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柏崎市 平成の出来事

平成16年(2004年)

 
資料:柏崎情報(柏崎日報社発行)
編纂:NET・陽だまり
月 日 記       事
1月3日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)の兄で、家族連絡会事務局長の透さん(49)は、帰省中の市内の実家で会見し、北朝鮮が子供の帰国を確約するならば、被害者が平壤に出迎えることを検討する余地があると述べた。
1月5日 新年恒例の市と柏崎商工会による賀詞交換会が市民プラザで開かれ、市内各界各層の代表ら550人余が集って新年の始まりを祝った。5人の参院議員も出席した中で、西川市長は来年予想される市町村合併への強い決意を表明。
1月5日 西川市長は年頭の記者会見を行い、2004年度当初予算編成の見通しを述べた。市長としては3期目の任期最後の予算編成と位置付け、一般会計の見通しは減税補填債の借り換え分を含め、395億円前後が努力目標とした。
1月7日 柏崎演劇フェステバルが11日から産業文化会館文化ホールで開幕する。今年で10回目。テーマは「感動」。初日のトークショウを皮切りに、市内の劇団はじめ、市外劇団を含めた13団体が2月下旬まで熱演の舞台を繰り広げる。
1月7日 市教育委員会は、市内の小中学校に今春新しく入学する児童生徒の見込み数を7日現在でまとめた。今のところ、小中合わせて、前年同期より57人少ない1,621人となり、少子化傾向を示している。
1月8日 民間信用調査機関の帝国データバンクによると、昨年(2002年12月26日−2003年同月25日)の柏崎刈羽の企業整理倒産(負債額1,000万円以上)は13件、負債総額は258億900万円だった。負債額は前年より13.3倍以上増え、過去最悪。
1月9日 市内学校町、ソフィアセンターが市立図書館としてオープンし、満7年半。昨年暮までに、入館者数の累計が498万人近くを数え、もうすぐ500万人の大台に達する見込み。
1月9日 11日に京都市で行われる第22回全国都道府県対抗女子駅伝に県代表として、柏高2年・杉田弓奈選手が初出場する。本番では2区(4キロ)を走る予定。
1月10日 市内北条南小の5年・五十嵐梨子さんの科学研究作品がこのほど、全国児童才能開発コンテストで財団科学賞を受賞。作品のテーマは「真夏に出来るかな?つらら」。発送の豊かさ、根気強さが評価された。
1月10日 市内軽井川、新潟産業大学は人文学部創設10周年記念で、詩の朗読会とシンポジウム「ことばのひびき」を柏崎エネルギーホールで開き、満員の聴衆が各国語の響きやリズムを楽しんだ。
1月11日 柏崎演劇フェステバルが産業文化会館文化ホールで始まり、異色の3人によるトークショーで初日の舞台を飾った。引き続き、市内外の劇団13団体が2月下旬まで熱演の舞台を繰り広げる。
1月14日 2004年度大学入試センター試験が17、18日、全国一斉に行われる。柏崎地区は市内藤橋の新潟工科大学が会場で、昨年より9人少ない360人が出願している。
1月15日 民間信用調査会社の帝国データバンクのまとめによると、柏崎市刈羽郡の本社企業で売上高(決算期2002年4月ー2003年3月)5億円以上は74社で前期より10社減り、3期ぶりに減少に転じた。10億円以上は53社で同数だったが、売上高合計は前期より減った。
1月15日 県市町村合併支援本部柏崎地域支部の第2回会議が県柏崎総合庁舎で開かれ、柏崎刈羽地域新市建設計画(案)の事前協議の進め方などで意見を交換した。
1月17日 大学入試センター試験が全国一斉に始まった。県内10会場のうち、柏崎地区の会場の新潟工科大学では、受験者の最も多い1時間目の外国語の試験に、昨年より41人少ない328人が受験。
1月17日 市内学校町、市立図書館ソフィアセンターで、入館者500万人達成の記念セレモニーが行われた。開館満7年目。500万人目になった市内松美1、服部和子さん(43)、次女で比角小1年・真実さん親子に小林教育長から花束などが贈呈。
1月19日 市は2004年度から、大学などに進学する人たちを対象に、市独自の奨学金制度をスタートさせることになり、2月2日から希望者の申請受付を開始する。受付期間は3月31日まで。定員は20人程度。
1月19日 第8回柏崎刈羽地域合併協議会が市民プラザで行われ、これまで策定作業を続けてきた「柏崎・刈羽地域新市建設計画」を承認した。
1月19日 市内田中、柏崎公共職業安定所ハローワーク柏崎で求人情報自己検索システムが稼動をはじめた。
1月21日 市立図書館・ソフィアセンターが館内の蔵書点検を行い、このほど所蔵状況をまとめた。集計では図書や郷土資料、AV資料を合わせた総数は前年同比4.12%増の25万点近くに上がった。
1月22日 東電柏崎刈羽原発は、1号機など残る4機の運転再開に向けた住民理解活動として、同原発の状況についての「報告会」を、2月4日に柏崎エネルギーホールで、同11日に刈羽村ラピカで開くと発表。また市内町内会長や村内区長への訪問を開始した。
1月23日 小国町で昨年11月行われた長岡地域との合併可否を問う住民投票で、合併推進の立場の運動を展開した「小国の将来を考える会」が合併後の小国の未来像として、「仮題・大規模健康福祉センター建設とハーブ特区による観光農業推進」を、町当局や合併協議会に提言してゆく話し合いを進めている。
1月23日 第52回学校農業クラブプロジェクト発表県大会が長岡農で行われ、柏崎総合高の「マガモ導入による安定経営を目指してパートV・米生産に付加価値を」が食糧・食糧生産に関する部門で最優秀賞に選ばれた。
1月24日 県立中高一貫校の入学者選考検査が、県内3校で一斉に行われた。このうち、昨年春開校し、2年目になる市内北園町、柏崎翔洋中等教育学校には、定員80人(2学級)の募集に対し、男子42人、女子60人計102人が志願。倍率1.27倍と、前年を0.49ポイント下回った。
1月24日 生涯学習推進大会兼青少年健全育成大集会の講演会が、産業文化会館文化ホールで開催。教育評論家・尾木直樹氏の講演も行われ、参加者は熱心に聞き入った。
1月26日 柏崎署管内の昨年1年間の犯罪発生件数は1,161件で、前年より141件減少した。2001年が過去最高の1,475件、2002年が1,302件で、昨年は2年連続の減少となった。
1月26日 圃場整備と地域農業システム作りを推進する鵜川水系合同圃場整備説明会がこの日の夜高田コミュニティセンターで行われ、 市や関係機関が圃場整備の進め方を説明し、理解を求めた。
1月27日 長岡地域法定合併協議会への参加を決めた小国町で、合併協議会の中で町が主張する小国の役割や主要施策などを町長に提言してゆく「まちづくりビジョン検討委員会」の初会合が町役場で行われ、町が予定しているアンケートの質問項目などを巡り、意見を交わした。
1月29日 刈羽村の生涯学習センター「ラピカ」で設計書より安価な建材を使うなど、村に無断の設計変更を行い損害を与えたとして、住民等8人が設計監理業者と施工のJV(共同企業体)の計4社と加藤実前村長を相手取り、村に総額約52億3,000万円の返還などを求めた住民訴訟で、新潟地裁は原告の訴えを全面的に退ける判決を言い渡した。
1月30日 市の住民基本台帳によると、2003年1年間の出生数は705人で、前年より41人少なかった。800人台だった5年前に比べ100人あまり少なく、近年の少子化傾向が続いた。
1月30日 市内元城町、柏崎総合高校で、旧柏崎農業高校からの3学科の閉科式が行われ、在学生、同窓生、来賓ら約800人が農業科93年などの輝かしい歴史を胸に刻んだ。3月に最後の3年生103人を送り出すと、3科の卒業生は計約7,750人になる。
2月1日 県立中高一貫校の合格発表が、県内3校で一斉に行われた。柏崎翔洋は2学級・80人に対し、102人が受験。1.2倍の競争率。この日は定員より2人多い82人(男子36、女子46)が合格。
2月2日 東電柏崎刈羽原発の残る4機の運転再開問題について、西川市長は定例記者会見で、先行の1号機の再起動要請を受けたあと、地元の判断を下す前に、市・刈羽村両者で東電に対し、トラブル隠し発覚後1年半を総括する申し入れを行う考えを明らかにした。
2月3日 今年に入ってから、市内の交通事故で4人が亡くなっていることを受け、緊急柏崎市交通安全対策会議が市役所で開かれた。市と柏崎署では「交通死亡事故多発非常事態」を宣言。今月末までを緊急対策月間とし、関係機関・団体が一致協力して事故防止を呼びかけて行く。
2月3日 節分のこの日、市内の各保育所などで趣向を凝らした豆まき行事がにぎやかに繰り広げられ、園児たちは「鬼は外、福は内」と、元気な声で寒さを吹き飛ばした。
2月4日 市議会は議会運営委員会を開き、23日開会を予定している2月定例会の日程を最終的に決めた。会期は3月22日までの29日間。西川市長の新年度施政方針演説や当初予算案の提案は26日、一般質問は3月4、5日の各本会議で行われる。
2月4日 柏崎公共職業安定所のまとめによると、今春管内の高校を卒業する就職希望者の内定率は12月末で78.0%と前年同期より2.2ポイント増え、県平均を7.1ポイント上回った。
2月5日 午後3時10分ころ、市内番神1の柏崎港で竜巻と見られる突風が発生した。市と柏崎署の調べによると、この風で、木造・トタンぶき屋根の船小屋・物置5棟が全壊。
2月6日 柏崎における新エネルギー関連産業の可能性を探るフォーラムが市民プラザで開かれ、産業界などから約120人が出席。
2月7日 柏崎市と高柳町がまとめた降積雪観測地点(10箇所)の記録によると、1月の降雪量は平野部では昨年より少なく、中山間地も昨年より少ないかほぼ同程度だった。
2月7日 市立柏崎小が市民会館大ホールで創立130周年記念の音楽会を開いた。5年生の親子が作詞、卒業生の東京芸大非常勤講師の小林弘人さん(30)が作曲した記念歌「みんなの宝物 柏小」に全校が大きな声を合わせた。
2月9日 東京電力の桝本晃章副社長はこの日の午前、市役所と刈羽村役場で市長、品田村長らとそれぞれ会い、柏崎刈羽原発1号機の運転を再開したいと要請。1号機は2002年9月から定期検査で停止しているが、再起動前の作業が6日で終わった。シュラウドにひびのあった号機として初の再開を目指す。
2月10日 柏崎地域消防本部がまとめた2003年の管内の救急統計によると、救急出動件数は3,374件、(前年比17件増)搬送人員は3,263人(同53人増)で、いずれも過去最高となった。
2月12日 東京電力が柏崎刈羽原発1号機の運転再開を地元自治体に要請したことを受け、西川市長、品田刈羽村長は東電本社と経産省原子力安全・保安院を相次いで訪れ、トラブル隠し発覚以来約1年半の総括として、再発防止への明確なメッセージや安全対策、情報公開などを要求した。
2月12日 西山町議会の市町村合併等調査特別委員会の第16回委員会が行われ、地域自治組織や議員定数などで意見を交換した。三富町長は3月中旬に住民説明会を開催したい旨を提案し、了承された。
2月13日 東電柏崎刈羽原発の武黒一郎所長は定例記者会見で、1号機など残る4機の運転再開に地元の理解を得ための本格的な住民説明会を、23日柏崎市、27日刈羽村で開催することを明らかにした。
2月14日 市社会福祉協議会はこのほど、地域福祉推進事業の一環として市内豊町の市総合福祉センターで開設している総合相談所の、2003年1年間の利用件数をまとめた。
2月16日 2003年分の所得税や個人事業者の消費税などの確定申告の窓口受付が柏崎税務署で始まった。
2月16日 第3回BSN小中学校ホームページコンテストで、高柳町の門出小の5・6年生4人が制作した作品「山の子米をアッピールしよう」が、小学校の部で3位に当たるBSN賞を受賞。BSNニュースワイドで17日に紹介される予定。
2月16日 第10回柏崎刈羽地域合併協議会が市民プラザで開催。行政制度の調整のうち、焦点の地域自治組織は、幹事会がこれまでの議論を踏まえて、「行政区タイプ」の設置を正式提案。合併期日、特別職の身分の取り扱いなど他の未調整項目と共に、次回3月6日の協議会で結論が出せるよう、各項目で現状報告や意見交換をした。
2月17日 県教委は2004年度公立高校推薦選抜の合格内定状況を発表。柏崎地区では263人の内定が決まり、内定者は募集定員全体の約28.6%を占めた。
2月18日 厳しい労働情勢を反映して、昨年の労働相談が柏崎労働基準監督署管内で536件と初めて500件を突破し、過去最多になったことが同署のまとめで判明。
2月18日 西川市長は市の2004年度当初予算案を発表。一般会計の総額は389億円で、前年度当初(375億円)を3.7%、14億円上回った。ただ減税補填債借り換えに伴う交際費の約14億円増という特殊要因があることから、実質では前年度並み。
2月19日 柏崎刈羽原発1号機の運転再開を地元自治体に要請中の東京電力は、勝俣恒久社長が柏崎市と刈羽村を訪れ、トラブル隠し発覚以来1年半の総括を西川市長・品田村長から求められていたことに対し、不退転の決意で構成に取り組むことを回答した。市長・村長ともこれを評価する考えを示した。
2月21日 師・良寛和尚と和歌を通じて心を通い合わせた貞心尼をテーマにした講演会が、産業文化会館文化ホールで開かれた。アナウンサーで千葉市女性センター館長・加賀美幸子さんが良寛の心を語り、ぎっしり入った聴衆の心を打った。
2月23日 市議会2月定例会が開会。本会議で総額3億5,289万円減額の2003年度一般会計補正予算案など7議案の提出を受け、それぞれ担当常任委員会に付託した。また専決処分10件を承認。
2月23日 東電柏崎刈羽原発の運転再開問題をめぐり、坂本剛二・経済産業副大臣が市議会全員協議会に出席し、国の考え方や姿勢を説明した。地元が繰り返し求めている原子力安全・保安院の経産省からの分離・独立には触れず、報道陣には否定的な考えを示した。
2月24日 東電柏崎刈羽原発の運転再開問題をめぐり、県議会連合委員会は、東京電力の勝俣恒久社長、経産省原子力安全・保安院の佐々木宜彦院長を参考人に招き、質疑を行った。保安院の経産省からの分離・独立に答えなかったことに、平山知事は「真摯に対応する気持ちがなければ信頼関係は築けない。」と不満を表明。
2月25日 市内橋場、ごみ処理施設「クリーンセンターかしわざき」がこのほど、2003年1年間の可燃・不燃粗大ゴミの搬入状況をまとめた。粗大ゴミは今年4月から実施される有料化を前に、搬入量、搬入車両台数とも前年より大幅に増え、量は実に72%の増加を見せた。
2月26日 西川市長は市議会2月定例本会議で2004年度施政方針演説を行い、地方交付税削減をはじめとした国の三位一体改革の影響で厳しい当初予算編成となったことや、地方財政が深刻な状況にあることを強調した。東電柏崎刈羽原発をめぐっては、トラブル隠しを「一大痛恨事」と指摘し、東電だけでなく、原子力安全・保安院に対しても再発防止の誓いを市民に示すよう求めた。
2月27日 JR柏崎駅で設置工事が進められているエレベーターが3月24日から利用できる見通しとなった。昨年秋から跨線橋の階段に踊り場とエレベーターを設置する工事を実施してきた。エレベーター工事費のうち、市が2,380万円を負担。
2月28日 柏崎刈羽地域合併協議会の「 議会議員に関する小委員会」の第6回委員会が、市役所で行われた。合併後の議員の数と任期について、西山町議会の委員から、「在任特例」と「時間をかけて議論させて欲しい」という強い主張があったが、同委員会は定数特例を採用して2007年4月の一般選挙は原則30人で選挙するという多数意見を結論とした。
2月29日 市内諏訪町の旅館業、登久満は長岡市の細貝巌弁護士の名前で廃業の張り紙を出した。負債額は2億9,000万円余と見られる。
3月1日 市役所職員による自主研究グループ「かしわざき地域通貨研究会」がこのほど、庁内通貨「どんがら」の実験を開始。サービスの提供者、依頼者が「どんがら」を使って交換するもので、いわゆる市役所版の地域通貨。
3月1日 ドイツの世界的オーケストラ、バンベルク交響楽団のメンバーでつくる弦楽四重奏団が、市内大久保2の勝願寺でチャリティ演奏会を行い、本堂を埋めた約180人の聴衆を魅了した。
3月2日 市教育委員会は、子供たちの無煙環境を目指し、4月1日から全市立小・中学校の学校敷地内で全面禁煙に取り組み、9月1日から完全実施する。2003年5月に施行された国の「健康増進法」に伴うもので、校地も対象。
3月3日 柏崎商工会議所が1月26日から2月6日にかけてアンケートを実施した、春季賃金改定に関する意識調査の結果がこのほどまとまった。それによると、前年とほぼ同様、賃上げしないとする回答が半数を占め、長引く不況を反映した。
3月3日 柏崎地域社会福祉協議会が市総合福祉センターで開催。今回で5回目。定款、事業内容などの各市町村間の比較・調整に関する139項目が示され、この日で全項目の調整を終えた。
3月4日 西川市長は市議会2月定例会・一般質問で、任期満了に伴い今年11月行われる市長選に4選出馬する考えを明らかにした。しかし、是非を各方面に相談中だとし、正式表明は見送った。
3月5日 今月末で創立93年の歴史を閉じる市内北園町、柏崎商業高校で最後の卒業式が行われ、3科の3年生178人が巣立っていった。
3月6日 柏崎市・高柳町・西山町による第11回柏崎刈羽地域合併協議会が、市民プラザで開かれた。注目の合併期日は、現行制度のままでは2005年3月21日とし、合併特例法改正で国・県の財政支援措置が05年度も延長された場合は、同年5月1日とするという”5月1日有力案”で合意した。
3月6日 市内のコレクションロード10館の展示品などで通りを行く人から楽しんでもらう「まちかどコレクション」が、市中のショーウインドーにお目見えした。
3月9日 市は「柏崎市地域省エネルギービジョン」の年度内策定を目指し、報告書の作成作業を進めている。同ビジョンの策定は環境基本計画の目標達成のため、事業所、行政などが省エネの具体的な行動方針を決め、市全体のエネルギー消費量を削減することが狙い。
3月10日 県内公立高校の2004年度一般選抜入試が各校で行われた。柏崎刈羽の5校(分校を含む)では推薦合格の内定者263人を除く657人の募集枠に対し、745人が志願。平均志願倍率は1.13倍。
3月10日 刈羽村の品田村長は村議会定例会2日目の一般質問で、12月14日の任期満了に伴う村長選について、再選出馬の強い意欲を示した。
3月11日 市議会2月定例会の文教経済常任委員会で、当局は今年度策定作業を進めている市水田農業ビジョンの概要を説明。「安全で安心な循環型農業」とした本市の基本目標、基本方針などを示し、議員の意見を求めた。
3月11日 東電柏崎刈羽原発の武黒一郎所長は定例記者会見で、定期検査中の3号機について、起動への準備が同日中に整う見通しになったことを表明。
3月11日 創立130周年を迎えた市立柏崎小は、記念行事の最後を飾る大壁画の除幕式を体育館で行った。
3月12日 東電柏崎刈羽原発の放射線管理区域で使われた一部物品が敷地外に持ち出され処分されていた問題で、経産省原子力安全・保安院は調査結果を公表。それによると、社内規定に違反した実態があったとしたが、放射性廃棄物は持ち出されておらず、原子炉等規制法違反はなかったとした。
3月15日 西川市長は経産省に中川昭一大臣を訪ね、地元が要請している原子力安全・保安院の同省からの分離・独立の議論継承を改めて申し入れた。
3月16日 東京電力は定期検査中の柏崎刈羽原発3号機の運転再開を認めてほしいと市・刈羽村・県に要請した。同原発はトラブル隠し以来1年半以上止まっていたが、点検・補修を経て準備が整ったとして、1号機に続いて運転再開要請に踏み切った。
3月16日 柏崎市、高柳町、西山町で構成する柏崎刈羽地域合併協議会の第12回会合が市民プラザで開かれた。地域自治組織について幹事会が「合併特例法上の『地域自治区』を旧高柳町、旧西山町に合併後10年間設置する」と再提案し、全員一致で合意した。
3月17日 柏崎港活性化検討委員会は柏崎総合庁舎で、最終回となる3回目の会合を開き、これまでにまとめられた柏崎港活性化策「日本海へのゲートウェイ・にぎわいのあるみなと柏崎港」の原案を示した。案では柏崎港と柏崎マリーナの二つの施設の活性化策を提言。
3月22日 市議会2月定例会は会期最終日の本会議を開き、2004年度当初予算案10件をいずれも原案通り可決。総額389億円の一般会計は賛成22、反対7。
3月23日 国土交通省は今年1月1日時点の公示地価を発表。柏崎は調査9地点のすべてで地価が下がり、全用途平均は前年比マイナス9.0%。7年連続の下落となり、下げ幅は1998年に下落に転じてから最大となった。
3月24日 JR柏崎駅で設置工事が進められていたエレベーターの竣工式・渡り初めが行われ、待望した施設の完成を祝った。
3月24日 任期満了に伴い今年11月に行われる市長選に、市議の桜井雅浩氏(41)が立候補の強い意思を持っていることを明らかにした。同氏は4月中旬を目途に無所属での出馬を正式表明したい考え。
3月26日 県教委はこのほど、中長期高校再編整備計画案に基づく年次計画案で、2005年度から07年度までの募集学級計画案を公表。柏崎地区では05年度から柏工電子機械2学級のうち1学級減が盛り込まれた。案では柏工は現状の4科で4学級となる。
3月26日 東電柏崎刈羽原発1、3号機の運転再開に向け、平山知事、西川市長、品田刈羽村長の3者会談が県庁で行われ、平山知事は地元の意向を踏まえて、運転再開容認の最終判断を表明した。
3月27日 平山知事は東京電力の勝俣恒久社長を知事公舎に呼び、柏崎刈羽原発1、3号機の運転再開容認を伝えた。それに伴い東京電力はトラブル隠し発覚により停止していた1号機を再起動した。
3月30日 柏崎商工会議所による2月の柏崎地域早期景気観測調査の結果は、全産業合計の業況DI(「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた指数)が、前月よりマイナス幅が5.3ポイント拡大、マイナス31.8となり、ここ半年続いてきた回復傾向が反転する形となった。
3月30日 市内番神1の柏崎港で海から引き上げた冷蔵庫の中に遺体らしきものが入っているのが見つかった。柏崎署、県警本部捜査1課では、この冷蔵庫を同署に運んで中に若い女性の遺体が入っていることを確認。死体遺棄事件と見て午後6時、柏崎署に100人態勢の捜査本部を設置。
3月31日 任期満了に伴う今年11月の市長選に、柏崎市出身で元長岡市職員の会田洋氏(57)が、無所属で立候補する決意を明らかにした。同氏は4月2日に正式に立候補の意志を表明する。市長選では現職の西川正純氏(61)の4選出馬が確実と見られるほか、市議の桜井雅浩氏(41)が立候補への強い意思を見せている。
3月31日 柏崎中央埠頭で冷蔵庫の中から女性の遺体が見つかった事件で、女性の身元と死因が判明。女性は白根市大通西、歯科衛生士・上市さつきさん。司法解剖の結果、死因は首を絞められたことによる窒息死。死亡推定時間は28日夕方以降。
4月1日 県の組織・機構改革としてこの日から、柏崎を含む9つの地域で「地域振興局」体制がスタート。柏崎でも市内三和町の旧・県柏崎総合庁舎と鏡町にある旧・柏崎健康福祉事務所で真新しい看板や表示がお目見えした。
4月2日 任期満了に伴う今年11月の市長選に、無所属で立候補を決めた柏崎出身、元長岡市環境部長・会田洋氏(57)が、市内の後援会事務所で記者会見し、正式に出馬を表明。同氏は12年の西川市政で市民の声が反映されなくなったとし、市政の流れを変えたいと決意を述べた。
4月2日 市は粗大ゴミ有料化を実質スタート。県内20市では11番目。粗大ごみだけというのは本市のみ。初日は米山台など4町内が収集地区となり、混乱なくスムーズに実施。
4月3日 市内小・中学校の入学式が6・7日に各校で行われる。新入学の児童生徒は市内の全校をあわせて1,569人。これは前年同比で35人減。
4月4日 西川正純市長(61)は定例記者会見で、任期満了に伴う今年11月の市長選に無所属で4期目の立候補をすることを正式に表明。
4月6日 北陸農政局柏崎周辺農業水利事業所による国営土地改良事業で、西山町別山地内に建設する後谷ダムの本体工事が3月から始まった。2008年度の完了に向けて、4月からは転流トンネルの掘削などが本格的に行われる。
4月7日 市教育委員会は今年度から市内全中学校を推進協力校として、2学期制を施行する。2003年度に3校で施行した経過を踏まえ、更に拡大。同時に一部の小学校でも新たに取り組む。
4月7日 柏崎公共職業安定所のまとめによ東京電力柏崎刈羽原発1号機が584日ぶりに未明に発電開始。
4月8日 トルコのイズミールで11日から開かれるウインドサーフィンの世界大会「2004ミストラル・ワールド・チャンピオンシップ」に、柏崎出身の富沢慎選手(関東学院大1年)が出場する。日本からは7人がアテネオリンピック出場権をかけて競う。
4月9日 市はこのほど、市内製造業の動向をまとめた2003年工業統計調査の速報を発表。製造品出荷額等は前年より約50億5,000万円(2.9%)増えて1,786億円。前年に続いて2,000億円を割り込んだものの、6年ぶりに前年額を上回った。
4月12日 粗大ゴミの有料化を前に、市内橋場、ごみ処理施設「クリーンセンターかしわざき」に3月中に市内の各家庭から搬入された粗大ゴミは824トンとなり、1ケ月だけで平年の約1年分に上がった。
4月13日 市議の桜井雅浩氏(41)が市内で記者会見し、今年11月の市長選に無所属で立候補することを表明。
4月14日 高柳町門出、「越後門出和紙」の小林康生さん(50)が建設を進めていた「高志(こし)の生紙工房」が間もなく完成する。小林さんが家業の和紙生産に本格的に取り組んで30年。21日から25日まで「高志の生紙工房完成記念と小林康生30周年展」が、同工房など町内5会場で開かれる。
4月14日 東京電力柏崎刈羽原発は午前11時前、3号機を再起動。トラブル隠し発覚前の2002年8月10日に定期検査に入ってから614日ぶり、1号機に続いて2基目の起動となった。
4月14日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)、祐木子さん(48)夫妻は、帰国して15日で1年半になるのを前に市民会館会議室で会見を行った。二人の子供の帰国のめどが立たないことに、薫さんは「親として焦り、いらだちを感じざるを得ない」と述べた。他の帰国者と相談して小泉首相との面談を要望し、支援室を通じ、「総理は会うと約束してくれた」と返事をもらったことを明らかにした。
4月16日 市の「新しいコミュニティ施策」に伴い、市内全ての25地区でこのほど態勢を整えた。新施策は2003年度から取り組まれ、初年度には21地区が新体制になった。残る4地区もコミュニティと公民館を一本化し、新年度のスタートを切った。
4月17日 市はこのほど、市内東本町3、資源物リサイクルステーションの利用状況をまとめた。昨年6月の開設以来、今年3月末までに回収した資源物の量は19万6,000キロに上った。利用人数は1万5,600人余を数え、好調な利用実績を示した。
4月19日 県統計課が実施した2003年県人口移動調査の結果がこのほどまとまった。柏崎市の人口は前年より318人減り、減少数の多さでは県内110市町村で5位。依然として減少傾向は続いているものの、前年まで3年連続県内トップの人口減という記録は返上した。
4月20日 東京電力は柏崎刈羽原発5号機の運転再開を認めて欲しいと午前市・刈羽村に要請。午後県にも要請。
4月21日 市は今年度から第6期の公共下水道事業に入る。計画では、汚水間の敷設工事は4,947メートル。雨水管は875メートルの工事を計画しており、合わせて5,822メートルとなる。
4月22日 柏崎地域土地開発公社の今年度事業計画によると、公共用地の取得・造成事業は予定額が計2億8,563万円で、前年度より34.9%の縮小となった。
4月23日 東電柏崎刈羽原発の全号機完成記念事業として、東電が柏崎学園ゾーンの市内堀・軽井川に建設して市に寄付する仮称・環境共生公園の工事安全祈願祭が現地で行われた。2006年春のオープンを目指して工事が進むことになる。
4月24日 市教育委員会は、20歳(はたち)の門出を祝う新成人フェスティバルを憲法記念日の5月3日、市総合体育館で行う。今年の市内該当者は男性が466人、女性が406人で合わせて872人。
4月26日 県統計課はこのほど、2001年度の県内市町村民所得など経済計算の概要をまとめた。柏崎市の1人あたり所得は288万5,000円で、前年度より4.2%減だったが、県内での順位は一つ上がって111市町村(当時)中の10位となった。
4月27日 柏崎公共職業安定所のまとめによると、今年3月末の管内高校新卒者の管内就職率は74.3%で前年同期より9.7ポイント増えた。求人倍率は1.83倍で前年を0.32ポイント下回った。
4月27日 高柳町、西山町との合併について、市の住民説明会が中央地区コミュニティセンターを皮切りに11会場の予定で始まった。西川市長は「3市町村の合併が地域全体の住民生活と振興に必要」と理解を求めた。
4月27日 東京電力は午後8時前、柏崎刈羽原発5号機の原子炉を1年2ケ月ぶりに再起動した。
4月29日 政府は2004年春の叙勲受賞者を発表。柏崎・刈羽では6人が受章。
4月30日 グアムでこのほど行われた国際オフロードレース「スモーキン・ホイールズ」で、決勝に出場した柏崎チーム「チームリミット」が2時間半の耐久レースで総合7位、クラス別で3位に入賞した。
4月30日 柏崎公共職業安定所と管内雇用促進協議会は、来年春に大学、短大などを卒業する学生と企業の合同就職面接会を産業文化会館大ホールで開いた。
5月1日 働くものの祭典メーデー。柏崎では、連合柏崎地協(21産別・74組合、約8,600人)が主催する第75回柏崎地区メーデーの集会が市民会館大ホールで開かれ、連合組合員や家族ら約1,200人が参加して、今回のテーマ「雇用」「年金」「平和」をアピールした。
5月3日 「はたち」の門出を祝う新成人フェスティバルが憲法記念日のこの日、市総合体育館で行われた。さわやかな5月の日差しを浴びながら、714人の新成人が新調のスーツや和服などでドレスアップして集り、若さと華やいだ雰囲気。新成人たちは式典、アトラクションなどで人生の節目を確認しあった。
5月6日 柏崎刈羽地方はゴールデンウイーク期間中、概ね天候に恵まれ、多くの農家で田植え作業に励む姿が見られた。柏崎農協では早生品種の苗を7日から配達する予定で、来週末が次のピークになりそうだ。
5月7日 市は今年度、はいかい高齢者家族支援サービス事業を新規にスタートさせた。痴呆性高齢者がはいかいし行方不明になった場合に、位置情報システムを活用して早期発見を目指すもの。専用のGPS端末装置をはいかい老人の身に付けて、位置を特定しようというもの。専用端末の利用者負担は、補助金制度の導入でつき1,000円。
5月8日 夏場、大量のミズクラゲの来襲に悩まされる東京電力柏崎刈羽原発。クラゲ被害に対し、有効な処理システムを開発しようと、市内企業と東京電力、新潟新潟工科大学の産学協同によるチーム「ジェリーフィッシュ(クラゲ)クラブ」が2カ年度にわたって研究を進め、成果をまとめた。
5月10日 蓮池薫さん(46)・祐木子さん(48)夫妻ら北朝鮮による拉致被害者の家族の帰国をめぐって最終調整などの動きが伝えられていることについて、西川市長は定例記者会見で、早期帰国実現に強い期待を表明した。
5月10日 ぎおん柏崎まつりは柏崎商工会議所で総会を開き、決算、予算、事業計画を原案通り承認した。2004年度の予算額は、対前年比420万円増の6,885万円。特に花火の予算を330万円増の4,800万円として、大花火大会を観光の一つの目玉に育てたい方針。
5月13日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)、祐木子さん(48)夫妻の子供2人の帰国に備え、市は今年初めての支援対策会議を開き、帰国時からの対応などを再確認した。会議は庁内部課長などがメンバー。
5月13日 柏崎市・高柳町・西山町による第13回柏崎刈羽地域合併協議会が市民プラザで開かれ、合併の期日を2005年5月1日に正式決定し、地域自治区の地域協議会委員の報酬などで意見交換した。また、次回法定協を6月下旬から7月上旬にも開催し、7月中に合併協定書の締結、関係市町議会での議決ーという想定される今後のスケジュールを確認。
5月14日 北朝鮮に残る拉致被害者家族の帰国問題など日朝間の諸問題解決のため、小泉首相が22日に北朝鮮の平壤を日帰りで訪問し、金正日総書記と再会談を行うことが決まった。拉致被害者の蓮池薫さん(46)はこの日勤務先の市役所で会見し、「大きな契機になるものと信じている。今回ほど期待に胸膨らませた事はない」と思いを述べた。
5月17日 柏崎税務署は、管内で2003年度の所得税額が1,000万円を越す高額納税者を公示。今回は前年より5人少ない25人で、平成に入ってから最少。
5月17日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)、祐木子さん(48)夫妻の子供2人の帰国に備え、市は支援対策会議を開いた。子供たちが帰国する場合を想定し、市役所に西川市長を本部長とする帰国支援対策本部を設置することを決定。
5月18日 市教育委員会の市民大学前期講座が始まる。新潟産業大学の公開講座を兼ねたもので、前期は3コース。
5月20日 今年度、村内全世帯と公共施設を結ぶ光ファイバー網を整備する刈羽村は、インターネットの個人利用が浸透していない反面、若年から壮年まで半数以上がCATV(ケーブルテレビ)の必要性を感じていることが、村がまとめたアンケートで分かった。
5月21日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)、祐木子さん(48)は、小泉首相の22日再訪朝で北朝鮮に残る長女(22)長男(19)が帰国することを期待し、JR柏崎駅から東京に向かった。上京には薫さんの父秀量さん(76)、母ハツイさん(72)、祐木子さんの父奥土一男さん(76)と市職員、生活相談員の各一人が同行。
5月22日 小泉純一郎首相は北朝鮮の金正日総書記と2度目の首脳会談を行うため、政府専用機で北朝鮮の平壤に日帰りで出発。市は蓮池薫さん(46)、祐木子さん(48)の長女(22)、長男(19)が帰国した場合を想定し、西川市長を本部長とする帰国支援本部を国、県、警察と合同で設置した。
5月22日 小泉首相の再訪朝と金正日総書記との2度目の日朝首脳会談を受けて、北朝鮮による拉致被害者5人の家族8人のうち、蓮池薫さん)46)、祐木子さん(48)夫妻と福井県小浜市の地村保志さん夫妻の子供5人が、政府専用機の予備機で帰国した。蓮池夫妻と子供2人は、夫妻の帰国から1年7ケ月ぶりに再会した。
5月23日 一夜都内のホテルで過ごした蓮池夫妻と子供2人は、柏崎市内の蓮池さんの実家にバスで帰った。薫さんは帰郷会見で長女(22)、長男(19)の日本名をそれぞれ「重代(しげよ)」「克也(かつなり)」と公表。同夜のうちに家族4人は新居に移り、新生活のスタートを切った。
5月23日 21日からみなとまち海浜公園と柏崎港で開かれた「2004かしわざき風の陣」は、最終日のこの日までの3日間で15万5,000人の人出を記録。
5月24日 市内で家族4人の新しい生活を始めた蓮池薫さん(46)は市役所で会見し、同日朝、長女の重代さん(22)、長男の克也さん(19)に親が日本で拉致された事実を別々に告げたことを明らかにした。
5月26日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)は市役所で会見し、1990年後半から小泉首相の初訪朝まで、北朝鮮国内で「隔離されたような状態にあった」と初めて明らかにした。日本国内で拉致問題への関心が高まりを見せたころで、北朝鮮当局が拉致被害者の存在を隠そうとした意図を指摘した。
5月27日 市は、子育て過程の育児と仕事の両立を目指し、病気回復期の子供を一時的に預かる病後児保育を6月1日から刈羽郡病院の協力を得て、スタートさせる。
5月27日 市は市内栄町の健康管理センターで、関係機関による市子供の虐待防止連絡会代表者会議を開いた。2003年度は82件の相談が寄せられ、主な虐待者のうち約7割が実母で占められていることが分かった。
5月28日 柏崎市出身の平山知事(59)が、任期満了に伴う今年10月の知事選に4選出馬しない意向を固めたことがこの日までに明らかになった。
5月28日 この日夕方、市内山口で熊を見たとの通報があり、市環境政策課、柏崎署で注意を呼びかけている。第1発見者は市内黒滝の女性で、午後4時ごろ車を運転して山口にある実家に向かう途中、市道を横切った熊を目撃。目撃された熊は体長約1メートル、色は真っ黒とのこと。
5月29日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)夫妻の長女重代さん(22)、長男克也(19)の帰国から29日で一週間たつことから、薫さんの父秀量さん(76)、母ハツイさん(72)、薫さんの妻祐木子さん(48)の父奥土一男さん(76)は市民会館で記者会見した。孫たちの帰国を喜ぶ一方曽我ひとみさん(45)の家族の帰国実現、安否不明者の真相解明など、改めて政府の一層の取り組みを求めた。
5月29日 市シルバーセンター総会が市民会館大ホールで開催。元気な高齢者の就業機会の確保と、地域への奉仕活動を通じて市民サービスに一層努めることなどを決めた。
5月30日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)、祐木子さん(48)夫妻は午前、柏崎を訪れた杉浦正健官房副長官、中山恭子内閣官房参与と市役所で面談し、帰国後の子供達の様子などを報告した。
6月1日 市教育委員会は今年度から、市内全小・中学校で年間3回、「学校参観日」を設ける。各学校の「学校参観日」に校区内外の人から、希望する学校で希望する時間に子供達の様子を見てもらおうというもので、県内では初の試み。
6月2日 柏崎市出身の平山征夫知事(59)は定例記者会見で、任期満了に伴う今年10月の知事選に4選の立候補をしないことを正式に表明した。多選の弊害を理由の第一にあげたほか、民主党の独自候補擁立方針で”県民党”の基盤が崩れたことも指摘した。
6月3日 市は環境にやさしい社会を目指し、環境月間中の第1日曜日の6日、、「クリンデー柏崎」の活動を町内会の協力などで実施する。このほどまとめた参加状況によると、実施する町内会は全市の約98%に当たる247で、約2万4,000人が参加する見込み。
6月4日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)・祐木子さん(48)夫妻を応援しようと、薫さんの柏校同期生らが中心になって27日午後3時と7時、産業文化会館文化ホールで朗読会「魂の声ー失われた24年」を開く。
6月5日 市教育委員会は2005年度から、市内3中学校で通学区の弾力化を実施することをこのほど決めた。入学に際し、一定の条件を満たした場合、指定された以外の学校へ変更を認めるとしたもの。実施校は一中、二中、鏡が沖中。県内では初の取り組みになる。
6月6日 環境に優しい社会をつくろうー。環境月間中の第1日曜日のこの日、市の呼び掛けで各町内会が「クリーンデー柏崎」の活動に取り組んだ。大勢の人たちが草取りや下水道の清掃に精を出し、可燃・不燃ゴミ合わせて62トン近くを回収した。
6月8日 市内の文化活動を収録した市民文化誌「風のいろ」創刊号がこのほど発刊された。発刊・編集は市民文化誌刊行委員会。
6月8日 市議会6月定例会が召集。初日の本会議では、今年度一般会計を3億7,211万7,000円減額する補正予算案など11議案が提出され、これら議案と請願3件を各常任委員会に付託した。
6月9日 県はこのほど、県内市町村の2004年度一般当初予算の概要をまとめた。市町村別では、刈羽村の予算規模61億2,000万円は前年度当初比32.2%増で、県内2位の伸び率。
6月10日 柏崎商工会議所は会員事業所168社を対象にし実施した「夏季一時金(ボーナス)に関する意識調査」をまとめた。96社から得た回答によると、(回収率57.1%)至急予想額は「0.5〜1カ月」が最も多く、29.2%を閉めた。続いて「1〜1.5カ月未満」(25.0%)、「0.5カ月未満」「1.5〜2カ月未満」(14.6%)の順となっている。
6月11日 柏崎の代表的な年中行事として200年以上の伝統を誇る「えんま市」が14日から3日間、市内の東・西本町通やニコニコ通りなどで行われる。市は「明るく楽しいエンマ市」をキャッチフレーズに全国でも珍しい「市」をアピールする。
6月14日 200年以上の伝統を誇るえんま市が今年も始まった。市露店管理委員会によると、今年の露店の数は一般が494、植木が48、瀬戸物が5、金魚が3、自宅前出店が4の合わせて554を数えた。この日の人出は約7万8,800人。
6月14日 本格的な海のシーズンを前に、県県民生活、環境部は県内の主な海水浴場の水質調査結果を発表。このうち、柏崎地域振興局健康福祉部(柏崎保健所)管内の7海水浴場は水質AA、同Aで「適」のお墨付きをもらい、「きれいな海」が保証された。
6月16日 市議会6月定例会の建設企業常任委員会が開かれ、午前中、ガス・水道各事業会計の2003年度決算速報を当局が説明。両会計とも黒字決算となり、今年度料金改定した水道については、次回改定を1年先送りできる可能性も出てきた。
6月16日 えんま市は最終日のこの日、約5万8,200人の人出でにぎわい、市露店管理委員会のまとめによると、3日間の合計は約22万60人だった。
6月17日 今年3月、柏崎港の海中に捨てられた冷蔵庫の中から白根市の歯科衛生士・上市さつきさん(25)が絞殺遺体で発見された事件で、柏崎署の捜査本部は、上市さんの携帯電話交信履歴などから浮上した知人の男複数が事件に関与した疑いが強いとみて、殺人死体遺棄の容疑で事情聴取をい始めた。
6月17日 柏崎署の捜査本部は午後2時50分に本籍新潟市信濃町、住所・職業不詳、米田弘美容疑者(40)、午後5時50分に本籍地北魚沼堀之内町、住所不定、職業無職・細貝仁容疑者(39)の男二人を死体遺棄の疑いでそれぞれ別の場所で逮捕。
6月17日 高柳町が国の構造改革特別区域「じょんのび高柳活性化特区」として21日に認定される。特区事業として認められたのは、1、特定農業者によるどぶろくの製造 2、地方公共団体などによる農地の特定法人への貸付事業(株式会社の農業参入)の二つ。
6月18日 東京電力柏崎刈羽原発の武黒一郎所長らは夕刻、市と刈羽村を訪れ、トラブル隠しを受けた最後の停止号機である2号機の運転再開を認めて欲しいと要請。西川市長、品田村長とも容認の姿勢を示した。
6月20日 国営土地改良事業で改修が計画されている市内平井の鯖石川右岸幹線用水路で、整備に住民の声を反映させていく「水路整備ワークショップ」が行われ、子供も大人も一緒に歩いて、残したいよい所や改善すべき点などをリストアップした。
6月22日 西山町議会は6月定例会最終日の本会議で、「住民投票を進める西山町民の会」の直接請求を受けて、三富町長が提案した柏崎市・高柳町との合併の是非を問う住民投票条例案を賛成4、反対13で否決。これを受けて、住民グループは三富町長の解職を求める直接請求の署名運動を行う構えだ。
6月22日 市議会6月定例会は6月定例会最終日の本会議を開き、今年度一般会計を3億7,211万7,000円減額し、385億2,788万3,000円とする補正予算案など11議案を原案通り可決、人事1件に同意した。そのほか議員発案4件を可決、請願2件を採択し閉会。
6月22日 北朝鮮による拉致被害者蓮池薫さん(46)、祐木子さん(48)夫妻は長女重代さん(22)、長男克也さん(19)の帰国から1ケ月のこの日、市民会館第1会議室で会見を行った。一家は先週末、薫さんの両親と福島、山形県に旅行し、子供たちが喜んでいたことを明かした。
6月23日 市は市社会福祉政策審議会の今年度第1回の会合を市役所大会議室で開いた。事務局が国の次世代育成支援対策法に基づく「新柏崎 地域行動計画」の素案を説明し、委員の意見を求めた。
6月24日 第20回参院選が公示。新潟選挙区は、届出順に自民党新人で元代議士秘書の塚田一郎(40)=公明党推薦、無所属新人の元県議・近藤正道(57)、共産党新人で党県常任委員・桑原加代子氏(57)、自民党現職の4人が立候補。
6月25日 県下水道課がまとめた県内市町村別公共下水道普及率によると、柏崎市は69.0%で前年より3.2%アップ。県内22位。
6月27日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)、祐木子さん(48)夫妻を応援し、家族の絆を考えようと同級生等が中心となって、朗読会「魂の声−失われた24年」を産業文化会館開館文化ホールで開いた。午後、夜2回の上演に800人を越える聴衆が詰め掛け、大きな拍手に包まれた。
6月27日 柏崎港に捨てられた冷蔵庫の中から白根市の歯科衛生士・上市さつきさん(25)が絞殺遺体で発見された事件で、柏崎署の捜査本部は午後1時18分すでに死体遺棄容疑で、17日に逮捕していた本籍新潟市信濃町、住所不定、中古タイヤ販売業、・米田弘美(40)を殺人容疑で再逮捕した。
6月28日 東京電力柏崎刈羽原発はこの日の夜、トラブル隠しに伴う最後の停止号機となっていた2号機(沸騰水型、出力110万キロワット)を再起動した。市・刈羽村の意向を確認した平山知事が同日午後、安全性に問題はないとして運転再開容認を東電と経産省に連絡したのを受けたもので、2002年9月に点検停止に入ってから1年9ケ月ぶり。
6月29日 市内で「おれおれ恐喝」が約1時間の間に相次いで3件発生。このうち2件が被害にあい、現金約185万円が騙し取られ、もう1件は未遂に終わった。
6月30日 市内の在宅介護支援センターの2003年度の利用状況がまとまった。相談件数は7カ所の合計で1万7,000件余、延べでは2万5,000件を超えた。この中には「介護保険」に関する相談が3割以上を占めるなど、同センターの果たす役割の大きさをうかがわせた。
6月30日 トラブル隠しで相次いで停止に追い込まれた東京電力柏崎刈羽原発が全号機運転再開にこぎつけたことを受けて、平山知事・西川市長・品田刈羽村村長は県庁で会談。原子力安全規制体制見直しの議論を今後も国に強く求めてゆくことや、原発が安心して地域に受け入れられる「真の共生」に向けて関係者が一致して取り組むことなどを確認。
7月1日 比角小PTAは独自の安全・防犯活動として全児童522人の防犯ブザーを配り、パトロール用の腕章300枚を自前で作成。
7月2日 柏崎市、高柳町、西山町で構成する柏崎刈羽地域合併協議会の第14回会合が市民プラザで開かれた。「地域自治区設置に関する協議書(案)」や「柏崎市・高柳町・西山町合併協定書(案)」の内容を審議・承認した。
7月3日 柏崎市・高柳町・西山町の合併協定調印式が柏崎ベルナールで行われ、平山知事らを立会人に3首長が協定署に署名し、固い握手を交わした。合併を最終的に判断する3市町の議会による廃置分合の議決(合併協定書の承認)は9日の予定。県・国の手続きを経て、来年5月1日に、新しい「柏崎市」が誕生する。
7月4日 本格的な夏のシーズンを迎えて柏崎観光産業振興協会は、市内12の海水浴場の合同海開きを、みなとまち海浜公園で行った。
7月5日 柏崎地方は4日から30度を越える暑さが続いている。市内三和町にある柏崎地域消防本部の観測によると、正午現在の気温は36.5度を越え、今夏一番の暑さ。
7月6日 市内新橋、新潟ウオシントン柏崎工場は、信州大学などと産学協同研究を進めている発電用小型水車の公開実験を行った。工場内の実験装置で発電性能が確認されたことから、年内にも長野県内の河川で実地実験を目指す。
7月6日 高速道路の料金を割引し、一般道利用からの転換を図ることで道路環境改善の効果を調査する「高速道路料金割引実験」が8月から11月まで、米山インターと長岡インターの間で行われることになった。期間中に同区間で乗り降りした車は、料金が50%引きとなる。
7月8日 任期満了に伴う今年11月の市長選に立候補を予定している3氏のうち2氏の陣営が、来週相次いで集会を計画している。今までは目立った動きが見られなかったが、11日の参院選の投票が終わると、一気に活発化しそう。
7月9日 柏崎市、高柳町、西山町の議会は臨時会議を開き、来年5月1日に両町を柏崎市に編入合併する廃置分合の議案をそれぞれ多数決で可決。
7月10日 柏崎地域振興調整会議が「地域の食」をテーマに、食生活に関するアンケート調査を行い、結果をまとめた。この結果は柏崎総合庁舎でこのほど開かれた「柏崎の食文化を考える懇談会」で報告された。
7月10日 柏崎ライフセービングクラブ所属の池谷薫さん(31)が、今年9月にイタリア中部のビアレッジョで開催される世界選手権に参加する日本代表チームのメンバーの一人に選ばれた。
7月10日 第4回高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門の信越ブロック大会が長野県立駒ケ根工業高校で行われ、柏工電子機械科2年の広田裕介君が1位で全国出場を決定。全国大会は8月8日、都立江戸川技術専門校で行われる。
7月11日 第20回参院選の投開票が行われ、新潟選挙区(改選数2)は、無所属新人の元県議・近藤正道氏(57)=民主・社民両党推薦=が42万8,000票余を獲得してトップ当選、自民党現職の田中直紀氏(64)=公明党推薦=が約36万7,000票で再選を果たした。
7月13日 市内外から64チーム・総勢2,200人以上が参加する「どんGALA!祭り2004」が17・18日、市内を会場に行われる。祭りは今年で5回目。(水害のため本年は中止になった。)
7月13日 この日西山町の海岸部から別山地区を局地的に襲った集中豪雨は、降り始めからの24時間雨量が310ミリを記録した。町は午前10時半に災害対策本部を設置。また市内椎谷の国道352号脇斜面で発生した土砂崩れは午後更に大きく崩壊し、全面交通止めとなった。
7月15日 ぎおん柏崎まつり実行委員会がこのほど、海の大花火大会の協賛金の状況をまとめた。今年は総額で約5,300万円となり、中でも横1,500メートルに一斉に打ち上げる「尺玉百発同時打ち上げ」は呼び物の一つ。
7月15日 柏崎地域の工業界の基礎技術を発信しようと、10月に市内みなとまち海浜公園で開かれる柏崎工業メッセ2004の第1回出展者説明会が、柏崎商工会議所で開かれた。
7月16日 柏崎地方はこの日午後から局地的に強い雨に見舞われ、市内谷根地区が孤立状況になったのをはじめ、住宅や道路の冠水、土砂崩れなど市の西部地区を中心に大きな被害がでた。市は午後5時45分に災害対策本部を設置。市内13箇所に避難所を開設。
7月17日 柏崎刈羽地方で16日から降り始めた雨は、この日夕方から夜にかけても中山間地を中心に強く降り、被害は2日間に及んだ。柏崎市、高柳町、小国町、刈羽村の災害対策本部では一部の住民に避難勧告を出した。市内では17日夜、18箇所の避難所に約370人が避難し、このうち170人を超える人たちが不安な一夜を過ごした。
7月20日 トラブル隠しで止まっていた東電柏崎刈羽原発が先月で全号機運転再開したのを受けて、勝俣恒久・同社社長が県・市・刈羽村を訪れ、不祥事再発防止への取り組みと決意を報告。
7月21日 市は、市民に安全・防犯情報の提供を目指し、8月1日からメールサービスを開始する。事前に本市ホームページのマイページに登録し、パソコン、携帯電話に配信するシステム。
7月21日 市内軽井川、新潟産業大学の留学生、日本人学生が7・13水害の県内被災地で本格的な救援活動に入った。新潟産業大学は試験日程を最優先に学生を支援しようと、来週まで延べ100人以上を大学バスで搬送する。
7月22日 高柳町田代・門出地内の鯖石川ダムで、ダム湖に堆積した土砂を下流に排出するための改良事業が2009年度の完成を目指して進められている。また、応急的な処置として、約4万立方メートルの土砂を下流の谷に管路で圧送する設備工事も進行中。こちらは今秋にも作業が開始される予定。
7月24日 上越市にある関根学園の創立者・関根萬司(1862-1945)の関係者が、出身地の柏崎市小島に今も住んでいることがこのほど分かった。関根の次兄与エ門の孫に当たる関根義晴さん(74)で、「まさか関根学園を創ったとは」とびっくり。萬司は漱石の小説「坊ちゃん」のモデルではないかとも言われ、2重の喜びとなった。
7月24日 柏崎に本格的な夏の訪れを告げる「ぎおん柏崎まつり」が開幕。初日午後のマーチングバンドパレードを皮切りに、夜には民謡街頭流しの踊り絵巻が市中に繰り広げられた。
7月26日 第86回全国高校野球選手権新潟大会は、新潟市営鳥屋野、新発田市五十公野の2球場で準々決勝を行い、前日の4回戦で第1シードの新潟明訓を下した柏高は、、鳥屋野の第1試合で長岡商を6−4で破った。柏高の夏ベスト4は、決勝まで残った1991年以来13年ぶり。
7月26日 ぎおん柏崎まつりのフィナーレを飾る海の大花火大会が寄る中央海岸一帯で行われ、夜空と海面を彩る光と音のショーに約22万人が酔いしれた。
7月27日 西川市長と樋口・高柳町長、三富・西山町長は県庁に平山知事を訪ね、柏崎市に2町を編入合併するための廃置分合を申請した。今後は知事が県議会9月定例会に提案。議決を得たうえで総務大臣に届出を行い、官報告示を経て、来月5月1日に新しい柏崎市が誕生することになる。
7月28日 第86回全国高校野球選手権新潟大会は新潟市営鳥屋野球場で準決勝を行い、柏高は巻と対戦し、中盤まで優位に進めながら1−3で敗れた。
7月29日 市は8月1日から、双子や三つ子などの乳幼児を育てる家庭を支援する多胎児家庭支援事業(ツインズ・ファミリー支援事業)をスタートさせる。子供が生まれてから2年間、家事援助サービス利用料の半額を助成するもので、県内では初めての取り組み。
7月30日 市内小島地内、米山や市街地、日本海の素晴らしい眺めが広がる高台でいま、市の花・ヤマユリがたくさん咲き誇っている。見ごろは8月5日ごろまで。
7月30日 知事が住民と直接意見交換する「知事と語るむらおこし・まちづくり」が市民プラザで開かれ、約120人が参加。地域振興や原発との共生について、平山知事と5人の地元パネリストの提言に耳を傾けた。
7月31日 県はこのほど、県と県内市町村への2004年度普通交付税決定額を発表。国の三位一体改革の影響で全県で前年度額を下回った中、柏崎市は東電柏崎刈羽原発からの固定資産税収入が減っているため3.4%増の13億1,663万円。当初予算での見込み額を6,663万円上回った。
8月2日 7月16日から市内西部地区を中心に発生した豪雨災害をめぐり、市議会の全員協議会が開かれ、市当局は、現段階での農林水産施設や道路・橋梁復旧などの対策経費3億4,085万1,000円を7月20日付で今年度一般会計で専決処分したことを報告。
8月3日 2009年新潟国体のハンドボール、水球、卓球の開催地に決まっている柏崎。市国体準備室が東本町1のモーリエ1で事務所開きを行った。
8月4日 より多くの市民から市政に対する提案・意見・要望を募ろうと、市は今月から、IT(情報技術)と紙媒体の両方を組み合わせた「市民の声」制度をスタートさせた。
8月5日 夏休み恒例の小・中学生写生大会が50回の伝統を積み重ねて今年も柏崎刈羽24校の220人が参加し、柏崎神社など市内各所で行われた。猛暑の中で、子供たちは一生懸命絵筆を走らせ、力作を仕上げた。
8月5日 市教育委員会は市民大学の後期講座を9月から市民プラザで開講する。「きっと見つかるなりたい『私』」をテーマに、開講は6つのコース。
8月7日 柏崎地域土地開発公社は9月15日から、市内宝町の小松エスト跡地をイベントやリクリエーション、スポーツなどに有料貸付の形で暫定的に開放することになった。
8月9日 信用調査会社の帝国データバンクはこのほど、今年上半期の県内企業整理倒産状況(負債額1,000万円以上)を発表。柏崎刈羽では4件、負債額3億4,000万円が計上。
8月10日 市が今年3月末現在で調べた老人現況調査の概要がこのほどまとまった。これによると、市内の65歳以上の高齢者人口は約2万500人、住民基本台帳による高齢化率は24.0%になった。前年同期に比べ、人数で238人、率で0.4ポイントのそれぞれ増加・上昇を示し、高齢社会が更に進んでいることが分かった。
8月10日 関西電力美浜原発3号機で4人が死亡した事故を受けて、西川市長は東電柏崎刈羽原発に千野宗雄所長を訪ね、同原発での速やかな安全確認と報告を要請。
8月13日 来春柏崎市内の高校を卒業する就職希望者に対する求人総数は、7月末で前年比約21%の伸びであることが柏崎職安のまとめで分かった。
8月14日 お盆の夜を情緒豊かに過ごしてもらう恒例の「ふるさとまつり」が14日、15日、旧本町5−7丁目間で開かれた。両夜合わせた人出は約1万5,000人。
8月17日 市選挙管理委員会は、任期満了に伴う市長選の日程を11月7日告示・14日投票と決めた。市長選にはこれまでに、現職で4期目を狙う西川正純氏(61)と、柏崎市出身で元長岡市環境部長の会田洋氏(57)、市議で元副議長の桜井雅浩氏(42)、の3人がいずれも無所属での出馬を表明している。
8月18日 市は、80歳を迎えた人たちをお祝いする第2次成人式を9月17日、市民会館で開くことになり、このほど該当者に案内状を送った。該当者は765人、過去2番目に多い人数。
8月18日 関西電力美浜原発で4人が死亡した蒸気噴出事故を受けて、東電は配管点検状況の調査結果を経産省に提出。配管減肉について、同社原発での管理は適切で減肉傾向も見られないと報告した。
8月20日 強い台風15号の通過で、柏崎地域消防本部の観測によると、この日午前1時38分に最大瞬間風速31.9メートルを記録。建物が壊れるなどの被害が出たほか、飛来物による配電設備機器、電線の損傷などで市内2地域で1,092件の停電があった。
8月21日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)は、長女重代さん(22)、長男克也さん(19)の帰国から22日で3ヶ月になるのを前に、市民会館第1会議室で会見。横田めぐみさんら他の安否不明者の情報について「今後の日朝交渉にいい影響を与えない」として公言を避けたが、拉致事件の捜査で「警察から協力要請があればいつでも(聴取に)応じる立場を表明している」と述べた。
8月22日 市教育委員会が産業文化会館文化ホールで、小・中学生演劇教室の発表会を開催。柏崎刈羽の各校から56人が参加し熱演を繰り広げた。
8月23日 柏崎刈羽地方の2004年産米の初検査が、県内のトップを切って柏崎農協駅前検査場で行われた。検査を受けたのは西山産の越路早生で、全量が1等に格付けされた。
8月25日 日本道路公団北陸支社はこのほど、お盆を中心とした夏期交通混雑期の管内高速道路交通状況をまとめた。柏崎インターは一日平均6,714台で、前年の同じ曜日の一日平均に比べて、8%の増。米山、西山インターもそれぞれ17%、15%の増。
8月26日 東電柏崎刈羽原発構内で今年10月、ニュートリノ観測施設設置の可能性を探るボーリング調査が、大学などの研究グループにより行われることになった。まだ予備調査の段階だが、設置が実現すれば国内原発でははじめて。
8月26日 柏崎フロンティアパーク事業の産業団地造成に伴い、市教育委員会が市内軽井川地域で発掘調査を進めてきた軽井川南遺跡群で、奈良時代から平安時代にかけ、製鉄から鋳造までを行った大規模な製鉄遺跡が確認された。この日市議22人が学芸員の説明で現地視察。
8月27日 市内ゆりが丘6-2、元市議会議長・高橋長究氏が午後11時35分、入院先の刈羽郡総合病院で死去。73歳。
8月28日 CATV(ケーブルテレビ)をベースに地域情報化事業として今年度、村内各世帯、事業所、公共施設を結ぶ光ファイバー網を整備する刈羽村で今月まで集落・事業所説明会をが行われ、約650人が出席した。村は9月中にも全戸にパンフレットを配り、加入申込みの受付を始める予定。
8月29日 7月の「どんGALAまつり!」は水害のために中止になったが、「どんGALA!こ祭り」が柏崎刈羽の有志により市内みなとまち海浜公園夕陽のドームで行われた。柏崎刈羽の16チームを中心に、パワフルな踊りを繰り広げ、ドーム周辺は熱気むんむん。
8月31日 市教育委員会は、子供たちの無煙環境を目指し、9月1日から全市立小中校の学校敷地内で全面禁煙をスタートさせる。2003年5月に施行された国の「健康増進法」に伴うもので、4月から移行期間に入っており、1日から完全実施する。
8月31日 関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出事故を受け、東電柏崎刈羽原発の千野宗雄所長らは西川市長、品田・刈羽村長を市役所、村役場に訪ね、配管が浸蝕されて肉厚が薄くなる減肉について「減肉管理は適切」とする報告書を提出。
9月1日 市議会の全員協議会が開かれ、柏崎フロンティアパーク(FP)事業の産業団地造成に伴い、市内軽井川地内で発掘調査が行われている軽井川南遺跡群の経過を当局が説明。西川市長は「一部保存、造成は継続」と、FP事業を継続・推進する姿勢を示した。
9月1日 東電柏崎刈羽原発は、定期検査中の4号機で実施した再循環系の配管の追加点検で3個の継ぎ手溶接部に計5ケ所のひび割れが確認されたと発表。
9月2日 市議会9月定例会が7日開会する。会期は22日までの16日間。提出予定議案のうち、今年度補正予算案は9件で、一般会計は、7月の集中豪雨災害の復旧費を中心に2億5,169万円の追加。これにより今年度一般会計総額は398億5,259万2,000円となる。
9月3日 県の2003年工業統計調査速報によると、柏崎圏(柏崎市、高柳町、刈羽村、西山町)の製造品出荷額などは前年比3.2%増の2,005億円、製造費3.2%増の約2,005億8,200万円で、6年ぶりに前年額を上回った。また出荷額から原材料費や減価償却費などを除いた付加価値は1.9%増の約909億8,800万円で、2年連続で、2年連続で増加した。
9月3日 平山知事は県内のローカル紙、ケーブルテレビなどと記者会見を行い、10月の退任を前に3期、12年間を振り返り。財政再建に苦労を続いた一方で、新時代の地域づくりなどに成果はあったと述べた。
9月6日 西川市長は定例の記者会見で、県の核燃料税の税率引き上げに伴い、その地元還元である原子力発電施設立地市町村振興交付金についても配分率アップを改めて要望する考えを表明。
9月7日 柏崎のアメダスによると、今年7月の日最高気温平均値は29.7度、8月の平均値は29.8度で、昨年7月の24.8度、8月の28.2度を上回った。相次いだフェーン現象などによる猛暑の夏が気温推移のグラフにもはっきり現れた。
9月7日 市議会9月定例会が召集され、初日の本会議で、集中豪雨災害の復旧費を中心とした総額2億5,169万円追加の今年度一般会計補正予算を初め18議案と請願5件の提出を受け、それぞれ担当常任委員会などに付託した。
9月8日 市内松波地内の国道352号拡幅と鯖石川改修による「安政橋」の架け替え工事が来年度から本格スタート。これに伴い、現在の橋の上流側に仮橋を設置する工事が今月から進められる。
9月9日 市議会9月定例会は本会議で一日目の一般質問が行われ、西川市長は午前中の答弁で、柏崎フロンティアパーク事業の産業団地造成に伴い、軽井川南遺跡群で大規模な製鉄遺跡が確認されたことについて、できる限りの記録保存などをした上でフロンティアパーク事業は続ける考えを再度表明。
9月10日 「下水道 青い地球の 交通網」をキャッチフレーズに、この日は下水道の日。市では市内安政町にある公共下水道の終末処理施設・自然環境浄化センターで水処理施設3系列目の増設工事を進めている。完成は来春予定。
9月11日 帝国データバンク新潟支店はこのほど、2003年度の県内企業売上高ランキングを発表。市内では売上高100億円以上の100社に前年度と同じブルボン、植木組、新潟富士ゼロックス、藤村ヒューム管の4社が入った。
9月12日 国指定の重要無形民族文化財「綾子舞」の現地公開が、市内女谷の綾子舞会館前広場で開催。伝承学習で取り組んだ小中学生らも大人に交じって、独特の所作で優雅な舞台を展開。演目の中では、公演33年ぶり、歌詞約100年ぶりといわれるはやし舞「さい鳥指し舞」が復活され、約1,900人あまりの観客が堪能した。
9月14日 高速道路の料金割引実験を実施している柏崎地区協議会はこのほど、実験開始の8月5日から月末までの実験結果速報を発表。これによると、米山、長岡両インター間の1日平均の総利用台数は2,442台で、前年8月の44%増だった。割引サービスは11月30日まで実施される。
9月14日 柏崎港冷蔵庫殺人事件の米田弘美被告(41)=殺人・死体遺棄で起訴済み=と、細貝仁被告(39)=死体遺棄で起訴済み=の初公判が新潟地裁で行われ、両被告とも起訴事実を全面的に認めた。
9月15日 20日の敬老の日を前に、市がまとめた長者番付によると96歳以上は136人。このうち、100歳以上は21人を数えた。最高齢は105歳の久我光平さんで、ついで中村ヒサさん(104歳)。
9月17日 市はこのほど、市内海水浴場の今夏(7、8月)の入り込み状況をまとめた。水害と猛暑の影響を受け、12海水浴場合わせて63万7,150人にとどまった。冷夏だった前年の50万8,140人を25.4%上回ったものの、一昨年の85万人には届かなかった。
9月17日 市は80歳を迎えた人たちをお祝いする第2次成人式を市民会館大ホールで開いた。初の会場になった同ホールには約470人が出席。会場には笑顔と和やかさがあふれた。
9月18日 市は、今年度創設した低利の勤労者住宅リフォーム資金融資の利用申し込みが、8月末までの5ケ月間で一ケタ台にとどまることから、制度周知を呼びかけている。
9月18日 県では今年度、鯖石川水系の河川整備計画を策定することになり、学識経験者らによる第1回流域協議会を10月14日に市内で開催することに決めた。11月には鯖石川、別山川それぞれの流域住民を対象にした説明会も予定。
9月18日 市、市教育委員会は市内軽井川地内で進めている柏崎フロンティアパーク事業(産業団地造成)と、この開発に伴う軽井川南遺跡群の発掘調査の現地説明会を開いた。翌19日の両日にわたって約320名が遺跡を見て回った。
9月20日 敬老の日のこの日、市内では西川市長が新百歳の綿貫ヒサさん(西本町1)中沢トキさん(同3)を訪ね、「お祝い状に添えて記念品を贈った。
9月21日 県は土地取引の目安となる県内の基準地価を発表。柏崎市では全用途平均が前年比で6.6%下がって6年連続の下落となり、下げ幅は前年より0.3%縮小した。下落率は住宅地が6.0%(前年5.9%)、商業地は8.6%(同9.8%)。
9月22日 柏崎フロンティアパーク事業の産業団地造成にともない市内軽井川地内で製鉄遺跡が出土した軽井川南遺跡群の今後の対応をめぐり、西川市長は「時間をかけて論議する必要がある」として、最終判断を10月中旬まで先送りした。
9月25日 芸術の秋を飾る柏崎市美術展覧会が10月8日から5日間、ソフィアセンターで開かれる。今年で48回目。現在作品募集中。
9月27日 県柏崎地域振興局県税部はこのほど、柏崎市刈羽郡の法人2税(法人県民税・法人事業税)の2003年度税収状況をまとめた。2税の税額は前年度を上回る約9億4,000万円。同部では「税収面から景気回復傾向が見られる」と分析。
9月28日 柏崎フロンティアパーク事業(産業団地造成)に伴う大規模な製鉄遺跡発掘をめぐって、市が事業推進のため遺跡発見を隠蔽しようとしたと報道された問題について、西川市長は記者会見で市の調査結果を発表した。それによると、関係者の協議中で市職員から「目をつむってもらうしかない」というメモが残されていたが、市全体の意志や圧力でないことは明らかで、隠蔽はありえないとした。
9月29日 1978年6月の大水害を機に、柏崎市街地を洪水から守るために計画された鵜川ダムの本体工事が本格的に始まることに伴い、10月5日午前10時半から左岸ダムサイトで本体建設工事の安全祈願祭と着工式が行われる。堤体の完成は2015年度。翌年度試験貯水を開始し、ダム完成は2018年度の予定。事業主体派遣。全体事業費は約320億円。
9月30日 住民基本台帳カードの独自利用で健康サービスなどの提供を目指す電源地域情報化推進モデル事業で、柏崎情報開発センター(KASIX)は12月に市内のモデル4地区でモニター募集の住民説明会を開く。
10月1日 県観光振興課がこのほどまとめた今夏の県内海水浴客入り込み状況によると、1位寺泊町75万2,000人、2位上越市65万5,000人、3位柏崎市63万7,000人。この結果について柏崎観光産業振興協会は今後時代に対応した対策を検討したいと分析。
10月1日 市内北園町、県立職業訓練校(テクノスクール)跡地に、県が建設を進めていた県営住宅北園町G号棟・H号棟が完成し、入居が始まった。
10月2日 8日から開幕する第48回柏崎市美術展覧会に先立ち、応募作品の受付がソフィアセンターで始まった。受付期間は3日まで。
10月3日 8,9日に行われる工業見本市・柏崎工業メッセのプレイベントとして、県高校アイディアロボット柏崎大会が市内西港町、みなとまち海浜公園特設会場で開かれた。審査の結果、県央工業、長岡工の2校が全国出場を決めた。
10月4日 市などが募集していた仮称・環境共生公園の名称が市内東港町、柏崎小5年・西村春花さん(11)の応募作「柏崎・夢の森公園」に決まった。
10月4日 11月7日告示・14日投開票の市長選まであと1カ月あまり。現職・新人の有力候補3氏が立候補を表明した大型選挙に向け、各陣営では今月相次いで総決起大会・集会を開いて、選挙戦本番に弾みをつけたい考え。
10月4日 行く秋を飾る第48回市美術展覧会の開幕に先立って、応募作品の審査が会場のソフィアセンターで行われた。この結果、34点が入賞、395点が入選した。会期は8日から12日までの5日間。審査員、運営委員、委嘱作家の作品と合わせ、419点が展示される。
10月7日 市内安田の田尻工業団地に、千葉県柏市の特殊ガラス開発メーカー、岡本硝子が新工場を建設し、早ければ年内着工、来年末の操業開始を目指すことが決まった。
10月8日 柏崎工業会のものづくりを全国発信しようと、市内西港町のみなとまち海浜公園で市内初の工業見本市「柏崎工業メッセ2004」が開幕。夕日のドーム特設会場は幅広い年齢層の市民、来場者が多数訪れた。
10月8日 第48開始美術展覧会がソフィアセンターで開催。午前10時の開幕と同時に、たくさんの美術愛好家などが次々と訪れ、力作を楽しんでいた。
10月9日 来年2月に長野県で行われる知的障害者のスポーツ祭典「スペシャルオリンピックス冬季世界大会」の知名度を上げようと、全国各地でトーチラン(聖火リレー)が計画されており、柏崎でも16日、みなとまち海浜公園や元気館、その間の道路などを会場に行われる。
10月12日 柏崎農協はこのほど、9月30日現在の新米検査概要をまとめた。管内全体のコシヒカリの1等米比率は50.0%で、前年同期の67.9%を大きく下回った。20日現在で県全体のコシヒカリの1等米比率も41.9%と低迷している。
10月12日 東電柏刈原発1号機の原子炉設置許可取り消しを求めて、地元反原発住民らが経済産業大臣を相手に起こしている行政訴訟・控訴審の第36回口頭弁論が、東京高裁第24民事部で開かれた。結審までの日程が決まり、来年2月3日に最終弁論を行うことになった。
10月14日 高柳町門出、田代地区の鯖石川ダムで、湖底に堆積した土砂をすくって管路で4万立方メートルを応急的に圧送する作業が始まっている。
10月14日 鯖石川・別山川の河川整備計画策定に流域住民・関係者の意見を聞く第1回鯖石川水系流域協議会が県柏崎地域振興局で開催。
10月15日 市議会臨時会が開かれ、柏崎フロンティアパーク事業(産業団地造成)に伴う軽井川南遺跡群追加発掘調査費1,500万円の今年度一般会計補正予算案が提案され、賛成多数で可決された。
10月16日 明日の新潟県を作る運動協会の県ふるさとづくり大会がこのほど、新潟市で開催。席上、今年度の県自治活動賞の表彰式が行われ地域住民の手で、人材バンク事業を設立した市内北条コミュニティ振興協議会が地域づくり部門で受賞した。
10月17日 平山征夫県知事の4選不出馬を受け、いずれも無所属新人で過去最多の6人が立候補した知事選は、投開票が行われ、前岐阜県新産業労働局長の泉田裕彦氏(42)=自民、公明推薦=が約34万票を獲得して初当選を果たした。全県の投票率は53.88%で過去2番目の低さ。柏崎市は54.70%で初めて60%を切り、史上最低だった。
10月17日 柏崎公共職業安定所のまとめによると、来春管内の高校を卒業する就職希望者の内定率は9月末で38.7%で、前年同期を4.4ポイント上回る出足だ。求人倍率は1.56倍で、0.35ポイントの増加。
10月20日 創意工夫で過疎地域の活性化に取り組み、地域の自立に優れた成果をあげた活動を奨励する「過疎地域自立活性化優良事例表彰」がこのほど、和歌山県内で行われ、高柳町が最高の総務大臣賞を受賞した。
10月21日 11月に行われる市長選には、4選を目指す西川正純市長(61)、元長岡市環境部長の会田洋氏(57)、市議の桜井雅浩氏(42)の3人が立候補を表明。共産党や市民団体で構成する「清潔な革新姿勢を作る柏崎市みんなの会」は市長選での立候補擁立を正式に断念したことを表明。
10月21日 柏工の2年生186人がこの日までの3日間、柏崎刈羽の製造業など76社で就業体験のインターシップに取り組んだ。
10月22日 2004年度県統計グラフコンクールの審査がこのほど行われ、市立1中の保健委員会3年生3人による作品「1中生の悩みと心の健康診断」がパソコン統計グラフの部で最高の知事賞を受賞。
10月23日 午後5時56分ころ、中越地方を震源とする強い地震が発生し、小千谷市で震度6強、柏崎市でも震度5弱を観測した。気象庁によると、震源地は小千谷市付近、震源の深さは20キロ。マグニチュードは6.8と推定される。その後も震度5弱から3程度の余震が続いている。地震発生と同時に柏崎市内はほぼ全域で停電し、市民は暗闇と寒さの中で不安な一夜を過ごした。
10月25日 市の災害対策本部が午前7時現在でまとめたところによると、新潟県中越地震で市内の人的被害は重傷1人、軽傷53人、住宅の全壊1棟、半壊48棟、1部損壊169棟、となった。その他の建物は全壊7棟、半壊28棟、破損54棟、塀の倒壊は48箇所。地震発生から3日目に入った市内では、北条地区など中心に、水道をはじめとするライフラインが確保できず、24日から25日にかけても1,043人が18箇所の避難所で一夜を過ごすなど、市民生活への大きな影響が続いている。
10月26日 地震発生から4日目となったこの日、市内では北条地区の3小中学校を除いて学校での授業が再開されるなど、落ち着きを取り戻し始めたが、前日からこの日にかけてもピーク時で市民593人が16箇所の避難所で過ごした。依然として断水地域があり、市では復旧に全力をあげている。
10月27日 新潟県中越地震の発生から5日目となったこの日、余震活動が再び活発となり、午後10時40分ころには柏崎地方でも大きな揺れが起きた。柏崎市では震度4を観測。前日夜に開通したばかりの北陸自動車道が正午現在で再び通行止めとなり、JR越後線も運転を見合わせた。
10月28日 前日の余震によって運転を見合わせていた高速バスや越後線・信越線(直江津方面)の運転再開、断水の解消など、復旧へのわずかな進展があった。しかし一方では、日毎に減っていた避難住民の人数が、「家にいるのは心配」と27日から28日にかけて再び増えるなど、疲労や不安が広がっている。
10月29日 市の災害対策本部が午前7時現在でまとめたところによると、28日から29日にかけても北条や別俣地区の避難所10箇所で211人が一夜を過ごした。住宅被害は全壊9棟、半壊51棟、一部損壊193棟。農林水産関係では林道被害が10路線・39箇所。がけ崩れ16箇所。負傷者は重傷12人、軽傷53人。
11月1日 午前4時35分ころ、中越地震の余震と見られる地震があった。新潟地方気象台によると、マグニチュード5.0。震源の深さ10キロ。柏崎市、西山町、高柳町は震度3。
11月2日 市は10月末から、2005年度当初予算案編成に向けて、各課で要求書の作成に入った。来年5月1日に高柳町、西山町との合併を控え、加えて、国の三位一体改革の方向が見えないうえに、水害・地震の災害復旧費の増大が見込まれ、不確定の要素が重なる予算編成になりそうだ。
11月2日 私立柏崎小は2日から、中越地震で被災し、授業再開のできない小千谷市内の小学校から6人の児童生徒を受け入れた。
11月3日 市がまとめた第1次の応急仮設住宅への入居希望者は49戸となった。引き続き5日付広報で全市を対称に2次募集を行い、12日にも集約して対応してゆく。
11月4日 任期満了に伴う柏崎市長選が今週末の7日に告示される。立候補を表明しているのは、現職で4期目を狙う西川正純市長(61)と、元長岡市環境部長の会田洋氏(57)、市議で元副議長の桜井雅浩氏(42)の3人。いずれも無所属で出馬する。西川市政の継続か交代かを最大の焦点に、震災の中で選挙戦に入る。投開票は14日。
11月4日 午前8時57分ころ、中越地震の余震と見られる大きな地震があった。新潟地方気象台によると、震源の深さは20キロ、マグニチュード5.2.越路町、三島町が震度5強、刈羽村、西山町、小国町、小千谷市が震度5弱柏崎市、出雲崎町などが震度4。この地震により東電原発7号機が自動停止。
11月5日 中越地震では各地で公共下水道・農業集落排水施設の管路やマンホールに大きな被害が発生し、トイレが使えないなど不自由な生活を強いられている。市では被災地域で応急仮配管を敷設する工事を急ピッチで進めている。また、市のまとめによると、柏崎墓園では367基の墓碑が何らかの被害を受けているといわれる。
11月7日 西川市政の継続か交代かーー任期満了に伴う柏崎市長選が告示され、予想の3氏が立候補した。届け出順に、無所属現職で4期目を狙う西川正純氏(61)=自民、公明両党推薦=、無所属新人で元長岡市環境部長の会田洋氏(57)、同じく無所属新人で元市議の桜井雅浩氏(42)。初日は3氏とも朝のうちに第一声を放って舌戦を開始した。
11月8日 午前11時16分ころ、中越地震の余震と見られる強い地震があった。縦に突き上げた後、横揺れが10数秒続いた。新潟気象台によると、震源の深さはごく浅く、マグニチュード5.9。刈羽村と小国町で震度5強。柏崎市、西山町、高柳町で震度3。けが人や建物の崩壊はない模様。
11月9日 市は今年度、柿崎町と共同で米山山頂トイレの改修工事を行った。悪臭とハエで登山者を悩ませたトイレが、最新式の循環型バイオトイレにリニューアルされた。市の観光交流課では異物を投げ入れたり、汚さないようにしてほしいと呼びかけている。
11月9日 柏崎市、西山、高柳町の3つの森林組合による合併予備契約調印式が、市内宝町の柏崎ベルナールで行われ、来年4月の「柏崎地域森林組合」設立に向けて硬い握手を交わした。3組合は12月7日に合併総会を同時開催し、正式に合併を決める。
11月11日 7日告示された市長選は、14日の投開票に向けて選挙戦が終盤に入った。無所属現職の西川正純氏(61)、無所属新人で元長岡市環境部長の会田洋氏(57)、同じく無所属新人で元市議の桜井雅浩氏(42)の3候補が、残された2日間、無党派層や、まだ指示候補を決めていない有権者の取り込みにラストスパートを掛けている。
11月12日 中越地震に遭い、専門カウンセラーによる個別カウンセリングが必要と思われる生徒は、市内全小・中学校で合わせて67人いることが県の「心のアンケート」でわかった。早急に適切な処置が望まれる。
11月13日 任期満了に伴う柏崎市長選は、14日投開票が行われる。三つ巴の市長選は、1992年についで2度目。有力3氏により、柏崎の市長選ではかつてない大型選挙になった。また、高柳町、西山町との合併で来年5月1日に発足する新柏崎市の市長を決める選挙としても注目される。
11月14日 任期満了に伴う柏崎市長選の投票が行われ、即日開票で最後まで大接戦の末、無所属新人で元長岡市環境部長の会田洋氏(57)が約1万7,000票を獲得し、初当選を果たした。4期目を狙った無所属現職の西川正純氏(61)=自民、公明推薦=は約800票の小差、無所属新人で元市議の桜井雅浩氏(42)は約1,900票差で涙を飲んだ。新市長の任期は12月6日から。
11月15日 高度情報通信社会が進む中で、県IT推進協議会が市民プラザで「電子自治体構築セミナー」を開催。基調講演と特別講演、パネルデスカッションの3部構成で進め、県や市町村の自治体職員、IT関連企業のスタッフら約100人が熱心に聴講した。
11月15日 市長選で初当選した会田洋氏への当選証書の交付が投開票から一夜明けたこの日の午後、市役所大会議室で行われた。市選管から証書を受けた会田氏は決意を新たにした。
11月16日 任期満了に伴う刈羽村長選が告示。正午までに再選を目指す現職の品田宏夫氏(47)と、新人で元村議、僧侶の吉田大介氏(39)が、ともに無所属で立候補を届け出た。
11月17日 高柳町の株式会社じょんのび村協会に柏崎税務署から「どぶろく(濁り酒)」の製造免許が交付された。構造改革特区を活用した「どぶろく」の製造は県内ですでに行われているが、第3セクター法人が製造者になったのは初めて。
11月20日 柏崎商工会議所が会員事業所を対象に行った10月の柏崎地域早期景気観測調査によると、全産業合計の業況DI(「よい」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた指数)は、前月よりマイナス幅が9.5ポイント縮小、マイナス21.0となった。全産業でマイナス幅が縮小したのが大きな特徴。ただし、10月23日に起きた中越地震の影響は一部を除いてまだ反映されていない。
11月19日 任期満了に伴い16日告示された刈羽村村長選は、21日の投票日に向けて最終盤を迎えた。ともに無所属で、現職の品田宏夫氏(47)、新人で元村議の吉田大介氏(39)が票固めと掘り起こし、支持拡大に懸命だ。
11月21日 任期満了に伴う刈羽村村長選が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の品田宏夫氏(47)が、無所属新人の元村議吉田大介氏(39)を大差で破り、2期目の当選を果たした。投票率は83.08%で前回を5.94ポイント下回った。
11月22日 2003年度一般会計決算を審査する市議会・第1部決算特別委員会が始まり、初日は総合企画部、市民生活部、福祉保健部所管部分について質疑を交わした。
11月25日 柏崎地域社会福祉協議会が市内宝町の柏崎ベルナールで、柏崎市・高柳町・西山町の3社協の合併契約書への調印式を行った。2005年4月1日の合併を目指し、1市2町の社協会長らががっちり握手を交わした。
11月26日 中越地震で不通となっているJR信越線柏崎ー長岡間の運転が29日の始発から再開される。しかし、区間内での速度制限、運転本数削減など、通常ダイヤとは異なる点があるので、柏崎駅では利用者の理解を求めている。
11月27日 発達した低気圧が北東に進み、柏崎地方は26日夜から27日朝方まで強風に見舞われ、海上は大しけになった。柏崎地域消防本部によると、26日午後9時ごろから風が強まり、27日午前3時過ぎに最大瞬間風速29.5メートルを観測。
11月28日 日本海太鼓の創始者・故竹田満さんが指導した県内の太鼓団体が、市内田塚三、ワークプラザ柏崎ではじめて交流会を開き、研鑚を深めた。7団体約90人が参加し、師匠の竹田さんをしのび、技を披露した。
11月29日 10月23日の中越地震発生以来不通になっていたJR信越線柏崎ー長岡間が始発から運転再開。朝の通勤・通学時には久しぶりに賑やかさが戻った。
11月29日 柏崎工業メッセ2004実行委員会は柏崎商工会議所で最後の会合を開き、3年後の2007年に次回の開催を決めた。続いて開かれた出展事業所の反省会で、成果と反省点が報告された。
12月1日 柏崎商工会議所は、主要会員事業所を対象にした「年末一時金(冬のボーナス)に関する意識調査」の結果をこのほどまとめた。
12月1日 市災害対策本部は市内の中越地震被害状況をまとめた。これによると、住宅に何らかの被害があった世帯は1,539世帯、人数で4,082人となっている。住宅被害では、全壊26世帯(68人)、大規模半壊54世帯(168人)、半壊208世帯(542人)、一部損壊1251世帯(3,304人)など。
12月2日 県柏崎地域振興局地域整備部の今年度冬季道路交通確保計画によると、管内の車道除雪延長は337.2キロで昨年と同じ。歩道除雪は6箇所、2.5キロ増えて25路線、79.6キロで実施する。中越地震では道路に大きな被害が発生、県では早急に応急措置を含めて除雪体制を確立したいとしている。
12月3日 西川市長は退任の記者会見を行い、「悔いなし」と3期12年間を振り返った。会見に先立ち会田新市長への事務引継ぎを済ませた。任期は5日までだが、3日で最後の登庁を終え、職員の拍手に送られて市役所を後にした。夕方市民会館大ホールで市職員に退任の挨拶をした。続いて3日付で辞任した安達助役も登壇し挨拶。市長はその後、産文会館で選対本部と後援会の集会に出席し、支援に対する感謝を表明した。
12月3日 市が所有する除雪機械が除雪契約業者に引き渡され、今冬の除雪体制が整った。車道除雪の計画延長は前年より2.9キロ長い493.6キロ。中越地震で損傷し除雪不可能の箇所も中にはある。
12月5日 発達した低気圧の影響で柏崎地方は強風が吹き荒れ、けが人や建物被害が出た。最大瞬間風速は午前11時8分に29.0メートルを観測。
12月6日 11月の市長選で初当選した会田洋・新市長が初登庁し、市職員へ挨拶や就任会見などで新市政のスタートをきった。会田市長は午前8時半、市役所に到着。大勢の職員や市民の拍手に迎えられて正面玄関を入り、女性職員から贈られた花束を手に、笑みを浮かべながら拍手に応えた。
12月7日 住民基本台帳カード(住基カード)の独自利用で健康サービスを提供する電源地域情報化推進モデル事業で、柏崎情報開発センター「KASIX」(カシツクス)は13日から市内モデル4地区でシステムの運用を開始する。
12月8日 県柏崎地域振興局はこのほど、中越地震による管内市町村別被害状況を11月末現在でまとめた。地域振興局にかかわる農地、道路などの被害額は5市町村合わせて概算で195億5,000万円。これに教育施設をはじめ市町村の他の公的被害額を加えると300億円。民間関係を400億と推計し、少なく見積もって約700億円に上がるとした。集計に含まれないJR関係などをあわせれば、さらに金額は膨らむことになる。
12月8日 連合柏崎地協の第14回年次総会が産文会館で開かれ、組織拡大や生活改善などを目指す2005年度運動方針を決めた。各組合から代議員約80人が出席。
12月10日 国の文化審議会が市内学校町のギャラリー「13代目長兵衛」(所有者・曽田恒氏)など全国で199件を登録有形文化財(活用しながら保存する文化財)とするよう中山成彬・文部科学省に答申した。市内では登録文化財として第1号。本県ではほかに、旧横尾義智家雪室(東頚・安塚町)が答申された。
12月12日 中越地震の風評被害を防止しようと、柏崎観光産業振興会を中心に県、市、柏崎商工会議所が協力して長野県で10日から12日にかけて観光キャラバンを実施。
12月13日 柏崎商工会議所はこのほど、会員事業所を対象に行った11月の柏崎地域早期景気観測調査の結果をまとめた。全産業合計の業況DI(「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた指数)は、前月よりマイナス幅が13.9ポイント拡大、マイナス34.9となり、中越地震の影響がはっきりと現れた。
12月13日 20日に開会する市議会12月定例会の提出議案が議会に送付された。今年度補正予算案は、一般会計と5特別会計・2企業会計をあわせて約9億2,300万円。
12月15日 2005年の年賀状の受付が全国の郵便局で一斉にスタート。柏崎郵便局では柏崎中央幼稚園の年長児34人を迎えて、初差出のセレモニーが行われた。
12月16日 柏工の校庭に風力・太陽光ハイブリッド発電装置を使った松の木のクリスマスツリーがともった。装置は同校OB「ハグルマクラブ」が40周年記念で母校に贈ったもの。電気科3年の有資格者が配線や取付け作業をした。
12月16日 市内田尻工業団地に工場進出を決めた、特殊ガラス開発メーカー、岡本硝子(千葉県柏市、岡本毅社長)が県庁で柏崎市と進出協定書に調印した。着工は来年4月頃、06年1月の操業開始を目指す。
12月16日 日経BPコンサルティングが行った「自治体サイトユーザビリティ調査2005」で、柏崎市のホームページが全国の市町村のサイトで、安心で使い勝手の良さの首位となった。都道府県のサイトを含めた総合で本市は4位。昨年の総合首位に次ぐ連続快挙。
12月17日 市立比角小の4年生92人は総合学習で取り組んできた「よしやぶ川」の活動を同校で発表。4年生は4月からよしやぶ川を探検したほか、田塚・松美・東長浜の3地区で水質調査などに取り組み調査発表した。
12月18日 柏崎公共職業安定所のまとめによると、来春管内の高校を卒業する就職希望者の内定率は11月末現在で83.2%で、前年同期を16.8ポイント上回った。県内平均は67.8%だった。
12月20日 今月就任した会田市長は市議会12月定例会初日の本会議で所信表明演説を行い、先の市長選で示された市民の意思は市政の変化・改革を求めるものだとし、行政の継続性に留意しながらも、きめ細かく大胆な変革を行う考えを改めて訴えた。
12月20日 市議会12月定例会は午前の本会議で、中越地震被害者に対する個人市民税の減免特例の条例制定や、西川前市長と安達前助役の退職金1億143万3,000円を含む今年度一般会計補正予算など4議案を原案通り可決。また中越地震被害の復旧費を中心とした専決処分10件を承認、前年度決算8件を認定した。
12月21日 日本郵政公社の第14回国際ボランティア作文コンクールの中央審査会が行われ、柏崎翔洋中等教育学校の2年・長谷川早絵子さんが最高の日本郵政公社総裁賞に選ばれた。塚原清安・柏崎郵便局長が同校を訪れ、表彰状を伝達。
12月21日 柏崎ものづくりを考えるパネル討論が柏崎商工会議所で開かれ、地域産業の振興と人材育成などについて意見を交わした。
12月22日 市議会12月定例会は常任委員会審査に入った。初日は文教経済委員会が開かれ、当局は2005年度に企業立地支援補助金を創設する方向で検討を進めていると説明。新たに立地する企業に対し、水道使用料金相当額の50%を支援補助として交付するというもの。
12月23日 高柳町の株式会社じょんのび村協会が観光交流施設「じょんのび村」で、構造改革特区として認められた「どぶろく」の試飲会を開き、関係者にお披露目した。2005年から本格製造を目指し、当面の年間目標1,500リツトル。
12月24日 市議会12月定例会の一般質問の通告が締め切られ、近年最多の18人が質問に立つことが決まった。市長が交代し、会田新市長の見直し公約を質したいとする議員が多いことによるもの。
12月25日 ライフセービングの分野で最も活躍した人に贈られる2004年度「ライフセーバー・オブ・ザ・イヤー」に市内東港町の池谷薫さん(31)がこのほど選ばれた。全国1万5,000人のライフセーバーから選ばれた名誉ある賞。
12月25日 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(47)の父親秀量さん(72)、母親ハツイさん(72)は柏崎日報社の取材に応じ、薫さん、祐木子さん(48)夫妻のほか、孫の重代さん(23)、克也さん(19)とそろって年越しが出来ることを市民に感謝した。一方、安否不明者の消息などが進展を見ないまま越年しそうなことに顔を曇らせた。
12月28日 国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所はこのほど、北陸自動車道長岡IC−米山IC間で8月から11月末まで実施した高速自動車料金割引実験の結果を発表。同区間の4ケ月平均1日あたり利用交通量は2,592台。実験前に比べ64%増加した。
UP 2005/2/18

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