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柏崎市 平成の出来事

資料:柏崎情報(柏崎日報社発行)
編纂:NET・陽だまり

平成19年(2007年)

月 日 記       事
1月1日 全国的に穏やかな正月日和。柏崎でも昨年と違って雪のない快晴の年明けとなった。
1月1日 柏崎郵便局の年賀状配達は元日が103万102通で対前年比8%増。3日までに約113万6,000通(前年比7.9%減)を家庭や事業所に届けた。
1月4日 新春恒例の市と柏崎商工会議所主催による賀詞交換会が市民プラザで開かれ、市内各界各層の代表ら約600人が一堂に会して、2007年のスタートを祝った。
1月5日 会田市長は年頭の記者会見を行い、市の2007年度当初予算編成について、一般会計の規模が06年度当初(405億2,000万円)を上回る460億円前後になるとの見通しを示した。
1月6日 市教育委員会は、柏崎フロンティアパーク事業(産業団地造成)に伴って市内軽井川地内で行っていた軽井川南遺跡群の発掘調査を昨年内で完了。4年に及ぶ調査では製鉄・鍛造・鋳造に関わる遺構、遺物が出土し、日本海側の古代鉄作りの歴史を明らかにするうえで大きな成果を収めた。
1月9日 信用調査会社の帝国データバンクのまとめによると、柏崎市刈羽郡の本社企業で売上高5億円以上は前期と同じ68社、10億円以上は53社で前期より5社増加。
1月9日 柏崎地方は低気圧の影響で強風が吹き荒れ鉄道のダイヤが乱れたり、市内各地で電線が断線し約3,000軒が停電した。立木や照明灯の倒壊などの被害も出た。
1月10日 松波コミュニティ振興協議会がコミュニティ創立30周年を記念して、献立集「いただきますー松波の味百科ー」を製作。昔から伝わる料理に現代風なものを加え、レシピは全部で280種。1,400部製作新年早々に地区全所帯に配布した。
1月10日 新潟新潟産業大学の広川俊夫学長は学内で就任会見を行い、柏専学院創立60周年、新潟産業大学開学20周年に当たり、経営改革推進、地域との連携に取り組む決意を表明。
1月11日 原発1、4号機で冷却用海水温度データが改ざんされていた問題で、東京電力は原因調査結果と再発防止対策を県・市・刈羽村に報告するとともに、千野原発所長らが記者会見で説明。改ざんの原因は、取放水温度差が許認可の「7度」を超えることについて対外的な説明や改善工事を避けたかったためとした。
1月12日 柏崎農協管内の農業者、関係機関が一つになって特色ある米作りと品質向上を目指す「柏崎地域売れる米づくり推進大会」が刈羽村ラピカで開催。2007年度から農業政策が大きく変わる中、危機感が前面に出た大会となった。
1月13日 市内大久保2、蝋型斑紫銅の伝統を受け継ぐ四代晴雲・原宗右エ門さん(71)が16日から、首都圏では初の個展を東京・日本橋にいがた館NICOプラザ#2で開く。長男夫婦の作品も併せて展示。
1月14日 中越地震の復興支援チャリティコンサート「柏崎から送る心のハーモニー」が市民会館大ホールで開かれた。市内外の音楽仲間ら約300人が出演。最後に出演者全員と会場が「世界に一つだけの花」の演奏、合唱、手話で一体となった。
1月14日 柏崎演劇フェスティバルが産文会館文化ホールで開幕。初日は十日町市の劇団・御の字が熱演。2月下旬まで市内外の9団体の公演が予定されている。
1月15日 新潟産業大学経営改革推進室の非常勤顧問に就任した前筑波大学長の北原保雄氏(70)が初めて会議に出席し、メンバーと意見交換。北原顧問は「大学が市の特色、シンボルとなるよう頑張る、地域も支援して欲しい。」と訴え、多面的な提案を投げかけた。
1月16日 市教育委員会が5日現在でまとめた市内小中学校の新入学児童数は前年同期より26人少ない1,672人と見込まれ、依然少子化の傾向を示している。
1月17日 まちなか活性化計画策定委員会の最終会合が市の主催のもと柏崎商工会議所で開かれた。柏崎駅周辺の将来像として旧西川鉄工場跡地への市民会館移転・新築などを基本方針とし、そのほか公共公益施設、大型集客施設を主要機能とする2つの案をまとめた。
1月18日 柏崎土地改良区はこのほど、300点以上の古文書などの資料を解読し整理・分類した「近世の藤井堰と東江・西江」(A4判0ページ)を発行。水争いの歴史、先人たちが苦労して農業用水を確保してきた跡が読み取れる。
1月19日 柏崎署がまとめた2006年の管内交通事故の状況によると、人身事故件数、死者、負傷者共に前年を下回る”トリプル減”だった。特に死者数の5人は13人から大幅に減少。この40年間でも1985年の4人に次ぐ少ない数になった。
1月19日 市内水上の山波家希さん(61)=山波農場代表取締役社長=がこのほど、社団法人・大日本農会から2006年度農事功績者(農産・特産部門)として「緑白綬有功章」を受章。
1月20日 大学入試シーズンの幕開けとなる大学入試センター試験が、全国一斉に始まった。柏崎地区の試験会場となった新潟産大では、県内志願者の増加から長岡地区の高校などが加わり、前年度より172人多い過去最多の524人が出願。1時間目の公民には293人が受験した。
1月22日 新年度から新しい農業政策・品目横断的経営安定対策が始まるのを前に、2006年度中に13の農事組合法人が新たに設立される。全ての説明会が終了すれば合わせて32の法人が生まれることになる。。
1月23日 市の住民基本台帳によると、2006年1年間の出生数は708人で、前年に比べて57人多く、2年ぶりに700人台に戻った。しかし10年間に100人以上も少なくなっており、依然として少子化対策は大きな課題。
1月24日 柏崎青年会議所は今年創立50周年を迎えたことから、三つの記念事業からなる実施計画「ECO・ACTION2007」をまとめ、記念事業実行委員会を中心にこのほどPR活動に入った。4月6日、会員を対象にした海の講習会を柏崎エネルギーホールで行う。
1月25日 市が降積雪を記録している市内9カ所の観測地点で今冬、記録的な小雪が続いている。旧市内では今のところ全く積雪はゼロ。
1月25日 市は、新市民会館建設検討委員会の第6回会合を夜市役所分館会議室で開き、新市民会館の基本理念、必要な機能などを協議。まちなか活性計画策定委員会が先に提案していた駅前旧西川鉄工場跡地の案を最適としながらも、駐車場の確保で工夫を求めた。
1月26日 市は経営難の続く第3セクター・柏崎ぶどう村を再建するため、新たに9,000万円の増資のうち8,000万円の出資を行う考えであることが柏崎日報社の調べで判明。また、ぶどう村では経営の刷新を図るため、社長の交代が予定されている。
1月27日 待望の新校舎が完成した田尻小(児童数548人)で午前、竣工式が行われた。同校児童、職員をはじめ、たくさんの関係者が参列し、新校舎を喜びで包んだ。
1月28日 県立中高一貫校の合格者発表が快晴に恵まれたこの日県内6校で一斉に行われた。柏崎翔洋中等教育学校では2学級・80人の募集に対し、126人が受験、84人(男子26人、女子58人)が首尾よく合格。
1月29日 柏崎労働基準監督署管内で昨年発生した死亡労働災害は4件で、平成に入って最悪だった前年と同数だった。休業4日以上の労災は104件で前年同期を20件下回った。
1月30日 柏崎商工会議所が会員事業所を対象に行った昨年12月の柏崎地域早期景気観測調査によると、全産業合計の業況DIは、前月よりマイナス幅が5.4ポイント縮小し、マイナス24.8となった。小売業は大幅好転したが、他業種では依然として苦戦が続いている。
1月30日 上越新幹線直行特急早期実現期成同盟会の2006年度総会が新潟市内で行われた。規約の改正で、JR信越本線長岡ー上越間の利便性の維持・向上を目的に加えることを承認。会田市長は上越だけでなく県全体の問題として取り組むことの必要性を強調した。
1月31日 東京電力は柏崎刈羽原発で過去に行われた国の定期検査で、ポンプの故障を隠して機能検査に合格させる偽装工作やデータ改ざんが4件見つかったことを公表。法定検査以外にも、改ざんが3件あり、不正は合わせて7件に上った。これらは、同原発などの冷却用海水温度データの改ざんを受けて同社が進めている発電設備の総点検・調査で判明したもので、中間結果として経産省原子力安全・保安院と県・市・刈羽村にこの日報告した。
2月2日 市は4月から、新たに祝日もごみと粗大ゴミを除く資源物の収集を行い、市民ニーズに対応する。白色トレー、プラスチック製容器包装の区分けを廃止、収集回数の増加など、資源物を出しやすくする環境を整える。
2月5日 信用調査会社の帝国データバンクによると、昨年の県内企業倒産は41件で、負債総額365億200万円だった。市内では石橋組の民事再生法申請1件、60億1,900万円が計上された。
2月5日 市は、市廃棄物減量等推進審議会の今年度第2回会合を市役所で開催。事務局が家庭ごみの有料化を再提案する考えを説明、委員会も市の方針を了承。
2月6日 市民文化誌刊行委員会は市民プラザで今年度3回目の会合を開き、3月下旬に発行予定の市民文化誌「風の色」第2号の編集状況などを確認。
2月7日 会田市長は定例記者会見で、東京電力柏崎刈羽原発で新たに見つかった定期検査での偽装工作やデータ改ざんの不正について、泉田知事、品田刈羽村長との3者会談を8日午前県庁で開くことを明らかにした。
2月7日 市は、経営難が続く第3セクター・柏崎ぶどう村(市内芋川、植木馨社長)の再建計画を打ち出したことに伴い、市議会の意見拝聴会を開催。新たに8,000万円の増資を行いたいとするもので、植木社長に代わって予定される新社長のもとでの経営改善計画案も説明。
2月9日 柏崎のアメダスによると、今年1月の平均気温は4.3度で、昨年の1.5度を大きく上回り、3月12日の平年値と同じだった。近年にないポカポカ陽気の1月となった。
2月10日 市内田中の柏崎地方合同庁舎内、柏崎労働基準監督署が3月30日で廃止され、31日から長岡労働基準監督署に統合される。1947年9月1日開設以来の60年の歴史に終止符を打つ。
2月13日 市立図書館・ソフィアセンターが館内の蔵書点検を行い、このほど所蔵状況をまとめた。集計では図書や郷土資料、AV資料を合わせた総数は前年同期比0.8%増の約27万1,000点に上った。
2月14日 市はこのほど、市内のもっとも身近な住民組織である町内会を対象にアンケート調査を行い、その結果をまとめた。活動を行う上の問題点として「役員の後継者不足」を上げる町内が圧倒的に多く、町内の課題では「少子高齢化による人口減少」「環境保全・ごみ問題」などが目立った。
2月14日 泉田知事は2007年度の県当初予算案を発表。柏崎刈羽関係では、原子力周辺地域対策費62億8,992億円、鵜川治水ダム事業費6億5,200万円などが盛り込まれた。
2月15日 東電柏刈原発を監視する地元住民組織「柏崎刈羽原子力発電所の透明性を確保する地域の会」の臨時会が、柏崎原子力広報センターで開かれ、同原発の不正問題を巡って議論した。
2月16日 市は、経営難の続く第3セクター・柏崎ぶどう村への支援に伴う出資として、19日の市議会に2006年度一般会計補正予算案4,000万円の提案を予定していたが、取り下げることを市議会に報告。
2月16日 会田市長は市の2007年度当初予算案を発表。一般会計の規模は465億9,000万円で、06年度当初額を15億7,000万円、3.5%上回った。特別会計、企業会計を加えた総額は06年度比4.0%増の909億6,047万9,000円。いずれも26日、市議会2月定例会に提案される。
2月19日 市議会2月定例会の本会議で会田市長は、株式会社・柏崎ぶどう村への増資議案の撤回に関連し、現況と当面の対応を報告。
2月19日 第52回青少年読書感想文全国コンクールの表彰式がこのほど、東京会館で行われ、北鯖石小4年・小熊梨子さんの「メアリーが教えてくれたこと」が、自由課題では優秀賞に次ぐ優良賞の全国学校図書館協議会長賞を受賞。同校の読書指導に対しては学校賞が贈られた。
2月20日 市消防本部がまとめた2006年の管内救急統計によると、出動件数は3,570件、搬送人数は3,429人だった。前年に比べ、共に12件、11人減少したものの、出動件数が3,000件を超えたのは2000年から6年連続、搬送人数の3,000人超は01年から5年連続。
2月20日 県柏崎地域振興局が食文化発信事業の一環として、柏崎刈羽のブランドメニューの創造を目指し、関係者による中間検討会を市民プラザで開いた。柏刈の豊富な資源を使った「海」「里」「山」の多様なメニューが試作され、味覚、普及性の点から意見交換を行った。
2月21日 東電柏刈原発で定期検査の偽装工作やデータ改ざんが見つかったことを受けて、市議会は2月定例本会議で、東電と国に対応を求める議員発案の決議を全会一致で可決。本会議終了後、千野原発所長を呼び、霜田議長が決議文を手渡したほか、甘利通産大臣らに郵送した。
2月22日 県はこのほど、県内湖沼・河川・海岸26ケ所で1月に実施したガンカモ科鳥類の生息調査の結果を公表。市内西山町の長嶺大池周辺では前年より94羽多い286羽の白鳥を確認した。
2月22日 市議会2月定例会の厚生委員会で当局は、養護老人ホーム・御山荘(市内上田尻)の民営化に向け、柏崎刈羽福祉事業協議会と事前協議を重ね、16日付で覚書を交わしたことを報告。民営化の実施時期は08年4月1日となる。
2月23日 柏崎商工会議所はこのほど、2006年度の年末一時金(冬のボーナス)に関する調査結果をまとめた。支給額は前年並みが多かったが製造業には増額が目立った。調査は今年1月10日から2月2日にかけて市内会員事業所158社にアンケートを行い、99社から回答を得たもの。
2月23日 市議会2月定例会の総務常任委員会で当局は、今年度取り組んだ市活性化方策検討調査の報告書を提示。基本計画策定に向けた協議会を2007年度中に立ち上げる考えを示した。
2月25日 市教育委員会は、「柏崎の製鉄遺跡を探る」をテーマに、市内軽井川地内で発掘調査を行った軽井川南遺跡群の報告会を産文会館大ホールで開催。国学院大教授で県立歴史博物館長である小林達雄氏の特別講演もあり、市内外の約100人の参加者が熱心に聞き入った。
2月26日 会田市長は市議会2月定例会本会議で2007年度施政方針演説を行い、高柳・西山と合併した新柏崎市の10年計画である第4時総合計画がスタートを切る年として、着実な推進を図って行くことを訴えた。課題として特に人口減少と少子高齢化を指摘、産業の活性化による働く場の確保を強調。
2月27日 ぎおん柏崎まつりの日程や内容などを話し合うぎおん柏崎まつり検討委員会が、柏崎商工会議所で開かれた。4月末のぎおん柏崎まつり協賛会総会までに結論を出し、協賛会会長である会田市長に答申する。検討委員は座長である吉田直一郎氏ほか9名。
2月27日 農林水産省などが主催する第2回美の里コンクールの審査結果が発表され、上位候補にノミネートされていた市内別俣地区は最高賞に次ぐ農林水産省農村振興局長賞に輝いた。
3月1日 東京電力は、柏崎刈羽原発で過去の不正が新たに3件見つかったと経産省・県・市・刈羽村に報告。1号機で、定期検査のため原子炉を手動停止しようとしたときに、設備の故障で炉が緊急停止したことを国と地元自治体に報告せず隠していた。今回の3件を含めていずれも2002年のトラブル隠し以前のものとはいえ、悪質な不正が次々と明らかになる事態となった。
3月1日 市議会2月定例会は本会議で、新年度の市政に対する代表質問と、同年度当初予算案の質疑が行われた。前年度に引き続き2回目となった代表質問には8会派が立ち、07年度からスタートを切る第4次総合計画、厳しい状況下での財政運営、医療制度の充実、合併の旧2町が抱える諸問題をめぐり、市の考えを質した。
3月2日 東京電力柏崎刈羽原発で定期検査の偽装工作や原子炉緊急停止の隠蔽など過去の不正が見つかったことを受け、市議会と刈羽村議会は勝俣恒久・同社社長らを呼んで全員協議会を開いた。勝俣社長が不正を謝罪したが、議員からは東電の企業体質への厳しい批判が相次いだ。
3月3日 日本郵政公社による郵便局集配業務などの再編で、12日から、鉢崎、野田、高柳、石地の4局が無集配局になる。また同日以降、集配業務の統括センターとなる柏崎局以外の全ての局で土・日曜日の窓口業務が行われなくなる。
3月4日 3日間にわたり東京表参道ネスパスで開催された柏崎観光協会の柏崎PRフェアー「おもしぇーよっ柏崎」の最終日。館前で日本海太鼓が演奏し、大勢の道行く人を館内に招きいれた。3日間の来館者数は合計で約1万2,000人。
3月5日 2007年度は、新柏崎市の10年計画である第4次総合計画がスタートする。起年の年にふさわしく、今後の都市づくりに向けた検討・研究の新規事業や拡充施策が予算案に取り込まれた。
3月5日 市議会2月定例会の一般質問で会田市長は、環境保全、将来の負担増を避けるため、家庭ごみの有料化を議会に再提案する考えを提示。有料化は昨年12月に提案されたが一部反対議員の修正案が提出され否決された経緯がある。
3月6日 市内の中学校で一斉に卒業式が行われ、別れを惜しむかのような雨が降る中、12校の856人が3年間の思い出と新しい希望を胸に学び舎を巣立った。
3月7日 「柏崎刈羽原子力発電所の透明性を確保する地域の会」の第45回定例会が夜、市内荒浜1の原子力広報センターで開催。千野宗雄・同原発所長も出席し過去の不正を謝罪した。
3月7日 国指定重要無形民俗文化財・綾子舞の伝承学習推進校の南中など3校が、伝統の灯を未来へ橋渡しする願いを込めて、このほどはじめて児童生徒向け「伝統学習のしおり」を作成。
3月8日 2006年の市内製造品出荷額等は前年より257億8,591万円(12.4%)多い2,342億6,034万円で、4年連続の増加だったことが市の工業統計調査速報で判明。増加幅は前年より5.1ポイント拡大。
3月9日 市は、4月9日付人事異動を発表。異動規模は前年度より44人少ない368人。部長級では、危機管理全般を所管することになった防災監を危機管理監に改称、田村史朗氏がそのまま在任。
3月9日 市議会2月定例会の文教経済常任委員会が開催され、2007年度一般会計当初予算案の質疑が行われ、議員から柏崎フロンティアパークの進出見通しなどについて質疑がなされた。
3月10日 市がガス事業民営化へ動き出した中、地元住民でガス事業のあり方を考えようという集会が、市民プラザで開かれた。参加者の中からは民営化に対する疑問の声も聞かれた。
3月12日 信用調査会社の帝国データバンクによると、市内西山大崎のゴルフ場「石地シーサイドカントリークラブ」を経営する石地観光開発はこのほど、地裁長岡支部に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。負債総額は約180億円。
3月12日 市議会2月定例会の建設企業常任委員会が開かれ、都市整備所管の2007年度一般会計当初予算案、公共下水道・農業集落排水の事業会計案、小松イスト跡地利用などについての質疑が行われた。
3月13日 柏崎中央ロータリークラブは、第4回留学生懸賞論文コンクールの授賞式を柏崎ベルナールで開催。「これからの日本と外国人」をテーマに新潟産業大学生から5編の応募があり、優秀賞1点、佳作1点、努力賞3点が選ばれた。
3月14日 市内畔屋、社会福祉法人・柏崎刈羽福祉事業協会が運営する特別養護老人ホーム「むつみ荘」でショートスティ・デイサービス専用棟の増築工事が完成。16日竣工式、21日見学会、4月1日利用開始の予定。
3月14日 市議会2月定例会の厚生常任委員会で当局は、2007年度に国の一部改正に準じて市の保育料の改正が予定されているとした。併せて市独自で保育料の多子軽減拡大を実施し同時入園3人目以降は無料とすることなどを報告。
3月15日 市内西山大崎の雪割草の里で17、18日第11回雪割草祭が開かれる。祭を前に、地元石地小の3,4年生が総合学習でガイドの実習に取り組んだ。
3月16日 国の文化審議会が、市内西本町3、喬柏園を登録有形文化財とするよう伊吹文明文科省大臣に答申。築後50年経過していることが基準。市内ではギャラリー「十三代長兵衛」「六宜閣本館・同松風閣」に次ぎ3件目。
3月16日 国の2006年度補正予算で、国道8号線の曾地峠に架かる3つの橋の橋脚補強工事が今年12月完成を目指して行われる。落橋防止装置や軟弱地盤対策も認められた。曾地峠は一日交通量13,000台の大動脈。
3月18日 柏崎シニア登山愛好会が、市民会館第1会議室で総会を開き、今年の計画を決めた。会員たちは本格的な山行シーズンに向け、大張り切り。
3月19日 市社会福祉協議会はこのほど、地域福祉推進事業の一貫として市内豊町の総合福祉センターで開設している総合相談所の2006年1年間の利用件数をまとめた。合計件数は554件。結婚相談が廃止されたせいか前年比110件余の減。
3月20日 市教育委員会と学校保健会柏崎支部が、2006年度の市内児童生徒の体格や健康状態の結果などを集計表にまとめた。身長は全学年でほぼ全国平均。肥満度は小学校は全体に増加、中学校はやや減少傾向。肥満や、生活習慣の改善が引き続き課題となった。
3月20日 東京電力は、柏崎刈羽原発1号機で2000年に行われた定期検査中に制御棒2本が引き抜かれるトラブルがあったと発表し、千野所長が陳謝。臨界事故に至らず、保安規定に触れるものではないと判断し、通産省に報告しなかったという。
3月22日 市議会2月定例会の本会議で、総額465億9,000万円の一般会計はじめ2007年度当初予算案12件を原案通り可決。06年度一般会計は補正予算案2件が可決、総額458億7,243万6,000円。
3月22日 4月15日告示・22日投開票の市議選(定数30)に向け、立候補予定者説明会が市役所で開催。定数を4超過する34陣営が出席。
3月23日 県教育委員会は、県内小中学校の教職員異動を発表。発令は4月1日。柏崎関係では、校長人事で定年退職を含めて13カ校の校長が・退出し、同数の校長が転入・配置換えになる。異動規模は校長・教頭・一般教職員を含めて329人になる。
3月23日 経営難に陥っているし第3セクター・柏崎ぶどう村の植木馨社長は、経営の最終結論の責任は市にあるという見解を表明。
3月24日 市、市社会福祉協議会が「あたたかい心で支え合い、人が豊かに輝くまち」を基本理念にした市地域福祉計画の発表会を産文大ホールで開催。
3月25日 石川県能登半島沖を震源とする地震で、刈羽村では震度5弱の揺れを観測、災害対策本部が設置された。柏崎管内では特に被害は確認されず。
3月27日 中越地震で被災し、仮設住宅での生活を余儀なくされた市内所帯のうち、最後まで残った北条地区四日町仮設の2所帯の住宅再建・退去が決まり、同集会所で「健康ひろば」の思い出を語る昼食会が開かれた。
3月28日 30日に迫った県議選告示を目前にして、自民党現職で8期目をねらう三富佳一氏(68)、同じく自民党現職で7期目を目指す東山英機氏(62)、無所属新人で元防衛大学校助教授の高橋赳彦氏(65)の3人が、激しい前哨戦を繰り広げている。投開票は4月8日。
3月29日 市内若葉町、柏崎情報開発センター「KASIX(カシックス)」は4月3日、設立20周年記念式典を同社メディアルームで行う。記念事業として市に車椅子50台を贈る。
3月29日 ラジコンヘリコプターを使った稲などの防除を受託する農事組合法人「アグリパル柏崎」の設立総会がこのほど、県柏崎地域振興局で行われた。メンバーは「柏崎地域青年農業士会」の4人。県、市でも4人を応援。
3月30日 県内統一地方選の第1弾として、県議会議員選挙が告示、4月8日の投開票日を目指して9日間の選挙戦がスタート。柏崎市刈羽郡区(定数2)では、自民党現職で7期目を狙う東山英機氏(62)、同じく自民党現職で8期目に挑む三富佳一氏(68)、無所属新人で元防衛大学助教授の高橋赳彦氏(65)の3人が立候補。8年ぶりの三つ巴戦に注目が集まっている。
3月30日 東京電力は、柏崎刈羽原発6号機で試運転中の1996年に、操作ミスによって原子炉の制御棒4本が抜けるトラブルがあったと発表。これに対し会田市長は、企業体質の改善と安全運転管理体制の強化を強く要望するコメントを出した。
3月31日 古都保存法施行40周年を記念した「美しい日本の歴史的風土100選」の「準100選」に、柏崎市の綾子舞街道、荻ノ島かやぶき環状集落が選ばれた。2箇所とも市が資源活用型観光事業の対象にしており、事業化へ向けて弾みをつけた。
4月1日 市内北半田2、刈羽郡総合病院で、新しい内科・小児科の「柏崎休日・夜間急患センター」がスタート。郡病院を運営主体に、柏崎市刈羽郡医師会、柏崎薬剤師会の協力で実現した。小林委員長、会田市長立ち合う中、初日のこの日は子供、一般成人など24人が利用。
4月1日 地方自治法の改正に伴い、市に副市長制が導入され、助役を務めてきた若山正樹氏(60)が副市長に就任。
4月2日 市内宝町でパンの製造・販売を中心とするNPO法人「かしわハンズ」が、法人取得と障害者自立支援法に伴う「就労継続支援B型」サービスの出発式を行い、新たな門出を祝った。
4月3日 市内若葉町、柏崎情報開発センター「KASIX(カシックス)」は、設立20周年を同社で行い、情報化を通じた地域貢献へ決意を新たにした。社名は株主総会で承認を得て、7月から「株式会社KASIX」とする。
4月4日 水田の代(しろ)かきなど本格的な春の農作業がまもなく始まるが、記録的な暖冬小雪で農業用水の不足が心配されている。柏崎土地改良区では「今後の雨次第では、過去に経験したことのない事態も予測される」として、用水の有効利用を呼びかけるチラシを作成し、近く組合員に配布する。
4月4日 入館者が激減している市内青海川の柏崎コレクションビレッジ3館の再生を目指して、「コレクションビレッジ観光メニュー開発検討委員会が、近く報告書をまとめる。「日本コレクション学会」の設立も中に盛り込まれている。
4月5日 市内小中学校の入学式が6日、9日に各校で行われる。新入学の児童生徒は市内の全小中学校を合わせて1,595人。希望に胸を膨らませて、新しい学校生活のスタートを切る。
4月5日 新潟工科大は、大学院棟1階に基礎科目の指導、相談に当たる学習支援センターを開設。県内では初めての設置。
4月6日 先月30日に告示された県議選は、8日の投開票に向けた戦いが終盤戦に入った。柏崎刈羽郡区では、東山英機(62)、三富佳一(68)、高橋赳彦(65)の3候補が支持拡大へ追い込みを図る。
4月6日 番神旅館浜茶屋組合が市有地に恒久的建築の浜茶屋を建てている問題で、建設の白紙撤回を求める市民代表5人が、市役所に会田市長を訪ね、6,128人分の反対署名簿を手渡した。
4月8日 県議選の投開票が行われ、自民党現職の三富佳一氏(68)が1万9,600票余りのトップ当選で8期目を飾った。2位は1万7,000票台の大接戦となり、自民党現職の東山英機氏(62)が辛勝して7選。無所属新人で元防衛大学校助教授の高橋赳彦氏(65)は254票差で涙を呑んだ。投票率は68.96%。
4月10日 市は、1市2町の合併後の新しいまちづくりの指針となる第4次総合計画を今年度からスタートさせ、基本構想・前期基本計画を本編・概要版の冊子にまとめた。新総合計画は「市民参加のまちづくり基本条例」と市町合併の新市建設計画を踏まえて策定。
4月10日 県統計課がこのほど公表した2004年度の「市町村民経済計算」報告書によると、柏崎市の一人当たり市民所得は287万3,000円で、前年度より3.3%増加。県全体の額を上回り県内では7位。
4月12日 市は国土交通省の2007年度まちづくりナビプロジェクトの補助事業の採択を受け、本年度末までに「柏崎観光ナビ構築事業」を実施する。実施主体は近く発足予定の柏崎観光ナビ推進協議会。
4月12日 新潟工科大は、工学部4学科のうち、「物質生物システム工学科」を2008年度から「環境科学科」に改組すると発表。それに伴い、新カリキュラムを編成、専門教員2人を増員する。
4月13日 統一地方選後半の戦いとして、柏崎市議選が15日、刈羽村議選が17日に告示される。投開票はいずれも22日。市議選では、現職23人、新人9人の合わせて32人が立候補を表明、定数2人超。
4月14日 市選挙管理委員会が市議選告示前日現在でまとめた市内選挙人名簿の登録者数は、男性3万7,556人、女性3万9,613人、計7万7,169人。旧高柳町・西山町との合併で前回より7,868人多い。
4月15日 統一地方選の後半戦として、柏崎市議会議員選挙が告示、現職23人、新人9人の合わせて32人が立候補。高柳・西山が加わった新柏崎市のまちづくりと議会の方針を問う重要な選挙であり、各陣営は22日の投開票に向けて、1週間の運動を繰り広げてゆく。
4月15日 NPO法人・北条人材バンクが今月1日付けで設立母体の北条地区コミュニティ振興協議会から独立し、山澗地内にこのほど事務所を開設し活動をスタート。
4月16日 市教育委員会はこのほど、学習指導資料集「はじめよう!キャリア教育」を作成。実践協力校の取り組み事例100例以上を収録したCD-ROM版を市内の小中学校に配布。
4月17日 任期満了に伴う刈羽村議選が告示された。定数14に対し、4人超過の18人が立候補の届出を済ませ、5日間の選挙戦に突入。
4月18日 柏崎商工会議所は、今年2月から3月にかけて実施した労働力調査の結果をこのほど報告書にまとめた。非正社員や部外労働者を雇用している事業所が73.8%に達していることが明らかになり、特に商業・飲食業では92.0%に上った。
4月18日 信用調査会社の帝国データバンクによると、2006年度の県内企業倒産(負債額1,000万円以上)の法的整理)は42件、うち市内では石橋組、石地観光開発の民事再生法の申請2件、負債総額240億1,900万円が計上。
4月19日 経営難が続く市の第3セクター・柏崎ぶどう村は株主説明会を産文会館会議室で開催。65個人・団体の株主中、約半数が出席。説明会は非公開で行われ、終了後、報道陣の取材に対し、会社側は存続への強い意志を示した。
4月20日 統一地方選の後半戦として15日に告示された柏崎市議選と、17日に告示された刈羽村村議選は、ともに22日の投開票が目前に迫り、各候補・陣営が最後の追い込みに入った。9人の引退議員の票がどのように分散するか注目を集めている。
4月20日 市は地域活性化センターなどの助成を受け、本年度に「柏崎7街道観光資源価値向上事業」を実施する。「7街道」とは、既存の「綾子舞街道」のほか、「北国街道」、「石油街道」、「縮街道」、「じょんのび街道」、「からむし街道」、「鯖石街道」などで全市に拡大。
4月22日 柏崎市議会議員選挙(定数30)と刈羽村議会議員選挙(定数14)の投開票が行われ、無所属現職の飯塚寿之氏(47)が2,995票を獲得、2回連続のトップ再選を果たした。2位は池田千賀子氏(46)、3位は本間厚幸氏(57)、上位5位までを現職が占めた。新人では無所属・星野正仁氏(46)が最多票を集め、6位で初当選。投票率71.16%、前回を2.87ポイント下回った。
4月23日 経産省原子力安全・保安院は東電の一連のデータ改ざんや不正に対する総評価と今後の対応を県、市、刈羽村に報告。これに対し会田市長は、過去の総括が必要と指摘し、保安院を経産省から分離独立することを改めて要求。
4月24日 22日に投開票が行われた柏崎市議選は、市町村合併で有権者が増え、投票者数は前回より3,555人多い5万4,192人。有効票は5万3,395。上位10人までが2,000票以上の大量得票で、その合計は有効票の44%に当たる2万3,546票に達した。
4月25日 市はこのほど、市政eモニターを対象に、男女共同参画に対するアンケート調査を行い、結果をまとめた。「男は仕事、女は家庭」という固定的な性別役割分業意識に対し、約6割が「どちらかといえば反対」「反対」と答えた。ただ、男女参画に関する市推進条例の制定を約7割の人が知らない現実が明らかになり、今後の啓発が課題。
4月26日 柏崎商工会議所が中小企業庁の2006年度・小規模事業者新事業全国展開支援事業の助成を受けて設置した「柏崎ニューツーリズム手法検討委員会」がこのほど、検討結果を「着地主導型産業観光モデルコース構築事業」の報告書にまとめた。検討委のメンバーは財団法人社会経済生産性本部の丁野朗・研究主幹を委員長とする9人。
4月27日 東京電力が柏崎刈羽原発完成記念事業として、2004年から市内軽井川・堀の柏崎学園ゾーンで建設を進めてきた「柏崎・夢の森公園」が竣工。5月1日に市に寄贈され、6月2日開園する。夢の森公園は面積約30ヘクタール。総事業費は、市への維持管理基金寄付18億円を含み約60億円。
4月28日 連合柏崎地協の第78回柏崎地区メーデー大会が市民会館大ホールで開催。加盟労組員と家族を中心に約1,000人が参加し、「自由で平和な世界」や「格差是正」を求めるメーデー宣言を確認。あいにくの雨でデモは中止となった。
4月28日 新潟産大の川村裕子(51)教授がこのほど、角川ソフィア文庫「更級日記」を出版。今月の朝日ジュニアシリーズ「週間しゃかぽん」第5号では平安時代の習俗を監修するなど、古典の普及に力を注いでいる。
4月29日 開設3年目を迎える西山自然体験交流施設「ゆうぎ」で今期オープニング行事が行われ、新緑と好天に誘われ、家族連れなどで賑わった。
5月1日 柏崎刈羽原発完成記念事業として、東京電力が市内軽井川・堀の柏崎学園ゾーンに建設した「柏崎・夢の森公園」が、市に寄贈された。市職員ら10人のスタッフが公園内のエコハウス夢の森公園に移り、今後は6月2日の開園の準備に入って行く。
5月2日 経営難が続いていた市の第3セクター・柏崎ぶどう村が、新潟地裁長岡支部に自己破産を申し立てた。負債総額は約1億6,390万円、第12期(今年3月31日現在)までの累積赤字は約7,131万円。会田市長は「まことに残念。今後については改めて会社と相談したい」と表明。
5月3日 「はたち」の門出を祝う新成人フェスティバルが憲法記念日のこの日、市総合体育館で行われた。859人の新成人が参加。新調のスーツ、和服姿が会場を埋め、若さと晴れやかな雰囲気があふれた。
5月4日 5日は「こどもの日」。市内の15歳未満の子供の人口は4月1日現在、1万2,013人。前年同期に比べ、276人減少したことが市の年齢別人口統計で分かった。市人口に占める割合は前年同期に比べ0.2ポイント減の12.9%になり、少子化傾向をくっきりと示した。
5月7日 柏崎商工会議所はこのほど、会員事業所を対象に4月に実施した春季賃金改定に関する調査結果報告書をまとめた。「0%(賃金改定なし)」とする事業所が32.6%の最多を占める一方、「3%以上増」が16.9%で続くという二極化が進んでいることが判明。
5月8日 「柏崎工業メッセ2007」は6月1、2日の開催まで1ケ月を切り、準備が追い込みに入った。インターネットで公式サイトを立ち上げ、出展企業を紹介。取引先などへの案内も本格化している。79社・1団体・6機関が参加予定。
5月9日 市内の文化活動を収録した市民文化誌「風のいろ」第2号がこのほど刊行。市内出身の北原保雄・前筑波大学長、会田市長らによる座談会をまとめた特集「柏崎の文化を語る」をはじめ、美術、文芸作品、文化団体の活動の様子などを網羅し、一段と充実した。
5月9日 東電柏崎刈羽原発敷地内で3月に採取した松葉から人工放射性物質のコバルト60などが検出されたことを受け、同原発周辺の松葉・土壌の放射能調査を実施した県は、9箇所の調査地点のうち1箇所の松葉からコバルト60をごく微量検出したと発表。
5月10日 柏崎地域土地開発公社は今年度、南半田住宅団地の分譲価格を大幅に引き下げ、残る15区画の販売に全力をあげる。07年度は代替地2件の特別損失約1億3,430万円を計上。事業計画によると、代替取得はなく、造成も3年連続で新規事業はなく、管理費など約3,170万円を計上するにとどまった。
5月11日 柏崎商工会議所が会員事業所を対象に行った4月の柏崎地域早期景気観測調査によると、全企業合計の業況DIは前月よりマイナス幅が5.4ポイント縮小、マイナス37.9となった。2ケ月ぶりのマイナス幅拡大。
5月12日 市はこのほど、市内橋場のごみ処理施設「クリーンセンターかしわざき」などで2006年度に取り扱った市内のごみの搬入状況をまとめた。持ち込まれたごみの全量は約3万9,000トンで、前年度と比べほぼ横ばい。事業系ごみは減少したものの、家庭系のごみは増加。家庭ごみの有料化はいずれ避けられないと見られている。
5月12日 ぎおん柏崎まつり協賛会は柏崎商工会で総会を開き、予算・事業計画などを決定。日程は従来どおり7月24日から26日の固定日が望ましいとする一方、いくつかの提言も行った。
5月14日 市が2006年度から作成を進めた洪水ハザードマップが完成。鵜川や鯖石川が氾濫した際の浸水想定に、内水被害実績などを加えたもので、浸水が想定される全戸に配布し、地域の防災計画に役立ててもらう。
5月15日 日本酒「久保田」の門出和紙のラベルを使い、11人の作家がそれぞれの個性で作品を仕上げた「蘇る和紙のいのち かみのみぞ展 1紙11人11色」が、里帰り展示として7月8日まで、市内高柳町門出の高志の生紙工房で開かれている。入場無料。
5月15日 国指定の重要無形民俗文化財・綾子舞の伝承学習発会式が、南中で行われた。同校での伝承学習は今年で17年目。今年度は新道小、野田小、南中の小学3年から中学3年まで、男子9人を含め49人が参加。
5月17日 6月1、2日にみなとまち海浜公園で開かれる柏崎工業メッセ2007に向け、新潟工科大ロボット研究部が「ちびっこ工作コーナー」のリモコンロボット自動車の準備に励んでいる。このコーナーでは工科大、新潟産業大、拍工、東京電力が個別に企画を進めている。
5月18日 市はこのほど、2006年度の消費生活相談状況をまとめた。相談件数は延べ401件に上り、内容別では架空請求に関する相談が全体の約3割を占めた。
5月19日 市が、市内東本町1のフォンジェ1階キッズマジック内で一時預かり「ちびっこ館」をオープンさせ、今月で満2年。2006年度の利用は延べで2,000人近くになるなど、街中での子育て支援に大きな役割を果たしている。
5月19日 市民手づくりのイベント「かしわざき風の陣2007」が、市内みなとまち海浜公園で開幕。雨天の予報から一部イベントを中止したものの、午前10時過ぎには公園内の駐車場が満杯になるほどの賑わいになった。
5月21日 「かしわざき風の陣2007」は19・20日の両日、多彩な催しを繰り広げたが、雨模様がたたり、人出は初日1万人、2日目4万5,000人にとどまった。これは前年の9万5,000人に比べほぼ半分。しかし、柏崎青年会議所が50周年記念事業「サンドクラフトフェスティバル」で共催するなど海の柏崎らしい祭典となった。
5月22日 市はこのほど、市内東本町3、資源物リサイクルステーションの2006年度の利用状況をまとめた。回収した資源物の量は113万キロ以上となり、前年度に比べ、約36%増となった。利用人数も延べ13万人近くを数え、約43%も増えた。リサイクルステーションは駐車場不足で、9月をめどに橋場のクリーンセンター内に移転する計画だ。
5月23日 柏崎地域農業振興会の2007年度総会がワークプラザ柏崎で開かれ、品目横断的経営安定対策に対応した担い手の育成・経営支援、売れる柏崎刈羽米の生産などの事業計画を決定。
5月23日 中小企業基盤整備機構が市内軽井川で造成を進めている産業団地・柏崎フロンティアパークの企業誘致推進協議会は、柏崎商工会議所で第7回会合を開き、2007年度活動計画などを決めた。同機構は08年度春の分譲・賃貸開始に向けて、今秋にも予約公募に入る。
5月24日 市環境衛生推進協議会が参文会館文化ホールで2007年度総会を開催。基本方針や目標、事業計画などを決め、地球温暖化防止、ごみの減量化へ一層の推進を確認した。
5月25日 柏崎周辺地区国営土地改良事業推進協議会の第20回通常総会が、柏崎ベルナールで開催。北陸農政局柏崎周辺農業水利事業所が、栃ケ原・後谷の両ダムで9月3日から同時に湛水に入ることを説明。国営土地改良事業は柏崎平野の慢性的な農業用水不足解消を目指す。
5月27日 海と山に恵まれた柏崎ならではのコースを楽しむ「潮風マラソン」が、過去最多の30都府県から1,580人の市民ランナーが参加して行われた。
5月28日 市は、新たな観光資源の掘り起こしと魅力のアピールなどに向けた「柏崎七街道観光まちづくり会議」の第一回会合を市民プラザで開催。コミセン関係者を中心に、地域、女性グループ代表ら約70人が集まり事業内容を確認するなど、活動をスタートさせた。
5月29日 市内東本町1、フォンジェ・ストリート棟の職業相談所「ワークサポート柏崎」は昨年4月の開所から1年がたった。フリータやニートの自立を支援する若者職業相談コーナーには年間135人が訪れ、55人の就職に結びついた。
5月30日 東京電力が柏崎刈羽原発完成記念事業として市内軽井川・堀の柏崎学園ゾーンに建設し、市に今月寄贈した「柏崎・夢の森公園」の竣工式が、現地で行われた。東電が主催し、勝俣恒久・同社社長や会田市長、地元関係者、施工業者ら約60人が参列。公園は6月2日に開園を迎える。
6月30日 柏崎農協の第7回通常総代会が市民会館で開かれ、新設された経営管理委員をはじめ役員の選任や、2007年度事業計画など14議案を承認。従来の代表組合長理事に代わる経営管理委員会会長には今井長司氏(57)を互選。
5月31日 学生減少などに悩む新潟産業大学を支援しようと話し合いを重ねてきた「新潟産業大学を考える経済人会議」が、同大学を経営する柏専学院の松繩武彦理事長を訪ね、学生確保策など5項目の提言書を手渡した。
6月1日 柏崎工業界のものづくり技術を発信しようと、みなとまち海浜公園で3年ぶりの工業見本市「柏崎工業メッセ2007」が開幕。夕陽のドーム周辺の特設会場に市民、取引先などの来場者が午前中から次々と訪れた。入場無料。
6月2日 里山の自然と環境学校を市内外にアピールする「柏崎・夢の森公園」が開園。開園セレモニーには関係者50人のほか、一般市民も大勢集まった。3日まで、「かしわざき夢の森フェスタ」が開かれ、自然観察やウオークなどのイベントが盛りだくさんだ。
6月2日 「柏崎工業メッセ2007」は最終日のこの日、好天に恵まれ、79社・1団体・6機関が製品、技術などを出展し、昨日との2日間で約1万2,500人の入場者があった。
6月3日 環境月間第1日曜日のこの日、市の呼びかけで昨年とほぼ同数の284町内2万6,400人が参加し、「クリーンデー柏崎」の活動に取り組んだ。可燃・不燃ごみを合わせて約75トンを回収。
6月4日 柏崎市都市計画マスタープランを改定するための第1回策定委員会が市役所で開かれ、委嘱された12人の委員が都市計画や柏崎全般についての意見を述べ、1年間にわたる改訂作業をスタートさせた。委員長に中出文平・長岡技術科学大教授を選任。
6月5日 市は、関係機関による子供の虐待防止連絡会代表者会議を元気館で開催。2006年度は各相談機関にあわせて80件の相談が寄せられた。主な虐待者のうち、実母が7割以上を占めたことがわかった。
6月6日 県がこのほどまとめた2006年10月1日現在の人口移動調査によると、柏崎市の1年間の転入者は2,744人、転出者は2,748人で、転出が転入を4人上回った。転出超過は毎年の傾向だが、前年の119人と比べると大幅な減となり、近年最小。
6月7日 柏崎公共職業安定所は、管内高校を卒業する就職希望者に対する求人申し込みの説明会をワークプラザで開催。昨年度に引き続き、6校の担当者が出席し、参加した51社に生徒の採用を呼び掛けた。
6月8日 市が、市内東本町1のフォンジェ地下で「相談・安心・笑顔」をキャッチフレーズに、まちかどオアシス「こころ」をオープンして、このほど丸2年。今年3月末までのまとめでは延べ4,600人以上が訪れ、うち延べ約440人が相談を受けるなど、心のよりどころとして大きな役割を果たしている。
6月8日 会田市長は定例記者会見で、刈羽郡総合病院の精神科病棟が7月から休止になることを明らかにした。医師を確保できないことが理由。外来診療は継続するが、現行の週6日を10月からは3日に減らす。
6月9日 新潟産大は、モンゴル民族文化基金の共催で第14回モンゴル学術交流会を学内講堂で開催。夜は留学生自治会が市民プラザで交流コンサートを行った。
6月11日 市議会6月定例会が開会。4月の改選後初の定例会。初日の本会議では、提出された16議案のうち、総額6億6,419万5,000円追加の本年度一般会計補正予算案をはじめ13件をそれぞれ担当常任委員会に付託、また条例改正1件を可決、専決処分1件を承認。
6月11日 市内の西中通コミュニティ運営協議会が夜、演劇「夢舞台・西中通ものがたり」(牧岡孝原作・4幕13場)公演の発会式を同地区コミセンで行った。地域の歴史・文化を後世に伝え一層の地域づくりを図ろうと住民が一丸となって取り組み来年3月上演を目指す。
6月12日 市議会6月定例会一般質問において、高橋新一氏(社会クラブ)がJR柏崎駅周辺市街地活性化の問題を質問。これに対し会田市長は駅裏の旧小松エスト跡地を駅前より先行して民間提案を公募し、2008年度はじめ頃までには手続きを終わらせ事業着手に持ってゆきたいというスケジュールを表明。
6月13日 年金記録不備問題で、市内幸町の柏崎社会保険事務所では、本格的相談対応を始めた4日から13日までの10日間に約900人が確認に訪れた。同事務所によると、本人の申し立てと年金記録が食い違い、調査継続が必要な案件は1件となっている。
6月14日 200年以上の伝統を誇るえんま市始まる。新潟地方気象台によると、15日は雨のち曇り、16日は曇り時々晴れ。露店管理委員会によると、出店数は一般露天467、植木38で、昨年よりそれぞれ20、3少ない。初日のこの日は約7万1,600人の人出で賑わった。
6月14日 市内在住の杉田愉映画監督(32)の作品「キユミの肘サユルの膝」が、4月にポルトガル・リスボンで開かれた第4回リスボン国際映画祭で、純グランプリに当たる「オンダ・クルタ賞」受賞。5月には、米国ニューヨーク州の第49回ロチェスター国際映画祭で審査員奨励賞を受けた。さらに16日から中国北京で開かれる上海国際映画祭からも正式招待を受けた。
6月15日 えんま市二日目。天候にも恵まれ昨年より1万5,000人増の約8万人の人出となる。二日間の人出は15万人を超える盛況となった。
6月15日 気温が上がり、道路舗装のアスファルトがやわらかくなる季節を迎えている中、道路表面が突然陥没して穴が出現している箇所が多発。2004年の中越地震の後遺症の一つで、市は6月定例会に8,000万円の補修費を補正予算として提案した。
6月17日 県高校総体の水球競技が柏崎アクアパークで行われ、柏工が8年ぶり8回目の優勝を果たした。
6月18日 市は、市内の指定管理者制度導入済み施設のうち3箇所を対象に、今月から中小企業診断士に委託し、財務内容の調査、経営指導をスタート。これにより、施設サービスの質的向上、効率的な管理運営を目指す。県内では初めての試み。
6月18日 今年のえんま市は3日間の人出が約24万9,600人で、1991年に次ぎ、平成に入って2番目の賑わいだった。市露天管理委員会によると、最終日の16日は土曜と重なり約9万7,700人の人出で、大きなトラブルもなく無事終わった。
6月19日 国道8号柏崎バイパスの1日も早い全線供用開始を願い、「柏崎のみちづくりを考える会」の決起大会が参文会館で行われた。沿線住民の代表が事業の遅れによる地域の現状を訴え、大会決議を行って、促進運動の強化を求めた。
6月20日 社会福祉法人(せい)山会が昨夏から市内鯨波2地内で建設工事を進めていた特別養護老人ホーム「くじらなみ」が完成。市内では初めての完全個室対応。27日竣工式。これに先立ち23・24日に一般公開予定。
6月20日 新潟産業大は、2008年度から教職課程に小学校教諭特別養成プログラムを追加すると発表。
6月22日 市議会6月定例会は会期最終日の本会議を開き、総額6億6,419万5,000円追加の本年度一般会計補正予算案をはじめ13議案を原案通り可決、議会選出監査委員の選任など人事3件に同意。4月の改選後初の定例会となった今市会は12日間の会期を終えて閉会となった。
6月23日 日本棋院柏崎支部の創立30周年記念式典と記念公開対局が市内鯨波のメトロポリタン松島で行われた。日本棋院の東京支部から淡路修三9段と、新潟市在住の安宅学・地方棋士6段が参加、花を添えた。
6月24日 市内松美町内が「七夕まつり」をにぎやかに行い、約200人が集まった。町内を流れるよしやぶ川の川べりに大きな七夕飾りがお目見えし、願いごとを書いた短冊が風に揺れた。
6月25日 市内学校町、ギャラリー「十三代目長兵衛」で30日まで、知的障害者の通所施設「風の工房」(長野県上田市)の作品展が開かれている。市が今年度から創設したまちづくり担い手助成事業補助金の第1号。市内のNPO法人トライネットが企画提案したもので、市内の「すい星アート」も出品し、3団体のコラボレーションで楽しませている。
6月25日 市は今年度から施行された市男女共同参画推進条例に基づき、男女共同参画審議会の第1回会合を市民プラザで開催。事務局が市役所各課の推進状況を説明し、各種委員会・審議会への女性登用率を40%以上とすることなどを課題に挙げた。
6月27日 2007年度市功労者表彰の受賞者がこのほど決定。8分野から17人・1団体が選ばれたほか、金品寄付功労で2事業所に感謝状が贈られる。表彰式は市制施行記念日の7月1日に市民プラザで。
6月28日 市社会福祉協議会が市内扇町で改修工事を進めていた扇町介護保険事業センターが完成。7月2日関係者による竣工式を行い、訪問系介護保険事業の1元化と、サービス向上などを目指す。
6月28日 市は、市立博物館の展示リニューアル検討委員会の第1回会合を、同館会議室で開いた。委員数は10名。委員長に新沢佳大氏、副委員長に大竹信雄氏を選任。今年11月をめどに提言を行う。
6月29日 2005年6月の豪雨で浸水被害が発生した市内横山川流域で、学識経験者・県・市・地元町内会が連携して内水対策を進めていく横山川等総合内水対策協議会の第4回会合が、県柏崎地域振興局で開催。ポンプ場増設工事などの概要が県・市から説明され、意見交換した。
6月30日 海の利用を促進するため、市内に7月、二つの施設が相次いで完成・オープンする。まず、みなとまち海浜公園内で市マリンスポーツ交流センターが1日に開所式を行う。総事業費約5,900万円。一方、柏崎港西ふ頭では、市観光交流センターが14日にオープン。鉄骨・コンクリート造り2階建て、延べ床面積約510平方メートル。総事業費約1億9,000万円。開所式は14日。

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月 日 記       事
7月2日 市社会福祉協議会が2日、市内扇町に完成した扇町介護保険事業センターの竣工式を行った。関係者らが参列し、訪問系介護事業の一元化に期待を託した。
7月3日 みなとまち海浜公園で6月に行われた工業見本市「柏崎工業メッセ2007」の実行委員・出展社合同会議が3日開かれた。8月下旬以降に開かれる最終実行委員会で、3年後の次回開催を検討することを了承した。
7月4日 市は市内各方面からなる環境審議会の今年度第1回会合を市役所で開いた。現・市環境基本計画が2007年で終了することから、新計画策定に向け、事務局が基本理念、長期的目標など骨子の素案などを示し、委員の意見を求めた。
7月5日 柏崎港整備、利用促進協議会の2007年度総会が5日に開かれ、中浜ふ頭耐震強化岸壁の整備や西ふ頭入口交差点改良要望などを決議した。
7月9日 柏崎市と刈羽村の共同設置による柏崎刈羽地域障害者自立支援協議会の第1回会合が開かれた。障害者福祉施策の一層の推進を目指し、中核的な役割を担うもので、この日は事務局が同協議会の設置目的などを説明した。
7月10日 企業の農業参入可能に。市はこのほど「農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想」を変更し、一般企業やNPO法人の農業参入を可能にした。耕作放棄地解消に向けた施策だ。
7月12日 第21回参議院選挙が12日公示され、新潟選挙区(改選数2)には正午までに、6人が立候補を届け出た。
7月13日 96校佐藤池に集う。夏の甲子園出場を目指す第89回全国高校野球選手権新潟大会が13日、主会場の佐藤池球場で総合開会式を行い開幕した。
7月14日 新施設完成し海開き。産業港であると共に、レジャー港化も目指す柏崎港の西ふ頭に市の施設・柏崎港観光交流センター「夕海(ゆうみ)」が完成し、14日に開所式が行われた。
7月14日 「お光」3人が柏崎着。たらい舟による佐渡海峡の横断が14日、見事に成功した。佐渡市小木町から柏崎港の間60キロ。挑戦したのは高橋香奈子さん(26)、浜田美保さん(25)、高野美紀さん(27)。3人とも小木町の力屋観光汽船所属。
7月16日 中越沖地震発生。16日午前10時13分、中越沖を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生。柏崎市・刈羽村は中越地震を上回る震度6強の激しい揺れに襲われた。気象庁では「新潟県中越沖地震」と命名。各地で住宅多数が倒壊した。
7月18日 中越沖地震で、18日午前9時現在で9人が死亡した。市は17日、24日から予定していたぎおん柏崎まつりの中止を決めた。
7月18日 東京電力柏崎刈羽原発に対し、会田市長は18日、今回の地震で火災を起こした変圧器の安全性が確認されるまで、消防法に基づき、運転再開を認めないとして使用停止命令を出した。
7月18日 中越沖地震、10人目の死者。寺の倒壊現場から発見。
7月20日 市と刈羽村のごみ処理施設、市内橋場のクリーンセンターかしわざきでは高さ69メートルの煙突が地上20メートル付近で折れ、燃やすごみの焼却ができない状況になった。
7月21日 中越沖地震による市内の避難所の開設数は21日午前8時現在、63か所で人数は3375人。
7月23日 中越沖地震から1週間。水道は半数近く復旧したが、ガスはいまだに復旧の見通しが立たない状態。61か所の避難所で過ごす人は約2400人となった。
7月24日 会田市長は23日夕の市災害対策本部会議で、復旧・復興のスローガンとして「がんばろう!輝く柏崎」を披露した。
7月25日 市都市整備部が24日正午にまとめた公共土木被害状況によると、道路の被災は1129か所、橋梁は192か所、河川79カ所、公園27か所となった。
7月25日 JR柏崎駅構内で、中越沖地震により脱線した越後線の普通列車(2両編成)の1両目の復旧作業が2台の大型クレーン車(120トン、160トン)を使って行われた。
7月25日 国は総合エネルギー調査会の原子力安全部会に「中越沖地震における原子力施設に関する調査・対策委員会」を近く設置することを説明した。
7月26日 市ガス水道局が26日まとめた水道の復旧率は82%、ガスは9%にとどまる。
7月26日 市内応急仮設住宅への入居申し込み受付が、市役所第2分館で始まり、初日は244件の申し込みがあった。
7月27日 市は中越沖地震で被害を受けた粗大ゴミ、燃やさないごみの収集を始めた。集積所には各家庭から出された割れ物や家電、布団などが山のように出され、初日だけで300トンを収集した。
7月29日 第21回参議院選挙の投開票が行われ、2議席を6人で争った新潟選挙区は自民党新人塚田一郎氏と民主党森裕子氏が当選した。
7月31日 市はクリーンセンター焼却施設の煙突の倒壊防止工事を開始した。
8月1日 柏崎の最高路線価は駅前2丁目で9年連続の下落となったが、前年比マイナス9.1%で下落幅は0.8ポイント拡大した。
8月1日 地震で被災したリケン柏崎事業所は1週間ぶりに、ほぼ全面復旧したと発表した。国内自動車メーカー12社は生産ラインの一時休止を余儀なくされていた。
8月3日 東京電力は柏崎原発6号機の原子炉建屋にある天井クレーンの駆動部に新たな破損箇所が、1か所見つかったと発表した。
8月6日 中越沖地震で想定を大きく超える揺れに見舞われ、トラブルや被害が多発した東京電力柏崎刈羽原発で国際原子力機関(IAEA)の調査が始まった。
8月7日 政府は7日の閣議で、中越沖地震を局地激甚災害に指定した。対象区域は柏崎市、刈羽村、出雲崎、長岡市。公布は10日の予定。
8月8日 天皇、皇后両陛下が中越沖地震の被災地お見舞いのため、被害の大きい柏崎市と刈羽村を訪問された。両陛下の来柏は2003年6月以来4年ぶり。
8月9日 柏崎原発、IAEAの現地調査が9日で終了。フィリップ・ジャメ調査団長は「ウィーンに戻ってから正式な調査結果を出したい。現段階では詳しくは言えない」とした。
8月12日 市内新道、飯塚邸は母屋が全体に傾き、座敷棟の壁がほとんど落下。収蔵の陶器類も多数割れた。
8月13日 市内に建設した応急仮設住宅のうち、まず229世帯・536人が6か所で入居を始めた。生活再建の第一歩を踏み出した。
8月15日 東京電力は原発に被害をもたらした中越沖地震から1カ月になるのを前に、調査・復旧が進んだ現場の様子を報道陣に公開した。
8月15日 東京電力柏崎刈羽原発の地震被災状況を調査した国際原子力機関(IAEA)が、現段階では安全上重大な被害がないという声明を発した。
8月17日 市は中越沖地震による建物被害に対しり災証明書の発行を開始した。受け付け開始時には250人の行列ができ、市では整理券を配り、入場の目安時間を知らせるなどの対応をとった。
8月18日 17日からソフィアセンターで始まった市のり災証明書の発行で初日に訪れた人は1,236人だった。このうち内容に合意し、り災証明書の発行を受けたのは581人。判定に不服があるとして再調査を求めたのは403人。そのほかは証明を受けずに結果を聞きに来た人やいろいろな相談に訪れた人など。
8月20日 東電は柏崎刈羽原子力発電所の耐震安全性評価実施計画書の見直しを経済産業省提出した。
8月21日 中越沖地震で原子炉に影響がなかったかどうかを確認するため、東電は21日、原子炉本体である炉内の点検を1号機から開始した。
8月22日 柏崎地方は午後激しい雨となり、午後2時台、1時間雨量は52ミリで1976年の観測以来の最大。市内各地で道路が冠水した。
8月23日 市内中心市街地の9商店街で、地震前に営業していた254店のうち81.5%の店舗が営業を再開したが、47店舗は再開のめどが立っていない。
8月24日 お盆期間(8月8〜19日)高速道路利用状況は中越沖地震の特別規制が行われていたため、柏崎ICは前年より14%減となり、逆に米山、西山両インターは大幅に増加した。
8月24日 中越沖地震の影響で柏崎公共職業安定所管内では、20日までに60人の解雇があった。このうち39人は刈羽村の「PLANT−5刈羽店」(来月閉店)の解雇者。
8月27日 自衛隊が支援活動終了。市災害本部は27日、市民プラザ広場前で感謝のセレモニーを行った。活動した自衛隊は陸・海・空を合わせて延べ約9万人。
8月27日 ガス応急復旧作業が26日で終了し、産文会館に設けられた現地対策本部は27日午前で解散した。
8月28日 仮設住宅を県と市は新たに40戸追加することを決めた。市内の仮設住宅は39団地・1,007戸となる。
8月31日 第30回全国ジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会の水球が30日までの5日間、岡山県児島地区公園水球場で行われ、A区分(小学生)で柏崎アクアクラブが初優勝し、見事日本一に輝いた。
9月1日 市は1日、会田市長を本部長とする中越沖地震復興本部を立ち上げた中核組織となる復興支援室も同時にスタートさせた。
9月3日 中越沖地震の仮設住宅入居者の安全・安心対策活動を行うため、柏崎署に設置された「ゆきつばき班」の発足式が3日行われ、班員は早速、管内の仮設住宅を回り、本格的な活動を開始した。
9月4日 市は、中越沖地震の被害に伴う粗大ゴミ、燃やさないごみの第2回目の収集を8月17日から今月2日まで行い、約1750トンが集まった。
9月6日 会田市長は6日の記者会見で、災害復旧事業を優先的に進める必要から、今年度事業を一部凍結する方針を明らかにした。
9月8日 市民会館は中越沖地震で大きな損壊を受けた。特に大ホール舞台の損傷はひどく立ち入り禁止の状態。市では年度内は休館としながら、今後の方向性を検討したいとしている。
9月10日 9月10日は下水道の日。柏崎市の汚水処理人口普及率は95.2%。北陸3県、5〜10万都市では普及率3位。
9月12日 市が今年3月末現在で調べた市内高齢者現況調査では、65歳以上の人口は24,505人、高齢化率は26.2%になった。前年同期より0.5ポイント上昇した。
9月13日 鉄道のすべてが復旧。中越沖地震で不通となっていた柏崎〜柿崎間が13日朝、59日ぶりに運転を再開した。
9月14日 市議会9月定例会が14日開会した。初日本会議で、復興・復旧経費を中心とした総額539億1千万円の2007年度補正予算案などが提出された。
9月17日 敬老の日。市内の96歳以上は8月末現在で224人。最高齢は女性で104歳。
9月18日 市長は市議会において、「中越沖」の命名について次のように説明した。「地震の命名は気象庁が行う。今回、知事から名称について一考してはどうかという話があり、刈羽村を含めて相談した。柏崎刈羽原発の被害でマイナスイメージが強いことから、『柏崎』や『柏崎刈羽』の名称を冠することに意識的な抵抗があり、大枠の表現がいいということで回り回って『中越沖地震』になった経緯がある」
9月19日 柏崎の土地取引の目安となる基準地価は前年より3.1%下がって9年連続の下落となり、下げ幅は前年の2.7%より4年ぶり拡大した。。
9月19日 市社会福祉協議会は中越沖地震発生直後から開設してきた災害ボランティアセンターを閉鎖した。今後の生活復興を支援していくため、19日から活動を市ボランティアセンターに移行した。
9月26日 東京電力は26日から、中越沖地震を受けて柏崎刈羽原発の耐震安全性を再評価するための地質調査として、周辺陸地の地下探査を開始した。
9月27日 市議会と市当局の意見交換会で、市長は「被害状況から改修は難しく、新たな市民会館の早期建設を目指す考え」と表明した。
9月28日 中越沖地震で大規模な地滑りが発生した市内米山地区の聖が鼻で、県の災害緊急地滑り対策事業による米山町側の排土工事が年度末完了の予定で進められる。
10月1日 国営で行われてきた郵便事業が1日、分社・民営化され、日本郵政グループとして出発した。
10月3日 中越沖地震で大規模な斜面崩落が発生し、全面通行止めが続いている市内椎谷の国道352号線で、県はトンネル建設による復旧を検討し、国との協議を進めている。
10月6日 中越沖地震の教訓と復旧・復興について、市が地区ごとに住民の声を聞く地域懇談会が6日から始まった。初日は中央地区コミセンで町内会長が30人出席し、市側は会田市長以下関係部長ら10人が出席した。
10月7日 柏崎刈羽原発7号機の原子炉圧力容器内部の点検が9日から始まり、国の原子力安全委員会が視察に訪れた。
10月9日 中越沖地震で被災し閉店した刈羽村の大型店PLANT-5」の元パート従業員らを対象に合同就職面接会が産文で開かれた。求職者は80人、事業所は市内外の35社が出席した。
10月11日 中越沖地震の住宅応急修理制度で、県が工事完了期間を12月末としていることから、市が期限の延長を強く求めている。
10月12日 中越沖地震に伴う住宅応急修理制度について柏崎刈羽建築組合は10日、修理の手続き、範囲などの講習会をワークプラザ柏崎で開いた。年内に工事完了期限について、業者からも延長を求める要望が相次いだ。
10月16日 中越沖地震から3か月。被災者生活支援金の申請は3,679件。会田市長は保存運動が起きていた旧日石加工の赤れんが棟について、一部の壁を残して倒壊したことから「撤去はやむを得ない」との考えを表明した。
10月16日 北朝鮮に対する制裁措置発動で影響を受ける中小企業者を支援するため、県は16日から特別相談窓口を設置した。
10月16日 柏崎市のまちづくり関連の復興を支援する独立行政法人・都市再生機構(UR都市機構)の現地事務所が市役所第2分館に設置された。
10月17日 中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発7号機で炉内点検のため、燃料集合体の取り出し作業を行っているが、制御棒1本が引き出せないことが判明した。
10月21日 SLの雄姿、被災地激励。JR信越線直江津〜柏崎間の開業110周年を記念し、蒸気機関車「SLえちご日本海号」が運行された。
10月23日 東京商工会議所と関東商工会議所の役員ら36人が23日、中越沖地震の被災地を視察するため来柏した。視察に先立ち柏崎商工会議所と刈羽村商工会の役員と懇談。
10月28日 市の柏崎7街道事業の一環として28日、綾子舞街道観光まちづくり会議が「綾子舞街道」沿いで、各地の特色を生かした「風土市」を開いた。秋晴れに恵まれて大勢の人が訪れ、人のぬくもりと地域文化、食を楽しんだ。
10月29日 市はごみ処理施設・クリーンセンターかしわざきで仮設煙突の設置工事に入った。11月15日から焼却再開を目指す。
10月31日 中越沖地震で大規模な斜面崩壊があり、全面交通止めが続いている市内椎谷の国道352号・観音岬のトンネル建設による復旧が決まった。県が今年度内に着手し、2009年度内の完成を目指す。
11月3日 実りの秋恒例の柏崎農業まつりが3日みなとまち海浜公園・夕陽のドームで開かれた。秋晴れに恵まれ、会場には3万2千人がどっと繰り出し、地元の農産物や加工品に人気が集まった。
11月3日 中越沖地震で給水活動などにあたった海上自衛隊護衛艦「みねゆき」、海上保安庁巡視船「えちご」が3日、柏崎港に再び入港し、船内が大勢の市民に公開された。昼からは柏崎沖への体験航海も行われた。
11月6日 会田市長、品田刈羽村長らが6日、県庁を訪問し、中越沖地震復興基金第2次事業に産業復興などの支援を求める要望書を泉田知事に渡した。
11月8日 会田市長は定例記者会見で、2008年3月をめどに策定する震災復興計画について、13日の市議会臨時会に提案する関係予算の議決後に速やかに作業に入りたいと述べた。
11月10日 鯖石川ダムで、ダムの水位を下げて、左岸側放流施設の改造工事を進めている。ダムへの土砂流入が計画より早いペースの中、より効率よく、恒久的に排砂を可能にするための設備の取り換え。2008年度からは、右岸側放流施設でも2カ年で実施する計画だ。
11月13日 市内錦町の総合建設業、石橋組は13日、長岡市で第2回債権者集会を開き、再生計画案が否決された。再生手続きは廃止となり、今後は破産手続きに移行する見込み。
11月15日 橋場のごみ処理施設・クリーンセンターかしわざきで仮設煙突による焼却を4カ月ぶりに再開した。
11月17日 中越沖地震により、市内の消雪パイプやロードヒーティングなど地下に埋設されている融雪設備に被害があり、市道10路線で稼働不能となっている。
11月19日 19日朝、米山と黒姫山が少し白くなっているのが市街地からも見えた。今季の初雪、米山は中腹まで、黒姫山はすそ野まで白くなった。
11月20日 中越沖地震により、防潮護岸工が大きく海に傾き、コンクリートに亀裂や破壊が生じた。学校町〜安政町の約1.7キロの防潮護岸工と土塁工は、県が主体となって2008年度完成を目標に復旧工事を進めていくことになった。
11月21日 柏崎商工会議所は、10月16日開設した復興支援ネットショッピング事業「がんば716ショップ柏崎」の1か月間の実績をこのほどまとめた。売上額約250万円、アクセス件数12万件で立ち上げて間もないネットショップとしては順調な滑り出しを見せている。
11月25日 「頑張ろう!柏崎復興まつり」が24〜25日、行われた。24日は駅仲商店街からイベントを開始、25日には旧本町5・6丁目を歩行者天国として、テントでの出店がにぎわった。
11月26日 市が26日、「住民自治と協働のまちづくり」研修会を産文で開催した。各地区の町内会、コミュニティの関係者ら約200人が集まった。
11月27日 経済産業省は中越沖地震からの復興を支援するため、電源立地地域対策交付金の特例処置として、柏崎市に25億9千万円、刈羽村に15憶3千万円の追加交付を。
11月28日 着地型観光の促進を目指す柏崎観光ナビ推進協議会は28日、出来上がったばかりの観光情報システム「旅ナビ柏崎」を検証した。
12月1日 柏崎市刈羽郡医師会が1日、「そのとき医療はどう動いたか」をテーマに、市内外の災害医療関係者らによる「中越沖地震検証会」を市民プラザで開いた。医師らはDMATの役割、今後の災害対応の課題などを述べた。
12月3日 2009ときめき新潟国体柏崎市実行委員会が市民プラザで開かれ、会田市長は「市民の総力を挙げて、国体の開催を実現したい」と述べ、、当初の予定通りに水球・ハンドボール・卓球の3競技の実施を表明した。
12月4日 市は4日、中越沖地震の建物被害調査が11月末でほぼ終了したことを踏まえ、12月1日付けの被害状況を公表した。全壊した住宅は1,109棟となり、全調査棟数の4%。一部損壊までを含めて何らかの被害があった住宅は全体の96%に上がった。
12月7日 東電、海底活断層03年に把握。原子力安全・保安院に報告したが、東電本社土木部署だけが把握していて、発電所関係者には知らされていなかった。
12月10日 中越沖地震の住宅応急修理制度で、県は、これまで12月末としていた工事完了期限を来年3月31にまでに延長した。
12月12日 11日午後行われた市議会12月定例会の一般質問で、会田市長は新市民会館の移転・新築の建設候補地として、日石加工柏崎工場の跡地を視野に入れていることを明らかにした。
12月14日 市が2カ年継続で改築工事を進めた二中の校舎が14日完成した。引っ越し作業を済ませ、冬休み明けから新校舎で授業を開始する。
12月17日 中越沖地震から5か月となった16日市内の旧本町7丁目のえんま通り商店街で「笑福市」が開かれた。午前はトレーラーハウスの贈呈式、夕方にはモミの木のイルミネーション点灯セレモニーが行われた。
12月20日 市内の2年参りの名所、番神堂が、中越沖地震で全壊した鐘楼堂の工事を進め、20日までに総ケヤキ造りの堂を完成させた。24日に落慶式を行う。大みそかのNHKテレビ番組「ゆく年くる年」の生中継が予定され、震災から復興へ向けた除夜の鐘の音を、国内をはじめ、世界中に響かせる。
12月21日 東京電力が2003年に原発沖で7本の海底活断層の可能性を新たに認める再評価をしながら、公表してこなかった問題で、同社は21日会見し、事実関係調査結果を発表した。安全上問題はないと判断し、当時の担当者に公表の意識がなかったとした。
12月21日 21日の市会本会議で追加発案された災害公営住宅の建設用地取得費の債務負担行為を盛り込んだ一般会計予算案をめぐり、議員が建設手法、用地の妥当性などから反発。議案は付託を受けた総務常任委員会での審議を経て継続審査となった。
12月24日 日本プロ野球選手会が23・24日、柏崎市と刈羽村で「ベースボール・クリスマス07・イン中越」を開いた。12球団から総勢35選手が“ユニホームのサンタクロース”となって、夢の詰まったプレゼントを贈った。
12月27日 来春管内の高校を卒業する就職希望者の内定率は11月末で92.9%と、近年最高だった前年の水準に近いことが、柏崎公共職業安定所のまとめで分かった。求人倍率は3.04倍で、前年より0.13ポイント減少した。

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UP 2008/1/15 作成 柏崎市 NET・陽だまり 連絡はメールでどうぞ