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柏崎市 平成の出来事

平成12年(2000年)

 
資料:柏崎情報(柏崎日報社発行)
編纂:NET・陽だまり
月 日 記       事
1月元旦 柏崎郵便局、年賀状元日配達は118万通。
1月元旦 コンピューター2000年問題、混乱なし。順調に新年スタート。
1月 4日 市と柏崎商工会議所主催、新年賀詞交換会が産業文化会館で開かれ520人出席、2000年節目の年の船出を祝った。
1月 5日 新規高卒者の就職内定状況、3人に1人未定。
1月 6日 平山知事新春記者会見、起業家支援のための新組織創設、上信越自動車道全通で海をPR。
1月 7日 東電は来月から福島第1原発3号機で実施することにしていたプルサーマル計画の延期を発表。
1月 8日 米山小の大規模改造、耐震補強や環境に配慮し、一連の建物工事終わる。
1月 9日 福祉2施設(「しおかぜ荘」および「松波デイサービスセンター」)公開に2,000人訪れ、介護保険を前に高い関心示す。
1月10日 「110番の日」、昨年の柏崎警察署、総受理数は2,442件。正しい利用を呼びかけ。
1月11日 前年度の柏崎刈羽本社企業の売上高、5億円以上は85社、不況反映し10社減る。
1月12日 北園町の変死事件、横浜に逃走・潜伏の暴力団幹部を傷害致死容疑で逮捕。
1月13日 市内の新入学、小学校845人、中学校948人、昨年同期よりも25人下回る。
1月14日 柏崎郵便局の年賀状、引き受け187万3千通、配達148万9千通、いずれも前年を下回る。
1月15日 年末年始の柏崎地方の高速道交通量、柏崎ICは対前年比-5%であったが、米山ICは上信越自動車道全通がプラス?か、9%近い伸びを示した。
1月17日 ショッピングセンター経営の藤村が破産申請、負債額75億円。長崎屋などは営業継続。
1月19日 ショッピングセンター経営の藤村の破産に伴い、アイリータウン柏崎店のテナント説明会が開催。破産管財人と協力し、テナントは営業継続。
1月20日 市議会初の夜間委員会開催。多数の傍聴者訪れる。
1月21日 新年度から、産大・工科大が多様な学生ニーズに対応し、単位互換協定を結ぶ。
1月23日 柏崎署管内の昨年の交通事故、発生件数は最多だが死者数は平成で最少。
1月24日 国道291号「新桜町トンネル」貫通。
1月26日 文化財防火デー、大泉寺では放水訓練。
1月27日 救急車出動が過去最多、柏崎消防署管内昨年は2,825件。
1月28日 三条で10年前行方不明の19歳女性を柏崎で保護、市内の無職男性と一緒、監禁容疑で自宅捜索。
1月29日 女性の誘拐監禁、立件に向け捜索続く。
2月 1 誘拐監禁事件、捜査は長期戦か。三条署の捜査本部と柏崎署は女性が監禁されていた四谷1丁目男性宅に4日目の捜索に入った。
2月 2日 誘拐監禁事件、5日目の捜査、行方不明当時使っていたと見られるランドセル見つかる。
2月 3日 市内の公益3法人を統合する名称が「柏崎市レクリエーション振興公社」に決まった。
2月 4日 柏崎原発5号機使用済み燃料、号機間輸送始まる。
2月 5日 今冬の降雪量、山間部は昨年の半分。
2月 6日 誘拐監禁事件、捜査大詰め、押収物の確認続く。
2月 7日 国道8号、市内3地点道路騒音は基準値を超過。
2月 9日 柏崎市が昭和15年に、全国で162番目に市制を施行して、今年は市制60周年。記念事業は主催・共済を合わせて34、ポスターで広くアピールヘ。
2月10日 女性の誘拐監禁、市内の男逮捕。容疑を大筋で認める。身柄を三条署の護送。
2月11日 女性の誘拐監禁、佐藤容疑者新潟地検に身柄送検し、10日間の拘留が認められた。
2月13日 長崎屋が会社更生法を申請。負債3千億円、柏崎店は営業継続。
2月14日 柏崎刈羽原発、原子力安全委が通産大臣にプルサーマル「妥当」を答申。
2月15日 東本町町づくり事業、A1棟が来春完成目指し着工。
2月15日 「しおかぜ荘」および「松波デイサービスセンター」、2福祉施設の竣工式を行う。
2月17日 市長は市の平成12年度予算案、一般会計383億円を発表。10年ぶり交付団体。
2月20日 虚偽発表などの一連の不祥事、警察庁が県警を調査。
2月21日 2月定例市会が開会。
2月24日 柏崎職安管内、1月に解雇者数180人、大型倒産で近年最多。
2月25日 日石加工柏崎工場が来年3月閉鎖へ、操業102年の歴史に幕。
2月27日 柏崎シネマ設立。
2月28日 県警本部長が引責辞任、監禁発見の夜に温泉で懇親。
2月29日 Y2K(2000年問題)の第2弾、2月29日の市はトラブルなし、一部の郵便局のATMに支障発生。
3月 1日 柏崎刈羽の5農協が広域合併して、新「柏崎農協」が発足。
3月 2日 西川市長が3選出馬表明。
3月 3日 女性監禁事件、佐藤容疑者を起訴。
3月 4日 柏崎情報開発学院、第12回卒業式、最後の卒業生3科14人が巣立つ。
3月 6日 食品スーパーの上洲屋が自主廃業。営業不振が原因、負債額6億円近くか。
3月 7日 パナマ市長来柏、西川市長と再会果たす。
3月 8日 市内の中学校で卒業式が一斉に行われ、10校から1,012人巣立つ。
3月 9日 柏崎署の昨年の遺失・拾得物届け、拾われた現金755万円、4分の3が落とし主に。
3月10日 賃上げ0〜1%台大勢。長引く不況反映し低調。
3月13日 公立高で合格発表、寒風の中悲喜こもごも。
3月15日 柏崎原発、プルサーマルを国が許可。東電、来年実施目指す。
3月16日 新潟工科大、博士課程の開設目指し大学院棟を新築へ。
3月17日 朝鮮民主主義人民共和国による日本人拉致疑惑、自民党支部と家族ら初会合。支援の新組織結成へ。
3月19日 新潟産業大学卒業式。476人実社会に巣立つ。
3月20日 新潟工科大学卒業式。288人実社会に巣立つ。
3月21日 市議会、平成12年度予算案を可決。2月定例市会が閉会。
3月22日 柏崎市と柿崎町が公共施設の相互利用するための協定調印を行う。公共施設料金など同じに。
3月23日 柏崎の公示地価、商業地は3年連続下落、住宅地もマイナスに。
3月24日 県教育委員会は柏崎刈羽地方の教職員の異動発表。
3月25日 2月の管内有効求人倍率、33ヶ月ぶりに前年割れ脱出。
3月28日 刈羽村村長選、加藤村長出馬取りやめ、今期限りの退任表明。
3月29日 市民スポーツ意識調査結果、「体育都市」の認識低下。
3月29日 商工会議所が委託調査報告。東本町再開発事業、経済・雇用に大きな効果が期待できるとしている。
3月30日 グリーンピース・ジャパンはMOXデータ公開を市に要求。
3月31日 シルバー人材センター、チャイルドシート貸付利用申し込み110件超す。4月1日から道路交通法の改正で6歳未満の子どもへのチャイルドシートの着用義務付け。
4月 1日 市内の公益三法人の統合による新財団「柏崎市観光レクリエーション振興公社」の辞令交付式が産文会館で行われた。
4月 1日 柏崎駅前の日石町に整備を進めていた新駐輪場が供用開始。
4月 3日 東本町まちづくりA地区モーリエ2、多くの入居者が業務開始。
4月 4日 ニイガタ・メーソンネーラン、100%外資会社に。
4月 5日 期待胸に新入生695人、産大・工科大で入学式。
4月 7日 土地開発公社の今年度計画、所得・造成事業26億円。学園ゾーン・バイパス事業など。
4月 8日 東本町まちづくり事業の完成を祝う。華やかにオープンイベント。
4月11日 柏崎刈羽原発プルサーマル計画、通産省・資源エネルギー庁は県、柏崎市、刈羽村に対して安全審査の説明会を新潟市で開いた。
4月13日 市は平成11年度工業統計調査の速報を発表。出荷額2年連続の減少、事業所数なども近年最低。
4月14日 柏崎署管内の昨年の犯罪、発生件数996件、前年度10.1%増加。自販機荒らしが窃盗全体の35%占める。
4月15日 柏崎地域ニューにいがた里創プラン策定協議会、「柏崎スマートリンクプラン」の実施計画まとめる。
4月17日 市立博物館、昨年度の入館者数は5万6千人余。リニューアル効果か、開館以来2番目。
4月18日 市老人クラブ連合会が評議員会を開催。『介護保険』機に活動推進。
4月19日 市民生委員・児童委員協議会が総会開催。「福祉のまち」推進を。
4月20日 逓信記念日、柏崎郵便局が郵政大臣表彰される。
4月20日 柏崎マリーナ利用6団体、料金不払い運動開始。県の値上げを不服とし。
4月21日 市、柏崎公共職業安定所、柏崎商工会議所は雇用改善を目指す市雇用対策連絡会議の初会合を開き、新規学卒者の求人開拓を軸に一般雇用の拡大を図ってゆく方向を確認した。
4月24日 小国町の墓地問題。町議会解散投票が告示、5月14日に向け街宣開始。
4月25日 市の介護見舞金、昨年度は2,046件。介護保険実施で要介護3以上などに。
4月25日 柏崎商工会議所が新会館竣工式。地域経済の拠点に期待。
4月26日 中鯖石地区「不動滝」周辺整備が完成。八石保勝会主催の完了記念式が現地で行われた。
4月27日 ぎおん柏崎まつり協賛会総会が開かれる。市制60周年を記念して花火予算を大幅アップ。
4月28日 新映画館「柏崎シネマ」がモーリエ3、一階にオープン。
4月28日 環境共生公園の管理運営委員会発足。管理運営の検討に入る。
5月 1日 連合メーデー「雇用・生活危機」突破へ、小雨吹き飛ばして宣言。
5月 2日 柏崎市の人口、県の統計課のまとめによると4月1日現在で8万9,468人で前月より499人の大幅減。
5月 3日 成人式、「新成人フェスティバル」に812人出席。誓いのメッセージ「」新時代の社会切り開く。
5月 5日 こどもの日、15歳未満の人口減続く。4月1日現在、1万3,005人、市人口に対して14.9%。
5月 8日 柏崎港の平成11年の貿易統計、輸出は1,300万円、輸入額は3億8千4百万円で輸出は前年の0から増えたが、輸入は49%のマイナスで3年連続の減少。
5月 9日 市議会の学園まちづくり委員会、環境共生公園について日本緑化センターの基本構想たたき台に議論。
5月10日 市がバランスシート研修会。類似市との比較中心に、職員や市議高い関心を示す。
5月11日 ラピカ茶道館、刈羽村民が住民監査請求。坪2百万円は常識を超えた高額な公金支出。
5月12日 原発所在地市町村協議会が東京の全国都市会館で開催。「地域振興法」早期制定を。
5月13日 市青少年育成市民会議が総会開催。記念式典や講演会など20周年の事業を計画。
5月14日 小国町町議会が解散。同町議会解散の賛否を問う投票で「賛成」が過半数超える。
5月15日 柏崎商工会議所が臨時総会。植木会頭続投、ぎりぎりで要請受諾。
5月16日 県会特別委と商工会議所が意見交換。長引く不況に支援策要請、各業界が厳しさ訴える。
5月17日 国道8号バイパス今年度事業、市道7−9号地下道化に着手。剣野地区用地買収も。
5月18日 フォンジェの「ツチダ」が今月末で撤退表明。
5月22日 創価学会、小国町の墓地計画白紙撤回。住民の意向尊重。
5月23日 女性監禁事件初公判、佐藤被告起訴事実認める。弁護側精神鑑定申請。
5月25日 鯖石川改修、橋場町・槙原町地内の新河川に通水。
5月26日 「風の陣」大にぎわい。陸海空に多彩なイベント。
5月28日 柏崎刈羽原発6号機が手動停止。燃料の放射能漏れか。
5月29日 柏崎ニューにいがた里創プラン策定協議会が総会開催。インターネット上に地域情報の交流の場、『いいねっか』構築へ。
5月30日 商工会議所、ぎおんまつりの花火大会協賛募金開始。
5月31日 全国原子力発電所立地市町村議会議長会が港区虎ノ門パストラルで開かれ、会長の戸田柏崎市議会議長は「原発地域振興法」の早期成立訴える。
6月 1日 ねんりんピック大会が市総合体育館で開かれ、1,200人集まりパワー発揮。
6月 2日 衆院解散。第42回総選挙を13日公示・25日投票の日程が決まる。
6月 4日 クリーンデー活動。市内各地環境美化に汗を流し、42トンのごみを回収。
6月 5日 刈羽村ラピカ茶道館、畳が指定の高級規格をはるかに下回る普及品だった問題で、加藤村長が議会に陳謝。
6月 6日 高齢化さらに進む。市の3月末現在、65歳以上4.55人に1人と公表。
6月 7日 柏崎原発、今年初の核燃料輸送。7号機の交換用燃料集合体94体が構内に運び込まれる。反対派300人が抗議行動。
6月 8日 6月市議会が開会。補正予算案など委員会付託。
6月 9日 新潟地方気象台。「新潟県を含む北陸地方が梅雨入りしたと見られる」と発表。
6月10日 柏崎のマラソンコースの公認(測定)検定が始まる。
6月11日 招待高校野球、千葉県の強豪・市立船橋高に市内4校大差で敗れる。夏の大会に向け投攻守に課題を残した。
6月13日 衆院選の戦いスタート。2区は4人が立候補。
6月14日 えんま市、梅雨空の下で開幕。拡幅道路に露店並ぶ。
6月15日 えんま市、八尾町からのおわらの街頭流し、輪踊りが披露。
6月16日 えんま市の人出、平成で2番目の24万人。梅雨の晴れ間、街路一新で。
6月17日 県環境フェアの一環、小学生環境アカデミーが産文会館で開かれ、3校が学習成果を発表。
6月20日 6月市議会閉会。補正予算案など可決。
6月23日 青海川「さけのふるさと公園」、魚道が完成。そ上の姿をガラス越しに。
6月24日 刈羽ラピカ問題、かわら・建材も安価品。業者が報告書、村に無断で工事変更。
6月25日 衆院選2区、近藤氏が初当選。前職桜井市に雪辱。
6月27日 女性監禁事件第2回公判、「話し相手ほしかった」佐藤被告動機述べる。
6月29日 柏崎原発2号機手動停止。タービン系蒸気が漏水。
6月30日 タービン系蒸気が漏水のトラブルは調査結果、高圧タービンの排気管の計装管に微小な穴が開いていることがわかった。
7月 1日 柏崎海岸に夏到来。柏崎観光産業振興会が主催する柏崎海岸合同海開きの安全祈願祭がみなとまち海浜公園で行われた。
7月 2日 1日に開幕した夏の柏崎の新イベント、「柏崎マリンスポーツフェスタ2000」は4万人の観客集める。
7月 3日 5年に1回行われる国勢調査が秋に行われることから、市は「国勢調査柏崎市実施本部」を設置。
7月 5日 市青少年育成会議が20周年記念式典開催、「非行防止に今後も努力」と会長挨拶。
7月 6日 24日に開幕するぎおん柏崎祭りの街頭民謡流しに向け、合同練習会が始まる。
7月 7日 海水浴シーズンの国道8号の渋滞緩和を目指す渋滞対策検討会が開かれ、新たに携帯電話のiモードに情報を流すなど今年の取り組みを話し合った。
7月 9日 県母子寡婦福祉連合会主催の第42回大会が市民会館大ホールで開かれ、県内各地から700人参加。
7月12日 今年上半期の企業倒産、柏崎地区では15件、負債額106億円は前年の3.8倍。
7月13日 ソフィアセンター開館から4年、入館者270万人を超える。
7月14日 柏崎原発4号機手動停止へ、発電機内の冷却用水素ガスの漏れ増加。
7月15日 柏崎刈羽、大豆の転作団地化進む。
7月16日 今世紀最後の皆既月食。市内山田さん撮影。
7月19日 柏崎原発MOX燃料、日米で輸送協議開始。
7月21日 刈羽村ラピカ問題、議会が百条委設置、事実調査へ。
7月22日 今年の梅雨は少雨、198mm平年の7割にとどまる。
7月23日 初の「柏崎オフロードフェスティバル・イン鵜川」が鵜川ダム第1残土捨て場の特設コースで行われた。
7月24日 中国・峨眉山市長が来日、高柳で交流し、柏崎ぎおんまつり見物。
7月25日 女性監禁事件第3回公判、弁護側が精神鑑定請求。
7月25日 ぎおんまつり、市民の熱気とパワー5,300人余が参加。
7月26日 ぎおんまつり、大花火大会で閉幕、尺玉600連発で光の渦。3日間の人出は近年最多27万人。
7月27日 柏崎市制60周年記念式典が平山県知事、中国・四川省峨眉山市の何金市長ら各界の来賓を迎え、市民会館大ホールで開催。
7月28日 自治省は地方自治体への本年度普通交付税配分額を決定。柏崎市に10年ぶり配分。
7月29日 青海川に「さけのふるさと館」着工。来春完成。
7月31日 市は、今年4月から始めた介護保険制度の円滑推進を図るため、介護保険運営協議会を設置。
8月 1日 夏の夜の熱戦開始、柏崎ナイター野球大会。
8月 2日 柏崎で民族文化のオリンピック。会場たん能、海外の芸能競演。綾子舞、琉球舞踊優雅に。
8月 4日 ごみの最終処分場、市内長鳥地内(夏渡)に管理型で新たに建設、平成14年度供用へ。
8月 4日 新潟税務署は県内路線価を公表。柏崎は2年連続下落、最高路線価駅仲通り8.5%マイナス。
8月 6日 小国町町長選、即日開票結果、元町議会議長で創価学会墓地計画に反対した大橋氏が当選。
8月 8日 県が来年度から本格的に取り組む「にいがた『緑』の百年物語」=木を植える県民運動=で当地方で周知・啓発運動を進める柏崎地域運動推進協議会が発足。
8月10日 柏崎原発MOX燃料の品質データ、通産省は「特段の問題はない」と結論付けた。
8月11日 県の新事業創造支援体制整備事業として柏崎ローカル支援センターが業務を開始。
8月11日 環境共生公園、農地除き85%の用地買収。西川市長が議会意見に回答「事業推進に理解を」。
8月12日 情緒豊に絵あんどん、「ふるさとまつり」柏崎の夏楽しむ。
8月16日 ラピカ問題、「やりたい放題」「お粗末」、県建設技術センターが施工・管理厳しく批判。
8月17日 沈下続く半田小学校グラウンド、夏休み利用し改修中。
8月19日 ジュニアサイエンスアカデミー、「しんかい2000」柏崎港で一般公開。
8月22日 柏崎港整備・利用促進協議会が「飛鳥」で総会開催。マリンスポーツや客船活用、特色ある港PR。
8月22日 県知事選、小林新津市長が出馬表明、11年ぶり三つどもえ選挙。
8月25日 高速道路お盆の利用、柏崎・米山インターとも2%増、上信越道の全通影響か。JRは柏崎駅売上伸びる。
8月25日 柏崎農協期待と不安の中、県内トップ切り新米検査。85%が1等格付け。
8月26日 柏崎小校舎、大規模改造に着手。耐震補強と老朽化解消。
8月27日 「ケアハウスしおかぜ」安全システムも備え完成。一般公開に700人訪れる。
8月28日 「柏崎・若者に魅力あるまちづくり方策検討調査委員会」が第1回会合を開く。
8月29日 県、柏崎原発周辺監視強化へ。放射線監視センター新設のほか、放射線自動監視局を新たに2局増設。
8月31日 柏崎のへ11年度観光客、3.7%増しの388万人。湯沢町、新潟市、上越市に次いで5年連続県内4位。
9月1日 80歳を迎えた人たちをお祝いする第36回の第二次成人式が、産業文化会館で開催さる。男性259人、女性411人の該当者のうち410人が出席し来賓らから祝福を受けた。
9月1日 県教委は平成13年度の公立高校募集学級計画案を発表した。全日制では19学級、775人の募集を減らす。柏崎地区では柏農高柳分校が募集を停止し、15年3月に閉校する。
9月4日 今年の夏は猛暑だった。柏崎地方のアメダスによると、気温は今夏全体の平均値よりお盆過ぎの平均値の方が高いなど、残暑の厳しさがデータの上でも証明された。8月31日の36.0度が今夏の最高気温というのも、残暑の厳しさの象徴的な現れだった。
9月4日 東京電力が原発完成記念事業として、学園ゾーンに設置する環境共生公園(仮称)について,東電と実務を受託する日本緑化センターが管理運営などについて市議会に説明、意見交換をした。その中で東電側は整備費、維持管理費など60億円を寄付する意向を表明。
9月4日 平山知事は記者会見で、地元感情を考え福島原発より先にプルサーマル導入を図る事はないとの見通しを表明。
9月6日 市は、市制60周年記念事業として旧市立図書館を全面改修し、柏崎ふるさと人物館の整備を近く本格的に開始する。完成は平成14年3月末の予定。
9月6日 9月定例市議会の一般質問の中で、トルコ文化村への出資に対し、西川市長は出資協力の意向を表明。
9月7日 県企画調整部は、このほど平成11年の工業統計調査速報を発表。それによると柏崎圏は製造品出荷額等が前年比7.3%減2651億528万円、付加価値額は4.0%減986億298万円で共にマイナス。事業所数577社で29社減、従業員数12480人で801人減。
9月7日 建設省管轄の全国主要道路「情報ボックス」設置工事で、柏崎管内の国道8号線の工事は平成9年度から始まっているが、いよいよ最後の14キロの工事を終えて本年度で完成する。
9月7日 「ラピカ」の茶道館建設問題で、刈羽村から調査を委託されていた県建設技術センターは、加藤村長に最終報告書を提出。加藤村長は精査して、不正があれば損害賠償を請求する意向を表明。
9月9日 市がまとめた平成12年度老人現況調査によると、柏崎市の65歳以上の人口は19128人(男7814人59.1%、女11314人40.9%)で、総人口に対する高齢化率は21.9%となった。前年比0.5ポイントの伸び。
9月11日 観光課がまとめた今年7月から8月31日までの市内海水浴場入り込み状況は、好天に恵まれ前年より5.9%増の90万6990人を記録したものの、百万台には届かず。同課では、観光客のニーズが多様化したためと分析。
9月12日 刈羽村はラピカ建設を受注した共同企業体三社と設計・施工監理業者に、県建設技術センターの報告書を手渡し、設計図どおりに手直しするよう要請。同報告書によると、設計図と現状の相違点は180項目以上にのぼり、このうち9割について村は承知していなかったとされる。村は業者の対応を見て損害賠償の方針をとる考えだ。
9月12日 敬老の日を前に市福祉課がまとめた長者番付によると、市内の95歳以上の高齢者は101人(男20人、女81人)。トップは107歳の北村サイさんで県内では2番目の長寿。
9月13日 市では市内本町に降った雨水が、中央通以南の駅周辺に浸水被害をもたらすのを防ぐため、雨水を海に排出する工事を平成9年度から進めてて来たが、今年12月に完成する予定。昨年度と今年度2年分の工事費は約1億8000万円。
9月13日 市議会9月定例会・総務企画常任委員会で原子力災害対策特別措置法で県が柏崎に建設するオフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設)の整備案を市は説明。オフサイトセンターは原発がある全国21箇所に国の指導と交付金で整備されるもの。柏崎では三和町の県総合庁舎隣接地に柏崎刈羽放射線監視センターと一体で建設される予定。事業費は約12億3,900万円で来年度中に完成の見込み。
9月14日 北朝鮮による拉致疑惑で、柏崎などの二家族と支援団体が、県庁に平山知事を訪ね、拉致疑惑を棚上げしたままの国交正常化に、反対するよう求める要請文を手渡した。
9月15日 敬老の日。西川市長は新百歳の長者、半田一の砂塚経治さんと小黒須の浅野重栄門さん宅を訪問。お祝い状に添えて記念品を贈った。
9月17日 NHKの大河ドラマ「葵ー徳川三代」に家康役で出演した俳優・津川雅彦さんが、西山ふるさと館で「おとなの文化・こどもの」文化と題する講演を行った。津川さんは自身の家庭環境にも触れ、母親の愛情を振り返り、「いい玩具を与える事は魂を育てることに繋がる」と講演。
9月17日 市議会に提出された平成11年度の決算によると、一般会計は歳入430億5,534万円、歳出417億2,929万8,000円で、差し引き13億2604万8,000円の黒字。翌年度への繰越財源を除いた実質収支は12億6746万3000円の黒字だった。
9月19日 県は土地取引の目安となる県内基準地価を発表。柏崎では15の継続調査地域で全用途の地価の平均変動率がマイナス1.1%と、二年連続の下落となり、下げ幅は0.6ポイント拡大した。住宅地11地点のうち、9地点で変わらず2地点で下がった。
9月19日 柏崎商工会議所が22日創立60周年記念式典を、鯨波のメトロポリタン松島で開く。共同通信社政治部副部長西川孝純氏が「森政権の行方と参議院選挙」と題する講演を行う。
9月20日 刈羽村「ラピカ」の建設問題で、元請の共同企業体と施工監理業者が村の求めていた手直しについて対応策を示した。しかし、加藤村長は村長は「誠意が足りず」として受け取らず。
9月22日 10月1日から行われる第17回国勢調査の調査票の配布が23日から始まる。
9月22日 新潟工科大学はこのほど中国・ハルビン理工大の創立50周年記念式典に交流団を派遣。ハルビン理工大は20学部、学生総数1万7,000人教職員約3,000人。
9月25日 帝国データバンク新潟支店によると、平成11年度の売上高が50億以上の県内企業は332社で、うち柏崎は10社だった。
9月25日 市の交通安全推進会議が産業文化会館で開かれ、関係団体の代表訳60人が参加し交通事故防止の決意を新たにした。
9月26日 第44回市展が6日から5日間ソフィアセンターで開催されるに先立ち、30日と10月1日に作品の受付が始まる。
9月28日 県が栄町地区で進めている海岸侵食防止・養浜事業で、このほど砂浜の拡大を促進するため、約500メートル離れた海岸から7千立方メートルの砂を動かす作業が行われた。県では最終的に人口リーフ・突堤を三基造る計画。
9月29日 11月12日告示、19日投票の市長選は、三選を目指す現職の西川正純市長(57)が支援グループの合同会議で選対本部を正式に発足させ、本格的な選挙準備をスタートさせた。対立候補を目指してきた市民団体「21世紀の新しい柏崎を考える会」は今の所擁立をほぼ断念。
9月30日 田尻地区の住民を対象にした平成12年度市総合防災訓練が田尻小学校を会場にして実施された。地区から自動を含めて約1500人、防災関係者約200人の合わせて約1,700人が参加。防災に対する理解と意識の高揚を図った。
10月2日 任期満了に伴う県知事選が5日の告示される。立候補予定者は、現・平山征夫知事、共産党推薦富樫昭次氏、前新津市長・小林一三氏の三氏。20日の投票日に向けてスタートを切る。
10月2日 第44回市展の応募作品審査がソフィアセンターで行われた。今年の応募数は、6部門合わせて487点・345人、それぞれ昨年より若干増えた。351点が入選し、内40点が入賞。力作は6日から10日までの5日間会場に展示される。
10月4日 三条市の女性監禁事件で、略取・逮捕監禁致傷などの罪に問われている佐藤宣行被告(38)の第四回公判が新潟地裁で開かれ、榊裁判長は同被告の精神鑑定の実施を認定した。
10月5日 21世紀の県政の担い手を選ぶ知事選が告示さる。現平山知事と無所属新人の小林氏、同じく無所属新人の富樫氏の3氏による三つどもえ選が火ぶたを切った。
10月6日 新潟食料事務所柏崎支所が、9月30日現在でまとめた今年の新米検査状況によると、柏崎刈羽地方の1等比率はコシヒカリが81.1%、越路早稲などうるち米全体で76.6%となった。昨年より大きく上回っているものの、県下12支所別では「最下位クラス」とのこと。
10月7日 原子力防災見直しについて、住民の議論を国、自治体の取り組みに反映させようと柏崎・巻原発設置反対県民共闘会議と柏崎地区労組会議など地元反原発三団体が呼びかけた全国討論集会が「登久満」で開かれた。集会には8府県と地元から約60人が参加し、熱い論議を交わした。
10月8日 市制60周年記念・第7回市民大運動会が市陸上競技場で開催。市内38チーム延べ約4千人が多彩な種目に熱戦を繰り広げた。
10月8日 原子力行政を批判して、柏崎の反原発運動に大きな影響を与えてきた科学者・高木仁三郎氏が直腸がんのため死去。享年62歳。
10月11日 「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法」の早期制定を求めて、全国の関係団体が共催する会議が、13日東京の永田町の県政会館で開かれる。柏崎からは市長に代わって安達助役、戸田議長、桜井副議長が出席する。
10月12日 刈羽村のラピカ問題で、村議三人を含む住民七人が業者六社と加藤村長を相手取り、村に総額約2億2,400万円を返還するよう求めた住民訴訟の第一回口頭弁論が新潟地裁で行われた。原告は業者に債務不履行責任を求めて損害賠償を、また加藤村長には検査責任と財産管理責任を求めた。これに対し共同企業体三社は、契約が総価格契約であると反論、設計監理、施行は適切であったと主張。
10月12日 市教育委員会は、来年度開設を予定している市民大学等準備検討委員会(鍋田英彦座長、委員10人)を発足させた。市民大学は市内の大学を活用して、自発的に学ぶ市民意識の醸成を目指す。
10月13日 市シルバー人材センターは創立20周年記念式典を産業文化会館で開催。来賓、会員等大勢が出席し、21世紀に向けての飛躍を誓い合った。
10月13日 刈羽村ラピカ建設工事問題で、村議会百条委員の三人が工事を請け負った業者に対し、偽証の疑いありとして柏崎署に告発した。これに対し柏崎署は一応受け取ったが、受理は保留。
10月15日 県知事選挙戦最後の日曜日、無所属現職・平山征夫候補、同新人・小林一三候補、同・富樫昭次候補の三人が夕方から夕方から夜にかけて柏崎・刈羽に集中、それぞれの演説会で熱っぽく有権者に訴えた。
10月16日 刈羽村臨時村議会で「ラピカ」の建設工事に関連して、加藤村長と小林助役の11月給与をそれぞれ50%、30%減給することを全会一致で可決。また村長は工事担当の総務課長を20%減額処分にすることを明らかにした。
10月16日 新潟食糧事務所柏崎支所はこのほど平成12年産水稲主要品種の作付け状況をまとめた。1位は11年連続コシヒカリと変わらず。また、長年”横綱”の座にあった越路早稲は年々減少し、10%以下に下落。
10月17日 刈羽村村議会は「ラピカ」問題を審議する百条委員会を開き、加藤村長、建設監理を行った石原社長の証人尋問を行った。石原社長は設計変更を村に報告しなかったことを認め、加藤村長は工事は業者の契約違反との認識を示し、その監督をきちんとしなかった落ち度を認めた。
10月18日 日本を代表する洋画家の一人だった国領經郎とその教え子で現代絵画の旗手坂本文男の絵画展が、20日から市制60周年記念行事の一環としてソフィアセンターで開かれる。
10月19日 任期満了に伴う刈羽村村長選で、前村議で会社員の武本和幸氏(50)=同村西元寺=が立候補表明。同氏は昭和50年から村議六期勤め、昨年四月県議選に立候補したが落選。反原発の立場から村政に取り組みたいとしている。
10月19日 市教育委員会は開かれた教育を目指し、柏崎公民館で特別公開教育委員会を開いた。一般市民など約百人が出席し、熱のこもった意見や要望が出された。
10月20日 柏崎ゆかりの画家で芸術院会員、日展常務理事を務めた国領經郎とその弟子坂本文男の二人展がソフィアセンターで開幕。市制60周年記念事業の一環である同展を訪れた人々は、個性豊かな二人の作品を鑑賞して作品に見入っていた。
10月20日 任期満了に伴う11月12日告示、19日投票の市長選に、前共産党市議の村山史彦氏(65)が無所属で出馬することが決定。これにより市長選は現職・西川正純市長(57)と村山氏の一騎打ちとなる見通しが強い。
10月21日 創立90周年を迎えた県立柏崎商業高校(坂上静男校長、生徒数645人)は、市民会館大ホールで記念式典を開き、来賓、関係者、卒業生、生徒など千人以上が出席し、盛大に式典を祝った。
10月22日 県知事選は柏崎出身の無所属現職・平山征夫氏(56)が約69万票を獲得し、前新津市長・小林一三氏(64)、新潟勤労者医療協会理事長・富樫昭次氏を抑えて三選を果たした。柏崎市の投票率は、67.83%で前回より0.31ポイント下がった。
10月23日 三選を果たした平山知事は、午後柏崎入りし商工会議所において支援に感謝し、新たなる決意をもって県政に当たることを表明した。
10月24日 東電原発の核燃料輸送が行われ、1号機と4号機の、合わせて232体が構内に搬入。原発反対派は全県から約50人を動員して抗議デモ。
10月25日 東電原発3号機のプルサーマルで使う、プルトニューム(MOX)燃料の品質管理状況について通産省エネルギー庁と県、柏崎市刈羽村は11月8日産業文化会館で開くと発表。
10月26日 東電は原発3号機のウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料について初装荷用28体の輸入燃料体検査を通産省に申請した。
10月26日 柏崎トルコ村の再建問題を検討してきた柏崎商工会議所の政策委員会は、4回目の委員会を開き、受け皿会社設立への支援策などを骨子とする提言案をまとめた。
10月27日 東電原発1号機が放射能漏れを起こしたという想定で、原子力防災訓練が行われた。オフサイトセンターに見立てた総合体育館メーンアリーナに現地本部を設置し、県・地元市町村・国・東電・警察・自衛隊など37機関の約1,000人と、地元三市町村の住民1,600人合わせて600人が参加。
10月28日 創立30周年を迎えた第五中学校は同体育館で記念式典を開催来賓、卒業生、新旧職員、生徒併せて約280人が出席盛大に式典を祝った。
10月28日 第51回県高校男子駅伝競走大会が弥彦村営陸上競技場付属マラソンコースで行われ、柏工が2時間15分8秒の同校歴代1位の記録で三位入賞を果たし、19年振りで北信越大会に駒を進めた。
10月29日 創立20周年を迎えた大州コミニティセンターが記念式典を行い、長い歩みを祝った。
10月29日 第26回鯖石ロードレースが行われ、市内外の参加者約350人が健脚を競った。
10月31日 柏崎商工会議所は、会員企業120社を対象に行った9月の早期景気観測調査の結果をまとめた。それによると、業況指数はマイナス28.2%で、足踏み状態であるが、小売業だけはさらに悪化が続いていることが判明。
10月31日 県教委は平成13年度の公立学校募集計画を発表。柏崎学区は長岡学区と統合して「第五学区」となり、柏高は普通科6学級のうち2学級を「探求コース」とする。柏農業高柳分校は生徒減で募集停止となる。
11月1日 刈羽村の村政施行百周年記念式典が、平山知事はじめ訳220人の招待客を迎え、生涯学習センター「ラピカ」文化ホールで開かれた。式典には姉妹都市契約を結んだ米カリフォルニア州ハーフムーンベイ市から、市長ら11人も出席した。
11月2日 恒例の松雲山荘の紅葉ライトアップが始まる。10月下旬に入って、気温が下がり一気に紅葉が進み、美しい紅葉の景勝が期待される。
11月2日 創立百周年を迎えた柏崎高校の記念式典と記念講演が、5日同校大体育館で行われる。
11月3日 地元柏崎と友好都市三市町村の特産品を集めたふれあい産業まつり、柏崎農業まつりが市総合体育館で開かれ爽やかな秋晴れの下、2万4,700人余りが来場し賑わった。
11月4日 任期満了に伴う市長選は、12日の告示まであと二週間となり、今のところ立候補を表明しているのは、、三期目を目指す現職・西川正純市長(57)と前共産党市議村山史彦氏(65)の二人であり、一騎打ちの戦いになる見通し。
11月5日 創立百周年を迎えた柏崎高校(生徒数717人)の記念式典が同校体育館で盛大に挙行。平山知事ら来賓を迎えて、同窓会や在校生、保護者など約1,500人が参列し、21世紀への発展に向けて決意を新たにした。式典に続き、旧制柏中で二年生まで学んだ日本国際問題研究所理事長の小和田恆氏が、「国際政治の舞台からー若い人たちへのメッセージー」と題して、記念講演を行った。
11月6日 刈羽村村議会は「ラピカ」の工事問題を調査する百条委員会で中間報告をまとめ、議長に提出した。報告では共同企業体の副所長と村当局者の証言など4点の食い違いを上げ、いづれかに偽証の疑いがあると指摘。
11月6日 文化庁の文部大臣表彰に、市内大久保二、日展評議委員で鋳金工芸家・原益夫氏(66)が選ばれた。同氏は現代工芸新潟会顧問、県無形文化財保持者。
11月8日 市の平成13年度当初予算編成の各課の見積作業が、今週から始まった。見積提出期限は12月11日で、その後査定に入り、来年二月の定例市議会に提案される。
11月8日 財団法人・ふるさと情報センター主催の「ふるさと活性化セミナー」が高柳町で開催。全国から地域おこしを進めている人や自治体関係者など約190人が参加し、研修と情報交換を進めた。
11月8日 原発3号機のプルサーマルで使うプルトニウム(MOX)燃料の品質管理状況をめぐり通産省エネルギー庁と県・市・刈羽村主催の住民説明会が産業文化会館で開催。市民等薬470人が集り、選ばれた5人の質問者から検査の全数データを求める要望が出されたが、国や東電側からは拒否回答が出され、議論は平行線に終わった。
11月10日 12日の市長選告示を前に、立候補を表明している現職の西川市長と前市議の村山史彦氏の政治討論会が、柏崎コミュニティ放送(FMピッカラ)で放送され、両候補とも本番さながらの舌戦を繰り広げた。
11月12日 任期満了に伴う柏崎市長選が告示され、予想通り共産党推薦の無所属新人で前市議・村山史彦氏(65)と、自民・自由・公明三党推薦、民主党支持で三選を目指す無所属現職・西川正純氏(57)の2人が立候補した。今回の選挙は、東電原発のプルサーマル計画への対応や長引く不況打開、福祉施策などが大きな争点。
11月13日 刈羽村村議会は臨時会を開き、ラピカの建設問題をめぐり、陳述人の偽証の疑いを指摘した百条委員会の中間報告を全員一致で了承。企業体と村総務課長の証言について、いずれかに偽証があるとして氏名不詳で告発することを多数で可決。
11月14日 任期満了に伴う刈羽村長選が告示さる。無所属新人の5人が立候補を届け出た。
11月14日 柏崎日報社相談役、柏崎美術会会長として、市内の新聞界、美術界の長老だった山田龍雄氏が心筋梗塞のため、柏崎中央病院で死去。84歳。
11月16日 市内学園ゾーンに東電の寄付で設置が計画されている環境共生公園を巡り、管理運営検討委員会第二部の第三回会合が、柏崎ベルナールで行われた。日本緑化センターが、専門家で作る第一部会と第二部会の議論を踏まえて作成した基本計画・管理運営計画などを説明。
11月17日 刈羽村議会は「ラピカ」の建設問題を調査する百条委員会を開き、ラピカの基本構想想定、建設事業に関わったコンサルタント2人の証人尋問を行った。
11月19日 任期満了に伴う柏崎市長選は、即日開票の結果、自民・自由・公明三党推薦、民主党支持の無所属現職・西川正純氏(57)が約2万6千票を獲得、共産党推薦の無所属新人で前市議・村山史彦氏(65)を1万票差で破って三選を果たした。西川氏は前回票を4,000票以上減らした。
11月22日 東本町二の旧本町七丁目通り(えんま通り)が12月10日から、車両一方通行規制を解除し、終日対面(交互)交通に切り替わる。これによって東本町二振興会は商店街が活性化することを期待し、柏崎署や関係機関はドライバーに安全運転を呼びかけている。
11月23日 市内青海川にあるサケ増殖センターで、サケ豊漁祭りが開かれ、小春日和のもと行楽を楽しむ約2,500人の人々が集まり楽しんだ。
11月24日 刈羽村の「ラピカ」建設問題で、既に調査報告されていた200箇所以外にも、本館で100箇所以上の相違があることが村議会の全員協議会で報告された。
11月25日 市選管の集計によると、19日に投開票が行われた市長選の地区別投票率は、最高100%から最低51%とばらつきが有り松波、日吉、半田など大票田の市街や近郊住宅地ほど、投票率が低いことが判明。
11月27日 柏崎商工会議所が会員企業120社を対象に行った10月の柏崎地域景気観測調査によると、業況指数はマイナス26.7で前月より1.5ポイント好転。しかし先行き見通しは以前不安定で、三ヶ月先「好転する」と見ているのは製造業だけ。
11月27日 刈羽村「ラピカ」の建設問題の証言ををめぐり、村議会は現場作業所副所長と村総務課長のいずれかに偽証の疑いがあるとして柏崎警察所に告発状を提出した。しかし、同署は要件不備として告発状を受理せず。
11月27日 柏崎商工会議所は経営危機に陥っている柏崎トルコ文化村をめぐり、受け皿会社への出資要望書を西川氏長と戸田議長に提出し、受け皿会社設立に理解と支援を求めた。
11月28日 商工会議所で首都圏企業11社の外注担当者を招き、地元製造業約30社との交流会「柏崎のつどい」が開催さる。
11月29日 県防災会議の第一回原子力防災部会が県庁で開かれ、防災関係機関、東電原発の周辺市町村、住民ら委員17人が出席。県は、災害対策本部を設置する前の警戒段階でも、知事を本部長とする災害対策本部を柏崎市の緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)内に設置する案を示した。またこの会議で、県、柏崎は市内の約2万4,000戸を対象に戸別の屋内用防災行政無線機を配備する考えを表明。
11月30日 柏崎地区労組会議(13組合、約1,900人)は、市民会館会議室で第11回定期総会を開き2001年度運動方針を承認。活動方針は反原発、反戦平和、政治改革、環境・教育・暮らしなどにわたって、具体的な取り組みを挙げた。
12月1日 原発立地地域の公共事業を国が一般財源で支援する「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法」が衆院本会議で可決成立。市は周辺市町村と協議しながら来年夏ごろまでに振興計画を策定し、平成14年度からの予算に活かして行きたい方針。
12月4日 経営危機に陥っている柏崎トルコ文化村の再建に向け、市が受け皿会社への出資を要請されている問題で、市議会の全員協議会が12月定例会初日の11日本会議後に開かれることに決定。
12月4日 東電原発4号機で発電機の冷却用水素ガスが今年10月から内部に漏洩している問題で、同社は原子炉を手動で停止して点検調査することを決定。6日午後4時から出力降下を開始する。
12月5日 市は、東本町まちづくりの事業で建設中のA1棟(モーリエ1)にはいる市施設の名称を「市民プラザ」とすることを決め、11日開会する12月定例会に設置条例の制定を提案する。A1棟は一部鉄筋コンクリート九階建て、延べ約八千平方メートル。
12月5日 三条の女性を拉致監禁していた事件で、略取・逮捕監禁致傷などの罪に問われている四谷一、無職・佐藤宣行被告(38)の第五回公判が新潟地裁で開かれ、佐藤被告も出廷する中、被告の母親(74)と被害者女性の両親の証人尋問が行われた。女性の両親は「9年間の時間は埋まらない。」と、涙ながらに訴えた。
12月6日 刈羽村村議会は「ラピカ」の建設問題を調査する百条委員会を開き、不当沈下、産廃の不法投棄が指摘されている源土運動場の問題も調査し、行政の対応を求めることに決定。
12月7日 柏崎商工会議所が11月に会員企業187社に実施した「年末一時金(ボーナス)に関する意識調査の報告書がこのほどまとまった。それによると、「昨年並み」が56.0%と最も多く、「増額」と答えた企業も16.8%で、昨年より12社増えた。
12月7日 市は、自治省が示した基準で初めて作成した平成11年度決算貸借対照表を発表した。それによると、年度末現在の資産合計は約1,358億円、負債合計は392億円で、その差額である正味資産は966億円となった。このバランスシートは、今月20日の広報や市のホームページなどに掲載する。
12月9日 東電が学園ゾーンに設置・寄付する仮称・環境共生公園をめぐって、市議会の学園まちづくり特別委員会が、柏崎公民館で同講演管理運営検討委員会と懇談会開催。
12月10日 音楽劇「手作り六十(ロクマル)」の公演が市民会館大ホールで行われ、近代演劇の祖イプセン作・グリーク作曲の「ペールギュント」、佐渡・荻町を舞台にした「越佐」の二作が全て市民の手で上演された。総勢に百人以上の市民が出演し、立ち見が出るほどの盛況で、感動の拍手が鳴り止まなかった。
12月11日 市議会12月定例会開催。総額7,316万8,000円の本年度一般会計補正予算や市民プラザ設置条例の制定など22議案が提出。21日までの11日間の会期。
12月12日 柏崎トルコ文化村の受け皿会社建設問題で、西川市長は出資のための一般会計予算案を12月定例会に追加提出したい意向を表明。出資額は数百万円の見込み。
12月12日 市議会12月定例会の一般質問で「高度情報通信ネットワーク社会形成基本法」(IT基本法)をめぐっての質疑に対し、西川市長は新年度に市民を含む関係者による推進会議を設置する考えを表明。またすでに県に機器、予算などを要望し、2,000人程度を対象とした講習会を計画していることも明らかにした。
12月13日 市はこのほど高度情報化の一環として」、例規集のデータベース化を完成。市役所各課のコンピュータで検索できるほか、CD−ROMも作成した。
12月13日 25日召集される刈羽村村議会12月定例会に、東電原発プルサーマル受け入れの是非を問う住民投票条例案が、3議員発議で提出されることが明らかになった。条例案は、受け入れの是非を村民の住民投票によって決定しようというもの。
12月15日 先月の刈羽村村長選で初当選した品田宏夫新村長(43)が初登庁し、職員に「村民と一体になって新しい村を作り上げよう」と呼びかけた。品田村長はプルサーマル住民投票条例案について国、東電に「了解」をしていることを踏まえて価値ある議論を期待すると表明。「条例が可決、制定されれば、それに則って粛々と行動する」とも述べた。
12月15日 県は10月1日現在で実施した国勢調査の速報を発表。それによると、柏崎の人口は8万8,419人(男4万3,872人、女4万4,547人)で、平成7年の前回調査を2,810人(3.1%)下回った。県内112市町村の中で最大の減少人数となった。
12月17日 柏崎署管内で発生した今年の人身交通事故件数が513件となり、これまで最多だった昭和47年の512件を超えて過去最悪となった。
12月18日 縁起物の瓢箪で作った表札を玄関に掲げて21世紀を迎えようと、高柳町岡田で集落全戸の表札作りが仕上げの段階に入っている。表札作りは「岡田ひょうたん会」の人たちが担当。
12月18日 東電は先月29日青森県むつ市から要請のあった使用済み核燃料の中間貯蔵施設「リサイクル燃料備蓄センター」の立地可能性調査を同市関根浜港周辺地域で行うことを杉山市長に回答。
12月19日 市は柏崎トルコ文化村再建の受け皿会社に出資する為の一般会計補正予算を議会に送った。同予算では商工費の中の観光費に出資金として400万円を計上、21日の本会議に提出される。
12月19日 柏崎トルコ文化村の受け皿会社設立を目指し、柏崎商工会議所は植木馨会頭ら設立発起人7人の名前を公表。市出資金400万円の議案が提出される21日の審議を見守りたいとしている。
12月21日 東電は定期記者会見で3号機の次回(第六回)定期検査の計画を繰り延べるすることを発表。3号機は来年春頃プルサーマル導入が予定されており、当初来年2月15日から4月15日までの60日間を予定していたが、4月17日から7月13日までの88日間に変更する。
12月21日 市議会は12月定例会本会議で、柏崎トルコ文化村の受け皿会社設立に、市が400万円を出資したいという本年度一般会計補正予算案を賛成少数で否決。これにより新会社設立はきわめて困難となった。
12月22日 柏崎トルコ文化村は記者会見で、新たに受け皿会社を模索して来年六月まで自力営業を継続することを表明。
12月25日 刈羽村村議会が開会、一般質問で品田宏夫新村長はラピカの建設問題の解明に向け、村、生涯学習振興公社職員等五人と県の派遣職員一人でつくる「ラピカ問題対策室」を一月から発足させることを表明。
12月26日 東電原発の温排水を利用した栽培漁業の事業化に向け、クルマエビやアコヤガイの育成試験調査が、市の委託により海洋生物研究所実証試験場で進められている。
12月26日 刈羽村村議会の12月定例会は4議員の発議で提出された東電原発プルサーマル計画受け入れの是非を問う住民投票条例案を審議採決。議員18人のうち議長を除く賛成9、反対8で可決した。村長は3日以内に条例の送付を受け、20日以内に公布する。
12月27日 柏崎トルコ文化村の受け皿会社設立を巡って、初の発起人会が開かれ市議会での否決を踏まえて、発起人会としては会社設立を断念することを明らかにした。
12月28日 市は、10月一日現在で行われた国勢調査の速報値による市内地域別の人口・所帯数をまとめた。それによると、旧市域と周辺部が大きく人口を減らし、高田・田尻・西中通などの近郊地が膨らむ現象が顕著になった。
UP 2002/2/25

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