏崎市の場合地方自治法によると、30が上限。議運でも現行どおり30とする案と、2削減し28とする案が対立し、定例会での論議にゆだねることになったもの。 |
11月18日 |
拉致被害者の蓮池薫さん(45)の兄透さん(47)は会見で、透さんが先週末佐渡の曽我ひとみさん(43)福井の地村保志さん(47)に相次ぎ激励の電話をし、「5人で会いたい」などと話していたことを明らかにした。またこの日、薫さん、祐木子さん夫妻は市内土合の自宅で市職員からパソコンの初研修を受けた。 |
11月20日 |
市が特定非営利活動法人長野県NPOセンターに委託して10月に行った「市民公益活動団体調査」の中間集計の概要がこのほどまとまり、活動分野が福祉から教育、スポーツまで多方面にわたっていることや、会員不足、資金不足に悩んでいる実態が分かった。 |
11月21日 |
あしたの新潟県を作る運動協会の今年度新潟県自治活動賞の地域づくり部門に、柏崎から「やまびこ生活学校」(野田地区)、「よしやぶ川夢プラン推進委員会」(比角地区)が選ばれた。表彰式は30日、小千谷市で開かれる「県ふるさとづくり大会」の席上で行われる。 |
11月21日 |
「科学のえんま市へ出かけよう」と呼びかけた青少年のための科学の祭典・柏崎刈羽大会が23・24日、新潟工科大学で開催される。主催は同実行委員会、文部科学省、日本科学技術振興財団で、柏崎刈羽は全国7会場の一つ。 |
11月21日 |
柏崎地区労組会議など地元反原発三団体や県平和センターなどは、新潟市で柏崎・巻原発設置反対県民共闘会議の会合を開き、東電のトラブル隠しを巡り同社幹部らを偽計業務妨害などの疑いで刑事告発する運動に取り組むことを決めた。 |
11月22日 |
柏崎公共職業安定所のまとめによると、来春管内の高校を卒業する就職希望者の内定率は49.2%で前年同期より5.2ポイント低下し、5割を下回る過去最低の水準となった。柏崎職安では10月から生徒の個別相談を始め、本人の就職意識、希望職種など固めながら、事業所訪問で求人開拓に努めている。 |
11月22日 |
柏崎市が建設候補地に挙がっている新県立美術館構想の必要性を検討する「新文化施設整備検討委員会」の第3回会合が新潟市内で開かれた。会では、全体として「柏崎市に建設する」の方向で意見が集約された。平松氏の作品寄贈については、委員間や県側の意見に微妙な差があり、報告書のまとめ段階で更に意見交換する。 |
11月23日 |
北朝鮮による拉致被害者の家族で作る家族連絡会の代表で、新潟市で拉致された横田めぐみさん=当時(13)=の父横田滋さん(70)、母早紀江さん(66)が蓮池薫さん(45)、祐木子さん(45)夫妻を柏崎に訪ね、家族会に全国から寄せられた支援金の一部を手渡した。 |
11月26日 |
柏崎商工会議所はこのほど、2002年度柏崎地域賃金実態調査報告書をまとめ、概略版を会員に配布。それによると、男女間の賃金格差が依然として大きいことが判明。調査は5年ごとに行われており、会員企業800社を対象とし、そのうち244社から回答を得た(回収率30.5%)。 |
11月26日 |
柏崎・刈羽郷土史研究会は設立30周年記念事業として「柏崎日記と陣屋のくらし」をテーマにした歴史座談会を開催。「柏崎日記」の著者・渡辺勝之助の子孫が、三重県桑名と柏崎に別れて暮らす家族の心をつないだ二つの日記を語った。会場には80人余りが訪れ、渡辺夸任子、納厘子さん姉妹が読む旧暦の10月26日の「柏崎日記」に熱心に耳を傾けた。 |
11月27日 |
市役所をはじめ市の施設などを光ファイバーケーブルの高速通信網で結ぶ「柏崎市地域行政イントラネットワーク」が12月6日から運用を開始することになった。市が今年度の新規事業として、NTTとともに整備を進めてきたもので、近い将来の電子自治体も視野に入れた基盤構築だ。このイントラネットは、NTT東日本の「スーパーワイドLAN」というシステムを導入。このシステムを使ったネット構想に取り組んでいる自治体は、県内では柏崎が最も早く、ほかには新潟市だけ。 |
11月28日 |
柏崎商工会議所は、今月実施した「年末一時金」(冬のボーナス)に関する意識調査」の報告書をこのほどまとめた。会員事業所180社を対象にアンケートを行い、107社から回答を得た。予想支給額は基準内賃金の「0.5〜1カ月未満」が最も多く、29.0%を占めた。次いで「1〜1.5カ月未満」「0.5カ月未満」の順。 |
11月28日 |
東電原発は定例記者会見で、同原発の定期検査短縮の報奨金として1997年度から昨年度まで同社が請負企業に約18億円を支払ったと説明。この問題は27日の衆院経済産業委員会で明らかになったもので、福島原発と合わせて総額約37億円とされている。 |
11月28日 |
来春の第75回全国選抜高校野球大会の県推薦校が決まり21世紀枠に柏高が選ばれた。一般選考には日本文理、東京学館新潟の2校が推薦された。21世紀枠の選考基準は全国大会未出場で県大会ベスト8以上、地域への貢献度など。 |
11月29日 |
市が3カ年継続で校舎の大規模改造を進めてきた市立柏崎小の工事が今秋全て終了。同校は築30年を経過し老朽化が進み、耐震補強を施し改造した。 |
11月29日 |
県は2003年度から3年カ年の固定資産税の算定基礎になる市町村の基準宅地価格を見直し、市町村に通知。柏崎市は3年前の前回より25.7%下落し、刈羽郡内は高柳町が前回と同じだった以外は3市町村とも下落。 |
11月29日 |
柏崎地区労組会議の第13回定期総会が夜市民会館会議室で開かれ、反原発闘争を中心とした2003年度活動方針を承認。 |
12月2日 |
西川市長は定例記者会見で、市の2003年度当初予算編成について、例年以上に厳しい財政状況を強調し、打開策の一つとして、以前から検討している東京電力柏崎刈羽原発の使用済み核燃料保管への新税創設を何とか実現させたいとの意欲を示した。 |
12月2日 |
北朝鮮から帰国した拉致被害者の地元3市町村の首長が柏崎で会合を開き、「拉致被害者関係市町村連絡会」を発足させた。支援策を近くリストにまとめるほか、国の拉致被害者支援法が成立するのを待って、今月中旬以降にも3人が一緒に国に出向き、3自治体として支援を要請する。 |
12月2日 |
市議会12月定例会に提案される議案が議会に送付。今年度一般会計補正予算案は3億2,514万6,000円の追加。人事院勧告に伴う職員給与削減や、融資預託の経済景気対策特別資金の追加などが盛り込まれた。 |
12月3日 |
蓮池薫さん、妻祐木子さんは市民プラザで、拉致救出運動のシンボルになっている青いリボンを市民らと作った。夫妻は約100人の参加者を前に、感謝の気持ちを述べた。 |
12月4日 |
北朝鮮による拉致被害者を支援する法案が参院本会で全会一致で可決成立。施行は来年1月1日から。北朝鮮から柏崎に帰郷した拉致被害者の蓮池薫さん(45)、妻祐木子さん(46)は、「この法律は、子供の帰国を待つ私たちにとって大きな励み」と感謝のコメントを発表。 |
12月5日 |
内閣官房拉致被害者・家族支援室の小熊博室長が柏崎市を訪れ、北朝鮮から帰国した拉致被害者の蓮池薫さん、妻祐木子さんと二人の家族に、拉致被害者支援法の成立を報告、支援策の内容を伝えた。 |
12月5日 |
市内軽井川の新潟産業大学で会計課元職員が施設整備資金の一部を流用していた問題で、柏崎署、県警本部捜査2課は三島越路町浦、無職・関矢淳容疑者(39)を業務上横領の疑いで逮捕。 |
12月6日 |
高速・大容量の光ファイバー通信ケーブルで市の施設などを結ぶ「柏崎市地域行政イントラネットワーク」が運用開始。初日は市役所で記念式典が行われ、北条保育園の園児たちもオンラインで参加し、開通を祝った。柏崎市として始めて全市を網羅したこのネットは、最大毎秒100メガビットの速度。光ケーブルはNTTが敷設、市は約4,600万円で利用環境を整備。 |
12月7日 |
市内学園ゾーン内に整備する仮称・環境共生公園が建設予定地になっている新県立美術館構想に、作品などの寄贈を申し出ている日本画家・平松礼二氏の作品展「路・ジャポニスムへの旅」が7日からソフィアセンターで開幕。夜、市民プラザで「日本画から世界画へージャポニスムー」と題し、同氏の講演があった。 |
12月9日 |
市議会12月定例会が招集された。初日の本会議で総額3億2,514万6,000円の今年度一般会計補正予算など24議案が上程され、それぞれ担当常任委員会に付託。議員発案もこの日締め切られ、焦点の議員定数条例案は、市民クラブが現行30、清風会が2削減の28とする案をそれぞれ提出。最終日19日の本会議で審議採決を行う。 |
12月10日 |
三条市の女性監禁事件で懲役14年の一審判決を受けていた市内四谷一、佐藤宣行被告(40)の控訴審判決が、東京高裁第8刑事部で行われた。山田裁判長は被告側の主張を一部認め、一審判決を破棄して懲役11年を言い渡した。 |
12月10日 |
午後の市議会12月定例会の一般質問で、真貝維義氏(公明党)が市立小中学校の二学期制導入の見通しなどを質し、相沢教育長は2003年度に推進協力校を指定し、問題がなければ05年度に全面実施する考えを示した。 |
12月10日 |
12月11日冬型の気圧配置が強まった柏崎地方はこの日の朝、各地で約50センチの降雪を観測。本格的な冬の到来となった。 |
12月11日 |
東電の桝本晃章副社長は同社柏崎原発で記者会見し、4〜7号機を今年度中に運転停止すると発表。現在、同原発1〜3号機は定期点検や、トラブル隠しに伴う点検で停まっている。来年3月には、1〜7号機の全基が停まる可能性が出てきた。 |
12月11日 |
東電の原発トラブル隠しで、県内の反原発団体などが榎本聡明元副社長等8人を偽計業務妨害や詐欺の疑いで新潟地検に告発。 |
12月13日 |
柏崎地方に早くもまとまった雪が降っている中、国土交通省長岡国道事務所柏崎維持出張所の今冬除雪計画によると、管内車道除雪延長は国道8号バイパスの供用開始で2.6キロ追加。路面監視用カメラや凍結感知機など情報収集機を増強。 |
12月13日 |
市は、第2期介護保険事業計画を巡る市議会との意見交換会を市役所で開き、介護予防事業の利用見込み、次期介護保険料などを盛り込んだ計画案を提示。このうち、第1号被保険者(65歳以上)の保険料は、基金の取り崩しで月額平均3,042円とする案を示し、議員側の意見を求めた。市が2004年度から実施を検討している家庭ごみ収集の有料化についても議員の意見を求めた。同年度から粗大ゴミを、07年度から可燃・不燃ゴミを対象にする検討案に対し、活発な意見が交わされた。 |
12月16日 |
市内田塚三の柏崎勤労者総合福祉センター(ワークプラザ柏崎)が雇用能力開発機構から市に590万円で譲渡されることになった。市が12月定例会・文教経済常任委員会で報告。 |
12月16日 |
日本高野連は来春の第75回選抜高校野球の21世紀枠で全国9地区の候補9校を発表し、柏高が北信越地区の候補に選ばれた。柏高は平山知事をはじめ各界に人材を送り出している伝統校で、野球部は1901年の創部。 |
12月17日 |
市は、市議会12月定例会・総務常任委員会で、新年度から実施を予定している「新しいコミュニティ施策」について説明。当局は、これまでひとつの館に二つの機能があり、分かりにくかったコミュニティと公民館を一本化し、行政も一定の支援をしながら、コミュニティを核にした地域主導の活動システムを目指したいと述べた。 |
12月17日 |
東電原発2号機のシュラウドで今年10月からの点検で確認されたひびが、昨年行われた自主点検では見つかっていなかった問題で、同原発は定期記者会見で、点検を委託した米ゼネラル・エレクトリック(GE)社がその個所を見ていなかったミスによるものと発表。 |
12月18日 |
市議会は12月定例会最終日の本会議で、地方自治法改正に基づく議員定数条例案2件を審議し、現行の30のままとする案を可決、2削減の28とする案は否決した。条例は来年1月1日から施行。 |
12月18日 |
北朝鮮から帰国した拉致被害者の蓮池薫さん、祐木子さん夫妻と佐渡真野町の曽我ひとみさん、福井県小浜市の地村保志さん、富貴恵さん夫妻が新潟市に集り、帰郷以来、約2ケ月ぶりに再会。19日には横田めぐみさんの両親など家族連絡会、支援関係者、安倍晋三・官房副長官らと相次ぎ面談し、20日まで県内の温泉で1泊する。 |
12月19日 |
新潟市で再会した北朝鮮の拉致被害者の5人は県庁で記者会見し、北朝鮮に残した家族の帰りを最後まで日本で待つ決意を改めて表明した。公式の場で胸につけていた北朝鮮のバッジを同日朝から初めて外し、事件の早期解決を願う青いリボンだけを着用。小泉首相に書簡で政府の粘り強い交渉を求めたことを明らかにした。 |
12月21日 |
「街に慣れる、街が慣れる、街に暮らす」を目指して活動に取り組んできた市内のボランティア団体「トライネット」がNPO(特定非営利活動団体)の法人格取得を目指し、このほど市総合福祉センタ−で非営利活動法人トライネットの設立総会を開いた。 |
12月24日 |
市教委の遺跡調査室が今月初めから、市内小倉町の旧教育文化センターに移転し、業務を開始。これに伴い、名称を「遺跡考古館」とした。来春からは一般公開も検討し、広く小中学校の総合学習などに役立てて行く。 |
12月25日 |
柏崎市が建設候補地に挙がっている新潟県立美術館構想の必要性を検討する「新文化施設整備検討委員会」の第4回会合が新潟市で開かれた。県の厳しい財政情勢の中で、必要性が問われたもので、事実上のゴーサインが出された。これをうけ、、次ぎの段階として基本構想・基本計画の策定が進められる。 |
12月25日 |
県と県農協中央会は、新潟市内で市町村・農協担当部課長会議を開き、2003年産米のガイドラインを配分した。柏崎市は2002年に対して85ヘクタールの増加。 |
12月27日 |
市内藤橋の新潟工科大学でこのほど、国内の3研究機関が、国の採択を受けたマイクロ風力発電システムの実証試験が始まった。柏崎特有の冬の強風と湿った雪の影響などを調べ、新潟工科大学は観察・データ収集など実用化に一役買う。 |
12月27日 |
北朝鮮から帰郷した拉致被害者の蓮池薫さん(45)、妻の祐木子さん(46)は、市役所で記者会見し、「拉致は犯罪で許しがたいこと」「残った家族の人生まで狂わせるひどい犯罪行為」とはじめて厳しい言葉で拉致について述べた。 |
UP 2003/3/11